JP2001237317A - 半導体集積回路装置、その設計方法、及びi/oセルライブラリが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

半導体集積回路装置、その設計方法、及びi/oセルライブラリが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001237317A JP2000044014A JP2000044014A JP2001237317A JP 2001237317 A JP2001237317 A JP 2001237317A JP 2000044014 A JP2000044014 A JP 2000044014A JP 2000044014 A JP2000044014 A JP 2000044014A JP 2001237317 A JP2001237317 A JP 2001237317A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップの内部における所望の位置にI/Oセ
ルを配置することができる半導体集積回路装置におい
て、内部回路セル配置領域の面積を削減して、セル間配
線の総配線長を短くできるようにする。 【解決手段】 従来のI/Oセルの面積の大部分を占め
ていたESD保護回路104がI/Oセル102から分
離されて、チップ100の周縁部に設けられたESD保
護回路配置領域RESD に配置されている。I/Oセル1
02は、ESD保護回路配置領域RESD よりもチップ1
00の中央部寄りに配置されている。I/Oセル102
とESD保護回路104とは配線により接続されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップの内部にお
ける所望の位置にI/Oセルを配置することができる半
導体集積回路装置、その設計方法、及びI/Oセルライ
ブラリが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、システム全体を1チップに搭載す
る動き、つまりシステムオンチップ化が進んできてい
る。このため、半導体集積回路の大規模化に伴って、半
導体集積回路のピン数も増大する傾向にある。
【0003】このような多ピン化に対応するために、チ
ップの内部にマトリックス状に配置されたバンプ、つま
りエリアバンプを使用した半導体集積回路装置が提案さ
れている。また、エリアバンプの登場に伴って、エリア
バンプと接続するI/Oセルをチップの内部における所
望の位置に配置する技術も提案されている。
【0004】以下、特開平5−218204に開示され
たエリアバンプ構造を有する従来の半導体集積回路装置
について図13を参照しながら説明する。尚、本明細書
において内部回路セルとは、ゲートアレイ方式の半導体
集積回路の場合にはベーシックセルを意味し、スタンダ
ードセル方式の半導体集積回路の場合にはスタンダード
セルを意味するものとする。
【0005】図13に示すように、チップ10の内部に
バンプ(エリアバンプ)11がマトリックス状に配置さ
れていると共に、チップ10における各バンプ11の下
側にI/Oセル12が、内部回路セル(図示省略)の並
びであるセル行13に挿入されるように、つまり内部回
路セルの間に埋め込まれるように配置されている。
【0006】また、内部回路セルが配置される領域であ
る内部回路セル配置領域RCELLは、チップ10の全体に
亘って拡がっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エリア
バンプを使用した半導体集積回路装置においては、I/
Oセルが内部回路セル配置領域に挿入されている結果、
内部回路セル配置領域の面積が増大してしまうため、セ
ル間配線(内部回路セル同士を接続する配線及び内部回
路セルとI/Oセルとを接続する配線)の総配線長が長
くなってしまう。このため、半導体集積回路(LSI)
全体において信号の伝播遅延時間が増大するので、LS
Iの動作が遅くなるという課題が生じる。
【0008】前記に鑑み、本発明は、チップの内部にお
ける所望の位置にI/Oセルを配置することができる半
導体集積回路装置において、内部回路セル配置領域の面
積を削減して、セル間配線の総配線長を短くすることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本件発明者はI/Oセルのレイアウトについて検
討を行なった。
【0010】以下、従来のI/Oセルについて図14及
び図15を参照しながら説明する。
【0011】図14は、従来の入力用I/Oセル(以
下、入力セルと称する)のレイアウトを示す模式図であ
る。
【0012】図14に示すように、入力セル12aは、
入力バッファ及び論理回路からなる第1の部分回路21
と、入力用ESD(electrostatic discharge :静電放
電)保護回路22と、入力用パッド23とから構成され
ている。入力用パッド23は、はんだ等により対応する
バンプ11と接続される。
【0013】図15は、従来の出力用I/Oセル(以
下、出力セルと称する)のレイアウトを示す模式図であ
る。
【0014】図15に示すように、出力セル12bは、
出力プリバッファ及び論理回路からなる第2の部分回路
24と、出力用ESD保護回路25と、出力用パッド2
6とから構成されている。出力用パッド26は、はんだ
等により対応するバンプ11と接続される。
【0015】出力セル12bが入力セル12aと異なっ
ている点は、出力用ESD保護回路25が、出力バッフ
ァとしても動作する出力バッファ兼ESD保護回路25
aと、出力バッファとして動作しないESD保護専用回
路25bとから構成されていることである。
【0016】ところで、ESDとは、ウェハー製造時等
に人間がLSIに触れたりすることにより発生する静電
気に起因して、瞬間的に大電流(サージ電流)が流れて
LSIが破壊される現象である。すなわち、ESD保護
回路の特徴は、1Aを超えるような大電流にも耐えられ
るように、内部回路セルで使用されるトランジスタのサ
イズに比べて非常に大きなサイズのトランジスタが使用
されていることである。このため、ESD保護回路はI
/Oセルの面積の大部分を占めている。
【0017】ESDは前述のように製造時に発生する現
象である一方、LSIのパッケージングが終了した後に
は発生しない現象である。このため、LSIのパッケー
ジングが終了してLSIが動作状態にあるときには、入
力用ESD保護回路22及びESD保護専用回路25b
はLSIの動作に影響を与えなくなると共に、出力バッ
ファ兼ESD保護回路25aは出力バッファとしてのみ
動作する。
【0018】尚、出力バッファ兼ESD保護回路25a
はバンプ11を介してチップ10内の信号をチップ10
外に伝える働きをするので、出力バッファ兼ESD保護
回路25aの駆動能力を大きくする必要がある。また、
出力バッファ兼ESD保護回路25aとバンプ11との
距離が長くなると、バンプ11と出力セル12bとの間
の信号の伝達速度が遅くなるので、出力バッファ兼ES
D保護回路25aとバンプ11との距離をできる限り短
くする必要がある。
【0019】本発明は、以上の知見に基づきなされたも
のであって、具体的には、本発明に係る半導体集積回路
装置は、チップの内部における所望の位置にI/Oセル
を配置することができる半導体集積回路装置を前提と
し、チップの周縁部に設けられたESD保護回路配置領
域にI/Oセルから分離されて配置されたESD保護回
路と、ESD保護回路配置領域よりもチップの中央部寄
りに配置されたI/Oセルと、I/OセルとESD保護
回路とを接続する配線とを備えている。
【0020】本発明の半導体集積回路装置によると、従
来のI/Oセルの面積の大部分を占めていたESD保護
回路がI/Oセルから分離されて、チップの周縁部に設
けられたESD保護回路配置領域に配置されている一
方、I/Oセルは、ESD保護回路配置領域よりもチッ
プの中央部寄りに配置されている。このため、I/Oセ
ルが内部回路セル配置領域に挿入されている場合にも、
従来の半導体集積回路装置に比べて、内部回路セル配置
領域の面積を削減して、セル間配線の総配線長を短くす
ることができる。従って、LSI全体における信号の伝
播遅延時間を低減できるので、LSIの動作を高速化す
ることができる。
【0021】本発明の半導体集積回路装置において、I
/Oセルは入力セル又は電源セルであって、ESD保護
回路の全てが、I/Oセルから分離されてESD保護回
路配置領域に配置されていると共に配線によってI/O
セルと接続されていることが好ましい。
【0022】このようにすると、内部回路セル配置領域
の面積を一層削減できる。
【0023】本発明の半導体集積回路装置において、I
/Oセルは出力セルであって、ESD保護回路のうちの
出力バッファとして動作しない部分であるESD保護専
用回路のみが、I/Oセルから分離されてESD保護回
路配置領域に配置されていると共に配線によってI/O
セルと接続されていることが好ましい。
【0024】このようにすると、I/Oセルと、該I/
Oセル上に設けられたバンプとの間の信号伝達時間を増
加させることなく、内部回路セル配置領域の面積を削減
できる。
【0025】本発明に係る半導体集積回路装置の設計方
法は、チップの内部における所望の位置にI/Oセルを
配置することができる半導体集積回路装置の設計方法を
前提とし、I/Oセル及び内部回路セルをチップの内部
に配置する第1の配置工程と、第1の配置工程において
配置された、内部回路セル同士又は内部回路セルとI/
Oセルとをセル間配線により接続する第1の配線工程
と、I/Oセルから分離されたESD保護回路を、チッ
プの周縁部に設けられたESD保護回路配置領域に配置
する第2の配置工程と、第1の配置工程において配置さ
れたI/Oセルと第2の配置工程において配置されたE
SD保護回路とをESD保護配線により接続する第2の
配線工程とを備え、第1の配置工程は、I/OセルをE
SD保護回路配置領域よりもチップの中央部寄りに配置
する工程を含む。
【0026】本発明の半導体集積回路装置の設計方法に
よると、従来のI/Oセルの面積の大部分を占めていた
ESD保護回路をI/Oセルから分離して、チップの周
縁部に設けられたESD保護回路配置領域に配置してい
る一方、I/Oセルを、ESD保護回路配置領域よりも
チップの中央部寄りに配置している。このため、I/O
セルを内部回路セル配置領域に挿入している場合にも、
従来の半導体集積回路装置に比べて、内部回路セル配置
領域の面積を削減して、セル間配線の総配線長を短くす
ることができる。従って、LSI全体における信号の伝
播遅延時間を低減できるので、LSIの動作を高速化す
ることができる。
【0027】本発明の半導体集積回路装置の設計方法に
おいて、第1の配線工程と第2の配置工程との間に、第
1の配置工程において配置された全てのI/Oセルを取
り囲む包括線、及びI/Oセル同士又はI/Oセルと包
括線とを結ぶ格子線を作成すると共に、格子線を通過す
ることができるESD保護配線の数である容量を定義す
るレイアウト抽象化工程と、全てのI/Oセルについて
該I/Oセルと包括線上の一点とを結ぶI/Oセル割り
当て線を、該I/Oセル割り当て線同士が交差しないよ
うに且つ格子線を通過するI/Oセル割り当て線の数が
容量を超えないように作成するI/Oセル割り当て工程
とをさらに備え、第2の配置工程は、I/Oセル割り当
て線により包括線上に割り当てられたI/Oセルの順番
に従って、ESD保護回路を配置する工程を含み、第2
の配線工程は、ESD保護配線を単一の配線層のみに設
ける工程を含むことが好ましい。
【0028】このようにすると、ESD保護配線を単一
の配線層のみに設けることができるように、I/Oセル
から分離されたESD保護回路を配置することができる
ので、ESD保護配線を設けるための配線層が増加して
製造コストが増大する事態を回避することができる。
【0029】本発明の半導体集積回路装置の設計方法に
おいて、第1の配線工程は、チップの内部にセル間配線
のみが配置される純配線領域を設ける工程を含み、第1
の配線工程と第2の配置工程との間に、第1の配線工程
において設けられた純配線領域を検出する純配線領域検
出工程をさらに備え、第2の配置工程は、ESD保護回
路を、純配線領域検出工程において検出された純配線領
域に配置する工程を含むことが好ましい。
【0030】このようにすると、チップの周縁部に設け
られるESD保護回路配置領域の面積が小さくなるた
め、チップ自体の面積を削減することができるので、製
造コストを削減することができると共に歩留まり率を向
上させることができる。
【0031】本発明に係るコンピュータ読み取り可能な
記録媒体は、半導体集積回路の外部に対して信号の入出
力を行なうI/Oセルの集合であるI/Oセルライブラ
リが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
対象とし、少なくとも1つのI/Oセルから分離された
ESD保護回路をI/Oセルとは異なるセルとして有し
ているI/Oセルライブラリが記録されている。
【0032】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によると、該記録媒体に記録されているI/Oセル
ライブラリをコンピュータ上で利用することにより、本
発明の半導体集積回路装置の設計方法を容易に実行する
ことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態に係る半導体集積回路装置、具体的に
は、チップの内部における所望の位置にI/Oセルを配
置することができる半導体集積回路装置について図面を
参照しながら説明する。
【0034】図1は、第1の実施形態に係る半導体集積
回路装置のレイアウトを示す図である。
【0035】図1に示すように、チップ100の内部に
バンプ(エリアバンプ)101がマトリックス状に配置
されていると共に、チップ100における各バンプ10
1の下側にI/Oセル102が、内部回路セル(図示省
略)の並びであるセル行103に挿入されるように、つ
まり内部回路セルの間に埋め込まれるように配置されて
いる。すなわち、第1の実施形態に係る半導体集積回路
はエリアバンプ構造を有している。
【0036】第1の実施形態の特徴は、I/Oセル10
2から分離されたESD保護回路104が、チップ10
0の周縁部に設けられたESD保護回路配置領域RESD
に配置されていると共に、I/Oセル102がESD保
護回路配置領域RESD よりもチップ100の中央部寄り
に配置されていることである。
【0037】また、内部回路セルが配置される領域であ
る内部回路セル配置領域RCELLは、チップ100におけ
るESD保護回路配置領域RESD の内側に拡がってい
る。
【0038】尚、I/Oセル102と、該I/Oセル1
02から分離されたESD保護回路104とは図示しな
い配線により接続されている。このとき、多層配線技術
を用いる場合には、I/Oセル102とESD保護回路
104とを接続する配線(以下、ESD保護配線と称す
る)を最上層の配線層のみに設けることができる。但
し、ESD保護配線を最上層の配線層のみに設けること
が困難な場合には、最上層以外の配線層にESD保護配
線を設けてもよい。
【0039】以下、I/Oセル102及びESD保護回
路104について図2及び図3を参照しながら詳しく説
明する。
【0040】図2は、第1の実施形態に係る半導体集積
回路に用いられている入力セル及び該入力セルから分離
されたESD保護回路のレイアウトを示す模式図であ
る。
【0041】図2に示すように、入力セル102aは、
入力バッファ及び論理回路からなる第1の部分回路11
1と、入力用パッド112とから構成されている。入力
用パッド112は、はんだ等により対応するバンプ10
1と接続される。また、入力セル102aからは、対応
する入力用ESD保護回路113の全てが分離されてい
る。
【0042】図3は、第1の実施形態に係る半導体集積
回路に用いられている出力セル及び該出力セルから分離
されたESD保護回路のレイアウトを示す模式図であ
る。
【0043】図3に示すように、出力セル102bは、
出力プリバッファ及び論理回路からなる第2の部分回路
114と、対応する出力用ESD保護回路のうちの出力
バッファとしても動作する部分である出力バッファ兼E
SD保護回路115と、出力用パッド116とから構成
されている。出力用パッド116は、はんだ等により対
応するバンプ101と接続される。また、出力セル10
2bからは、対応する出力用ESD保護回路のうちの出
力バッファとして動作しない部分、つまり出力バッファ
兼ESD保護回路115以外の部分であるESD保護専
用回路117のみが分離されている。
【0044】すなわち、I/Oセル102から分離され
るESD保護回路104(図1参照)は、I/Oセル1
02が入力セル102aである場合には対応する入力用
ESD保護回路113の全てである一方、I/Oセル1
02が出力セル102bである場合には対応する出力用
ESD保護回路のうちのESD保護専用回路117のみ
である。
【0045】尚、出力用ESD保護回路のうちの出力バ
ッファ兼ESD保護回路115は、LSIの動作時には
出力バッファとしてのみ動作する回路となるので、チッ
プ100外への信号の伝達を高速に行なうために、出力
バッファ兼ESD保護回路115とバンプ101との距
離を短くする必要がある。従って、出力バッファ兼ES
D保護回路115は、バンプ101の下側に配置される
出力セル102bから分離されない。
【0046】以上に説明したように、第1の実施形態に
よると、従来のI/Oセルの面積の大部分を占めていた
ESD保護回路104がI/Oセル102から分離され
て、チップ100の周縁部に設けられたESD保護回路
配置領域RESD に配置されている一方、I/Oセル10
2は、ESD保護回路配置領域RESD よりもチップ10
0の中央部寄りに配置されている。このため、I/Oセ
ル102が内部回路セル配置領域RCELLに挿入されてい
る場合にも、従来の半導体集積回路装置に比べて、内部
回路セル配置領域RCELLの面積を削減して、セル間配線
(内部回路セル同士を接続する配線及び内部回路セルと
I/Oセル102とを接続する配線)の総配線長を短く
することができる。従って、LSI全体における信号の
伝播遅延時間を低減できるので、LSIの動作を高速化
することができる。
【0047】以下、前述の効果について図4を参照しな
がら詳しく説明する。
【0048】図4は、第1の実施形態に係る半導体集積
回路装置に設けられた配線を示す図である。尚、図4に
おいて、図1に示す第1の実施形態に係る半導体集積回
路装置と同一の部材には同一の符号を付すことにより説
明を省略する。
【0049】図4に示すように、チップ100には、セ
ル行103を構成する内部回路セル同士を接続する第1
のセル間配線121(端子T1〜T2間)、内部回路セ
ルとI/Oセル102とを接続する第2のセル間配線1
22(端子T3〜T4間)、及びI/Oセル102とE
SD保護回路104とを接続するESD保護配線123
が設けられている。すなわち、セル間配線(第1のセル
間配線121及び第2のセル間配線122)に用いられ
るセル間端子(端子T1〜T4)は全て、チップ100
よりも面積が小さい内部回路セル配置領域RCELLに設け
られている。
【0050】一方、従来の半導体集積回路装置において
は、ESD保護回路を有する従来のI/Oセルが内部回
路セル配置領域に挿入されている場合、内部回路セル配
置領域の面積が増大してチップ全体が内部回路セル配置
領域となると共に、チップ全体に亘ってセル間端子が配
置される。
【0051】ところで、第1の実施形態においては、セ
ル間配線の総数に比べて、ESD保護配線123の総数
が格段に少ないので、ESD保護配線123を最上層の
配線層のみに設けることができる。その結果、ESD保
護配線123を設けるための新たな配線領域をチップ1
00上に設ける必要がなくなるので、チップ100の面
積を、第1の実施形態と同一の機能を実現する従来のチ
ップの面積と略等しくすることができる。
【0052】従って、第1の実施形態においては、セル
間端子が配置される領域を従来の半導体集積回路装置に
比べて小さくすることができると共に、一般的にセル間
端子同士の間隔が小さくなるに伴ってセル間配線の総配
線長は短くなるので、第1の実施形態に係る半導体集積
回路装置におけるセル間配線の総配線長を、従来の半導
体集積回路装置におけるセル間配線の総配線長よりも短
くすることができる。
【0053】また、第1の実施形態によると、I/Oセ
ル102が入力セル102aである場合、対応する入力
用ESD保護回路の全てが、I/Oセル102から分離
されてESD保護回路配置領域RESD に配置されている
と共に配線によってI/Oセル102と接続されている
ため、内部回路セル配置領域RCELLの面積を一層削減で
きる。
【0054】また、第1の実施形態によると、I/Oセ
ル102が出力セル102bである場合、対応する出力
用ESD保護回路のうちの出力バッファとして動作しな
い部分であるESD保護専用回路のみが、I/Oセル1
02から分離されてESD保護回路配置領域RESD に配
置されていると共に配線によってI/Oセル102と接
続されているため、I/Oセル102とバンプ101と
の間の信号伝達時間を増加させることなく、内部回路セ
ル配置領域RCELLの面積を削減できる。
【0055】尚、第1の実施形態において、I/Oセル
102がチップ100におけるバンプ101の下側に配
置されていたが、これに限られず、チップ100におけ
るバンプ101の下側以外に配置されていてもよい。
【0056】また、第1の実施形態において、ESD保
護回路配置領域RESD が、I/Oセル102が配置され
ている領域つまり内部回路セル配置領域RCELLを取り囲
むように設けられていたが、これに限られず、ESD保
護回路配置領域RESD が内部回路セル配置領域RCELL
比べてチップ100の中央部に対してより外側に設けら
れていても同等の効果が得られる。
【0057】また、第1の実施形態において、I/Oセ
ル102は入力セル102a又は出力セル102bであ
ったが、これに代えて、I/Oセル102が電源セルで
あってもよい。この場合、対応する電源用ESD保護回
路の全てが、電源セルから分離されてESD保護回路配
置領域RESD に配置されていると共に配線によって電源
セルと接続されていることが好ましい。
【0058】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係る半導体集積回路装置の設計方法、具体的
には、チップの内部における所望の位置にI/Oセルを
配置することができる半導体集積回路装置の設計方法に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0059】第2の実施形態に係る半導体集積回路装置
の設計方法の特徴は、第1の実施形態に係る半導体集積
回路装置に用いられているI/Oセル及び該I/Oセル
から分離されたESD保護回路(図2及び図3参照)を
用いることである。
【0060】図5は、第2の実施形態に係る半導体集積
回路装置の設計方法の各処理の手順を示すフローチャー
トである。
【0061】まず、ステップ21(第1の配置工程)に
おいて、I/Oセル及び内部回路セルをチップの内部に
配置する。具体的には、回路情報に従って回路のタイミ
ング制約を守りながら、セル間配線(内部回路セル同士
を接続する配線及び内部回路セルとI/Oセルとを接続
する配線)の総配線長の最小化、又は回路面積の最小化
等の目的関数を用いることによって、I/Oセル及び内
部回路セルの配置の最適化を行なう。
【0062】尚、I/Oセルは、チップの内部にマトリ
ックス状に配置されたバンプ(エリアバンプ)の下側
に、内部回路セルの並びであるセル行に挿入されるよう
に、つまり内部回路セルの間に埋め込まれるように配置
される。また、I/Oセルは、該I/Oセルから分離さ
れたESD保護回路が後の工程で配置される領域(チッ
プの周縁部に設けられたESD保護回路配置領域)より
もチップの中央部寄りに配置される。
【0063】次に、ステップ22(第1の配線工程)に
おいて、第1の配置工程で配置された、内部回路セル同
士又は内部回路セルとI/Oセルとをセル間配線により
接続する。具体的には、回路情報に従って同一のネット
に属する内部回路セルの端子同士又は内部回路セルの端
子とI/Oセルの端子とをセル間配線により接続する。
【0064】次に、ステップ23(レイアウト抽象化工
程)において、I/Oセルから分離されたESD保護回
路を後の工程で、I/OセルとESD保護回路とを接続
するESD保護配線が単一の配線層のみに設けられるよ
うに配置するために、その準備工程としてレイアウトの
抽象化を行なう。
【0065】以下、レイアウト抽象化工程について図6
を参照しながら詳しく説明する。尚、図6において、図
1に示す第1の実施形態に係る半導体集積回路装置と同
一の部材には同一の符号を付すことにより説明を省略す
る。
【0066】レイアウト抽象化工程においては、図6に
示すように、第1の配置工程で配置された全てのI/O
セル102を取り囲む包括線131、及び一端が一のI
/Oセル102であり且つ他端が他のI/Oセル102
又は包括線131である格子線132を作成する。第2
の実施形態においては、チップ100の内部にバンプ1
01つまりI/Oセル102をマトリックス状に配置し
ているため、各格子線132はチップ100の一辺に対
して水平な方向又は垂直な方向に延びている。
【0067】また、レイアウト抽象化工程においては、
全ての格子線132について該格子線132を通過する
ことができるESD保護配線の数である容量を定義す
る。例えば、I/Oセル102同士を結ぶ格子線132
の容量Cは、I/Oセル102同士の間隔をd、ESD
保護配線のピッチをp、ESD保護配線の配線幅をw、
ESD保護配線の配線間隔をsとして、 C = (d − s) ÷ p …… (式1)(但し、p=w+s) により求めることができる。
【0068】次に、ステップ24(I/Oセル割り当て
工程)において、全てのI/Oセルを、レイアウト抽象
化工程で作成した包括線上に割り当てる。
【0069】以下、I/Oセル割り当て工程について図
7を参照しながら詳しく説明する。尚、図7において、
図1に示す第1の実施形態に係る半導体集積回路装置と
同一の部材には同一の符号を付すことにより説明を省略
する。
【0070】I/Oセル割り当て工程においては、図7
に示すように、全てのI/Oセル102について該I/
Oセル102と包括線131上の一点、つまりI/Oセ
ル割り当て点133とを結ぶI/Oセル割り当て線13
4を、該I/Oセル割り当て線134同士が交差しない
ように且つ格子線132を通過するI/Oセル割り当て
線134の数が、レイアウト抽象化工程で定義した容量
を超えないように作成する。図7において、格子線13
2上をI/Oセル割り当て線134が一本通過する毎
に、格子線132にプラス記号(+)を付加している。
【0071】具体的には、I/Oセル割り当て線134
が格子線132を通過する度に、該格子線132の配線
通過本数mを1つずつ増加させると共に、I/Oセル1
02から包括線131に向けてI/Oセル割り当て線1
34を引くときに、格子線132の配線通過本数mが、
(式1)により定義される容量Cを超えないようにI/
Oセル割り当て線134の経路を探す。このようにする
と、後の工程で、I/Oセル102と、該I/Oセル1
02から分離されたESD保護回路とをESD保護配線
により接続するときに、ESD保護配線を単一の配線層
のみに設けることが可能になる。
【0072】次に、ステップ25(第2の配置工程)に
おいて、I/Oセル割り当て工程で包括線上に割り当て
られたI/Oセルの順番に従って、I/Oセルから分離
されたESD保護回路を配置する。
【0073】以下、第2の配置工程について図8を参照
しながら詳しく説明する。尚、図8において、図1に示
す第1の実施形態に係る半導体集積回路装置と同一の部
材には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0074】第2の配置工程においては、図8に示すよ
うに、I/Oセル割り当て工程で作成されたI/Oセル
割り当て線134により包括線131上に割り当てられ
たI/Oセル102の順番、言い換えると、I/Oセル
割り当て点133の順番に従って、I/Oセル102か
ら分離されたESD保護回路104を、チップ100の
周縁部に設けられたESD保護回路配置領域RESD に配
置する。具体的には、図8において、第1のI/Oセル
102A、第2のI/Oセル102B、第3のI/Oセ
ル102C、及び第4のI/Oセル102Dはそれぞ
れ、第1のI/Oセル割り当て点133A、第2のI/
Oセル割り当て点133B、第3のI/Oセル割り当て
点133C、及び第4のI/Oセル割り当て点133D
と対応している。また、第1のI/Oセル割り当て点1
33A、第2のI/Oセル割り当て点133B、第3の
I/Oセル割り当て点133C、及び第4のI/Oセル
割り当て点133Dは、この順番で包括線131上にお
いて下から上へ並んでいる。そこで、第1のI/Oセル
102A、第2のI/Oセル102B、第3のI/Oセ
ル102C、及び第4のI/Oセル102Dのそれぞれ
から分割された第1のESD保護回路104A、第2の
ESD保護回路104B、第3のESD保護回路104
C、及び第4のESD保護回路104Dを、この順番で
ESD保護回路配置領域RESD において下から上へ並ぶ
ように配置する。このようにすると、後の工程で、I/
Oセル102と、該I/Oセル102から分離されたE
SD保護回路104とをESD保護配線により接続する
ときに、ESD保護配線同士が互いに交差することを防
止することができる。
【0075】尚、第2の実施形態において、ESD保護
回路配置領域RESD は、内部回路セルが配置される領域
である内部回路セル配置領域RCELLを取り囲むように設
けられている。
【0076】次に、ステップ26(第2の配線工程)に
おいて、第1の配置工程で配置されたI/Oセルと、第
2の配置工程で配置されたESD保護回路とをESD保
護配線により接続する。
【0077】以下、第2の配線工程について図9を参照
しながら詳しく説明する。尚、図9において、図1に示
す第1の実施形態に係る半導体集積回路装置と同一の部
材には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0078】第2の配線工程においては、図9に示すよ
うに、第1の配置工程で配置されたI/Oセル102
と、該I/Oセル102から分離され、第2の配置工程
で配置されたESD保護回路104とを、単一の配線
層、例えば最上層の配線層のみに設けられたESD保護
配線123により接続する。具体的には、図9におい
て、第1のI/Oセル102Aと第1のESD保護回路
104Aとが第1のESD保護配線123Aにより接続
され、第2のI/Oセル102Bと第2のESD保護回
路104Bとが第2のESD保護配線123Bにより接
続され、第3のI/Oセル102Cと第3のESD保護
回路104Cとが第3のESD保護配線123Cにより
接続され、第4のI/Oセル102Dと第4のESD保
護回路104Dとが第4のESD保護配線123Dによ
り接続されている。このとき、ESD保護配線123と
して、チップ100の一辺に対して45°の方向に延び
る斜めの配線を用いている。
【0079】第2の実施形態によると、従来のI/Oセ
ルの面積の大部分を占めていたESD保護回路104を
I/Oセル102から分離して、チップ100の周縁部
に設けられたESD保護回路配置領域RESD に配置して
いる一方、I/Oセル102を、ESD保護回路配置領
域RESD よりもチップ100の中央部寄りに配置してい
る。このため、I/Oセル102を内部回路セル配置領
域RCELLに挿入する場合にも、従来の半導体集積回路装
置に比べて、内部回路セル配置領域RCELLの面積を削減
して、セル間配線の総配線長を短くすることができる。
従って、LSI全体における信号の伝播遅延時間を低減
できるので、LSIの動作を高速化することができる。
【0080】また、第2の実施形態によると、レイアウ
ト抽象化工程において、第1の配置工程で配置された全
てのI/Oセル102を取り囲む包括線131、及びI
/Oセル102同士又はI/Oセル102と包括線13
1とを結ぶ格子線132を作成すると共に、該格子線1
32を通過することができるESD保護配線123の数
である容量を定義した後、I/Oセル割り当て工程にお
いて、全てのI/Oセル102について該I/Oセル1
02と包括線131上の一点とを結ぶI/Oセル割り当
て線134を、該I/Oセル割り当て線134同士が交
差しないように且つ格子線132を通過するI/Oセル
割り当て線134の数が容量を超えないように作成し、
その後、第2の配置工程において、I/Oセル割り当て
線134により包括線131上に割り当てられたI/O
セル102の順番に従って、ESD保護回路104を配
置している。このため、I/Oセル102から分離され
たESD保護回路104を、ESD保護配線123が単
一の配線層のみに設けられるように配置することができ
るので、ESD保護配線123を設けるための配線層が
増加して製造コストが増大する事態を回避することがで
きる。
【0081】尚、第2の実施形態において、I/Oセル
102をチップ100におけるバンプ101の下側に配
置したが、これに限られず、チップ100におけるバン
プ101の下側以外に配置してもよい。
【0082】また、第2の実施形態において、ESD保
護回路配置領域RESD を、I/Oセル102が配置され
る領域つまり内部回路セル配置領域RCELLを取り囲むよ
うに設けたが、これに限られず、ESD保護回路配置領
域RESD を内部回路セル配置領域RCELLに比べてチップ
100の中央部に対してより外側に配置しても同等の効
果が得られる。
【0083】また、第2の実施形態において、ESD保
護配線123として、チップ100の一辺に対して45
°の方向に延びる斜めの配線を用いたが、これに代え
て、チップ100の一辺に対して水平な方向又は垂直な
方向に延びる配線のみを用いてもよい。
【0084】また、第2の実施形態において、少なくと
も1つのI/Oセル102から分離されたESD保護回
路104をI/Oセル102とは異なるセルとして有し
ているI/Oセルライブラリが記録されているコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を用いてもよい。このよう
にすると、該記録媒体に記録されているI/Oセルライ
ブラリをコンピュータ上で利用することにより、第2の
実施形態に係る半導体集積回路装置の設計方法を容易に
実行することができる。
【0085】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態に係る半導体集積回路装置の設計方法、具体的
には、チップの内部における所望の位置にI/Oセルを
配置することができる半導体集積回路装置の設計方法に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0086】第3の実施形態に係る半導体集積回路装置
の設計方法の特徴は、第1の実施形態に係る半導体集積
回路装置に用いられているI/Oセル及び該I/Oセル
から分離されたESD保護回路(図2及び図3参照)を
用いることである。
【0087】図10は、第3の実施形態に係る半導体集
積回路装置の設計方法の各処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【0088】まず、ステップ31(第1の配置工程)に
おいて、第2の実施形態のステップ21と同様に、I/
Oセル及び内部回路セルをチップの内部に配置する。
【0089】以下、第1の配置工程について、内部回路
セルとしてスタンダードセルを用いる場合を例として、
図11を参照しながら詳しく説明する。尚、図11にお
いて、図1に示す第1の実施形態に係る半導体集積回路
装置と同一の部材には同一の符号を付すことにより説明
を省略する。
【0090】第1の配置工程においては、図11に示す
ように、I/Oセル102及びスタンダードセル103
aを同一のセル行103つまりスタンダードセル行に配
置している。また、I/Oセル102の高さをスタンダ
ードセル103aの高さの2倍に設定していると共に、
I/Oセル102をスタンダードセル行の2行にまたが
って配置している。
【0091】次に、ステップ32(第1の配線工程)に
おいて、第2の実施形態のステップ22と同様に、第1
の配置工程で配置された、内部回路セル同士又は内部回
路セルとI/Oセルとをセル間配線により接続する。
【0092】以下、第1の配線工程について、内部回路
セルとしてスタンダードセルを用いる場合を例として、
図11を参照しながら詳しく説明する。
【0093】第1の配線工程においては、スタンダード
セル103a同士又はスタンダードセル103aとI/
Oセル102とを接続するセル間配線を、基本的にセル
(スタンダードセル又はI/Oセル)上に配置する。し
かし、セル間配線が増大してセル上だけではセル間配線
を収容できない場合には、図11に示すように、セル行
103同士の間に、セル間配線のみが配置される純配線
領域RWIREを設けて、該純配線領域RWIREに、セル上に
収容しきれないセル間配線を配置する。
【0094】次に、ステップ33(純配線領域検出工
程)において、第1の配線工程で設けられた純配線領域
を検出する。
【0095】次に、ステップ34(第2の配置工程)に
おいて、I/Oセルから分離されたESD保護回路を配
置する。
【0096】以下、第2の配置工程について、内部回路
セルとしてスタンダードセルを用いる場合を例として、
図12を参照しながら詳しく説明する。尚、図12にお
いて、図1に示す第1の実施形態に係る半導体集積回路
装置と同一の部材には同一の符号を付すことにより説明
を省略する。
【0097】第2の配置工程においては、図12に示す
ように、I/Oセル102から分離されたESD保護回
路104を、純配線領域検出工程で検出された純配線領
域R WIREに優先的に配置する。続いて、純配線領域R
WIREに配置しきれないESD保護回路104を、チップ
100の周縁部に設けられたESD保護回路配置領域R
ESD に配置する。このとき、できるだけチップ100の
面積が小さくなるように、例えば、内部回路セル配置領
域RCELLの周囲を上下左右に取り囲むESD保護回路配
置領域RESD (図11参照)のうち内部回路セル配置領
域RCELLの右側の部分には、ESD保護回路104を配
置しないようにし続ける。このようにすると、全てのE
SD保護回路104の配置が終了したときに、ESD保
護回路配置領域RESD のうち内部回路セル配置領域R
CELLの右側の部分にESD保護回路104が全く配置さ
れていない状態を得ることができるので、図12に示す
ように、ESD保護回路配置領域RESD のうち内部回路
セル配置領域RCELLの右側の部分を削除することによっ
て、チップ100の面積を小さくすることができる。
【0098】第3の実施形態によると、従来のI/Oセ
ルの面積の大部分を占めていたESD保護回路104を
I/Oセル102から分離して、チップ100の周縁部
に設けられたESD保護回路配置領域RESD に配置して
いる一方、I/Oセル102を、ESD保護回路配置領
域RESD よりもチップ100の中央部寄りに配置してい
る。このため、I/Oセル102を内部回路セル配置領
域RCELLに挿入する場合にも、従来の半導体集積回路装
置に比べて、内部回路セル配置領域RCELLの面積を削減
して、セル間配線の総配線長を短くすることができる。
従って、LSI全体における信号の伝播遅延時間を低減
できるので、LSIの動作を高速化することができる。
【0099】また、第3の実施形態によると、純配線領
域検出工程において、第1の配線工程で設けられた純配
線領域RWIREを検出した後、第2の配置工程において、
ESD保護回路104を純配線領域RWIREに優先的に配
置しているため、チップ100の周縁部に設けられたE
SD保護回路配置領域RESD の面積が小さくなる。この
ため、チップ100自体の面積を削減することができる
ので、製造コストを削減することができると共に歩留ま
り率を向上させることができる。
【0100】尚、第3の実施形態において、I/Oセル
102をチップ100におけるバンプ101の下側に配
置したが、これに限られず、チップ100におけるバン
プ101の下側以外に配置してもよい。
【0101】また、第3の実施形態において、ESD保
護回路配置領域RESD を、I/Oセル102が配置され
る領域つまり内部回路セル配置領域RCELLを取り囲むよ
うに設けたが、これに限られず、ESD保護回路配置領
域RESD を内部回路セル配置領域RCELLに比べてチップ
100の中央部に対してより外側に配置しても同等の効
果が得られる。
【0102】また、第3の実施形態において、I/Oセ
ル102の高さをスタンダードセル103aの高さの2
倍に設定すると共に、I/Oセル102をスタンダード
セル行の2行にまたがって配置したが、これに限られ
ず、I/Oセル102の高さを他の高さに設定しても同
等の効果が得られる。
【0103】また、第3の実施形態において、少なくと
も1つのI/Oセル102から分離されたESD保護回
路104をI/Oセル102とは異なるセルとして有し
ているI/Oセルライブラリが記録されているコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を用いてもよい。このよう
にすると、該記録媒体に記録されているI/Oセルライ
ブラリをコンピュータ上で利用することにより、第3の
実施形態に係る半導体集積回路装置の設計方法を容易に
実行することができる。
【0104】
【発明の効果】本発明によると、I/Oセルが内部回路
セル配置領域に挿入されている場合にも、従来の半導体
集積回路装置に比べて、内部回路セル配置領域の面積を
削減して、セル間配線の総配線長を短くすることができ
るため、LSI全体における信号の伝播遅延時間を低減
できるので、LSIの動作を高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路
装置のレイアウトを示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路
に用いられている入力セル及び該入力セルから分離され
たESD保護回路のレイアウトを示す模式図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路
に用いられている出力セル及び該出力セルから分離され
たESD保護回路のレイアウトを示す模式図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路
装置に設けられた配線を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路
装置の設計方法の各処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路
装置の設計方法におけるレイアウト抽象化工程の処理内
容を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路
装置の設計方法におけるI/Oセル割り当て工程の処理
内容を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路
装置の設計方法における第2の配置工程の処理内容を示
す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路
装置の設計方法における第2の配線工程により設けられ
たESD保護配線を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回
路装置の設計方法の各処理の手順を示すフローチャート
である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回
路装置の設計方法における第1の配置工程により配置さ
れたI/Oセル及び内部回路セルを示す図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回
路装置の設計方法における第2の配置工程により配置さ
れたESD保護回路を示す図である。
【図13】従来の半導体集積回路装置のレイアウトを示
す図である。
【図14】従来の入力セルのレイアウトを示す模式図で
ある。
【図15】従来の出力セルのレイアウトを示す模式図で
ある。
【符号の説明】
100 チップ 101 バンプ 102 I/Oセル 102a 入力セル 102b 出力セル 102A 第1のI/Oセル 102B 第2のI/Oセル 102C 第3のI/Oセル 102D 第4のI/Oセル 103 セル行 103a スタンダードセル 104 ESD保護回路 104A 第1のESD保護回路 104B 第2のESD保護回路 104C 第3のESD保護回路 104D 第4のESD保護回路 111 第1の部分回路 112 入力用パッド 113 入力用ESD保護回路 114 第2の部分回路 115 出力バッファ兼ESD保護回路 116 出力用パッド 117 ESD保護専用回路 121 第1のセル間配線 122 第2のセル間配線 123 ESD保護配線 123A 第1のESD保護配線 123B 第2のESD保護配線 123C 第3のESD保護配線 123D 第4のESD保護配線 131 包括線 132 格子線 133 I/Oセル割り当て点 133A 第1のI/Oセル割り当て点 133B 第2のI/Oセル割り当て点 133C 第3のI/Oセル割り当て点 133D 第4のI/Oセル割り当て点 134 I/Oセル割り当て線 RESD ESD保護回路配置領域 RCELL 内部回路セル配置領域 RWIRE 純配線領域 T1 端子 T2 端子 T3 端子 T4 端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月7日(2001.2.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/04 H Fターム(参考) 5F038 BH12 BH13 CA03 CA07 CA17 CD02 CD05 CD13 DT10 EZ08 EZ20 5F064 AA04 BB28 DD07 DD14 DD31 DD33 DD34 EE08 EE12 EE16 EE17 EE47 EE51 HH05 HH10 HH12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップの内部における所望の位置にI/
    Oセルを配置することができる半導体集積回路装置であ
    って、 前記チップの周縁部に設けられたESD保護回路配置領
    域に前記I/Oセルから分離されて配置されたESD保
    護回路と、 前記ESD保護回路配置領域よりも前記チップの中央部
    寄りに配置された前記I/Oセルと、 前記I/Oセルと前記ESD保護回路とを接続する配線
    とを備えていることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記I/Oセルは入力セル又は電源セル
    であって、 前記ESD保護回路の全てが、前記I/Oセルから分離
    されて前記ESD保護回路配置領域に配置されていると
    共に前記配線によって前記I/Oセルと接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記I/Oセルは出力セルであって、 前記ESD保護回路のうちの出力バッファとして動作し
    ない部分であるESD保護専用回路のみが、前記I/O
    セルから分離されて前記ESD保護回路配置領域に配置
    されていると共に前記配線によって前記I/Oセルと接
    続されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    集積回路。
  4. 【請求項4】 チップの内部における所望の位置にI/
    Oセルを配置することができる半導体集積回路装置の設
    計方法であって、 前記I/Oセル、及び内部回路セルを前記チップの内部
    に配置する第1の配置工程と、 前記第1の配置工程において配置された、前記内部回路
    セル同士又は前記内部回路セルと前記I/Oセルとをセ
    ル間配線により接続する第1の配線工程と、 前記I/Oセルから分離されたESD保護回路を、前記
    チップの周縁部に設けられたESD保護回路配置領域に
    配置する第2の配置工程と、 前記第1の配置工程において配置された前記I/Oセル
    と前記第2の配置工程において配置された前記ESD保
    護回路とをESD保護配線により接続する第2の配線工
    程とを備え、 前記第1の配置工程は、前記I/Oセルを前記ESD保
    護回路配置領域よりも前記チップの中央部寄りに配置す
    る工程を含むことを特徴とする半導体集積回路の設計方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第1の配線工程と前記第2の配置工
    程との間に、 前記第1の配置工程において配置された全ての前記I/
    Oセルを取り囲む包括線、及び前記I/Oセル同士又は
    前記I/Oセルと前記包括線とを結ぶ格子線を作成する
    と共に、前記格子線を通過することができる前記ESD
    保護配線の数である容量を定義するレイアウト抽象化工
    程と、 全ての前記I/Oセルについて該I/Oセルと前記包括
    線上の一点とを結ぶI/Oセル割り当て線を、該I/O
    セル割り当て線同士が交差しないように且つ前記格子線
    を通過する前記I/Oセル割り当て線の数が前記容量を
    超えないように作成するI/Oセル割り当て工程とをさ
    らに備え、 前記第2の配置工程は、前記I/Oセル割り当て線によ
    り前記包括線上に割り当てられた前記I/Oセルの順番
    に従って、前記ESD保護回路を配置する工程を含み、 前記第2の配線工程は、前記ESD保護配線を単一の配
    線層のみに設ける工程を含むことを特徴とする請求項4
    に記載の半導体集積回路の設計方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の配線工程は、前記チップの内
    部に前記セル間配線のみが配置される純配線領域を設け
    る工程を含み、 前記第1の配線工程と前記第2の配置工程との間に、前
    記第1の配線工程において設けられた前記純配線領域を
    検出する純配線領域検出工程をさらに備え、 前記第2の配置工程は、前記ESD保護回路を、前記純
    配線領域検出工程において検出された前記純配線領域に
    配置する工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の
    半導体集積回路の設計方法。
  7. 【請求項7】 半導体集積回路の外部に対して信号の入
    出力を行なうI/Oセルの集合であるI/Oセルライブ
    ラリが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    であって、 少なくとも1つの前記I/Oセルから分離されたESD
    保護回路を前記I/Oセルとは異なるセルとして有して
    いることを特徴とするI/Oセルライブラリが記録され
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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