JPS6218164Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6218164Y2 JPS6218164Y2 JP1981041646U JP4164681U JPS6218164Y2 JP S6218164 Y2 JPS6218164 Y2 JP S6218164Y2 JP 1981041646 U JP1981041646 U JP 1981041646U JP 4164681 U JP4164681 U JP 4164681U JP S6218164 Y2 JPS6218164 Y2 JP S6218164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tilling claw
- tilling
- axis
- shaft
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 67
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 21
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 13
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 6
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 241001416181 Axis axis Species 0.000 description 1
- 241001063191 Elops affinis Species 0.000 description 1
- 235000002756 Erythrina berteroana Nutrition 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- HKPHPIREJKHECO-UHFFFAOYSA-N butachlor Chemical compound CCCCOCN(C(=O)CCl)C1=C(CC)C=CC=C1CC HKPHPIREJKHECO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、回転方向両側縁部夫々に切込み作用
部を備え、且つ、先端部に、回転方向に並ぶ一対
の反転作用面を有する反転作用部を備える状態に
一体形成すると共に、耕耘爪軸への取付部を設け
た耕耘爪に関する。
部を備え、且つ、先端部に、回転方向に並ぶ一対
の反転作用面を有する反転作用部を備える状態に
一体形成すると共に、耕耘爪軸への取付部を設け
た耕耘爪に関する。
かかる耕耘爪は、1つの爪でありながらも、耕
耘爪軸の正転及び逆転のいずれにおいても切込み
作用及び反転作用を発揮させることができて、耕
耘爪や耕耘爪軸の付け替えの要なく正逆転両状態
での耕耘を行える便利さを備えたものであり、従
来の正逆転用耕耘爪は、例えば、 (イ) 二本のナタ型耕耘刀を、その先端側でかつ、
刃縁を除く位置で接合して一本の正逆転用耕耘
爪を構成したもの(例えば、実公昭49−44565
号公報参照)。
耘爪軸の正転及び逆転のいずれにおいても切込み
作用及び反転作用を発揮させることができて、耕
耘爪や耕耘爪軸の付け替えの要なく正逆転両状態
での耕耘を行える便利さを備えたものであり、従
来の正逆転用耕耘爪は、例えば、 (イ) 二本のナタ型耕耘刀を、その先端側でかつ、
刃縁を除く位置で接合して一本の正逆転用耕耘
爪を構成したもの(例えば、実公昭49−44565
号公報参照)。
(ロ) 回転軸芯方向視で馬蹄状の板材の先端部をほ
ぼ直角に折曲して、かつ、折曲部分の中央部が
回転軸芯に近づくようにやや突出させて反転作
用面を形成した正逆転用耕耘爪を構成したもの
(例えば、実公昭45−17522号公報参照)。
ぼ直角に折曲して、かつ、折曲部分の中央部が
回転軸芯に近づくようにやや突出させて反転作
用面を形成した正逆転用耕耘爪を構成したもの
(例えば、実公昭45−17522号公報参照)。
上記(イ),(ロ)に示すように構成されていたものであ
る。
る。
しかしながら、前記(イ)に示す従来の耕耘爪で
は、二本のナタ型耕耘刀のうちの一本が先行して
土中に突入し、土壌抵抗による側圧を受けている
ときに、他方のナタ型耕耘刀は未だ空中にあつて
土壌抵抗による側圧を受けていない状態、およ
び、一方の耕耘刀が土壌中を脱して土壌抵抗によ
る側圧から開放されたときに他方の耕耘刀が未だ
土壌抵抗による側圧を受けているという状態が、
耕耘爪の耕耘作動中、繰返して生じるため、頑丈
に構成されているナタ型耕耘刀であるとはいえ、
前記二本のナタ型耕耘刀の接合部に、前記側圧に
よる外力が繰返し、かつ、衝撃的に作用し、前記
接合部の疲労を早めて、長期の使用のうちには、
両耕耘刀部分が分断されてしまう虞れがあり、そ
の上、雑草が引掛かり易いという欠点があつた。
は、二本のナタ型耕耘刀のうちの一本が先行して
土中に突入し、土壌抵抗による側圧を受けている
ときに、他方のナタ型耕耘刀は未だ空中にあつて
土壌抵抗による側圧を受けていない状態、およ
び、一方の耕耘刀が土壌中を脱して土壌抵抗によ
る側圧から開放されたときに他方の耕耘刀が未だ
土壌抵抗による側圧を受けているという状態が、
耕耘爪の耕耘作動中、繰返して生じるため、頑丈
に構成されているナタ型耕耘刀であるとはいえ、
前記二本のナタ型耕耘刀の接合部に、前記側圧に
よる外力が繰返し、かつ、衝撃的に作用し、前記
接合部の疲労を早めて、長期の使用のうちには、
両耕耘刀部分が分断されてしまう虞れがあり、そ
の上、雑草が引掛かり易いという欠点があつた。
また、前記(ロ)に示す従来の耕耘爪では、反転作
用面が縦板部の先端側にあつてほぼ直角に折曲さ
れた部分から構成されているので、雑草の引掛か
りを避けるには好適であるが、耕耘爪の回転中、
反転作用面部分が土壌に突入する時点で急激に耕
耘負荷が増大し、かつ、反転作用面部分が土壌か
ら脱した時点で急激に耕耘負荷が減少することか
ら、耕耘爪軸の駆動機構に悪影響を及ぼす虞れが
あるとともに、直角に折曲された反転作用面部分
の付根部に、反転作用面部分で受ける大きな土壌
抵抗の殆どが集中し、その付根部での破損や変形
を避けるために、耕耘爪を構成する板材の肉厚を
充分に大きく設定しておかねばならず、このた
め、耕耘爪に対する土壌抵抗も大きくなり、大な
る駆動力を要する欠点があつた。
用面が縦板部の先端側にあつてほぼ直角に折曲さ
れた部分から構成されているので、雑草の引掛か
りを避けるには好適であるが、耕耘爪の回転中、
反転作用面部分が土壌に突入する時点で急激に耕
耘負荷が増大し、かつ、反転作用面部分が土壌か
ら脱した時点で急激に耕耘負荷が減少することか
ら、耕耘爪軸の駆動機構に悪影響を及ぼす虞れが
あるとともに、直角に折曲された反転作用面部分
の付根部に、反転作用面部分で受ける大きな土壌
抵抗の殆どが集中し、その付根部での破損や変形
を避けるために、耕耘爪を構成する板材の肉厚を
充分に大きく設定しておかねばならず、このた
め、耕耘爪に対する土壌抵抗も大きくなり、大な
る駆動力を要する欠点があつた。
本考案は、雑草の引掛かりを避けるに好適な板
状の耕耘爪の形状を工夫することで、耕耘爪を構
成するための板部材を極力薄肉化して、切れ味の
良い、従つて、駆動力の少なくて済むものであり
ながら、所要の強度を備え、かつ耕耘爪軸の駆動
構造に対する悪影響も少なく所期の反転性能を有
し、しかも、耐久性にも優れた耕耘爪を提供する
ことにその目的がある。
状の耕耘爪の形状を工夫することで、耕耘爪を構
成するための板部材を極力薄肉化して、切れ味の
良い、従つて、駆動力の少なくて済むものであり
ながら、所要の強度を備え、かつ耕耘爪軸の駆動
構造に対する悪影響も少なく所期の反転性能を有
し、しかも、耐久性にも優れた耕耘爪を提供する
ことにその目的がある。
上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、全体が耕耘爪軸軸芯方向視において外周
縁がほぼ馬蹄状に形成された一枚の板部材から構
成されていて、回転方向両側縁部夫々に、切込み
作用部としての刃を備え、且つ、先端部に、回転
方向に並ぶ一対の反転作用面を有する反転作用部
を備える状態に一体形成するとともに、耕耘爪軸
への取付部を設けた耕耘爪であつて、前記反転作
用部を、それよりも回転軸芯がわ寄りの縦板部に
対して鈍角に折曲させるとともに、回転方向中央
部側ほど且つ先端側ほど前記耕耘爪軸の軸芯方向
一方側に突出する中高状で、且つ、耕耘爪軸軸芯
方向視にて、前記中高部分の稜線の仮想延長線が
耕耘爪軸軸芯あるいはその近くを通過する状態に
屈曲形成して、一対の反転作用面を備えさせた点
にあり、かかる構成から次の作用効果を奏する。
構成は、全体が耕耘爪軸軸芯方向視において外周
縁がほぼ馬蹄状に形成された一枚の板部材から構
成されていて、回転方向両側縁部夫々に、切込み
作用部としての刃を備え、且つ、先端部に、回転
方向に並ぶ一対の反転作用面を有する反転作用部
を備える状態に一体形成するとともに、耕耘爪軸
への取付部を設けた耕耘爪であつて、前記反転作
用部を、それよりも回転軸芯がわ寄りの縦板部に
対して鈍角に折曲させるとともに、回転方向中央
部側ほど且つ先端側ほど前記耕耘爪軸の軸芯方向
一方側に突出する中高状で、且つ、耕耘爪軸軸芯
方向視にて、前記中高部分の稜線の仮想延長線が
耕耘爪軸軸芯あるいはその近くを通過する状態に
屈曲形成して、一対の反転作用面を備えさせた点
にあり、かかる構成から次の作用効果を奏する。
すなわち、反転作用部に、回転方向に並べて
一対の反転作用面を備えさせるに、反転作用部
を、縦板部に対して鈍角に折曲させるととも
に、回転方向中央部側ほど且つ先端側ほど耕耘
爪軸軸芯方向一方側に突出する中高状に形成し
てあるから、単に、縦板部に対して直角に折曲
させ、かつ、折曲部分を回転中心側へ突出させ
た従来構造のものに比べて、耕耘爪の土中への
突入行程で、切込み作用部としての刃縁の切り
込みに引き続いて、傾斜した反転作用部による
反転作用を行うに従つて、漸次的に負荷が増大
するものであるから、駆動負荷の急激な増大を
避けた滑らかな耕耘反転作業を行えるものであ
り、負荷急変による耕耘爪軸駆動構造に対する
悪影響を避けられるものである。
一対の反転作用面を備えさせるに、反転作用部
を、縦板部に対して鈍角に折曲させるととも
に、回転方向中央部側ほど且つ先端側ほど耕耘
爪軸軸芯方向一方側に突出する中高状に形成し
てあるから、単に、縦板部に対して直角に折曲
させ、かつ、折曲部分を回転中心側へ突出させ
た従来構造のものに比べて、耕耘爪の土中への
突入行程で、切込み作用部としての刃縁の切り
込みに引き続いて、傾斜した反転作用部による
反転作用を行うに従つて、漸次的に負荷が増大
するものであるから、駆動負荷の急激な増大を
避けた滑らかな耕耘反転作業を行えるものであ
り、負荷急変による耕耘爪軸駆動構造に対する
悪影響を避けられるものである。
また、反転作用部を鈍角に折曲して、かつ、
中高状に構成したものであるから、直角に折曲
させて構成する従来構造のもののように、折曲
げ部分の付根部に集中的に土壌抵抗が作用する
ことを避けられるものであることと、縦板部に
対して鈍角に折曲された部分をさらに中高状に
突出させて、反転作用部まわりが立体的に構成
された強度の大なる構造としたものであること
との相乗により、耕耘爪を構成する板部材の肉
厚を格別に厚く設定する必要がなく、その結
果、薄肉の板部材を用いて耕耘爪を構成して耕
耘爪自体の切れ味を良好なものとし、耕耘抵抗
も少なくて、耕耘爪軸の駆動力も少なくて済む
構成の耕耘爪を得られたものである。
中高状に構成したものであるから、直角に折曲
させて構成する従来構造のもののように、折曲
げ部分の付根部に集中的に土壌抵抗が作用する
ことを避けられるものであることと、縦板部に
対して鈍角に折曲された部分をさらに中高状に
突出させて、反転作用部まわりが立体的に構成
された強度の大なる構造としたものであること
との相乗により、耕耘爪を構成する板部材の肉
厚を格別に厚く設定する必要がなく、その結
果、薄肉の板部材を用いて耕耘爪を構成して耕
耘爪自体の切れ味を良好なものとし、耕耘抵抗
も少なくて、耕耘爪軸の駆動力も少なくて済む
構成の耕耘爪を得られたものである。
さらにまた、前記反転作用部は一枚の板部材
の一部に構成されているので、雑草の引掛かり
を避けられることは勿論、ナタ型耕耘爪の先端
どうしを接続した従来構造のもののように、耕
耘爪の中央部分に空間が存在することで接続部
に土壌抵抗による側圧が作用して、長期使用の
うちに接続部が分断されてしまうというような
不都合もなく、耐久性の面でも優れた耕耘爪を
得られたものである。
の一部に構成されているので、雑草の引掛かり
を避けられることは勿論、ナタ型耕耘爪の先端
どうしを接続した従来構造のもののように、耕
耘爪の中央部分に空間が存在することで接続部
に土壌抵抗による側圧が作用して、長期使用の
うちに接続部が分断されてしまうというような
不都合もなく、耐久性の面でも優れた耕耘爪を
得られたものである。
以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図で示すように、機体後方に向かつて突出
する動力取出軸1と横軸芯周りで上下方向に駆動
揺動自在な左右一対のリフトアーム2とを備えた
トラクタ本体Aの後部に、一本のトツプリンク3
と前記左右のリフトアーム2にリフトロツド4を
介して枢支連結されたロアーリンク5とを介して
センタードライブ型の耕耘装置Bを駆動昇降自在
に連結支持するとともに、前記トラクタ本体A側
の動力取出し軸1と前記耕耘装置Bのベベルケー
ス6から前方に突出された入力軸7とを連動連結
してある乗用型耕耘機において、前記耕耘装置B
は次の如く構成する。
する動力取出軸1と横軸芯周りで上下方向に駆動
揺動自在な左右一対のリフトアーム2とを備えた
トラクタ本体Aの後部に、一本のトツプリンク3
と前記左右のリフトアーム2にリフトロツド4を
介して枢支連結されたロアーリンク5とを介して
センタードライブ型の耕耘装置Bを駆動昇降自在
に連結支持するとともに、前記トラクタ本体A側
の動力取出し軸1と前記耕耘装置Bのベベルケー
ス6から前方に突出された入力軸7とを連動連結
してある乗用型耕耘機において、前記耕耘装置B
は次の如く構成する。
即ち、第2図で示すように、前記ベベルケース
6に固定連結されたロータリーケース8の下端横
側部に、耕耘軸9を水平又はほぼ水平姿勢で支持
する軸受部10を固着し、この軸受部10の横外
側面に、前記耕耘軸9の軸芯Xに対して傾斜する
軸芯Yをもつ傾斜筒ボス11を、その取付けフラ
ンジ11Aを軸芯方向から面接当させた状態でボ
ルト12……を介して取付けるとともに、前記傾
斜筒ボス11の外周部には、本案の耕耘爪の一例
で、前記傾斜軸芯Y方向視においてほぼ円板状の
残耕処理爪13の取付けブラケツト14を固着し
てある傾斜耕耘爪軸15を、ベアリング16を介
して回転自在に支持させている。また、この傾斜
耕耘爪軸15と前記耕耘軸9とをギヤ17A,1
7Bを介して噛合い連動させるとともに、前記耕
耘軸9の、前記傾斜耕耘爪軸15よりも横外側方
に突出する軸部分には、耕耘爪18の取付けブラ
ケツト19を固定してある水平耕耘爪軸20を一
体回転状態で外嵌固定している。
6に固定連結されたロータリーケース8の下端横
側部に、耕耘軸9を水平又はほぼ水平姿勢で支持
する軸受部10を固着し、この軸受部10の横外
側面に、前記耕耘軸9の軸芯Xに対して傾斜する
軸芯Yをもつ傾斜筒ボス11を、その取付けフラ
ンジ11Aを軸芯方向から面接当させた状態でボ
ルト12……を介して取付けるとともに、前記傾
斜筒ボス11の外周部には、本案の耕耘爪の一例
で、前記傾斜軸芯Y方向視においてほぼ円板状の
残耕処理爪13の取付けブラケツト14を固着し
てある傾斜耕耘爪軸15を、ベアリング16を介
して回転自在に支持させている。また、この傾斜
耕耘爪軸15と前記耕耘軸9とをギヤ17A,1
7Bを介して噛合い連動させるとともに、前記耕
耘軸9の、前記傾斜耕耘爪軸15よりも横外側方
に突出する軸部分には、耕耘爪18の取付けブラ
ケツト19を固定してある水平耕耘爪軸20を一
体回転状態で外嵌固定している。
前記残耕処理爪13は次の如く構成されてい
る。
る。
即ち、第3図、第4図で示すように、前記傾斜
耕耘爪軸15の取付けブラケツト14に対して挿
抜ならびに固定自在な取付部21を設けると共
に、回転方向両側縁部夫々に、取付部21の回転
方向巾の中央部と耕耘爪軸15の軸芯を通る半径
方向軸線を中心としての前後対称形で、且つ、耕
耘爪軸軸芯に対して垂直又はほぼ垂直な面内に沿
つて回動移動する切込み作用部21,21を備
え、且つ、先端部に、回転方向に並ぶ一対の反転
作用面T,Tを有する反転作用部23を備える状
態に一体形成してある。そして、反転作用部23
を構成するに、回転方向中央部側ほど且つ先端側
ほど耕耘爪軸15の軸芯方向一方側に突出する中
高状で、且つ、耕耘爪軸軸芯方向方向視にて、前
記中高部分の稜線の仮想延長線Sが耕耘爪軸軸芯
あるいはその近くを通過する状態に形成して、一
対の反転作用面T,Tを備えさせるようにしてあ
る。
耕耘爪軸15の取付けブラケツト14に対して挿
抜ならびに固定自在な取付部21を設けると共
に、回転方向両側縁部夫々に、取付部21の回転
方向巾の中央部と耕耘爪軸15の軸芯を通る半径
方向軸線を中心としての前後対称形で、且つ、耕
耘爪軸軸芯に対して垂直又はほぼ垂直な面内に沿
つて回動移動する切込み作用部21,21を備
え、且つ、先端部に、回転方向に並ぶ一対の反転
作用面T,Tを有する反転作用部23を備える状
態に一体形成してある。そして、反転作用部23
を構成するに、回転方向中央部側ほど且つ先端側
ほど耕耘爪軸15の軸芯方向一方側に突出する中
高状で、且つ、耕耘爪軸軸芯方向方向視にて、前
記中高部分の稜線の仮想延長線Sが耕耘爪軸軸芯
あるいはその近くを通過する状態に形成して、一
対の反転作用面T,Tを備えさせるようにしてあ
る。
又、取付部21を構成するに、前記取付ブラケ
ツト14への挿入用舌片21Aを付設すると共
に、その舌片21A及び爪本体とに亘つてボルト
挿通孔21Bを形成してある。
ツト14への挿入用舌片21Aを付設すると共
に、その舌片21A及び爪本体とに亘つてボルト
挿通孔21Bを形成してある。
又、この反転作用部23は、図示する通り、切
込み作用部22,22としての刃を備える縦板部
13Aに対して90度よりも緩い角度で耕耘爪軸軸
芯側に折曲され、又爪13全体は耕耘爪軸軸芯方
向視で周縁が馬蹄形状を呈するように形成されて
いる。
込み作用部22,22としての刃を備える縦板部
13Aに対して90度よりも緩い角度で耕耘爪軸軸
芯側に折曲され、又爪13全体は耕耘爪軸軸芯方
向視で周縁が馬蹄形状を呈するように形成されて
いる。
尚、前記傾斜耕耘爪軸15の取付ブラケツト1
4及び残耕処理爪13の取付け部21を前記の半
径方向軸線に沿う直線状に構成しても良い。
4及び残耕処理爪13の取付け部21を前記の半
径方向軸線に沿う直線状に構成しても良い。
次に、前記耕耘装置Bのカバー構造について説
明する。
明する。
即ち、第5図、第6図で示すように、前記残耕
処理爪13及び耕耘爪18の上部及び前部を覆う
カバー24,25の横側部に亘つて、前記両カバ
ー24,25よりも上方に突出するその横外側部
分26Aを背面視において下向きに開口する状態
で彎曲形成してある中間カバー26を固定連結す
るとともに、前記中間カバー26の彎曲カバー部
分26Aに、この彎曲カバー部分26Aの上面に
沿う彎曲部分27Aを有する側面カバー27を、
この側面カバー27側に形成した左右方向の長孔
28の範囲内で取付け姿勢変更自在に固定連結し
ている。
処理爪13及び耕耘爪18の上部及び前部を覆う
カバー24,25の横側部に亘つて、前記両カバ
ー24,25よりも上方に突出するその横外側部
分26Aを背面視において下向きに開口する状態
で彎曲形成してある中間カバー26を固定連結す
るとともに、前記中間カバー26の彎曲カバー部
分26Aに、この彎曲カバー部分26Aの上面に
沿う彎曲部分27Aを有する側面カバー27を、
この側面カバー27側に形成した左右方向の長孔
28の範囲内で取付け姿勢変更自在に固定連結し
ている。
図面は本考案に係る耕耘爪の実施例を示し、第
1図は乗用型耕耘機後部の側面図、第2図は耕耘
装置の要部の縦断面図、第3図、第4図は残耕処
理爪の斜視図と側面図、第5図、第6図は耕耘カ
バーの要部縦断面図とその平面図である。 13A……縦板部、15……耕耘爪軸、21…
…取付け部、22……切込み作用部、23……反
転作用部、S……中高部分の稜線の仮想延長線、
T……反転作用面。
1図は乗用型耕耘機後部の側面図、第2図は耕耘
装置の要部の縦断面図、第3図、第4図は残耕処
理爪の斜視図と側面図、第5図、第6図は耕耘カ
バーの要部縦断面図とその平面図である。 13A……縦板部、15……耕耘爪軸、21…
…取付け部、22……切込み作用部、23……反
転作用部、S……中高部分の稜線の仮想延長線、
T……反転作用面。
Claims (1)
- 全体が耕耘爪軸軸芯方向視において外周縁がほ
ぼ馬蹄状に形成された一枚の板部材から構成され
ていて、回転方向両側縁部夫々に、切込み作用部
22としての刃を備え、且つ、先端部に、回転方
向に並ぶ一対の反転作用面T,Tを有する反転作
用部23を備える状態に一体形成するとともに、
耕耘爪軸5への取付部21を設けた耕耘爪であつ
て、前記反転作用部23を、それよりも回転軸芯
がわ寄りの縦板部13Aに対して鈍角に折曲させ
るとともに、回転方向中央部側ほど且つ先端側ほ
ど前記耕耘爪軸15の軸芯方向一方側に突出する
中高状で、且つ、耕耘爪軸軸芯方向視にて、前記
中高部分の稜線の仮想延長線Sが耕耘爪軸軸芯あ
るいはその近くを通過する状態に屈曲形成して、
一対の反転作用面T,Tを備えさせてあることを
特徴とする耕耘爪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981041646U JPS6218164Y2 (ja) | 1981-03-24 | 1981-03-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981041646U JPS6218164Y2 (ja) | 1981-03-24 | 1981-03-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57155001U JPS57155001U (ja) | 1982-09-29 |
JPS6218164Y2 true JPS6218164Y2 (ja) | 1987-05-11 |
Family
ID=29838695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981041646U Expired JPS6218164Y2 (ja) | 1981-03-24 | 1981-03-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6218164Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58137003U (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-14 | 太陽鍛工株式会社 | 耕耘爪 |
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Also Published As
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---|---|
JPS57155001U (ja) | 1982-09-29 |
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