JP2531891Y2 - 正逆回転耕耘爪 - Google Patents
正逆回転耕耘爪Info
- Publication number
- JP2531891Y2 JP2531891Y2 JP1990105737U JP10573790U JP2531891Y2 JP 2531891 Y2 JP2531891 Y2 JP 2531891Y2 JP 1990105737 U JP1990105737 U JP 1990105737U JP 10573790 U JP10573790 U JP 10573790U JP 2531891 Y2 JP2531891 Y2 JP 2531891Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- flange
- reverse rotation
- tilling
- tilling claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、正逆両方向に回転可能の耕耘軸の軸周に取
付けられて、正逆両方向に回転して耕耘作業を行うよう
にした正逆回転耕耘爪に関するものである。
付けられて、正逆両方向に回転して耕耘作業を行うよう
にした正逆回転耕耘爪に関するものである。
従来周知の正逆回転耕耘爪として、正逆両方向に回転
可能の耕耘軸の軸周に、フランジを介して取付けられ、
長さ方向中心線から左右対称に広がりを有すると共に、
外周縁が孤状に形成されて先端側が次第に幅が狭くなる
ようにした板状体からなり、フランジへの取付け基部か
ら続く縦刃部の先端側を一側面側に弯曲させて横刃部を
形成したものが、例えば、実開平2-83702号公報により
知られている。
可能の耕耘軸の軸周に、フランジを介して取付けられ、
長さ方向中心線から左右対称に広がりを有すると共に、
外周縁が孤状に形成されて先端側が次第に幅が狭くなる
ようにした板状体からなり、フランジへの取付け基部か
ら続く縦刃部の先端側を一側面側に弯曲させて横刃部を
形成したものが、例えば、実開平2-83702号公報により
知られている。
上記のような従来の正逆回転耕耘爪においては、一方
向にのみ回転して耕耘作業を行う一般的に使用されてい
る耕耘爪に比べ、強度が弱く、重量が重く、耕耘土壌の
反転，放擲性がよくない、といった解決すべき問題点が
あった。
向にのみ回転して耕耘作業を行う一般的に使用されてい
る耕耘爪に比べ、強度が弱く、重量が重く、耕耘土壌の
反転，放擲性がよくない、といった解決すべき問題点が
あった。
本考案は、上記の課題を解決することを目的になされ
たものである。
たものである。
上記の目的を達成するために本考案は、正逆両方向に
回転可能の耕耘軸の軸周に、フランジを介して取付けら
れ、長さ方向中心線から左右対称に広がりを有すると共
に、外周縁が孤状に形成されて先端側が次第に幅が狭く
なるようにした板状体からなり、フランジへの取付け基
部から続く縦刃部の先端側を一側面側に弯曲させて横刃
部を形成した正逆回転耕耘爪において、 正逆回転耕耘爪３は、フランジ２への取付け基部５
に、耕耘爪３の幅方向中央部から先端側に延びる所定幅
の突隆部８を形成すると共に、この突隆部８の左右両側
の平面部に、フランジ２に取り付けるための一対の取付
け孔9,9を設け、 上記突隆部８と連続し、該突隆部８より広幅で縦刃部
６から横刃部７に向け次第に幅狭となる左右一対の稜線
10,10を形成し、この稜線10,10からそれぞれ左右の外周
縁4,4に向け下降する傾斜面11,11を形成したことを特徴
とするものである。
回転可能の耕耘軸の軸周に、フランジを介して取付けら
れ、長さ方向中心線から左右対称に広がりを有すると共
に、外周縁が孤状に形成されて先端側が次第に幅が狭く
なるようにした板状体からなり、フランジへの取付け基
部から続く縦刃部の先端側を一側面側に弯曲させて横刃
部を形成した正逆回転耕耘爪において、 正逆回転耕耘爪３は、フランジ２への取付け基部５
に、耕耘爪３の幅方向中央部から先端側に延びる所定幅
の突隆部８を形成すると共に、この突隆部８の左右両側
の平面部に、フランジ２に取り付けるための一対の取付
け孔9,9を設け、 上記突隆部８と連続し、該突隆部８より広幅で縦刃部
６から横刃部７に向け次第に幅狭となる左右一対の稜線
10,10を形成し、この稜線10,10からそれぞれ左右の外周
縁4,4に向け下降する傾斜面11,11を形成したことを特徴
とするものである。
上記の構成によって本考案は、取付け基部５の突隆部
８および縦刃部６から横刃部７にかけての左右一対の稜
線10,10によって、これらが補強リブの働きをして強度
が増し、軽量化することができる。また、稜線10,10か
ら左右の外周縁4,4に向け下降する傾斜面11,11が形成さ
れているので、耕耘土壌の反転，放擲性が良好となる。
８および縦刃部６から横刃部７にかけての左右一対の稜
線10,10によって、これらが補強リブの働きをして強度
が増し、軽量化することができる。また、稜線10,10か
ら左右の外周縁4,4に向け下降する傾斜面11,11が形成さ
れているので、耕耘土壌の反転，放擲性が良好となる。
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。
る。
図において、符号１は正逆両方向に回転可能に耕耘軸
で、この耕耘軸１の軸周にはフランジ２が固設され、該
フランジ２には一対の取付け孔が設けられていて、正逆
回転耕耘爪３が、図示しないボルト・ナットにより取り
付けられるようになっている。
で、この耕耘軸１の軸周にはフランジ２が固設され、該
フランジ２には一対の取付け孔が設けられていて、正逆
回転耕耘爪３が、図示しないボルト・ナットにより取り
付けられるようになっている。
上記正逆回転耕耘爪３は、長さ方向中心線Ｃから左右
対称に広がりを有すると共に、外周縁4,4が孤状に形成
されて先端側が次第に幅狭になるようにした板状体から
なり、フランジ２への取付け基部５から続く縦刃部６の
先端側を一側面側に弯曲させて横刃部７を形成してい
る。
対称に広がりを有すると共に、外周縁4,4が孤状に形成
されて先端側が次第に幅狭になるようにした板状体から
なり、フランジ２への取付け基部５から続く縦刃部６の
先端側を一側面側に弯曲させて横刃部７を形成してい
る。
また、正逆回転耕耘爪３には、フランジ２への取付け
基部５に、耕耘爪３の幅方向中央部から先端側に延びる
所定幅の突隆部８を形成すると共に、この突隆部８の左
右両側の平面部にフランジ２に取り付けるための一対の
取付け孔9,9を設けている。
基部５に、耕耘爪３の幅方向中央部から先端側に延びる
所定幅の突隆部８を形成すると共に、この突隆部８の左
右両側の平面部にフランジ２に取り付けるための一対の
取付け孔9,9を設けている。
さらに、正逆回転耕耘爪３には、上記突隆部８と連続
して突隆部８より広幅で縦刃部６から横刃部７に向け次
第に幅狭となる左右一対の稜線10,10を形成し、この稜
線10,10からそれぞれ左右の外周縁4,4に向け下降する傾
斜面11,11を形成している。
して突隆部８より広幅で縦刃部６から横刃部７に向け次
第に幅狭となる左右一対の稜線10,10を形成し、この稜
線10,10からそれぞれ左右の外周縁4,4に向け下降する傾
斜面11,11を形成している。
このような構成の正逆回転耕耘爪３においては、取付
け基部５に突隆部８を設け、その左右の取付け孔9,9を
フランジ２に取り付けるようにしているので、突隆部８
が取付け基部５の補強リブの働きをして強度を増し、ま
た、フランジ２に対し強固に取り付けられる。
け基部５に突隆部８を設け、その左右の取付け孔9,9を
フランジ２に取り付けるようにしているので、突隆部８
が取付け基部５の補強リブの働きをして強度を増し、ま
た、フランジ２に対し強固に取り付けられる。
また、突隆部８から続いて縦刃部６から横刃部７にか
けて左右一対の稜線10,10が設けられているので、この
稜線10,10間の部分が、縦刃部６から横刃部７にかけて
の補強リブの働きをして強度が増し、従って、材料を薄
くしても耐久性を有することになり、軽量化することが
できる。
けて左右一対の稜線10,10が設けられているので、この
稜線10,10間の部分が、縦刃部６から横刃部７にかけて
の補強リブの働きをして強度が増し、従って、材料を薄
くしても耐久性を有することになり、軽量化することが
できる。
さらに、稜線10,10から左右の外周縁4,4に向け下降す
る傾斜面11,11が形成されているので、正逆回転耕耘爪
３をフランジ２に取り付けて、耕耘軸１を正逆いずれか
に回転させて耕耘作業を行うとき、耕耘土壌の反転，放
擲が良好に行われる。
る傾斜面11,11が形成されているので、正逆回転耕耘爪
３をフランジ２に取り付けて、耕耘軸１を正逆いずれか
に回転させて耕耘作業を行うとき、耕耘土壌の反転，放
擲が良好に行われる。
以上説明したように、本考案の正逆回転耕耘爪によれ
ば、以下の効果を奏することができる。
ば、以下の効果を奏することができる。
．取付け基部５に突隆部８を設け、その左右の平面部
に設けた取付け孔9,9をフランジ２に取り付けるように
したので、突隆部８が取付け基部５の補強リブの働きを
して強度が増す。また、フランジ２に対し強固に取り付
けられて、安定した正逆回転耕耘作業を行うことができ
る。
に設けた取付け孔9,9をフランジ２に取り付けるように
したので、突隆部８が取付け基部５の補強リブの働きを
して強度が増す。また、フランジ２に対し強固に取り付
けられて、安定した正逆回転耕耘作業を行うことができ
る。
．また、突隆部８から続いて縦刃部６から横刃部７に
かけて左右一対の稜線10,10が設けられているので、こ
の稜線10,10間の部分が、縦刃部６から横刃部７にかけ
ての補強リブの働きをして強度が増す。従って、耕耘爪
３の材料を薄くしてもよいことになり、材料費のコスト
ダウンが図られると共に、軽量化することができる。
かけて左右一対の稜線10,10が設けられているので、こ
の稜線10,10間の部分が、縦刃部６から横刃部７にかけ
ての補強リブの働きをして強度が増す。従って、耕耘爪
３の材料を薄くしてもよいことになり、材料費のコスト
ダウンが図られると共に、軽量化することができる。
．さらに、稜線10,10から左右の外周縁4,4に向け下降
する傾斜面11,11が形成されているので、正逆回転耕耘
爪３をフランジ２に取り付けて、耕耘軸１を正逆いずれ
かに回転させて耕耘作業を行うとき、耕耘土壌の反転，
放擲が良好に行うことができる。
する傾斜面11,11が形成されているので、正逆回転耕耘
爪３をフランジ２に取り付けて、耕耘軸１を正逆いずれ
かに回転させて耕耘作業を行うとき、耕耘土壌の反転，
放擲が良好に行うことができる。
第１図は本考案による正逆回転耕耘爪の平面図、第２図
は第１図のＡ矢視図、第３図は側面図である。 １……耕耘軸、２……フランジ、３……正逆回転耕耘
爪、４……外周縁、５……取付け基部、６……縦刃部、
７……横刃部、８……突隆部、９……取付け孔、10……
稜線、11……傾斜面、Ｃ……中心線。
は第１図のＡ矢視図、第３図は側面図である。 １……耕耘軸、２……フランジ、３……正逆回転耕耘
爪、４……外周縁、５……取付け基部、６……縦刃部、
７……横刃部、８……突隆部、９……取付け孔、10……
稜線、11……傾斜面、Ｃ……中心線。
Claims (1)
- 【請求項１】正逆両方向に回転可能の耕耘軸の軸周に、
フランジを介して取付けられ、長さ方向中心線から左右
対称に広がりを有すると共に、外周縁が孤状に形成され
て先端側が次第に幅が狭くなるようにした板状体からな
り、フランジへの取付け基部から続く縦刃部の先端側を
一側面側に弯曲させて横刃部を形成した正逆回転耕耘爪
において、 正逆回転耕耘爪（３）は、フランジ（２）への取付け基
部（５）に、耕耘爪（３）の幅方向中央部から先端側に
延びる所定幅の突隆部（８）を形成すると共に、この突
隆部（８）の左右両側の平面部に、フランジ（２）に取
り付けるための一対の取付け孔（9,9）を設け、 上記突隆部（８）と連続し、該突隆部（８）より広幅で
縦刃部（６）から横刃部（７）に向け次第に幅狭となる
左右一対の稜線（10,10）を形成し、この稜線（10,10）
からそれぞれ左右の外周縁（4,4）に向け下降する傾斜
面（11,11）を形成したことを特徴とする正逆回転耕耘
爪。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990105737U JP2531891Y2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 正逆回転耕耘爪 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990105737U JP2531891Y2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 正逆回転耕耘爪 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0462001U JPH0462001U (ja) | 1992-05-27 |
| JP2531891Y2 true JP2531891Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=31851549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990105737U Expired - Lifetime JP2531891Y2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 正逆回転耕耘爪 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531891Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6066842B2 (ja) * | 2013-06-20 | 2017-01-25 | ヤンマー株式会社 | 耕耘爪 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61224901A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-06 | 太陽鍛工株式会社 | 正逆転兼用爪取付構造 |
| JPH081601Y2 (ja) * | 1988-12-20 | 1996-01-24 | 三菱農機株式会社 | 耕うん爪 |
-
1990
- 1990-10-08 JP JP1990105737U patent/JP2531891Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0462001U (ja) | 1992-05-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |