JP3160227B2 - 半導体集積回路およびシステム - Google Patents

半導体集積回路およびシステム

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JP3160227B2
JP3160227B2 JP09625797A JP9625797A JP3160227B2 JP 3160227 B2 JP3160227 B2 JP 3160227B2 JP 09625797 A JP09625797 A JP 09625797A JP 9625797 A JP9625797 A JP 9625797A JP 3160227 B2 JP3160227 B2 JP 3160227B2
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佳人 西道
里 小椋
伸治 尾崎
誠司 得能
明 三好
裕明 山本
義昭 春日
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Panasonic Holdings Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の基本セルと
複数の端子セルを含む機能ブロックを有する半導体集積
回路、およびその半導体集積回路を含むシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロプロセッサを用いた組み
込み制御システム用のソフトウェアのデバッグを支援す
るために、デバッグに必要なチップの内部情報を取り出
して外部で監視できるようにした評価用半導体集積回路
装置(以下、評価用チップと記す)が開発されてきた。
リアルタイムエミュレータシステムは、評価用チップか
ら得られる内部情報を用いて、プログラムブレイク機能
やリアルタイムトレース機能、リアルタイムエミュレー
ション機能、性能評価カバレジ機能等を実現している。
【0003】図10(a)は、従来の評価用チップ10
2aの上面図である。評価用チップ102aは、評価用
チップ102aを通常に動作させるのに必要とされる信
号端子61に加えて、信号端子60a、60b、60c
を有している。これらの信号端子は、評価用チップ10
2aの外周部にリング状に配置されている。
【0004】信号端子60a、60b、60cは、評価
用チップ102aの内部信号を評価用チップ102aの
外部において監視するために使用される。例えば、信号
端子60aは、配線66aを介してCPUとデータRA
Mとに接続され、評価用チップ102aの内部データを
監視するために使用される。信号端子60bは、配線6
6bを介してCPUと命令ROMとに接続され、評価用
チップ102aの内部命令を監視するために使用され
る。信号端子60cは、配線66cを介してデバッグ制
御部に接続され、デバッグ制御情報を監視するために使
用される。
【0005】評価用チップ102aと同一のタイプの評
価用チップは、例えば、「日経エレクトロニクス 19
95.3.13 pp.21〜22」に記載されてい
る。
【0006】図10(b)は、従来の他の評価用チップ
102bの上面図である。評価用チップ102bは、プ
ログラムブレイク機能、リアルタイムトレース機能、性
能評価カバレジ機能などのデバッグ機能を評価用チップ
102bに内蔵したものである。評価用チップ102b
によれば、高速な信号を評価用チップ102bの内部に
おいてのみ使用することができる。その結果、より高い
周波数でデバッグ機能を実現することができる。
【0007】評価用チップ102bと同一のタイプの評
価用チップは、例えば、「日経エレクトロニクス 19
94.12.5 pp.99〜109」に記載されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図10(a)に示され
る評価用チップ102aにおいては、評価用チップ10
2a内部の機能ブロックから評価用チップ102aの外
周部に配置された信号端子60a、60b、60cに至
るまで配線66a、66b、66cを引き出す必要があ
る。配線66a、66b、66cは、特定のビット幅
(例えば、32ビット)を有することが必要である。リ
アルタイムトレース機能やリアルタイムエミュレーショ
ン機能を実現するためには、特定のビット幅を有する内
部信号を監視する必要があるからである。
【0009】このように、機能ブロックと信号端子60
a、60b、60cとを接続する配線66a、66b、
66cは、機能ブロック間のチャネルに大きな面積を有
する配線領域を必要とする。また、評価用チップ102
aにおいては、信号端子60a、60b、60cを評価
用チップ102aの外周部に新たに設ける必要がある。
このことは、評価用チップ102aのサイズを増大さ
せ、製造歩留りの低下を招く原因となる。
【0010】このため、従来の手法では、評価用チップ
をそのまま量産用チップとすることには不向きであっ
た。そこで、従来は、マイクロコントローラチップの品
種毎に評価用チップと量産用チップを対にして開発する
という手法が一般的であった。しかし、このような開発
手法は、多くの開発工数を要するという問題点があっ
た。
【0011】また、評価チップ102aにおいては、配
線66a、66b、66cを評価チップ102aの外周
部まで引き出すため、配線66a、66b、66cの長
さが長くなることは避けられない。配線長が長くなるに
つれて、信号の伝搬遅延が増加して動作周波数向上の障
害となる。また、配線長が長くなるにつれて、たとえ同
じ経路で配線されたとしても、入出力端子の配置位置の
差によりビット間の信号遅延の差が発生する。このこと
は、高速なリアルタイムエミュレータシステムを実現す
る上での弊害となる。
【0012】さらに、リアルタイムエミュレータシステ
ムを実現するためには、評価チップ102aの内部信号
を信号端子60a、60b、60cからケーブルを通し
て外部装置に伝えることになるため、ケーブルの遅延時
間も加わってより一層の伝搬遅延の増大を引き起こす。
このような伝搬遅延の増大は、マイクロコントローラチ
ップの動作周波数と同じ周波数を用いたデバッグを困難
にする。また、伝搬遅延の増大は、割り込みに対する応
答など、時間的にクリティカルな処理を扱うことの多い
組み込み制御用途のソフトウェアをデバッグする際の障
害となる。
【0013】図10(b)に示される評価用チップ10
2bにおいては、評価用チップ102aに比べて動作周
波数の問題はある程度緩和されるものの、マイクロコン
トローラチップの品種展開によってマイクロコントロー
ラチップのバージョンや内蔵する周辺回路の構成が変わ
った場合には、新たに評価用チップを開発する必要が生
じる。このことは、前述した例と同様に開発工数の増大
を招く。
【0014】本発明は、上述した問題点に鑑みてなされ
たものである。
【0015】本発明の目的は、チップの面積増加と配線
遅延増加の影響とを最小にする半導体集積回路およびそ
の半導体集積回路を含むシステムを提供することにあ
る。
【0016】本発明の他の目的は、量産用チップとして
使用可能な評価用チップを提供することにより、開発工
数を削減することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、半導体集積回路の少なくとも一部の機能を実現する
機能ブロックを備えた半導体集積回路であって、該機能
ブロックは、所定の方向に向かって延びている複数のデ
ータロウと、該所定の方向に向かって延びている端子セ
ルロウとを含み、該端子セルロウは、該複数のデータロ
ウのうちの2つのデータロウの間に配置されており、該
複数のデータロウのそれぞれは、複数の基本セルを含
み、該複数の基本セルは、該所定の方向に沿って第1の
ピッチで配置されており、該端子セルロウは、複数の端
子セルを含み、該複数の端子セルは、該所定の方向に沿
って第2のピッチで配置されており、該複数の端子セル
のそれぞれは、他の半導体集積回路と該複数の基本セル
のうちの1つとの間のコミュニケーションを仲介するた
めの接続部を有しており、これにより上記目的が達成さ
れる。前記複数の端子セルのそれぞれは、前記複数の基
本セルのうち少なくとも1つに隣接していてもよい。前
記コミュニケーションは、前記半導体集積回路の内部信
号を用いて行われてもよい。前記他の半導体集積回路
は、リアルタイムデバッグに必要とされる情報を処理す
る機能を有していてもよい。前記コミュニケーション
は、前記半導体集積回路の外部信号を用いて行われても
よい。前記第2のピッチは、前記第1のピッチに等しく
てもよい。前記端子セルの幅は、前記基本セルの幅に等
しくてもよい。前記第2のピッチは、前記第1のピッチ
より大きくてもよい。前記機能ブロックは、制御回路を
形成するための領域をさらに有しており、前記複数の端
子セルのうち少なくとも1つは、該領域の少なくとも一
部に配置されてもよい。前記複数の端子セルのそれぞれ
は、千鳥状に配置されてもよい。前記複数の端子セルの
それぞれは、入力用端子セル、出力用端子セル、入出力
用端子セルのいずれかであってもよい。本発明のシステ
ムは、第1半導体集積回路と、第2半導体集積回路と、
該第1半導体集積回路と該第2半導体集積回路とを接続
する接続手段とを備えたシステムであって、該第1半導
体集積回路は、該第1半導体集積回路の少なくとも一部
の機能を実現する機能ブロックを含み、該機能ブロック
は、複数の基本セルと、複数の端子セルと含み、該複数
の端子セルのそれぞれは、該第2半導体集積回路と該複
数の基本セルのうちの1つとの間のコミュニケーション
を仲介するための接続部を有しており、該第2半導体集
積回路は、リアルタイムデバッグに必要とされる情報を
処理する機能を有しており、該第1半導体集積回路は、
複数の半導体集積回路のうちの選択された1つであ
り、該第2半導体集積回路は、該複数の半導体集積回
路のいずれに対してもリアルタイムデバッグに必要とさ
れる情報を処理する機能を有している。これにより上記
目的が達成される。前記接続手段はバンプであってもよ
い。前記第2半導体集積回路の接続層は、前記複数
半導体集積回路のうち選択された1つの半導体集積回路
前記接続部の配置に適合するように変更可能に設けら
れていてもよい。前記複数種の半導体集積回路は前記接
続部の配置が同一であり、前記第2半導体集積回路の接
続層は、その配置に適合するように設けられていてもよ
い。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0036】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態のマイクロコントローラチップ100の構成を示
す。マイクロコントローラチップ100は、複数の機能
ブロックを有している。複数の機能ブロックのそれぞれ
は、マイクロコントローラチップ100の少なくとも一
部の機能を実現する。機能ブロック10aは、例えば、
CPUデータパス部に相当する。機能ブロック10a
は、後述するように、複数の端子セル22を含んでい
る。
【0037】CPUデータパス部は、実行しているプロ
グラムの番地を示すプログラムカウンタを含む命令フェ
ッチ関連機能、汎用レジスタやALUを用いてデータ間
演算やオペランドアドレスの計算を行う演算関連機能、
マイクロコントローラチップ100の外部に置かれるメ
モリとのデータのやりとりを行うロード/ストア関連機
能などを含む。これらの機能は、特定のビット幅(ここ
では、32ビットとする)を有する命令やデータに対す
る処理を行うため、各ビットの並びを論理的にも物理的
にも規則的にすることが最も効率の良いものとされてい
る。
【0038】図2は、機能ブロック10aの構成を示
す。機能ブロック10aは、複数のデータカラム12を
含んでいる。複数のデータカラム12のそれぞれは、Y
方向に向かって延びている。また、複数のデータカラム
12のそれぞれは、X方向に沿って規則的なピッチpで
配置されている。
【0039】複数のデータカラム12のそれぞれは、3
2ビット幅を有する信号のうち1ビットに対応する。例
えば、図2において一番左に配置されているデータカラ
ム12は、信号のビット0に対応し、図2において一番
右に配置されているデータカラム12は、信号のビット
31に対応する。
【0040】複数のデータカラム12のそれぞれは、複
数の基本セル20と、少なくとも1つの端子セル22と
を含む。基本セル20と端子セル22とはいずれも幅w
を有する。ここで、「幅」とは、X方向の長さをいうと
定義する。
【0041】端子セル22は、マイクロコントローラチ
ップ100とは異なるチップ(例えば、エミュレータチ
ップ)と基本セル20との間のコミュニケーションを仲
介するために使用される。端子セル22は、マイクロコ
ントローラチップ100に信号を入力するための端子セ
ル(入力用端子セル)と、マイクロコントローラチップ
100から信号を出力するための端子セル(出力用端子
セル)と、マイクロコントローラチップ100に信号を
入出力するための端子セル(入出力用端子セル)とに分
類される。以下、出力用端子セルを端子セル22aと表
し、入力用端子セルを端子セル22bと表し、入出力用
端子セルを端子セル22cと表す。
【0042】図8(a)〜(d)は、端子セル22a〜
22cの構成を示す。
【0043】図8(a)は、入出力用の端子セル22c
の構成を示す。端子セル22cは、外部チップと接続す
るための接続部32cと、保護回路34と、能動素子8
6b、88bとを含んでいる。能動素子86bは、負荷
を駆動するドライバ回路である。能動素子88bは、入
力信号を増幅する入力バッファ回路である。
【0044】図8(b)は、入力用の端子セル22bの
構成を示す。端子セル22bは、外部チップと接続する
ための接続部32bと、保護回路34と、能動素子88
aとを含んでいる。能動素子88aは、入力信号を増幅
する入力バッファ回路である。
【0045】図8(c)は、出力用の端子セル22aの
構成を示す。端子セル22aは、外部チップと接続する
ための接続部32aと、保護回路34と、能動素子86
aとを含んでいる。能動素子86aは、負荷を駆動する
ドライバ回路である。
【0046】図8(d)は、入出力用の端子セル22c
の他の構成を示す。端子セル22cは、外部チップと接
続するための接続部32cと、保護回路34とを含んで
いる。
【0047】保護回路34は、逆方向接続のダイオード
やオフトランジスタや配線抵抗や拡散抵抗を用いた抵抗
素子等を信号端子と直列または並列に接続する等の方法
で実現され得る。あるいは、保護回路34を独立した回
路とせず、負荷を駆動するドライバ回路86a、86b
の出力トランジスタのドレイン部に形成される拡散容量
および寄生ダイオードによって保護回路34の機能を代
用してもよい。また、保護の必要がないと判断された場
合は、保護回路34を省略しても構わない。
【0048】基本セル20は、1ビットに対する処理の
基本単位である。基本セル20は、論理積や論理和など
の基本的な論理素子であり得る。あるいは、基本セル2
0は、複数の基本的な論理素子を組み合わせることによ
って得られる論理回路であってもよい。そのような論理
回路としては、例えば、フリップフロップ、マルチプレ
クサ、全加算器などが挙げられる。
【0049】基本セル20の中には、端子セル22a〜
22cに接続されるものがある。以下、端子セル22a
に接続される基本セルを基本セル20aと表し、端子セ
ル22bに接続される基本セルを基本セル20bと表
し、端子セル22cに接続される基本セルを基本セル2
0cと表す。
【0050】図2に示されるように、基本セル20a
は、配線30aを介して端子セル22aに接続され、基
本セル20bは、配線30bを介して端子セル22bに
接続される。配線30aは、基本セル20aの上を通過
し、配線30bは、基本セル20bの上を通過する。
【0051】また、基本セル20aとそれに接続される
端子セル22aとは、同一のデータカラム12内に隣接
して配置され、基本セル20bとそれに接続される端子
セル22bとは、同一のデータカラム12内に隣接して
配置される。なお、本明細書では、基本セル20と端子
セル22とがレイアウト上隣接している場合に加えて、
基本セル20と端子セル22とが直接的に接続されてい
る場合に「基本セル20と端子セル22とが隣接してい
る」というと定義する。
【0052】基本セル20aの具体例を説明する。ここ
では、基本セル20aはプログラムカウンタのレジスタ
セルであると仮定する。レジスタセルから出力される信
号は、データパス内の各部に供給される(図2には示さ
れていない)とともに、配線30aを介して端子セル2
2aに供給される。これにより、プログラムカウンタの
レジスタセルの内容をマイクロコントローラチップ10
0の外部から監視することが可能になる。
【0053】プログラムカウンタのレジスタセルの内容
は、現在実行しているプログラムのアドレスを示す。こ
のようなアドレスは、一般的には、マイクロコントロー
ラチップ100の内部で閉じている情報である。従っ
て、この情報を得るためには、特定の命令を用いてソフ
トウェアによりプログラムカウンタにアクセスする必要
がある。つまり、処理のターゲットとなるプログラムの
実行を止める等の処理がなければこの情報を得ることが
できない。しかし、この情報をリアルタイムに得ること
ができれば、マイクロコントローラチップ100が実行
しているターゲットとなるプログラムの実行を阻害する
ことなくリアルタイムトレース機能を実現することがで
きる。
【0054】基本セル20bの具体例を説明する。ここ
では、基本セル20bは、マルチプレクサを有する命令
レジスタセルであると仮定する。マルチプレクサの一方
の入力は、データパス内の他のセルと接続され(図2に
は示されていない)、マルチプレクサの他方の入力は配
線30bを介して端子セル22bに接続される。これに
より、マイクロコントローラチップ100の外部からマ
イクロコントローラチップ100に対して命令を入力す
ることが可能となる。また、マイクロコントローラチッ
プ100の内部に設けられた命令メモリ内の命令とは別
の命令をマイクロコントローラチップ100の内部に設
けられた命令メモリ内の命令と同一タイミングで与える
ことができる。これにより、リアルタイムエミュレーシ
ョン機能を実現することができる。
【0055】端子セル22a、22bの接続部32a、
32bは、外部チップと基本セル20a、20bとの間
のコミュニケーションを仲介するために使用される。接
続部32a、32bは、端子セル22a、22bを構成
する複数の配線層のうち最上部の配線層に形成される。
【0056】一方、基本セル20(20a、20b)同
士を接続するデータカラム内配線(図2ではデータカラ
ム12内のY方向の配線)は、最上部の配線層以外の配
線層に形成することができる。このようにして、データ
パス内部のデータカラム内配線を妨げなることなく、端
子セル22a、22bの接続部32a、32bを形成す
ることができる。
【0057】また、端子セル22a、22bと基本セル
20a、20bとの間の接続は、端子セル22a、22
bおよび基本セル20a、20b上で配線することによ
って達成される。従って、端子セルと基本セルの接続
は、新たな配線領域を必要としない。その結果、最小の
面積で端子セル22a、22bを配置することができ
る。
【0058】端子セル22a、22bの接続部32a、
32bを介してマイクロコントローラチップ100の内
部信号を監視し、および/または、端子セル22a、2
2bの接続部32a、32bを介してマイクロコントロ
ーラチップ100の外部信号をマイクロコントローラチ
ップ100に供給するためには、図6(a)に示される
ように、マイクロコントローラチップ100とエミュレ
ータチップ82とを貼り合わせることにより、エミュレ
ータモジュール89を形成すればよい。このような貼り
合わせは、例えば、マイクロバンプボンディング技術を
用いて実現され得る。
【0059】エミュレータチップ82は、リアルタイム
トレース機能やリアルタイムエミュレーション機能を実
現する回路を1チップ上に集積したものである。エミュ
レータチップ82は、リアルタイムデバッグに必要とさ
れる情報を処理する機能を有している。
【0060】さらに、図6(a)に示されるように、エ
ミュレータモジュール89とエミュレーション用のメモ
リチップ83などを配線基板87の上に実装し、お互い
をワイヤ85や基板上配線または基板内配線で接続する
ことにより、リアルタイムエミュレータシステムを実現
することができる。
【0061】図6(b)は、図6(a)の円内に示され
るエミュレータモジュール89を拡大して示したもので
ある。マイクロコントローラチップ100とエミュレー
タチップ82との貼り合わせは、マイクロコントローラ
チップ100の接続部32a、32b上に金属からなる
バンプ80を形成し、バンプ80を介してマイクロコン
トローラチップ100の接続部32a、32bとエミュ
レータチップ82の接続部84とを接続することによっ
て実現される。しかし、マイクロコントローラチップ1
00とエミュレータチップ82とを接続する手段は、バ
ンプに限定されない。マイクロコントローラチップ10
0とエミュレータチップ82とを電気的に接続する手段
であれば何でもよい。例えば、微細なワイヤを用いて、
マイクロコントローラチップ100とエミュレータチッ
プ82とを接続してもよい。
【0062】図6(c)は、図6(b)の円内に示され
るマイクロコントローラチップ100とエミュレータチ
ップ82との接続部分を拡大して示したものである。
【0063】エミュレータチップ82は、リアルタイム
トレース機能やリアルタイムエミュレーション機能を実
現する回路を構成する素子層や配線層を含む。エミュレ
ータチップ82の接続部84は、それらの素子層や配線
層より上層に形成された最上部の配線層(接続層)に形
成される。
【0064】図7は、マイクロコントローラチップ10
0a、100b、100cとエミュレータチップ82
a、82b、82cとをそれぞれ貼り合わせることによ
り、エミュレータモジュール89a、89b、89cを
形成する様子を示している。
【0065】マイクロコントローラチップ100a、1
00b、100cにおける接続部32a、32bの位置
はそれぞれ異なっている。
【0066】エミュレータ82は、マイクロコントロー
ラチップ100a、100b、100cのいずれに対し
てもリアルタイムデバッグに必要とされる情報を処理す
る機能を有している。
【0067】エミュレータチップ82a、82b、82
cの最上部の配線層(接続層)以外の層は、エミュレー
タチップ82と共通である。エミュレータチップ82
a、82b、82cの最上部の配線層(接続層)は、そ
れぞれ、マイクロコントローラチップ100a、100
b、100cにおける接続部32a、32bの位置に適
合するように形成される。
【0068】このように、エミュレータチップ82の最
上部の配線層(接続層)を変更することにより、複数種
類のマイクロコントローラチップ100a、100b、
100cに対応したエミュレータチップ82a、82
b、82cを少ない開発工数で実現することができる。
【0069】さらに、マイクロコントローラチップ10
0a、100b、100cにおける接続部32a、32
bの位置が同一である場合には、単一のエミュレータチ
ップを複数種類のマイクロコントローラチップ100
a、100b、100cに対して共用することができ
る。このことは、エミュレータチップの開発工数を最小
化する。
【0070】なお、上述したCPUデータパス部とは異
なり、規則的な配置を有しない回路部分に本発明を適用
する場合は、図1に示されるように、機能ブロック間の
適切な位置に端子セル23をまとめて配置するとよい。
このような信号は、制御関連の信号であることが多く、
数は多くない。従って、図1のような配置を行ってもチ
ップ面積に与える影響は大きくない。あるいは、端子セ
ル23をメモリブロック等の比較的大きな面積を有する
機能ブロック内に配置してもよい。
【0071】図3は、機能ブロック10aにおける、基
本セル20と端子セル22a、22bの他の配置を示
す。
【0072】機能ブロック10aは、複数のデータカラ
ム12を含んでいる。複数のデータカラム12のそれぞ
れは、Y方向に向かって延びている。複数のデータカラ
ム12のそれぞれは、X方向に沿って規則的なピッチp
で配置されている。
【0073】機能ブロック10aは、コントロールカラ
ム19をさらに含んでいる。コントロールカラム19
は、Y方向に向かって延びている。コントロールカラム
19は、X方向に沿ってピッチp0で配置されている。
コントロールカラム19は、複数の制御回路21を含
む。制御回路21は、例えば、制御信号生成回路やクロ
ック信号駆動回路を含み得る。制御回路21は、幅w0
を有する。
【0074】機能ブロック10aは、複数のデータロウ
14をさらに含んでいる。複数のデータロウ14のそれ
ぞれは、X方向に向かって延びている。複数のデータロ
ウ14のそれぞれは、複数の基本セル20を含む。基本
セル20は、X方向に沿ってピッチpで配置されてい
る。基本セル20は、幅wを有する。
【0075】機能ブロック10aは、端子セルロウ16
a、16bをさらに含んでいる。端子セルロウ16a、
16bのそれぞれは、X方向に向かって延びている。端
子セルロウ16aは、複数の端子セル22aを含む。端
子セルロウ16bは、複数の端子セル22bを含む。端
子セル22aと端子セル22bとはいずれもX方向に沿
ってピッチp1で配置されている。端子セル22aと端
子セル22bとはいずれも幅w1を有する。ここでは、
w1=1.15×wとする。
【0076】なお、機能ブロック10aが単一の端子セ
ルロウを含む場合もあり得る。
【0077】図3に示されるように、基本セル20a
は、配線30aを介して端子セル22aに接続され、基
本セル20bは、配線30bを介して端子セル22bに
接続される。
【0078】また、基本セル20aとそれに接続される
端子セル22aとは、隣接して配置され、基本セル20
bとそれに接続される端子セル22bとは、隣接して配
置される。
【0079】説明を簡略化するために、ピッチp=幅
w、ピッチp0=幅w0、ピッチp1=幅w1とする。
ピッチと幅を分離して扱っているのは、基本セル20
(20a、20b)間に電源線や接地線を配置すること
があるからである。
【0080】CPUデータパス部の例では、上述したよ
うに、複数のデータカラム12のそれぞれは、32ビッ
ト幅を有する信号のうち1ビットに対応する。この場
合、データロウ14は、幅(32×w+w0)を有す
る。一方、端子セルロウ16a、16bは、幅(32×
w1)を有する。
【0081】制御回路21が幅w0(=4.8×w)を
有するとすると、データロウ14の幅と端子セルロウ1
6a、16bの幅とが等しくなる。w1=1.15×w
より、32×w+w0=32×w1が成立するからであ
る。
【0082】端子セルロウ16a、16bにおいては、
コントロールカラム19に対応する領域に、制御回路2
1の代わりに端子セル22aまたは端子セル22bが配
置される。端子セル22a、22bは、単一の固定的な
機能を有するため、制御を必要としない。従って、端子
セルロウ16a、16b内に制御回路21を配置する必
要はない。
【0083】このように端子セル22a、22bを配置
することにより、機能ブロック10aの幅全体を有効に
利用することができる。
【0084】なお、端子セル22a、22bにおいて制
御信号が必要となった場合でも、その制御信号の数は少
ないと考えられる。従って、機能ブロック10aの外部
から制御信号を直接的に端子セル22a、22bに供給
してやればよい。
【0085】図4は、機能ブロック10aにおける、基
本セル20と端子セル22a、22bの他の配置を示
す。
【0086】機能ブロック10aは、複数のデータカラ
ム13を含んでいる。複数のデータカラム13のそれぞ
れは、Y方向に向かって延びている。複数のデータカラ
ム13のそれぞれは、X方向に沿って規則的なピッチp
で配置されている。
【0087】機能ブロック10aは、複数のデータロウ
15をさらに含んでいる。複数のデータロウ14のそれ
ぞれは、X方向に向かって延びている。複数のデータロ
ウ15のそれぞれは、複数の基本セル20を含む。基本
セル20は、X方向に沿ってピッチpで配置されてい
る。基本セル20は、幅wを有する。
【0088】機能ブロック10aは、端子セルロウ17
a、17bをさらに含んでいる。端子セルロウ17a、
17bのそれぞれは、X方向に向かって延びている。端
子セルロウ17aは、複数の端子セル22aを含む。端
子セルロウ17bは、複数の端子セル22bを含む。端
子セル22aと端子セル22bとはいずれもX方向に沿
ってピッチ2×p、かつ、Y方向に沿ってピッチp2で
交互に千鳥状に配置されている。端子セル22aと端子
セル22bとはいずれも幅w1を有する。ここでは、w
1=1.15×wとする。
【0089】なお、機能ブロック10aが単一の端子セ
ルロウを含む場合もあり得る。
【0090】図4に示されるように、基本セル20a
は、配線30aを介して端子セル22aに接続され、基
本セル20bは、配線30bを介して端子セル22bに
接続される。
【0091】また、基本セル20aとそれに接続される
端子セル22aとは、Y方向に沿って隣接して配置さ
れ、基本セル20bとそれに接続される端子セル22b
とは、Y方向に沿って隣接して配置される。
【0092】説明を簡略化するために、ピッチp=幅w
とする。ピッチと幅を分離して扱っているのは、基本セ
ル20(20a、20b)間に電源線や接地線を配置す
ることがあるからである。
【0093】CPUデータパス部の例では、上述したよ
うに、複数のデータカラム13のそれぞれは、32ビッ
ト幅を有する信号のうち1ビットに対応する。この場
合、データロウ15は、幅(32×w)を有する。一
方、端子セルロウ17a、17bは、幅(31×w+w
1)を有する。
【0094】w1=1.15×wより、端子セルロウ1
7a、17bの幅とデータロウ15の幅との差は、31
×w+1.15×w−32×w=0.15×wとなる。
この差は、端子セル22a、22bの幅と基本セル20
(20a、20b)の幅との差に等しい。すなわち、端
子セルロウ17a、17bの幅は、データロウ15の幅
より0.15wだけ大きくなる。しかし、この差はデー
タロウ15の幅に比べて無視できるほど小さいので、問
題とならない。
【0095】このように端子セル22a、22bを千鳥
状に配置することにより、端子セルロウ17a、17b
は、上下二段分の領域を必要とする。しかし、端子セル
22a、22bと、それらに接続される基本セル20
a、20bとを同一カラム内に配置することができるの
で、データカラム13内でかつ基本セル20(20a、
20b)上の領域を用いた配線が可能となる。その結
果、データロウ15と端子セルロウ17a、17bとの
間に新たな配線領域を設ける必要がない。
【0096】図4に示される例では、図2および図3に
示される例と同様に、端子セル22a、22bの接続部
32a、32bの形状を矩形とした。端子セル22a、
22bを千鳥状に配置することによって増加するY方向
の高さを抑えるために、接続部32a、32bの形状を
45度回転した矩形とすることもできる。この場合、図
9に示されるように端子セル22a、22bを配置する
ことにより、Y方向のピッチをp2/√2まで縮めるこ
とができる。なお、接続部32a、32bの形状を円形
にすることによっても同様の効果が得られる。
【0097】以上のように、本実施の形態によれば、マ
イクロコントローラチップ100の機能ブロック10a
の内部に端子セル22a、22bを規則的に配置するこ
とによって、基本セル20a、20bと端子セル22
a、22bとの間の距離をできるだけ短くかつ均等にす
ることができ、かつ、配線領域を最小にすることができ
る。これにより、マイクロコントローラチップ100の
面積増加と配線遅延増加の影響を最小にすることができ
る。
【0098】さらに、マイクロコントローラチップ10
0を評価用チップと量産用チップとに共用することがで
きる。これにより、開発工数が削減される。
【0099】さらに、マイクロコントローラチップ10
0を評価用チップ102bと同等の機能を持つエミュレ
ータモジュール89に適用することができる。これによ
り、マイクロコントローラチップ100の電気的特性と
エミュレータモジュール89の電気的特性とを限りなく
等しくすることができる。
【0100】なお、端子セル22a、22bを規則的に
配置することによって、基本セル20a、20bと端子
セル22a、22bとの間の距離をできるだけ短くかつ
均等にし、かつ、配線領域を最小にする構成は、異なる
製造プロセスを持つ半導体集積回路装置同士を貼り合わ
せてあたかも同一基板を共用する半導体集積回路装置と
する応用にも展開できる。具体的な例としては、マイク
ロコントローラチップとDRAM(ダイナミックランダ
ムアクセスメモリ)との組み合わせ、マイクロコントロ
ーラチップとアナログ信号を扱う半導体集積回路との組
み合わせ、フラッシュメモリ(電気的に書き換え可能な
読み出し専用メモリ)を内蔵したマイクロコントーラチ
ップとDRAM(ダイナミックランダムアクセスメモ
リ)との組み合わせが考えられる。
【0101】(実施の形態2)図5は、機能ブロック4
0の構成を示す。機能ブロック40は、マイクロコント
ローラチップ100に含まれる複数の機能ブロックの1
つであり得る。
【0102】機能ブロック40は、複数のロウ44を含
んでいる。複数のロウ44のそれぞれはX方向に向かっ
て延びている。また、複数のロウ44のそれぞれは、ロ
ウ44間の分離および配線のための領域を確保した上で
並行に配置される。
【0103】複数のロウ44のそれぞれは、複数の標準
セル42を含んでいる。複数の標準セル42のそれぞれ
は、一定の高さhを有する。
【0104】端子セル46a、46bは、実施の形態1
における端子セル22a、22bと同一の機能および構
成を有する。端子セル46a、46bは、標準セル42
と同一の高さhを有する。端子セル46a、46bは、
同一のロウ内に含まれる隣接した標準セル42、また
は、隣接したロウ内に含まれる隣接した標準セル42に
接続される。
【0105】例えば、図5において上から2番目のロウ
44に含まれる端子セル46bは、配線50を介して同
一のロウ44内に含まれる標準セル48bに接続され
る。配線50は、標準セル48bの上を通過する。図5
において上から3番目のロウ44に含まれる端子セル4
6aは、ロウ間のチャネル配線54を介して隣接したロ
ウ44に含まれる標準セル48aに接続される。図5に
おいて一番下のロウ44に含まれる端子セル46bは、
配線52を介して同一のロウ44内に含まれる標準セル
48cに接続される。配線52は、標準セル48cの上
を通過する。
【0106】標準セル42間の配線は、端子セル46
a、46bの接続部56a、56bを避けるかまたは接
続部56a、56bを構成する層とは異なる配線層を用
いて行う。また、標準セル42間の配線は、機能ブロッ
ク40内の配線として一括して扱う。
【0107】以上のように、本実施の形態によれば、マ
イクロコントローラチップ100の機能ブロック40に
おいて、端子セル46a、46bと標準セル42とを配
置配線に関して同等に扱うことにより、標準セル48
a、48b、48cと端子セル46a、46bとの間の
距離をできるだけ短くかつ均等にすることができ、か
つ、配線領域を最小にすることができる。これにより、
マイクロコントローラチップ100の面積増加と配線遅
延増加の影響を最小にすることができる。
【0108】さらに、マイクロコントローラチップ10
0を評価用チップと量産用チップとに共用することがで
きる。これにより、開発工数が削減される。
【0109】さらに、マイクロコントローラチップ10
0を評価用102bと同等の機能を持つエミュレータモ
ジュール89に適用することができる。これにより、マ
イクロコントローラチップ100の電気的特性とエミュ
レータモジュール89の電気的特性とを限りなく等しく
することができる。
【0110】
【発明の効果】本発明の半導体集積回路によれば、複数
の端子セルのそれぞれは、他の半導体集積回路と複数の
基本セルのうちの1つとの間のコミュニケーションを仲
介するための接続部を有している。半導体集積回路と他
の半導体集積回路とを貼り合わせることによって、モジ
ュールが形成される。このような貼り合わせによって、
他の半導体集積回路の一部(接続層)を変更することに
より、複数種類の半導体集積回路に対応することが可能
となる。これにより、モジュールの開発工数が削減され
る。
【0111】また、複数の基本セルと複数の端子セルと
を規則的に配置することにより、半導体集積回路の面積
増加と配線遅延の増加の影響を最小にすることができ
る。これにより、評価用の半導体集積回路を量産用の半
導体集積回路として使用することが可能となる。これに
より、評価用の半導体集積回路および量産用の半導体集
積回路の開発工数が削減される。
【0112】上述した半導体集積回路を含むシステムに
ついても、同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のマイクロコントローラチ
ップ100の構成を示す図である。
【図2】機能ブロック10aにおける、基本セルと端子
セルの配置を示す図である。
【図3】機能ブロック10aにおける、基本セルと端子
セルの他の配置を示す図である。
【図4】機能ブロック10aにおける、基本セルと端子
セルの他の配置を示す図である。
【図5】機能ブロック40における、標準セルと端子セ
ルの配置を示す図である。
【図6】(a)〜(c)は、マイクロコントローラチッ
プ100とエミュレータチップ82との貼り合わせを示
す図である。
【図7】マイクロコントローラチップ100a、100
b、100cとエミュレータチップ82a、82b、8
2cとの貼り合わせを示す図である。
【図8】(a)〜(d)は、端子セル22a〜22cの
構成を示す図である。
【図9】端子セル22a、22bの千鳥状配置の変形例
を示す図である。
【図10】(a)および(b)は、従来の評価用チップ
102aおよび102bの構成を示す図である。
【符号の説明】
10a、40 機能ブロック 12、13 データカラム 14、15 データロウ 16a、16b、17a、17b 端子セルロウ 19 コントロールカラム 20、20a、20b 基本セル 21 制御回路 22a、22b、46a、46b 端子セル 30a、30b、50、52、54 配線 32a、32b、56a、56b 接続部 60a、60b、60c、61 信号端子 66a、66b、66c 配線 80 バンプ 82、82a、82b、82c エミュレータチップ 83 メモリ 84 接続部 85 ワイヤ 86a、86b ドライバ回路 88a、88b 入力バッファ回路 89 エミュレータモジュール 100、100a、100b、100c マイクロコン
トローラチップ 102a、102b 評価用チップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 得能 誠司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 三好 明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山本 裕明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 春日 義昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−22510(JP,A) 特開 平2−44483(JP,A) 特開 昭63−261852(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/04 H01L 21/82 H01L 21/822

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路の少なくとも一部の機能
    を実現する機能ブロックを備えた半導体集積回路であっ
    て、 該機能ブロックは、所定の方向に向かって延びている複
    数のデータロウと、該所定の方向に向かって延びている
    端子セルロウとを含み、 該端子セルロウは、該複数のデータロウのうちの2つの
    データロウの間に配置されており、 該複数のデータロウのそれぞれは、複数の基本セルを含
    み、該複数の基本セルは、該所定の方向に沿って第1の
    ピッチで配置されており、 該端子セルロウは、複数の端子セルを含み、該複数の端
    子セルは、該所定の方向に沿って第2のピッチで配置さ
    れており、 該複数の端子セルのそれぞれは、他の半導体集積回路と
    該複数の基本セルのうちの1つとの間のコミュニケーシ
    ョンを仲介するための接続部を有している、半導体集積
    回路。
  2. 【請求項2】 前記複数の端子セルのそれぞれは、前記
    複数の基本セルのうち少なくとも1つに隣接する、請求
    項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記コミュニケーションは、前記半導体
    集積回路の内部信号を用いて行われる、請求項1に記載
    の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記他の半導体集積回路は、リアルタイ
    ムデバッグに必要とされる情報を処理する機能を有して
    いる、請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記コミュニケーションは、前記半導体
    集積回路の外部信号を用いて行われる、請求項1に記載
    の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記第2のピッチは、前記第1のピッチ
    に等しい、請求項1に記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記端子セルの幅は、前記基本セルの幅
    に等しい、請求項6に記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 前記第2のピッチは、前記第1のピッチ
    より大きい、請求項1に記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記機能ブロックは、制御回路を形成す
    るための領域をさらに有しており、前記複数の端子セル
    のうち少なくとも1つは、該領域の少なくとも一部に配
    置される、請求項8に記載の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 前記複数の端子セルのそれぞれは、千
    鳥状に配置される、請求項8に記載の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 前記複数の端子セルのそれぞれは、入
    力用端子セル、出力用端子セル、入出力用端子セルのい
    ずれかである、請求項1に記載の半導体集積回路。
  12. 【請求項12】 第1半導体集積回路と、第2半導体集
    積回路と、該第1半導体集積回路と該第2半導体集積回
    路とを接続する接続手段とを備えたシステムであって、 該第1半導体集積回路は、該第1半導体集積回路の少な
    くとも一部の機能を実現する機能ブロックを含み、 該機能ブロックは、複数の基本セルと、複数の端子セル
    と含み、 該複数の端子セルのそれぞれは、該第2半導体集積回路
    と該複数の基本セルのうちの1つとの間のコミュニケー
    ションを仲介するための接続部を有しており、 該第2半導体集積回路は、リアルタイムデバッグに必要
    とされる情報を処理する機能を有しており、 該第1半導体集積回路は、複数の半導体集積回路のう
    ちの選択された1つであり、 該第2半導体集積回路は、該複数の半導体集積回路の
    いずれに対してもリアルタイムデバッグに必要とされる
    情報を処理する機能を有している、システム。
  13. 【請求項13】 前記接続手段はバンプである、請求項
    12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記第2半導体集積回路の接続層は、
    前記複数の半導体集積回路のうち選択された1つの半
    導体集積回路の前記接続部の配置に適合するように変更
    可能に設けられている、請求項12に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記複数種の半導体集積回路は前記接
    続部の配置が同一であり、前記第2半導体集積回路の接
    続層は、その配置に適合するように設けられている、請
    求項12に記載のシステム。
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