JPH0337362Y2 - - Google Patents

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JPH0337362Y2
JPH0337362Y2 JP1984186614U JP18661484U JPH0337362Y2 JP H0337362 Y2 JPH0337362 Y2 JP H0337362Y2 JP 1984186614 U JP1984186614 U JP 1984186614U JP 18661484 U JP18661484 U JP 18661484U JP H0337362 Y2 JPH0337362 Y2 JP H0337362Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は耕耘装置における耕耘カバー装置に関
する。
<従来の技術> 従来、ロータリ耕耘装置においては、耕耘部を
上方から覆う耕耘カバー装置の後部耕耘カバーの
後部に、培土器等を装入するための後方に開口す
る切欠部を形成され、該切欠部を閉塞板で着脱自
在に閉塞するように構成したものがある。そして
閉塞板は後部耕耘カバーにボルトによる締結によ
つて取付けるよう構成されていた。
<考案が解決しようとする問題点> 上記構造によれば、閉塞板の着脱に際して、ス
パナ等の工具が必要とされ、手間がかかり、着脱
作業が煩雑となる欠点があつた。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、閉塞板の
着脱作業の容易化を図ることを目的とする。
<問題点を解決するための手段> その技術的手段は、耕耘部4を上方から覆う耕
耘カバー17後部に、培土器等を装入するための
後方に開口する切欠部19を形成し、該切欠部1
9を閉塞板20で着脱自在に閉塞するようにした
ものにおいて、閉塞板20が切欠部19に対して
後方側から着脱自在とされ、閉塞板20側或いは
耕耘カバー17側のいずれか一方に支持筒体21
が設けられ、他方に支持筒体21と対応して係合
筒体23が設けられ、前記支持筒体21に回動操
作自在でかつ回動軸心方向に相対移動自在に固定
操作ピン25が装入支持され、該固定操作ピン2
5の一側突出部に係合筒体23に相対回動自在で
かつ回動軸心方向に相対移動自在に嵌入される係
合軸27が設けられ、耕耘カバー17の切欠部1
9周縁部と閉塞板20周縁部とを互いに密着させ
るべく、固定操作ピン25の回動軸心と係合軸2
7の回動軸心とが偏心状に形成され、前記係合軸
27が前記係合筒23に嵌入したとき、該係合軸
27の先端部は係合筒23より突出し、該係合軸
27の突出部に抜け止めピン28が着脱自在に装
着され、かつ、該抜け止めピン28は、その一端
が耕耘カバー17または閉塞板20のいずれか一
方の上面に当接して係合軸27の回動を防止する
よう装着されている点にある。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図乃至第6図において、1はロータリ
耕耘装置で、3点リンク機構2を介して図外のト
ラクタに昇降自在に装着されている。耕耘装置1
は、機枠3と、耕耘部4と、耕耘カバー装置5
と、ゲージ装置6等で構成されている。
機枠3は、入力用ギヤケース7と、その両側方
に突出する左右一対のサポートアーム8と、各ア
ーム8外側端部から下設された伝動ケース9及び
サイドプレート10等から成り、ギヤケース7に
備えられた入力軸11がトラクタのPTO軸に連
動連結されている。ギヤケース7には、入力軸1
1と連動する正逆転切換機構が内蔵され、該機構
が伝動ケース9内の伝動機構を介して耕耘部4と
連動している。
耕耘部4は、伝動ケース9とサイドプレート1
0に両端部を支持された爪軸12と、該爪軸12
に固設された爪取付体13を介して装着された多
数の正逆転両用形耕耘爪14から成り、横軸廻り
に正逆転自在に駆動可能とされている。
耕耘カバー装置5は耕耘部4を上方側から覆う
もので、固定の主耕耘カバー15と、該主耕耘カ
バー15に横軸16により揺動自在に枢支された
後部耕耘カバー17と、後部耕耘カバー17に着
脱自在に装着される延長カバー18とを備えてい
る。
後部耕耘カバー17は幅方向中央部に培土器等
を装入するための後方に開口する略三角形状の切
欠部19が形成されており、該切欠部19を閉塞
すべく、閉塞板20が切欠部19に対して後方側
から着脱自在に装着されている。該閉塞板20は
切欠部19より僅かに大なる形状に形成されてお
り、耕耘カバー17の切欠部19の周縁部上に、
閉塞板20の周縁部が重合されるよう構成されて
いる。また閉塞板20の周縁部上面側には適宜間
隔を有して、複数の支持筒体21が溶接等により
固着されており、各支持筒体21の大円形孔22
は側方向に指向されている。一方、耕耘カバー1
7の切欠部19周縁部上面側にも、各支持筒体2
1と対応して係合筒体23が溶接等により固着さ
れており、各係合筒体23の小円形孔24も側方
向に指向されている。25は円柱軸状の固定操作
ピンで、前記支持筒体21の大円形孔22内に回
動操作自在にかつ回動軸心方向に相対移動自在に
嵌入支持されている。そして固定操作ピン25の
内側には回動操作用の操作アーム26が溶着され
ており、外側には固定嵌合ピン25より径小の係
合軸27が軸長手方向に突設されると共に、第6
図に示される如く、固定操作ピン25の軸心Pと
係合軸27の軸心Qとが僅かな距離S偏心した構
成とされている。そして係合軸27は支持筒体2
1の外側より突出して、係合筒体23の小円形孔
24内に相対回動自在でかつ回動軸心方向に相対
移動自在に嵌入されており、係合軸27の突出端
には抜け止めピンであるベータピン28が装着さ
れ、抜止め保持されている。また各固定操作ピン
25の軸心P方向内側方には夫々抜止め体29が
設けられている。該抜止め体29はゴミ等の弾性
材よりなり、第1図、第3図及び第5図に示され
る如く、閉塞板20の取付孔30に嵌通されると
共に両側より挟持状として装着され、固定操作ピ
ン25の係合軸27を係合筒体23の小円形孔2
4より離脱させるべく、軸方向に移動させた際、
固定操作ピン25と当接して固定操作ピン25の
支持筒体21からの離脱を防止するよう構成され
ている。
前記延長カバー18は第3図及び第4図に示さ
れる如く、第1折曲部31及び第2折曲部32を
介して下向き膨出状とされ、両側端部には補強板
33が装着されている。また延長カバー18の第
1折曲部31には、幅方向に所定間隔を有してレ
ーキ杆挿通孔が形成され、該レーキ杆挿通孔を介
してレーキ杆34が幅方向に複数装着されてい
る。レーキ杆34は第3図に示される如く、背面
視略U字状に折曲形成され、延長カバー18上面
側に幅方向所定間隔を有して配置された位置決め
部材35に係合され、固定板36で覆われると共
に、延長カバー18と固定板36とのボルト・ナ
ツト等の締結具37による締結により、着脱自在
に装着されている。前記耕耘カバー17の両側に
は延長カバー取付部38が夫々設けられており、
各延長カバー取付部38は所定間隔を有して耕耘
カバー17上面側に設けられた1対の取付ブラケ
ツト39と、該取付ブラケツト39の長手方向に
適宜間隔を有して両取付ブラケツト39間に架設
された複数の係合杆40と、取付ブラケツト39
の上部で揺動自在に枢支された取付ステー41と
を備えている。該取付ステー41には第4図に示
される如く、長手方向に所定間隔を有して取付孔
42が複数設けられている。一方、延長カバー1
8の上端部両側には、各延長カバー取付部38と
対応して、各係合杆40に選択的に係脱自在なフ
ツク部43が設けられると共に、取付ステー41
の取付孔42に連結ピン44で着脱自在に連結さ
れる連結ステー45が設けられている。また各延
長カバー取付部38の一側には取付ブラケツト4
6が設けられており、該取付ブラケツト46に弾
下機構47のロツド48が連結ピン49により着
脱自在に枢着され、ここに後部耕耘カバー17が
接地方向に付勢されている。また第2図におい
て、50はレーキ装置である。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、閉塞板20を後部耕耘カバー17に取付ける
際には、第3図仮想線で示す如く、各固定操作ピ
ン25を抜止め体29方向に移動させた状態で、
閉塞板20を切欠部19の後方側から重合させ、
第5図に示される如く、固定操作ピン25を係合
筒体23方向に移動させ、係合軸27を係合筒体
23の小円形孔24に嵌通させる。その後、第4
図に示される如く、操作アーム26を所定方向に
回動操作すればよい。この際、固定操作ピン25
の軸心Pと係合軸27の軸心Qとが偏心して構成
されているため、第1図に示される如く、相対的
に閉塞板20が耕耘カバー17側に引き寄せら
れ、切欠部19の周縁部と閉塞板20の周縁部と
が互いに密着した圧着状態が得られ、ここに閉塞
板20が耕耘カバー17に取付け保持される。そ
して、ベータピン28を装着すれば、抜止め保持
される。この際、第4図に示される如く、ベータ
ピン28の一端が耕耘カバー17上面に当接する
ように構成しているので、固定操作ピン25の固
定解除方向の回動が規制され、緩みが防止でき
る。また第4図に示される如く、閉塞板20の取
付け状態において、操作アーム26等が、側面
視、取付ブラケツト39の高さ内に収まる構成と
しているため、延長カバー18の位置調整に何等
支障を生じない。次に、閉塞板20を取外す場合
には、上記と逆の手順によつて行なえる。以上の
ように、閉塞板20の着脱作業に際して、何等特
別な工具等が要らず、容易・迅速に行なうことが
できる。また延長カバー18を耕耘カバー17に
装着する場合には、延長カバー18のフツク部4
3を延長カバー取付部38の係合杆40に係止さ
せ、連結ステー45と取付ステー41とを連結ピ
ン44で連結すればよい。尚、第4図仮想線で示
される如く、延長カバー18の取付け位置が3段
階に調整自在とされている。そして延長カバー1
8によつて、耕深が浅い場合であつても、均平効
果を得ることができる。
<考案の効果> 本考案によれば、閉塞板を取付ける場合には、
閉塞板を切欠部の後方側から重合させ、固定操作
ピンを係合筒体方向に移動させて係合軸を係合筒
体に嵌入させ、その後、固定操作ピンを回動操作
すれば、固定操作ピンの回動軸心と係合軸の回動
軸心とが偏心状とされているため、閉塞板と耕耘
カバーとが互いに引き寄せられ、切欠部の周縁部
と閉塞板の周縁部とが互いに密着した圧着状態が
得られ、ここに閉塞板が耕耘カバーに取付け保持
される。また閉塞板を取外す場合には、固定操作
ピンを上記と逆方向に回動操作すれば、切欠部の
周縁部と閉塞板の周縁部との圧着状態が解除さ
れ、容易に取外すことができる。以上のように、
閉塞板の着脱作業に際して、何等工具等が不要で
あり、容易・迅速に行なうことができるという利
点を奏する。また、抜け止めピンの一端が耕耘カ
バー又は閉塞板の上面に当接するよう構成してい
るので、固定操作ピンの固定解除方向の回動が規
制され、緩みが防止できる。即ち、抜け止めピン
は、固定操作ピンの抜け止めと緩み止めを兼用し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部断面図、第
2図は全体側面図、第3図は後部耕耘カバー及び
閉塞板の半部背面図、第4図は第3図−線断
面矢視図、第5図は要部操作説明図、第6図は第
5図−線断面矢視拡大図である。 1…ロータリ耕耘装置、4…耕耘部、17…後
部耕耘カバー、19…切欠部、20…閉塞板、2
1…支持筒体、23…係合筒体、25…固定操作
ピン、27…係合軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耕耘部4を上方から覆う耕耘カバー17後部
    に、培土器等を装入するための後方に開口する切
    欠部19を形成し、該切欠部19を閉塞板20で
    着脱自在に閉塞するようにしたものにおいて、閉
    塞板20が切欠部19に対して後方側から着脱自
    在とされ、閉塞板20側或いは耕耘カバー17側
    のいずれか一方に支持筒体21が設けられ、他方
    に支持筒体21と対応して係合筒体23が設けら
    れ、前記支持筒体21に回動操作自在でかつ回動
    軸心方向に相対移動自在に固定操作ピン25が嵌
    入支持され、該固定操作ピン25の一側突出部に
    係合筒体23に相対回動自在でかつ回動軸心方向
    に相対移動自在に嵌入される係合軸27が設けら
    れ、耕耘カバー17の切欠部19周縁部と閉塞板
    20周縁部とを互いに密着させるべく、固定操作
    ピン25の回動軸心と係合軸27の回動軸心とが
    偏心状に形成され、前記係合軸27が前記係合筒
    23に嵌入したとき、該係合軸27の先端部は係
    合筒23より突出し、該係合軸27の突出部に抜
    け止めピン28が着脱自在に装着され、かつ、該
    抜け止めピン28は、その一端が耕耘カバー17
    または閉塞板20のいずれか一方の上面に当接し
    て係合軸27の回動を防止するよう装着されてい
    ることを特徴とする耕耘カバー装置。
JP1984186614U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0337362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984186614U JPH0337362Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JP1984186614U JPH0337362Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JPS61100912U JPS61100912U (ja) 1986-06-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0753443Y2 (ja) * 1988-07-07 1995-12-13 株式会社クボタ ロータリカバー装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742241U (ja) * 1980-08-21 1982-03-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56101704U (ja) * 1979-12-29 1981-08-10

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JPS5742241U (ja) * 1980-08-21 1982-03-08

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JPS61100912U (ja) 1986-06-27

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