JPH064645Y2 - 耕耘爪 - Google Patents

耕耘爪

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Publication number
JPH064645Y2
JPH064645Y2 JP1984101696U JP10169684U JPH064645Y2 JP H064645 Y2 JPH064645 Y2 JP H064645Y2 JP 1984101696 U JP1984101696 U JP 1984101696U JP 10169684 U JP10169684 U JP 10169684U JP H064645 Y2 JPH064645 Y2 JP H064645Y2
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JP
Japan
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claw
tilling
plowing
tip
outer peripheral
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1984101696U
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English (en)
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JPS6115904U (ja
Inventor
隆史 関屋
雅邦 石丸
星三 五藤
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Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は、土の中で回転させることによりその土を耕
す耕耘爪の改良に関するものである。
［従来技術］ 耕耘爪には、なた爪、スクリュウ式、正逆転式など、種
々のものがあるが、すべて基から先端側まで板厚が略一
定で、基から先までの外周縁に刃が設けられている。
［考案が解決しようとする問題点］ ここに、耕耘爪の先端部は、基部に比較して回転角速度
が速くて仕事量が多く、早く摩耗するが、基部はほとん
ど摩耗していないのが現状である。
［考案が解決するための手段］ この考案は前記した問題点に鑑みて提案するものであっ
て、耕耘爪の耐久性と生産費及び維持管理費の低減を図
らんとするものである。
このため、次のような技術的手段を講じた。即ち、耕耘
軸７の軸芯方向から見て略馬蹄形状若しくは楕円形状に
形成され、前後対称形状の１枚の正逆転両用の耕耘爪２
０であって、この耕耘爪２０は、回転半径方向の先端側
を縦板部２０ａに対して横側方に緩やかに彎曲させて設
けると共に、前記彎曲部における耕耘爪２０の回転中心
線相当部分の横側方への突出量を、耕耘爪２０の外周縁
部よりも大きく形成して山型状の反転作用部３１を設
け、さらに、耕耘爪２０の板面は縦板部２０ａ側の板厚
ｄが薄く、先端側の板厚Ｄが厚くなるように構成し、先
端側の外周縁部に刃２１を設けたことを特徴とする耕耘
爪の構成とするものである。
［実施例］ 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。第
３図に示すように、トラクタ１の後には３点リンク２で
耕耘装置３が連結されている。
この耕耘装置３は、横向きの耕耘軸７を備え、トラクタ
１の動力がプロペラシャフト２５、伝動ケース４内の歯
車群を経て回されるようになっている。
そして、その上にはカバー２８があり、ゲージホイル２
９で後が支えられ、調節器３０の操作でその高さが変え
られて耕耘深度が調節できるようになっている。
耕耘爪２０は、第１図に示すように略馬蹄形状の１枚の
板を切落し、これから支杆２２が突き出されて前後対称
形状の団扇のような形をしている。
さらに第２図に示すように耕耘爪２０の先端側を耕耘爪
２０の縦板部２０ａに対して横側方に緩やかに彎曲させ
て設けると共に、彎曲部における耕耘爪２０の回転中心
線相当部分の横側方への突出量を、耕耘爪２０の外周縁
部よりも大きく形成して、ここに山形状の反転作用部３
１を設けている。
そして、耕耘爪２０は基端部１８の板厚ｄが薄く、先端
部１９の板厚Ｄが次第に厚くなるように作られ、厚い先
端部１９の外周縁にのみ刃２１、２１が設けられてい
る。
［考案の作用効果］ 耕耘軸７の回転で、耕耘爪２０は土の中で回転し、土を
切り取っては放出することによってこれを耕す。
ここに、先端部１９は、基端部１８に比較して速く回
り、土との接触する割合、即ち仕事量が多い。その結
果、先端部１９は基端部１８よりも速く摩耗するが、こ
の考案では、先端部１９が基端部１８よりも次第に厚く
作られているので、耕耘爪２０が土中に入り込むときに
急激な負荷が耕耘爪２０に掛かることがなく、耐久性に
富む。
そして、仕事量の少ない基端部１８は、先端部１９に比
較して薄く作られているので、摩耗の均衡が図られる。
特に、基端部１８の板厚の薄い側は、土中への打ち込み
に刃を要しない程度の厚みとし、刃付けを省略するもの
であるから、製作にあたってもその費用を削減できる。
また、先端部１９は厚みＤが大きいから、慣性力が効果
的に上がって耕耘作業が円滑となる。
そして、この耕耘爪２０は、先端側が横側方に緩やかに
彎曲し、山型状の反転作用部３１が設けられているため
に耕耘爪の先端側には大きな負荷が掛かるが先端部１９
は板厚Ｄが厚いので、耕起中、土壌から受ける反力にも
充分耐え得るものである。また、板面全体を板厚の厚い
ものにすると、特に正逆転両用の耕耘爪のように板面が
大きいものにあってはコストアップの原因につながる
が、この考案では、基端部１８の板厚ｄのみ薄くして材
料を節約しているので、耕耘爪１本当りの価格が安価と
なり、ユーザーに耐久性のある廉価な耕耘爪を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第１図は耕耘爪
の側面図、第２図はその拡大した切断正面図、第３図は
この耕耘爪を備えた耕耘装置の要部の側面図である。 符号の説明 ７……耕耘軸 １８……基端部 １９……先端部 ２０……耕耘爪
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−55410（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−137003（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−155001（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−55406（ＪＰ，Ｕ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】耕耘軸７の軸芯方向から見て略馬蹄形状若
    しくは楕円形状に形成され、前後対称形状の１枚の正逆
    転両用の耕耘爪２０であって、この耕耘爪２０は、回転
    半径方向の先端側を縦板部２０ａに対して横側方に緩や
    かに彎曲させて設けると共に、前記彎曲部における耕耘
    爪２０の回転中心線相当部分の横側方への突出量を、耕
    耘爪２０の外周縁部よりも大きく形成して山型状の反転
    作用部３１を設け、さらに、耕耘爪２０の板面は縦板部
    ２０ａ側の板厚ｄが薄く、先端側の板厚Ｄが厚くなるよ
    うに構成し、先端側の外周縁部に刃２１を設けたことを
    特徴とする耕耘爪。
JP1984101696U 1984-07-04 1984-07-04 耕耘爪 Expired - Lifetime JPH064645Y2 (ja)

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JP1984101696U JPH064645Y2 (ja) 1984-07-04 1984-07-04 耕耘爪

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JP1984101696U JPH064645Y2 (ja) 1984-07-04 1984-07-04 耕耘爪

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Publication Number Publication Date
JPS6115904U JPS6115904U (ja) 1986-01-30
JPH064645Y2 true JPH064645Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=30661114

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984101696U Expired - Lifetime JPH064645Y2 (ja) 1984-07-04 1984-07-04 耕耘爪

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6218164Y2 (ja) * 1981-03-24 1987-05-11
JPS58137003U (ja) * 1982-03-11 1983-09-14 太陽鍛工株式会社 耕耘爪
JPS5955406U (ja) * 1982-10-02 1984-04-11 株式会社クボタ 正逆転両用型耕耘爪
JPS5955410U (ja) * 1982-10-02 1984-04-11 株式会社クボタ 正逆転両用形ロ−タリ耕耘機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6115904U (ja) 1986-01-30

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