JPS5840802Y2 - 耕うん爪 - Google Patents

耕うん爪

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Publication number
JPS5840802Y2
JPS5840802Y2 JP1977109330U JP10933077U JPS5840802Y2 JP S5840802 Y2 JPS5840802 Y2 JP S5840802Y2 JP 1977109330 U JP1977109330 U JP 1977109330U JP 10933077 U JP10933077 U JP 10933077U JP S5840802 Y2 JPS5840802 Y2 JP S5840802Y2
Authority
JP
Japan
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blade
blade part
horizontal
vertical
tilling
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977109330U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5435202U (ja
Inventor
三夫 門屋
Original Assignee
太陽鍛工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 太陽鍛工株式会社 filed Critical 太陽鍛工株式会社
Priority to JP1977109330U priority Critical patent/JPS5840802Y2/ja
Publication of JPS5435202U publication Critical patent/JPS5435202U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 従来、動力耕うん機における耕うん軸の爪ホルグーに取
付けられていた耕うんなた爪の肉厚は基部から先端部ま
で同一の厚さに形成されていたため、草藁が巻付くと、
除去されにくく耕うん抵抗の増大と耕うん深さの不安定
の原因となっていた。
この出願の考案は、従来の耕うんなた爪における上記の
欠点を改良し、巻付いた草藁が除去され易く、耕うん抵
抗が少く、特に横刃部の彎曲面附近における抵抗を軽減
した耕うん爪を提供することになる。
以下、図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
動力耕うん機における耕うん軸1の爪ホルダ−20角孔
部に嵌合する耕うん爪の基部3は、対辺が平行で、同じ
肉厚に形成されている。
この基部3には、第1.2図で示すように基部30対辺
が同一平面内に位置し、かつ耕うん爪の回転方向に対し
て後退角を有するように縦刃部4が彎曲成形されており
、また、この縦刃部4には、先端側を縦刃部4の側方に
偏いするように横刃部5が連設されている。
横刃部5の内周面5aおよびこの内周面5aにつながる
縦刃部4の側面の一辺を片刃6aを形成した刃縁6とし
、反対の辺を背縁7とする。
そして、刃縁6と背縁Iとの間の幅を縦刃部4から横力
部5へかげて漸次幅が広くなるよう形成されている。
縦刃部4から横刃部5の肉厚は第2,3図で示すように
基部3の肉厚から横刃部5の薄い肉厚へと漸次減少する
ように形成し、第1図、第2図より明らかなように、縦
刃部4の刃縁6と背縁Iとの間の幅内中間部に横刃部5
の外周面5bの先端付近からこの外周面5bにつながる
縦刃部4の側面に溝8aを形成するため、反対面に押出
し形成された突出条8を基部3側から横刃部5の先端付
近にかげて形成するに、突出条8および溝8aの幅を基
部3側から横刃部5へ漸次広くするとともに、突出条8
の高さおよび溝8aの深さを縦刃部4から横刃部5にか
げて漸次減少して消滅するように形成している。
尚、9は耕うん爪を爪ホルダ−2に取付けるボルトの挿
通するボルト孔である。
つぎに、この実施例における耕うん爪の作用について説
明する。
耕うん軸1が回転して、耕うん爪が土壌に切込む際は、
縦刃部4の基部3側の刃縁6から土壌へ切込み、耕うん
爪の回転角が大きくなるにつれて、刃縁6の土壌へ切込
む長さは漸次長くなり、縦刃部4が土壌より受ける耕う
ん抵抗は縦刃部4の刃縁6が全部切込むまで漸次増大す
る。
しかし、縦刃部4の肉厚は基部3の肉厚から横刃部5の
薄い肉厚へと漸次減少するよう形成されており、また横
刃部5の内周面5aおよヒコの内周面5aにつながる縦
刃部4の側面に片刃6aの刃縁6が形成されているから
、耕うん抵抗の増加率は、従来の耕うんなた爪に比べて
少ない。
また、縦刃部4の切込みに続いて土壌に切込まれた横刃
部5は、土壌を所定のきざみ量の土塊に分割するととも
に、その土塊を側方へ反転移動させる際に土壌から第4
図の矢印イ方向の耕うん抵抗Wを受ける。
そして、この耕うん抵抗によって、縦刃部4および横刃
部5には、第4図で示すように縦刃部4および横刃部5
をその肉厚の方向、すなわち縦刃部4および横刃部5を
側方へ曲げようとする曲げモーメントWXが発生するが
、肉厚を耕うん爪の先端側程小さくなるこの曲げモーメ
ントの大きさに合うかのように基部3側から横刃部5へ
漸次薄くしており、また押出し突出束8を設けているの
で、この突出束8により補強されることとなり充分な強
度を持って、耕うん作用をすることができる。
そして耕うん爪が耕うん軸1の後方へ回動する際には、
縦刃部4に巻付いた草藁は肉厚が耕うん爪の先端側程薄
く形成されているので、後方へ放てきされる土塊ととも
に、縦刃部4および横刃部5に沿って移動させられ後方
へ放てきされる。
尚、第5図に示すように、前記横刃部5の彎曲面にうけ
る抵抗を考えると、第6図に示すように、内周面5a側
の片刃6aの形成線がほぼ突出束8の頂部における接線
をなしているので土壌中に切込んで耕起するに際し発生
する抵抗が少ない。
又片刃6aと反対側について考えると、溝8aが逃げ部
となっており、加えて背縁7側を内側へ偏らさせている
ので抵抗が少い。
しかも先端に向う程薄肉となっているので抵抗はさらに
小さくなる。
特に耕深が浅いときは、耕土の切削は当初から先端屈曲
部切削刃で行われるが、前記彎曲面附近における切削抵
抗を軽減するのである。
さらに横刃部は薄肉となっており、前記突出束8及び溝
8aの構成はスプリング力を附加し、耐摩力及び耕うん
反転力を増加する。
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この
考案の要旨は、実用新案登録請求の範囲に記載のとおり
の構成であるから、縦刃部4が土壌へ切込む際に受ける
耕うん抵抗は、縦刃部4の刃縁6が基部3側から横刃部
5まで土壌中に切込む間、漸次増大するが縦刃部4の肉
厚が基部3側から横刃部5へ漸次減少しており、また横
刃部5の内周面5aおよびこの内周面5aにつながる縦
刃部4の側面に片刃6aの刃縁6を形成しているので、
縦刃部4が土壌に切込む際の耕うん抵抗の増加率は、同
一の肉厚で形成され、しかも両刃に形成されていた従来
の耕うんなた爪と比較してはるかに少ない耕うん爪であ
って、動力耕うん機の耕うん動力を少なくすることがで
きる。
また、縦刃部4および横刃部5は横刃部5の土壌から受
ける耕うん抵抗Wによって縦刃部4および横刃部5に対
し側カヘ作用する曲げモーメントWXの大きさに応じて
基部3側から横刃部5へ漸次減少するよう形成するとと
も□、縦刃部4および横刃部5の先端付近に亘って刃縁
6と背縁1との中間部に押出し突出束8を形成している
ので、横刃部5が補強されており、上記したような縦刃
部4および横刃部5の受ける曲げモーメントにも充分な
強度があり、同一の肉厚であった従来の耕うんなた爪に
比較して、余分な肉厚をなくして安価な耕うん爪を提供
することができる。
さらにまた基部3側から横刃部5へ肉厚を漸次減少させ
ているので、横刃部5側にかかる抵抗が少な(、横刃部
5の摩耗度は従来弁に比して少ないため、縦刃部4から
横刃部5側の耐久性を向上させることができるとともに
、縦刃部4に巻付いた草藁は耕うん爪が後方へ回動した
ときに放てきされる土壌とともに除却されて耕うん動力
の増大を防ぐ。
特に彎曲面は土壌を横方向に切削耕起するものであるが
この切削耕起における抵抗を軽減する。
又耕深が浅いときは、切削は当初から彎曲面切削刃で行
われるのでこの場合も抵抗が軽減する。
ところで、従来技術として、出願人の会社が所有する実
公昭36−5505号においては、突出条及び溝を備え
、突出架側に片刃を設けているが、彎曲面より先端側に
設けておらないので、先端附近では両側面が平滑であり
、又彎曲面においては、背縁側を内側へ偏らせていない
ので、彎曲面における抵抗は軽減しない。
【図面の簡単な説明】 図面は、この考案の実施例を示し、第1図はこの考案を
施した耕うん爪の平面図、第2図はこの耕うん爪の側面
図、第3図は第2図におけるAA線、B−B線およびC
−C線の断面図、第4図は耕うん爪に作用する曲げモー
メントの分布を示す。 第5図は別の実施例の要部を示jD−D線断面図、第6
図は従来の耕うん爪の断面図である。 記号の説明、1・・・・・・耕うん爪、2・・・・・・
爪ホルダ−,3・・・・・・基部、4・・・・・・縦刃
部、5・・・・・・横刃部、5a・・・・・・内周面、
5b・・・・・・外周面、6・・・・・・刃縁、6a・
・・・・・片刃、8・・・・・・突出条、8a・・・・
・・溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耕うん軸1の爪ホルダ−2に取付けられる基部3に続い
    て縦刃部4を彎曲形成するとともに、この縦刃部4に続
    いて先端側が縦刃部4より側方に偏いするよう横刃部5
    を彎曲形成し、横刃部5の内周面5a26よびこの内周
    面5aにつながる縦刃部4の側面に片刃6aの刃縁6を
    形成し、肉厚を基部3の肉厚から横刃部5の先端へと漸
    次減少するように形成し、横刃部5の外周面5bの先端
    付近からこの外周面5bにつながる縦刃部4の側面中間
    部に溝8aを形成するとともに前記内周面5aの側面に
    押し出し形成された突出条8を設け、前記突出条8及び
    溝8aの巾を基部3側から横刃部5へ漸次広くするとと
    もに、突出条8及び溝8aの高さを横刃部5の先端付近
    で漸次減少するように形成し、前記横刃部5bの彎曲形
    成部より先端において、前記外周面5bの前記溝8aが
    逃げ部をなすとともに刃縁6側に対し背縁1側を内側へ
    偏らさせたことを特徴とする耕うん爪。
JP1977109330U 1977-08-15 1977-08-15 耕うん爪 Expired JPS5840802Y2 (ja)

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JP1977109330U JPS5840802Y2 (ja) 1977-08-15 1977-08-15 耕うん爪

Applications Claiming Priority (1)

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JP1977109330U JPS5840802Y2 (ja) 1977-08-15 1977-08-15 耕うん爪

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Publication Number Publication Date
JPS5435202U JPS5435202U (ja) 1979-03-08
JPS5840802Y2 true JPS5840802Y2 (ja) 1983-09-14

Family

ID=29055191

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JP1977109330U Expired JPS5840802Y2 (ja) 1977-08-15 1977-08-15 耕うん爪

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012080901A (ja) * 2012-01-31 2012-04-26 Kobashi Kogyo Co Ltd 耕耘爪
JP2016192949A (ja) * 2015-04-02 2016-11-17 松山株式会社 耕耘爪

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JP2012080901A (ja) * 2012-01-31 2012-04-26 Kobashi Kogyo Co Ltd 耕耘爪
JP2016192949A (ja) * 2015-04-02 2016-11-17 松山株式会社 耕耘爪

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JPS5435202U (ja) 1979-03-08

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