JPH0441769Y2 - - Google Patents

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JPH0441769Y2
JPH0441769Y2 JP1984101697U JP10169784U JPH0441769Y2 JP H0441769 Y2 JPH0441769 Y2 JP H0441769Y2 JP 1984101697 U JP1984101697 U JP 1984101697U JP 10169784 U JP10169784 U JP 10169784U JP H0441769 Y2 JPH0441769 Y2 JP H0441769Y2
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JP
Japan
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tilling
claw
plate
support rod
shaft
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JP1984101697U
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JPS6115905U (ja
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  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、正逆転用のロータリ耕耘装置に利
用される耕耘爪に関する。
[従来技術] 従来、この種の耕耘爪としては、実開昭59−
55406号公報に示すようなものがある。
この爪は、回転方向前後に設けられた爪本体部
を受担継ぎで連結すると共に、この受担継ぎの中
央部に取付基部を固着し、若しくは受担継ぎの途
中から取付基部を下方へ延設し、取付基部を耕耘
爪軸上のホルダーに差し込んで固定するものであ
る。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来型の耕耘爪にあつては、爪中央部に排
土促進穴を設けているために、この穴に草藁等が
絡み付く欠点があるほか、受担継ぎと取付基部が
背面から見ると面一で平坦に形成されていて、短
冊状の受担継ぎの両端部を爪本体部に溶着して耕
耘爪を構成していることからその継ぎ部分の強度
が不足しがちとなり、最悪の場合には、その部分
に亀裂を生じたり折れ曲がつたりするという欠点
を有していた。
[問題を解決するための技術手段] この考案は、前記した欠点を解消するために提
案するものであつて、以下のような技術手段を講
じた。
即ち、側面から見て略馬蹄形に形成された板状
部材の先端側を耕耘軸8の軸芯方向に彎曲させる
と共に、先端側を平面から見て略く字型に屈曲構
成し、耕耘軸8の軸芯を通る中心部の線13上に
支杆24を取り付けてなる正逆転耕耘爪におい
て、板状部材の支杆24取付部の基端側を平面視
略コ字状に折り曲げて溝部23を構成すると共
に、この溝部23に支杆24を嵌入し、前後方向
から見て支杆24と板状部材の板面とが重合する
状態で固着されていることを特徴とするものであ
る。
[作用] 機体を前進させながら、ロータリ耕耘装置を駆
動して耕耘作業を行わせると、板状部材からなる
耕耘爪の刃先が土壌を切り込み、回転方向の中央
部の線上に設けられた突出部にて耕土を反転させ
る。
耕耘軸が正転(ダウンカツト)する荒起し作業
時には、この耕起された土は後方へ放てきされ、
細土は下に、大きな土塊は上になつて積層され
る。
一方、耕耘軸は逆転(アツプカツト)させる
と、反対側の刃先が土壌に切り込まれ、耕耘軸と
ロータリカバーとの間で耕起土を持ち回る間に細
土し、この土を後方へ放てきする。この場合、大
きな土塊は下層に、細かい土は上層となつて推積
する。
[効果] この考案は前記の如く、板状部材からなる耕耘
爪12の支杆24取付部を平面視コ字状に折り曲
げて溝部23を形成すると共に、それに引き続く
先端側の部分を平面視く字状にして、しかも先端
側を耕耘軸8の軸芯方向に彎曲させたので、耕起
した土を先端側だけでなくコ字の溝部分23でも
反転でき、耕耘爪12の板面全体を有効に活用で
きる。
また、耕耘爪12を支える支杆24はこの溝部
23に嵌入させて耕耘爪12の板状部材と一体的
に固着され、しかも、支杆24と板状部材の板面
とは前後方向から見て重号すべく構成されている
ので、強度的にも堅固であり、草藁の支杆24、
耕耘軸8等への絡み付きも少なく、土の放てき性
能も向上する。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明
する。
まず、構成から説明すると、農用トラクター1
の後部に3点リンク機構2を介してロータリ耕耘
装置4を昇降自在に連結し、ロータリ耕耘装置4
には、ユニバーサルジヨイント3を介して農用ト
ラクター1側の動力を伝えている。
ロータリ耕耘装置4の前後部には軸(図示省略)
が軸架され、中央伝動ケース5の左右には、サイ
ドケース6とサイド支持体(図示省略)が設けら
れ、サイドケース6とサイド支持体の下部には爪
ホルダー7……を設けた耕耘軸8が回転駆動可能
に設けられている。
耕耘軸8はロータリ耕耘装置4に備えられた正
逆転切換装置(図示省略)を適宜切換操作するこ
とにより回転方向が切換えられる。
爪ホルダー7……には、耕耘爪12……を固定
するための取付孔10……が設けられ、耕耘爪1
2……を爪ホルダー7……の差し込み口から挿入
してボルトナツト11……にて固定する。
耕耘爪12は側面から見ると馬蹄形をなす板状
の部材からなり、前後縁には刃部15,16が設
けられると共に、回転方向中央部の線13上にお
ける板の基端側には平面から見るとコ字状に折り
曲げられた溝部23が形成され、この溝部23に
耕耘爪12を支える支杆24が前後方向から見て
重号する状態で嵌入固着されている。
そして、この溝部23に続く先端側は、平面視
く字状に形成すると共に、先端側を耕耘軸8の軸
芯方向に彎曲18させて設け、耕耘爪12を側面
から見たときに全体として中央部が一側に降起す
るように構成している。
また、第1図に示す如く、耕耘爪12の前後縁
下部の薄板部14には、耕耘爪12を爪ホルダー
7に取り付けたときに、爪ホルダー7に接近する
ように彎曲形成された巻き付き防止部20,21
を設け、この巻き付き防止部20,21と爪ホル
ダー7との間には、切欠部22を設けている。
図中符号、19は開口部、25はボルト挿通
孔、26はナツト挿通孔である。
上例において、耕耘軸8を正転若しくは逆転さ
せて耕耘作業を行わせると、回転する耕耘爪12
の刃先部分で土壌は切削され、回転方向中央部の
線13に沿つて隆起した部分によつて土は反転さ
れる。
このとき、耕耘爪12を支える支杆24はコ字
状溝部23に嵌入した状態で耕耘爪12の背面中
央部に固着されているので、この耕耘爪12から
支杆24が外れたり、支杆24の中間部が作業中
に屈曲若しくは切損したりするような不具合を生
じることがない。
また、耕耘爪12の回転方向前後縁下部に形成
された巻き付き防止部20、21を耕耘軸架8に
接近させた状態で耕耘爪12を爪ホルダー7に取
り付けているので、草藁等の耕耘軸8への絡み付
きが少なくなつた。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は要部の
側面図、第2図は正面図、第3図は斜視図、第4
図は第1図の線13に沿つた断面図、第5図は第
1図のA−A線部分の端面図、第6図は全体側面
図である。 符号の説明、1……農用トラクター、2……3
点リンク機構、4……ロータリ耕耘装置、7……
爪ホルダー、8……耕耘軸、12……耕耘爪、2
3……溝部、24……支杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側面から見て略馬蹄形に形成された板状部材の
    先端側を耕耘軸8の軸芯方向に彎曲させると共
    に、先端側を平面から見て略く字型に屈曲構成
    し、耕耘軸8の軸芯を通る中心部の線13上に支
    杆24を取り付けてなる正逆転耕耘爪において、
    板状部材の支杆24取付部の基端側を平面視略コ
    字状に折り曲げて溝部23を構成すると共に、こ
    の溝部23に支杆24を嵌入し、前後方向から見
    て支杆24と板状部材の板面とが重合する状態で
    固着されていることを特徴とする正逆転耕耘爪。
JP10169784U 1984-07-04 1984-07-04 正逆転耕耘爪 Granted JPS6115905U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10169784U JPS6115905U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 正逆転耕耘爪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10169784U JPS6115905U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 正逆転耕耘爪

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6115905U JPS6115905U (ja) 1986-01-30
JPH0441769Y2 true JPH0441769Y2 (ja) 1992-10-01

Family

ID=30661115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10169784U Granted JPS6115905U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 正逆転耕耘爪

Country Status (1)

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JP (1) JPS6115905U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0741283Y2 (ja) * 1987-07-23 1995-09-27 小橋工業株式会社 正逆回転耕耘爪

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6218164Y2 (ja) * 1981-03-24 1987-05-11
JPS5955406U (ja) * 1982-10-02 1984-04-11 株式会社クボタ 正逆転両用型耕耘爪

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Publication number Publication date
JPS6115905U (ja) 1986-01-30

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