JPS6238482Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238482Y2 JPS6238482Y2 JP1982150163U JP15016382U JPS6238482Y2 JP S6238482 Y2 JPS6238482 Y2 JP S6238482Y2 JP 1982150163 U JP1982150163 U JP 1982150163U JP 15016382 U JP15016382 U JP 15016382U JP S6238482 Y2 JPS6238482 Y2 JP S6238482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- reverse
- tilling
- tip
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 33
- 241001416181 Axis axis Species 0.000 claims 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 6
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002028 premature Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 1
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、正逆転両用形ロータリ耕耘機に関す
る。
る。
ロータリ耕耘において、植付け作物の種類又は
圃場条件に合わせてアツパカツト作業とダウンカ
ツト作業とに使い分けるロータリ耕耘作業機が例
えば、実公昭43−7843号公報で提案されている。
圃場条件に合わせてアツパカツト作業とダウンカ
ツト作業とに使い分けるロータリ耕耘作業機が例
えば、実公昭43−7843号公報で提案されている。
この従来技術は、第6図、第7図で示す如く、
正逆転切換自在な爪軸20のブラケツト21に耕
耘爪22の基部23を嵌挿し、基部23に明けた
取付孔24に取付ボルトを挿通して耕耘爪22を
固着したものである。
正逆転切換自在な爪軸20のブラケツト21に耕
耘爪22の基部23を嵌挿し、基部23に明けた
取付孔24に取付ボルトを挿通して耕耘爪22を
固着したものである。
この従来の耕耘爪22は正逆転用の刃縁部2
5,26を有し、刃身部の先端部片29を爪軸方
向に折曲げて形成しているが、該部片27はその
内面27Aが第6図で矢示イで示す如く正転回転
(ダウンカツト)のときにすくい機能があり、矢
示ロで示す逆転回転(アツパカツト)のときは部
片27の内面27Aはすくい機能はなく外面27
Bで土を押付けるように機能して砕土効果を期待
したものである。
5,26を有し、刃身部の先端部片29を爪軸方
向に折曲げて形成しているが、該部片27はその
内面27Aが第6図で矢示イで示す如く正転回転
(ダウンカツト)のときにすくい機能があり、矢
示ロで示す逆転回転(アツパカツト)のときは部
片27の内面27Aはすくい機能はなく外面27
Bで土を押付けるように機能して砕土効果を期待
したものである。
従つて、この従来例では耕耘爪が爪軸に固着さ
れたものであるから、刃先きの打込み角が調整で
きず、爪打込み角が大きすぎ相当な衝撃力が取付
け基部に作用して、早期に損傷する欠点がある
し、アツパカツトのときは外面27Bで土を押付
けるので、抵抗が非常に大きく消費動力も大とな
る。
れたものであるから、刃先きの打込み角が調整で
きず、爪打込み角が大きすぎ相当な衝撃力が取付
け基部に作用して、早期に損傷する欠点がある
し、アツパカツトのときは外面27Bで土を押付
けるので、抵抗が非常に大きく消費動力も大とな
る。
そこで本考案は、正逆転切換自在な爪軸に固着
されているブラケツトに爪軸心と平行でかつ爪軸
心外方において刃身部の前後に刃縁部を有する耕
耘爪を揺動自在に枢支させることによつて、アツ
パカツトおよびダウンカツトができるとともに、
刃身部先端に正逆双方に作用するすくい面を形成
することで、該すくい面はわずかであつても前記
揺動で大きなすくい面を得るようにした正逆転両
用形ロータリ耕耘機を提供することを目的とす
る。
されているブラケツトに爪軸心と平行でかつ爪軸
心外方において刃身部の前後に刃縁部を有する耕
耘爪を揺動自在に枢支させることによつて、アツ
パカツトおよびダウンカツトができるとともに、
刃身部先端に正逆双方に作用するすくい面を形成
することで、該すくい面はわずかであつても前記
揺動で大きなすくい面を得るようにした正逆転両
用形ロータリ耕耘機を提供することを目的とす
る。
従つて、本考案では水平横軸回りに正逆転切換
自在に回転される耕耘部1を有するロータリ耕耘
機において、 先端10が取付基部7よりも正転方向後行位置
となる正転傾斜姿勢Dと、先端10が取付基部7
よりも逆転方向後行位置となる逆転傾斜姿勢Uと
にそれぞれ保持可能な耕耘爪4の複数本が正逆転
切換自在な爪軸2に固設されているブラケツト3
に爪軸軸心と平行な軸心でかつ爪軸軸心より径方
向外方において揺動自在に枢支13されて耕耘部
1が構成され、前記耕耘爪4のそれぞれは刃身部
5の前後に刃縁部8,9を備え、刃身部5の先端
10に正逆転双方に作用するすくい面11が形成
されていることを特徴とするのである。
自在に回転される耕耘部1を有するロータリ耕耘
機において、 先端10が取付基部7よりも正転方向後行位置
となる正転傾斜姿勢Dと、先端10が取付基部7
よりも逆転方向後行位置となる逆転傾斜姿勢Uと
にそれぞれ保持可能な耕耘爪4の複数本が正逆転
切換自在な爪軸2に固設されているブラケツト3
に爪軸軸心と平行な軸心でかつ爪軸軸心より径方
向外方において揺動自在に枢支13されて耕耘部
1が構成され、前記耕耘爪4のそれぞれは刃身部
5の前後に刃縁部8,9を備え、刃身部5の先端
10に正逆転双方に作用するすくい面11が形成
されていることを特徴とするのである。
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
る。
第1図から第3図において、1はロータリ耕耘
機の耕耘部であり、水平横軸回りに正逆転切換自
在として図外の伝動機構により回転される。
機の耕耘部であり、水平横軸回りに正逆転切換自
在として図外の伝動機構により回転される。
耕耘部1は水平横軸回りに回転される爪軸2と
この爪軸2上に固着されたブラケツト3に揺動自
在に枢支された耕耘爪4とからなり、爪軸2上に
複数のブラケツト3を固設して該ブラケツト3の
それぞれに耕耘爪4が備えられる。
この爪軸2上に固着されたブラケツト3に揺動自
在に枢支された耕耘爪4とからなり、爪軸2上に
複数のブラケツト3を固設して該ブラケツト3の
それぞれに耕耘爪4が備えられる。
耕耘爪4は刃身部5の底部6における刃身幅中
央に取付基部7を一体に備え、刃身部5の前後に
はわん曲状に突出された刃縁部8,9が形成さ
れ、更に、刃身部5の先端10には正逆双方に作
用するすくい面11が形成されている。
央に取付基部7を一体に備え、刃身部5の前後に
はわん曲状に突出された刃縁部8,9が形成さ
れ、更に、刃身部5の先端10には正逆双方に作
用するすくい面11が形成されている。
耕耘爪4の取付基部7は本実施例では箱形ブラ
ケツト3の爪取付け凹部12に前後方向の遊びを
有して挿嵌され、爪軸2の軸心方向と平行な取付
ボルト又はピンにより爪軸2の軸心より径方向外
方において前後方向揺動自在に枢支13されてお
り、ここに、先端10が取付基部7よりも第1図
で符号D1の正転方向より後行位置となる正転傾
斜姿勢Dと、先端10が取付基部7よりも第2図
符号U1の逆転方向より後行位置となる逆転傾斜
姿勢Uとにそれぞれ揺動自在とされ、本実施例で
は各姿勢D,Uは取付基部7の底7Aが爪軸2の
外周面に、底部6がブラケツト3の開口縁3Aに
受止められることにより保持可能とされている。
ケツト3の爪取付け凹部12に前後方向の遊びを
有して挿嵌され、爪軸2の軸心方向と平行な取付
ボルト又はピンにより爪軸2の軸心より径方向外
方において前後方向揺動自在に枢支13されてお
り、ここに、先端10が取付基部7よりも第1図
で符号D1の正転方向より後行位置となる正転傾
斜姿勢Dと、先端10が取付基部7よりも第2図
符号U1の逆転方向より後行位置となる逆転傾斜
姿勢Uとにそれぞれ揺動自在とされ、本実施例で
は各姿勢D,Uは取付基部7の底7Aが爪軸2の
外周面に、底部6がブラケツト3の開口縁3Aに
受止められることにより保持可能とされている。
なお、前記各姿勢D,Uへの変更は、爪軸2を
正逆転切換えると、刃縁部8,9が土中に打込ま
れるから、その打込み反力によつて行なうことが
できる。
正逆転切換えると、刃縁部8,9が土中に打込ま
れるから、その打込み反力によつて行なうことが
できる。
刃身部5の先端は先鋭状とされ、その先端近傍
を爪軸長手方向に折曲げることですくい面11が
形成されるが、この場合、刃身部5の縦中央ライ
ン10Bが最も手前にくるように形成してすくい
面11を第4図で示す山形形状としたものでもよ
い。
を爪軸長手方向に折曲げることですくい面11が
形成されるが、この場合、刃身部5の縦中央ライ
ン10Bが最も手前にくるように形成してすくい
面11を第4図で示す山形形状としたものでもよ
い。
その他、12は排土促進穴であり、刃身部5に
刃縁部と相似するおむすび形に開設してある。
刃縁部と相似するおむすび形に開設してある。
13は巻付防止部であり、底部6の前後に刃縁
部8,9の延長線上として径内方向に延設されて
いる。
部8,9の延長線上として径内方向に延設されて
いる。
本考案によれば、正逆いずれの方向に爪軸が回
転されても、耕耘爪の前後刃縁部はそれぞれ回転
方向後行位置となる正転姿勢および逆転姿勢に保
持されているので、爪打込み角を衝撃抵抗の少な
い最適状態とでき、消費動力もおさえることがで
き、爪自体の損耗がおさえられる。
転されても、耕耘爪の前後刃縁部はそれぞれ回転
方向後行位置となる正転姿勢および逆転姿勢に保
持されているので、爪打込み角を衝撃抵抗の少な
い最適状態とでき、消費動力もおさえることがで
き、爪自体の損耗がおさえられる。
また、刃身部先端のすくい面は正逆双方に作用
され、爪取付基部が爪軸と平行な軸心で径方向外
方にて揺動自在として枢支されていることから、
すくい面の面積を小さくしたとしても爪軸と平行
な軸心回りで爪を揺動させたことにより大きなす
くい面を得ることができ、これは、すくい面を刃
身部と直交する面に単純に折曲げても事済むの
で、爪の加工も容易となる。
され、爪取付基部が爪軸と平行な軸心で径方向外
方にて揺動自在として枢支されていることから、
すくい面の面積を小さくしたとしても爪軸と平行
な軸心回りで爪を揺動させたことにより大きなす
くい面を得ることができ、これは、すくい面を刃
身部と直交する面に単純に折曲げても事済むの
で、爪の加工も容易となる。
なお、実施例ではブラケツトとして箱形を示し
ているが、該ブラケツトは爪軸上に固設された円
形ブラケツト等であつてもよい。
ているが、該ブラケツトは爪軸上に固設された円
形ブラケツト等であつてもよい。
第1図は正転(ダウンカツト)時の耕耘部側面
図、第2図は逆転(アツパカツト)時の耕耘部側
面図、第3図は耕耘部一部の正面図、第4図はす
くい面一例の平面図、第5図は第3図A−A矢示
図、第6図は従来例の耕耘機の側面図、第7図は
同耕耘爪の斜視図である。 1……耕耘部、2……爪軸、3……ブラケツ
ト、4……耕耘爪、5……刃身部、8,9……刃
縁部、11……すくい面。
図、第2図は逆転(アツパカツト)時の耕耘部側
面図、第3図は耕耘部一部の正面図、第4図はす
くい面一例の平面図、第5図は第3図A−A矢示
図、第6図は従来例の耕耘機の側面図、第7図は
同耕耘爪の斜視図である。 1……耕耘部、2……爪軸、3……ブラケツ
ト、4……耕耘爪、5……刃身部、8,9……刃
縁部、11……すくい面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 水平横軸回りに正逆転切換自在に回転される耕
耘部1を有するロータリ耕耘機において、 先端10が取付基部7よりも正転方向後行位置
となる正転傾斜姿勢Dと、先端10が取付基部7
よりも逆転方向後行位置となる逆転傾斜姿勢Uと
にそれぞれ保持可能な耕耘爪4の複数本が正逆転
切換自在な爪軸2に固設されているブラケツト3
に爪軸軸心と平行な軸心でかつ爪軸軸心より径方
向外方において揺動自在に枢支13されて耕耘部
1が構成され、前記耕耘爪4のそれぞれは刃身部
5の前後に刃縁部8,9を備え、刃身部5の先端
10に正逆転双方に作用するすくい面11が形成
されていることを特徴とする正逆転両用形ロータ
リ耕耘機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15016382U JPS5955410U (ja) | 1982-10-02 | 1982-10-02 | 正逆転両用形ロ−タリ耕耘機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15016382U JPS5955410U (ja) | 1982-10-02 | 1982-10-02 | 正逆転両用形ロ−タリ耕耘機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5955410U JPS5955410U (ja) | 1984-04-11 |
JPS6238482Y2 true JPS6238482Y2 (ja) | 1987-10-01 |
Family
ID=30333127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15016382U Granted JPS5955410U (ja) | 1982-10-02 | 1982-10-02 | 正逆転両用形ロ−タリ耕耘機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5955410U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH064645Y2 (ja) * | 1984-07-04 | 1994-02-09 | 井関農機株式会社 | 耕耘爪 |
-
1982
- 1982-10-02 JP JP15016382U patent/JPS5955410U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5955410U (ja) | 1984-04-11 |