JPH0340082Y2 - - Google Patents

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JPH0340082Y2
JPH0340082Y2 JP1984186613U JP18661384U JPH0340082Y2 JP H0340082 Y2 JPH0340082 Y2 JP H0340082Y2 JP 1984186613 U JP1984186613 U JP 1984186613U JP 18661384 U JP18661384 U JP 18661384U JP H0340082 Y2 JPH0340082 Y2 JP H0340082Y2
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rake
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は耕耘装置における耕耘カバー装置に関
する。
<従来の技術> 従来、ロータリ耕耘装置として、耕耘部を上方
から覆う耕耘カバー装置が設けられ、耕耘カバー
後部と耕耘部との間に、わらや茎等の雑稈物埋込
み用レーキ杆が耕耘カバー幅方向に複数設けられ
たものがあつた。また耕耘カバー後部の接地部は
下向きに湾曲する弧状に形成され、雑稈物埋込み
用レーキ杆も耕耘カバー後部と適宜間隔を有して
下向きに湾曲する弧状に形成されていた。
<考案が解決しようとする問題点> 上記構造によれば、耕耘作業に際して耕耘装置
を接地した場合、耕耘装置等の荷重でレーキ杆が
変形され、レーキ杆が耕耘カバーに密着し、雑稈
物の埋込み機能を十分に発揮できない欠点があつ
た。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、レーキ杆
による雑稈物の埋込み機能の向上を図ることを目
的とする。
<問題点を解決するための手段> その技術的手段は、耕耘部4を上方から覆つて
耕耘カバー15,17,18が設けられ、耕耘カ
バー15,17,18後部と耕耘部4との間に、
弾性を有する雑稈物埋込み用レーキ杆34が耕耘
カバー15,17,18幅方向に複数配置され、
レーキ杆34の前部が耕耘カバー15,17,1
8の後部に、該レーキ杆34の中途部から後部に
かけて耕耘カバー15,17,18との間に間隔
を有して取付けられたものにおいて、 前記耕耘カバー15,17,18後部に、レー
キ杆34が弾性変形した際にレーキ杆34の中途
部が頂部に当接して、該当接部分の前後で耕耘カ
バー15,17,18とレーキ杆34との間に間
隙を形成すべく、耕耘カバー15,17,18幅
方向全長に亘る下向き山形状の折曲部32が形成
されてなる点にある。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図乃至第6図において、1はロータリ
耕耘装置で、3点リンク機構2を介して図外のト
ラクタに昇降自在に装着されている。耕耘装置1
は、機枠3と、耕耘部4と、耕耘カバー装置5
と、ゲージ装置6等で構成されている。
機枠3は、入力用ギヤケース7と、その両側方
に突出する左右一対のサポートアーム8と、各ア
ーム8外側端部から下設された伝動ケース9及び
サイドプレート10等から成り、ギヤケース7に
備えられた入力軸11がトラクタのPTO軸に連
動連結されている。ギヤケース7には、入力軸1
1と連動する正逆転切換機構が内蔵され、該機構
が伝動ケース9内の伝動機構を介して耕耘部4と
連動している。
耕耘部4は、伝動ケース9とサイドプレート1
0に両端部を支持された爪軸12と、該爪軸12
に固設された爪取付体13を介して装着された多
数の正逆転両用形耕耘爪14から成り、横軸廻り
に正逆転自在に駆動可能とされている。
耕耘カバー装置5は耕耘部4を上方側から覆う
もので、固定の主耕耘カバー15と、該主耕耘カ
バー15に横軸16により揺動自在に枢支された
後部耕耘カバー17と、後部耕耘カバー17に着
脱自在に装着される延長カバー18とを備えてい
る。
後部耕耘カバー17は幅方向中央部に培土器等
を装入するための後方に開口する略三角形状の切
欠部19が形成されており、該切欠部19を閉塞
すべく、閉塞板20が切欠部19に対して後方側
から着脱自在に装着されている。該開塞板20は
切欠部19より僅かに大なる形状に形成されてお
り、耕耘カバー17の切欠部19の周縁部上に、
閉塞板20の周縁部が重合されるよう構成されて
いる。また閉塞板20の周縁部上面側には適宜間
隔を有して、複数の支持筒体21が溶接等により
固着されており、各支持筒体21の大円形孔22
は側方向に指向されている。一方耕耘カバー17
の切欠部19周縁部上面側にも、各支持筒体21
と対応して係合筒体23が溶接等により固着され
ており、各係合筒体23の小円形孔24も側方向
に指向されている。25は円柱軸状の固定操作ピ
ンで、前記支持筒体21の大円形孔22内に回動
操作自在にかつ回動軸心方向に相対移動自在に嵌
入支持されている。そして固定操作ピン25の内
側には回動操作用の操作アーム26が溶着されて
おり、外側には固定操作ピン25より径小の係合
軸27が軸長手方向に突設されると共に、第6図
に示される如く、固定操作ピン25の軸心Pと係
合軸27の軸心Qとが僅かな距離S偏心した構成
とされている。そして係合軸27は支持筒体21
の外側より突出して、係合筒体23の小円形孔2
4内に相対回動自在でかつ回動軸心方向に相対移
動自在に嵌入されており、係合軸27の突出端に
はベータピン28が装着され、抜止め保持されて
いる。また各固定操作ピン25の軸心P方向内側
方には夫々抜止め体29が設けられている。該抜
止め体29はゴム等の弾性材よりなり、第3図乃
至第5図に示される如く、閉塞板20の取付孔3
0に嵌通されると共に両側より挟持状として装着
され、固定操作ピン25の係合軸27を係合筒体
23の小円形孔24より離脱させるべく、軸方向
に移動させた際、固定操作ピン25と当接して固
定操作ピン25の支持筒体21からの離脱を防止
するよう構成されている。
前記延長カバー18は第1図及び第3図に示さ
れる如く、前後方向中途部に幅方向全長に亘る下
向き山形状の第1折曲部31及び第2折曲部32
が形成され、下向き膨出状とされている。また、
両側端部には補強リブ板33が装着されている。
また延長カバー18の第1折曲部31には、幅方
向に所定間隔を有してレーキ杆挿通孔が形成さ
れ、該レーキ杆挿通孔を介して弾性を有する雑稈
物埋込み用のレーキ杆34が幅方向に複数装着さ
れている。
前記耕耘カバー17の両側には延長カバー取付
部38が夫々設けられており、各延長カバー取付
部38は所定間隔を有して耕耘カバー17上面側
に設けられた1対の取付ブラケツト39と、該取
付ブラケツト39の長手方向に適宜間隔を有して
両取付ブラケツト39間に架設された複数の係合
杆40と、取付ブラケツト39の上部で揺動自在
に枢支された取付ステー41とを備えている。該
取付ステー41には第1図に示される如く、長手
方向に所定間隔を有して取付孔42が複数設けら
れている。一方、延長カバー18の上端部両側に
は、各延長カバー取付部38と対応して、各係合
杆40に選択的に係脱自在なフツク部43が設け
られると共に、取付ステー41の取付孔42に連
結ピン44で着脱自在に連結される連結ステー4
5が設けられている。また各延長カバー取付部3
8の一側には取付ブラケツト46が設けられてお
り、該取付ブラケツト46に弾下機構47のロツ
ド48が連結ピン49により着脱自在に枢着さ
れ、ここに後部耕耘カバー17が接地方向に付勢
されている。また第2図において、50はレーキ
装置である。
前記延長カバー18の上端部においては、第1
図に示される如く、上向き山形状の補強突条51
が形成されており、前記各レーキ杆34は第3図
に示される如く、背面視略U字状に折曲形成され
ると共に、上端部は第1図に示される如く、補強
突条51に沿つた側面視く字状に折曲形成され、
各レーキ杆34の前上部が延長カバー18の上面
に当接状とされ、固定板52で覆われると共に、
延長カバー18と固定板52とのボルト・ナツト
等の締結具53による締結により、着脱自在に装
着されている。また、延長カバー18のレーキ杆
挿通孔より下方に突出したレーキ杆34は下向き
弧状の第1折曲部54と第2折曲部55とが設け
られ下向き膨出状とされている。そして、レーキ
杆34の第1折曲部54と第2折曲部55との間
に、延長カバー18の第2折曲部32が位置する
よう構成され、延長カバー18の下向き膨出形状
とレーキ杆34の下向き膨出形状とが異なる形状
とされている。
即ち、耕耘作業に際して、耕耘装置1を接地し
た場合、耕耘装置1等の荷重でレーキ杆34が弾
性変形して、第2折曲部32の頂部下面にレーキ
杆34が当接しても、第2折曲部32の頂部の前
後で延長カバー18とレーキ杆34との間に間隙
A,Bが確保できるよう構成されている。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、耕耘作業に際して、耕耘装置1を接地した場
合において、レーキ杆34が耕耘装置1等の荷重
で弾性変形し、延長カバー18とレーキ杆34と
が当接した場合であつても、レーキ杆34の第1
折曲部54と第2折曲部55との間に延長カバー
18の第2折曲部32が位置する構成とされてい
るため、延長カバー18の第2折曲部32の頂部
にレーキ杆34が当接した状態において、第2折
曲部32の前後で延長カバー18とレーキ杆34
との間に常に間〓A,Bが確保でき、わらや茎等
の雑稈物を有効に埋込むことができ、雑稈物の埋
込み機能を十分に発揮することができる。また閉
塞板20を後部耕耘カバー17に取付ける際には
第3図仮想線で示す如く、各固定操作ピン25を
抜止め体29方向に移動させた状態で、閉塞板2
0を切欠部19の後方側から重合させ、第5図に
示される如く、固定操作ピン25を係合筒体23
方向に移動させ、係合軸27を係合筒体23の小
円形孔24に嵌通させる。その後、第1図に示さ
れる如く、操作アーム26を所定方向に回動操作
すればよい。この際、固定操作ピン25の軸心P
と係合軸27の軸心Qとが偏心して構成されてい
るため、第4図に示される如く、相対的に閉塞板
20が耕耘カバー17側に引き寄せられ、切欠部
19の周縁部と閉塞板20の周縁部とが互いに密
着した圧着状態が得られ、ここに閉塞板20が耕
耘カバー17に取付け保持される。そして、ベー
タピン28を装着すれば、抜止め保持される。こ
の際、第1図に示される如く、ベータピン28の
一端が耕耘カバー17上面に当接するように構成
すれば、固定操作ピン25の固定解除方向の回動
が規制され、弛みが防止できる。また第1図に示
される如く、閉塞板20の取付け状態において、
操作アーム26等が、側面視、取付ブラケツト3
9の高さ内に収まる構成としているため、延長カ
バー18の位置調整に何等支障を生じない。次
に、閉塞板20を取外す場合には、上記と逆の手
順によつて行なえる。以上のように、閉塞板20
の着脱作業に際して、何等特別な工具等がいら
ず、容易.迅速に行なうことができる。また延長
カバー18を耕耘カバー17に装着する場合に
は、延長カバー18のフツク部43を延長カバー
取付部38の係合杆40に係止させ、連結ステー
45と取付ステー41とを連結ピン44で連結す
ればよい。尚、第1図仮想線で示される如く、延
長カバー18の取付け位置が3段階に調整自在と
されている。そして延長カバー18によつて耕深
が浅い場合であつても、均平効果を得ることがで
きる。
尚、上記実施例において、延長カバー18に雑
稈物埋込み用レーキ杆34を設けたものを示して
いるが、後部耕耘カバー17にレーキ杆34を設
ける構成であつてもよい。またレーキ杆34の第
2折曲部55を設けない構成であつてもよい。
<考案の効果> 本考案によれば、耕耘カバー後部に幅方向全長
に亘る下向き山形状の折曲部が形成され、レーキ
杆が弾性変形されて折曲部の頂部下面に当接した
際、その当接部分の前後で耕耘カバーとレーキ杆
との間に間隙が形成されることから、耕耘作業に
際して、レーキ杆が耕耘装置等の荷重で弾性変形
してレーキ杆が耕耘カバーに当接した場合であつ
ても、レーキ杆は折曲部の頂部の前後で耕耘カバ
ーから離間されて地中に埋没され、これにより、
わらや茎等の雑稈物を有効に埋込むことができ、
雑稈物の埋込み機能を十分に発揮する。また、レ
ーキ杆はその中途部が折曲部の頂部に当接するこ
とから、レーキ杆が折曲部の頂部に当接した状態
で、レーキ杆の折曲部頂部よりも後部側が耕耘装
置等の荷重でさらに耕耘カバー側にまがりにくく
されており、これによつて、レーキ杆の後端部側
が耕耘カバーから離間され、このため、レーキ杆
の後端部側が耕耘カバーに接触して雑稈物がレー
キ杆の後端部側にからみつくということもない。
さらに、折曲部は補強効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部断面側面
図、第2図は全体側面図、第33図は第1図の背
面図、第4図は第3図−線断面矢視拡大図、
第5図は同操作説明図、第6図は第5図−線
断面矢視拡大図である。 1……ロータリ耕耘装置、4……耕耘部4、1
5……主耕耘カバー、17……後部耕耘カバー、
18……延長カバー、32……第2折曲部、34
……レーキ杆、54……第1折曲部、55……第
2折曲部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 耕耘部4を上方から覆つて耕耘カバー15,1
    7,18が設けられ、耕耘カバー15,17,1
    8後部と耕耘部4との間に、弾性を有する雑稈物
    埋込み用レーキ杆34が耕耘カバー15,17,
    18幅方向に複数配置され、レーキ杆34の前部
    が耕耘カバー15,17,18の後部に、該レー
    キ杆34の中途部から後部にかけて耕耘カバー1
    5,17,18との間に間隔を有して取付けられ
    たものにおいて、 前記耕耘カバー15,17,18後部に、レー
    キ杆34が弾性変形した際にレーキ杆34の中途
    部が頂部に当接して、該当接部分の前後で耕耘カ
    バー15,17,18とレーキ杆34との間に間
    隙を形成すべく、耕耘カバー15,17,18幅
    方向全長に亘る下向き山形状の折曲部32が形成
    されてなることを特徴とする耕耘カバー装置。
JP1984186613U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0340082Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984186613U JPH0340082Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JP1984186613U JPH0340082Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JPS61100911U JPS61100911U (ja) 1986-06-27
JPH0340082Y2 true JPH0340082Y2 (ja) 1991-08-23

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JP1984186613U Expired JPH0340082Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728801Y2 (ja) * 1988-03-23 1995-07-05 株式会社クボタ ロータリカバーの補助カバー取付装置

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JPS6238486Y2 (ja) * 1981-04-30 1987-10-01

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JPS61100911U (ja) 1986-06-27

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