JPH081601Y2 - 耕うん爪 - Google Patents

耕うん爪

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JPH081601Y2
JPH081601Y2 JP1988164870U JP16487088U JPH081601Y2 JP H081601 Y2 JPH081601 Y2 JP H081601Y2 JP 1988164870 U JP1988164870 U JP 1988164870U JP 16487088 U JP16487088 U JP 16487088U JP H081601 Y2 JPH081601 Y2 JP H081601Y2
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JP
Japan
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claw
rotary shaft
mounting plate
tiller
bending rib
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JP1988164870U
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仁行 足立
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、耕うん機の正逆転両用の耕うん爪に係り、
詳しくは、薄い板厚でも必要強度を保持することがで
き、しかも平板状に形成された従来の爪取付け板に取付
けることができる耕うん爪に関するものである。
〔従来の技術および考案が解決しようとする課題〕
従来、ボルト等によりロータリー軸に取付ける耕うん
機の正逆転両用の耕うん爪は、第9図〜第11図に示すよ
うに、土の反転性を良くするためと剛性を付与するため
に、爪面の上下方向の中心線上を横刃aの湾曲側に山形
に折曲げた補強用の折曲げリブbが形成されているが、
この折曲リブbは、平板状に形成された従来の爪取付け
板dに耕うん爪を取付けることができるように汎用性を
考慮して、耕うん爪基部の爪取付け孔cを設けた爪取付
け板dへの取付け面eを平面とし、それから先、先端部
へかけてのみ形成されていた。
従って、爪取付け板dとの境界部fは耕うん爪の平面
状となった部分の板厚だけの強度となるため、耕うん爪
を必要強度に保持するためには板厚を厚くする必要があ
り、板厚を厚くすれば砕土をよくするために耕うん爪の
周縁を斜めに削ってエッジを付けなければならず、この
ためコストアップするという問題があった。
本考案は上記従来の問題に鑑み、これを解決すること
を課題としてなされたものであって、正逆転両用の耕う
ん爪の強度を低下させることなく板厚を減少できて、耕
うん爪周縁に特にエッジを削成する必要はなく、しかも
平板状に形成された従来の爪取付け板に容易に取付ける
ことができる耕うん爪を提供することを目的としたもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案は、上下方向の中心線
に対して左右対称状に弧状の端縁を形成した板状体の先
端側を、一側面方向に湾曲させて横刃部を構成し、上記
板状体の基端部には、中心線の左右対称位置にロータリ
ー軸の爪取付け板への取付け孔を設けた耕うん機の正逆
転両用の耕うん爪において、上記耕うん爪の基端部を、
ロータリー軸との間に略同一巾の隙間を有する湾曲状に
形成し、該基端部から耕うん爪の先端部にかけて中心線
に沿って山形に折曲げた補強用の折曲げリブを形成する
と共に、上記折曲げリブの左右に位置した取付け孔の周
辺には、折曲げリブと段差状となる平面部を形成して爪
取付け板への接合面としたことを特徴としている。
〔作用〕
上記のごとく補強用の折曲げリブが、耕うん爪を構成
する板状体の基端部から先端部にかけて形成されている
ので、耕うん爪の補強効果が耕うん爪の先端部からロー
タリー軸寄りの基端部まで及び、薄い板厚で耕うん爪の
必要強度を保持することができて、特に耕うん爪周縁に
エッジを削成しなくても正規の耕うん性能を発揮させる
ことが可能となる。そして折曲げリブの左右に位置した
取付け孔の周辺に、爪取付け板への接合面となる平面部
が、折曲げリブと段差状に形成されているので、段差状
の部分から取付けボルトを取付け孔に挿入すれば、平板
状に形成された従来の爪取付け板にも容易に取付けるこ
とができ、しかも湾曲状に形成した耕うん爪の基端部
は、ロータリー軸との間に泥土等が詰るのを防止する。
〔実施例〕
以下本考案を図示の実施例に基いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る耕うん爪の正面図、第2図はそ
の側面図、第3図は第1図のIII−III線断面図、第4図
は第1図のIV−IV線断面図、第5図はロータリー部の縦
断面図、第6図はロータリー軸中間部の爪取付板の正面
図、第7図はロータリー軸最外側の爪取付板の正面図、
第8図は耕うん機の全体側面図を示すものである。
まず第8図において、1はエンジン、2は変速レバ
ー、3はロータリーカバー、4はロータリーサイドカバ
ー、5は耕うん爪である。
次に第5図において、6はエンジン1の動力を伝える
ミッションケース、7はミッションケース6から機体幅
方向に延出されたロータリー軸で、変速レバーの操作に
よって正逆転両方向に回転可能となっている。8はロー
タリー軸7にピン9で連結され、ロータリー軸7と一体
に回転されるロータリーパイプで、このロータリーパイ
プ8の外周には、平板状に形成された従来と同様の複数
の爪取付け板10,10′が適宜間隔で固着されている。な
お10はロータリーパイプ8の中間部の爪取付け板、10′
はロータリーパイプ8の最外側の爪取付け板であって、
各爪取付け板10,10′に耕うん爪5が取付けボルト11で
取付けられている。
耕うん爪5は第1図〜第4図に示すごとく、上下方向
の中心線Xに対して左右対称状に弧状の端縁を形成した
鋼板からなる板状体で形成されており、その先端側が一
側面方向に滑らかに湾曲されて、中心線Xの両側に横刃
部12,12が構成されている。また板状体のロータリー軸
7側の基端部には前記中心線Xに対して左右対称位置に
爪取付け板10,10′へ取付ける一対の取付け孔13が穿設
されている。上記耕うん爪5の基端部は第7図に示すよ
うに湾曲状に形成されていてロータリーパイプ8との間
に略同一巾の隙間が設けられている。そしてこの基端部
から爪先端部へかけて、前記中心線Xに沿って折曲げる
ことにより、横刃部12の湾曲した側に山形に突出する補
強用の折曲げリブ14が形成されている。また上記折曲げ
リブ14の左右に位置した取付け孔13,13の周辺には、折
曲げリブ14と段差状となる平面部が折曲げリブ14により
2分された状態に形成されていて、爪取付け板10,10′
との接合面となっている。したがって、この段差状とな
った部分から取付け孔13に取付けボルト11を挿入すれ
ば、耕うん爪5に折曲げリブ14が形成してあっても、平
板状に形成された従来の爪取付け板10,10′に容易に取
付けることができ、しかも段差状となった部分に挿入さ
れた取付けボルト11は第5図に示すように、折曲げリブ
14から大きく突出することはなく、また湾曲状に形成し
た耕うん爪5の基端部には、ロータリーパイプ8との間
に略同一巾の隙間があるので、泥土等が詰るのを防止す
ることができる。
爪取付板10,10′の内、ロータリーパイプ中間部の爪
取付板10は第6図に示すように端縁が直線状、ロータリ
ーパイプ最外側の爪取付板10′は第7図に示すように端
縁に耕うん爪5基部の折曲げリブ14を逃げる切込み15が
設けられている。
また耕うん爪5は、ロータリーパイプ8の中間部の爪
取付け板10にはその内側面に耕うん爪5の折曲げリブ14
反対側を接当して取付けボルト11で取付け、ロータリー
パイプ8の最外側の爪取付け板10′にはその外側面に耕
うん爪5の折曲げリブ14側を接当して取付けボルト11に
よって取付けられる。
即ち、最外側の耕うん爪5は、端縁に折り曲げリブ13
を逃げる切込み15のある爪取付け板10′によって折曲げ
リブ14側を爪取付け板10′の外側面に取付けることが可
能となり、このため爪取付け板10の内側面に取付けて耕
うん爪5をロータリーパイプ8最外側の同位置に位置さ
せる場合よりもロータリーパイプ8の長さを短縮でき、
ロータリーパイプ8軸端とロータリーサイドカバー4と
の接近しすぎによって起るロータリーパイプ8への草等
のからみつきが防止される。
またロータリーパイプ8中間部の耕うん爪5は端縁が
直線状の爪取付け板10に取付けられるため、取付け孔13
よりさらにロータリー軸8寄りのところまで延長した折
曲げリブ14が邪魔となって爪取付け板10の外側には取付
けられず、必ず爪取付け板10の内側に取付けることにな
る。従って折曲げリブが取付け孔よりロータリー軸寄り
まで延長しない従来の耕うん爪が、爪取付板の内外両側
いずれにも取付け可能のために起る耕うん爪間隔の不整
による耕うん性能の低下が避けられる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、上下方向の中心線に対
して左右対称状に弧状の端縁を形成した板状体の先端側
を、一側面方向に湾曲させて横刃部を構成し、上記板状
体の基端部には、中心線の左右対称位置にロータリー軸
の爪取付け板への取付け孔を設けた耕うん機の正逆転両
用の耕うん爪において、上記耕うん爪の基端部を、ロー
タリー軸との間に略同一巾の隙間を有する湾曲状に形成
し、該基端部から耕うん爪の先端部にかけて中心線に沿
って山形に折曲げた補強用の折曲げリブを形成すると共
に、上記折曲げリブの左右に位置した取付け孔の周辺に
は、折曲げリブと段差状となる平面部を形成して爪取付
け板への接合面としたことから、耕うん爪は板状体の基
端部から先端部にかけて形成した折曲げリブで全体が補
強されるので、薄い板厚でも耕うん爪の必要強度を保持
することができ、特に耕うん爪周縁にエッジを削成する
必要はない。そして取付け孔の周辺に形成された折曲げ
リブと段差状となる平面部が、爪取付け板への接合面と
なるので、基端部から先端部にかけて折曲げリブを形成
した耕うん爪であっても、段差状となった部分から取付
け孔に取付けボルトを挿入すれば、平板状に形成された
従来の爪取付け板にも容易に取付けることができ、しか
も湾曲状に形成した耕うん爪の基端部は、ロータリー軸
との間に泥土等が詰るのを防止できて正規の耕うん性能
を発揮させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の一実施例を示し、第1図は
本考案に係る耕うん爪の正面図、第2図はその側面図、
第3図は第1図のIII−III線断面図、第4図は第1図の
IV−IV線断面図、第5図はロータリー部の縦断面図、第
6図はロータリー軸中間部の爪取付板の正面図、第7図
はロータリー軸最外側の爪取付板の正面図、第8図は耕
うん機の全体側面図、第9図乃至第11図は従来の耕うん
爪で、第9図はその正面図、第10図は側面図、第11図は
第9図のXI−XI線断面図である。 5…耕うん爪、7…ロータリー軸、8…ロータリーパイ
プ、10,10′…爪取付け板、12…横刃部、13…取付け
孔、14…折曲げリブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向の中心線に対して左右対称状に弧
    状の端縁を形成した板状体の先端側を、一側面方向に湾
    曲させて横刃部を構成し、上記板状体の基端部には、中
    心線の左右対称位置にロータリー軸の爪取付け板への取
    付け孔を設けた耕うん機の正逆転両用の耕うん爪におい
    て、上記耕うん爪の基端部を、ロータリー軸との間に略
    同一巾の隙間を有する湾曲状に形成し、該基端部から耕
    うん爪の先端部にかけて中心線に沿って山形に折曲げた
    補強用の折曲げリブを形成すると共に、上記折曲げリブ
    の左右に位置した取付け孔の周辺には、折曲げリブと段
    差状となる平面部を形成して爪取付け板への接合面とし
    たことを特徴とする耕うん爪。
JP1988164870U 1988-12-20 1988-12-20 耕うん爪 Expired - Lifetime JPH081601Y2 (ja)

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JPH0283702U JPH0283702U (ja) 1990-06-28
JPH081601Y2 true JPH081601Y2 (ja) 1996-01-24

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2531891Y2 (ja) * 1990-10-08 1997-04-09 小橋工業株式会社 正逆回転耕耘爪
JPH07114561B2 (ja) * 1992-12-28 1995-12-13 本田技研工業株式会社 耕耘機
JP5168270B2 (ja) * 2009-11-30 2013-03-21 井関農機株式会社 ロータリ耕耘装置

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