JPH0726882Y2 - 中耕除草作業機 - Google Patents
中耕除草作業機Info
- Publication number
- JPH0726882Y2 JPH0726882Y2 JP12302485U JP12302485U JPH0726882Y2 JP H0726882 Y2 JPH0726882 Y2 JP H0726882Y2 JP 12302485 U JP12302485 U JP 12302485U JP 12302485 U JP12302485 U JP 12302485U JP H0726882 Y2 JPH0726882 Y2 JP H0726882Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- weeding
- claw
- blade
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は中耕除草作業機に関し、さらに詳しくは、作
業爪の取付け姿勢を反転することで中耕作業と、除草作
業とに使用することのできる簡易管理作業機としての中
耕除草作業機に関する。
業爪の取付け姿勢を反転することで中耕作業と、除草作
業とに使用することのできる簡易管理作業機としての中
耕除草作業機に関する。
従来、中耕，除草作業はそれぞれ専用の作業爪を取付け
た中耕作業機、あるいは除草作業機を用いて行ってい
る。したがって、２種類の作業機と、２種類の作業爪が
必要である。このことは、営農規模の大小に拘わらず云
えることで、最近自然指向の一環として菜園体験者が増
えているが、その作業は殊のほか重労働であって、若干
の機械化を行うにも作業機，作業爪が数種類必要とな
る。
た中耕作業機、あるいは除草作業機を用いて行ってい
る。したがって、２種類の作業機と、２種類の作業爪が
必要である。このことは、営農規模の大小に拘わらず云
えることで、最近自然指向の一環として菜園体験者が増
えているが、その作業は殊のほか重労働であって、若干
の機械化を行うにも作業機，作業爪が数種類必要とな
る。
【考案が解決しようとする課題】 中耕作業，除草作業は営農規模の大小に関係なく必要で
あるから、趣味の営農体験者にとって２種類の作業機を
準備することは経済的に負担となる。 そこでこの考案は、１つの作業機に１種の作業爪を装備
し、中耕，除草作業に応じて作業爪の取付け姿勢を反転
するだけで両作業に対応できるようにした中耕除草作業
機を提供することを目的とする。
あるから、趣味の営農体験者にとって２種類の作業機を
準備することは経済的に負担となる。 そこでこの考案は、１つの作業機に１種の作業爪を装備
し、中耕，除草作業に応じて作業爪の取付け姿勢を反転
するだけで両作業に対応できるようにした中耕除草作業
機を提供することを目的とする。
この目的を達成するためにこの考案は、少なくとも、中
空操作軸の出力軸端側に設けてある減速機と、中空操作
軸と交差する方向に沿って配置された作業駆動軸と、こ
の作業駆動軸に取付けられた作業爪とを備える中耕除草
作業機において、 作業爪はボス部から放射状に延びる複数本の縦刃と、こ
の縦刃の先端に１本おきに曲げ方向を異ならせて形成し
た横刃とを備え、 前記縦刃の両縁は、その外縁部と内縁部とがそれぞれ異
なった曲率の曲縁になっていて、縦刃の一部から横刃の
先端部にかけて片面両縁に刃縁をもっており、作業爪の
作業駆動軸への取付け姿勢を反転することにより、中耕
作業と除草作業とに使用できるように構成したことを特
徴とする。
空操作軸の出力軸端側に設けてある減速機と、中空操作
軸と交差する方向に沿って配置された作業駆動軸と、こ
の作業駆動軸に取付けられた作業爪とを備える中耕除草
作業機において、 作業爪はボス部から放射状に延びる複数本の縦刃と、こ
の縦刃の先端に１本おきに曲げ方向を異ならせて形成し
た横刃とを備え、 前記縦刃の両縁は、その外縁部と内縁部とがそれぞれ異
なった曲率の曲縁になっていて、縦刃の一部から横刃の
先端部にかけて片面両縁に刃縁をもっており、作業爪の
作業駆動軸への取付け姿勢を反転することにより、中耕
作業と除草作業とに使用できるように構成したことを特
徴とする。
上記の構成によってこの考案の中耕除草作業機は、作業
機の作業駆動軸に対して作業爪を取付ける際、その表裏
を選択することによって作業爪の土壌に対する切込み状
態を変えることができ、これにより、中耕、あるいは除
草の何れかの作業が選択的に行われる。
機の作業駆動軸に対して作業爪を取付ける際、その表裏
を選択することによって作業爪の土壌に対する切込み状
態を変えることができ、これにより、中耕、あるいは除
草の何れかの作業が選択的に行われる。
以下、この考案の構成の詳細を添付した図面に示す実施
例により説明する。 第１図において符号１は中空の操作軸を示し、この中空
の操作軸１の一端部には遠心クラッチをもつ小型エンジ
ン２が取付けられており、その出力軸にトルク伝達軸が
接続され、操作軸１の軸心に沿ってトルク伝達軸は延び
ている。操作軸１の他端部はトルク伝達軸と連結された
減速機３が取付けられ、この減速機３から両側に作業駆
動軸4,4が操作軸１と交差する方向に張出して設けられ
ている。作業駆動軸4,4の端部には、第２図に示すよう
に、取付けフランジ41がボルト41aにより固定されるの
であって、この取付けフランジ41には、その周縁にボル
トを挿通するための取付孔42が３個穿けられており、そ
の中心部には前記作業駆動軸４に嵌挿される軸受43があ
って、この軸受43が前記ボルト41aにより作業駆動軸４
に固定される。 この作業駆動軸４の取付けフランジ41には、第３図に詳
細に示す作業爪５が取付けられる。即ち、この作業爪５
はボス部に前記作業駆動軸４を通す軸孔51をもち、この
軸孔51の周囲同心円上に２個ずつ３組の取付孔52,53が
穿けられ、取付孔53は軸孔51の中心と取付孔52を結ぶ直
線に対して30度だけ傾いた位置に穿けられている。この
取付孔52、あるいは53と前記取付孔42とに取付ボルト54
が通され締着される。 ボス部から放射状に縦刃55が６本延びており、各縦刃55
の曲縁はその曲率が互いに異なり、曲率半径の小さい外
縁部55Aと、それより曲率半径の大きい内縁部55Bにより
形成され、各縦刃の先端部には隣合った縦刃とは互いに
向きが異なる横刃56が形成されている。 さらに、縦刃55,横刃56の片面で、かつ縦刃55の横刃寄
りの部分から横刃56の折曲げ側の両縁には、刃縁Ｘが形
成されている。 さらにまた、操作軸１には減速機３寄りの部分に泥除け
６が取付けられていて、作業爪５の回転により飛散する
耕土の粒が作業者に掛かるのを防いでいる。 そして、作業爪５の取付けは、取付けフランジ41の取付
孔42の作業爪５の取付孔52か、あるいは53を合せて取付
ボルト54で固定するのであって、左右の作業爪５が投影
上同一面にある場合（第１図Ｉ）と、一方の作業爪５を
取付孔52を利用し、他方の作業爪５は取付孔53を利用す
ると、位相が30度だけ異なった状態（第１図II）とな
る。 また、除草作業の場合には、作業爪５は土壌に深く入る
必要がないので、曲率半径の小さい外縁部55Aが曲率半
径の大きい内縁部55Bより先に接地する状態、言換える
と、Ａ矢印方向の回転になるように取付ける（第１図I
I）ことによって、作業爪５の土壌への食い込みが小さ
い状態で除草作業が行われる。 中耕作業を行うには、作業爪５を除草作業の場合と反対
の回転をさせ、曲率半径の大きい内縁部55Bが曲率半径
の小さい外縁部55Aより先に接地する状態、即ち、Ｂ矢
印方向の回転になるように取付ける（第１図Ｉ）ことに
よって、作業爪５の土壌への食い込みが大きくなる状態
で中耕作業が行われる。この中耕状態への作業爪５の取
付けは、除草状態の作業爪５の姿勢を表裏反転すること
で行う。 なお、以上の中耕，除草作業は作業者の前側に作業爪５
が位置する姿勢のものを示したが、作業者の後方を作業
爪５が追従する状態で作業を行うこともできる。
例により説明する。 第１図において符号１は中空の操作軸を示し、この中空
の操作軸１の一端部には遠心クラッチをもつ小型エンジ
ン２が取付けられており、その出力軸にトルク伝達軸が
接続され、操作軸１の軸心に沿ってトルク伝達軸は延び
ている。操作軸１の他端部はトルク伝達軸と連結された
減速機３が取付けられ、この減速機３から両側に作業駆
動軸4,4が操作軸１と交差する方向に張出して設けられ
ている。作業駆動軸4,4の端部には、第２図に示すよう
に、取付けフランジ41がボルト41aにより固定されるの
であって、この取付けフランジ41には、その周縁にボル
トを挿通するための取付孔42が３個穿けられており、そ
の中心部には前記作業駆動軸４に嵌挿される軸受43があ
って、この軸受43が前記ボルト41aにより作業駆動軸４
に固定される。 この作業駆動軸４の取付けフランジ41には、第３図に詳
細に示す作業爪５が取付けられる。即ち、この作業爪５
はボス部に前記作業駆動軸４を通す軸孔51をもち、この
軸孔51の周囲同心円上に２個ずつ３組の取付孔52,53が
穿けられ、取付孔53は軸孔51の中心と取付孔52を結ぶ直
線に対して30度だけ傾いた位置に穿けられている。この
取付孔52、あるいは53と前記取付孔42とに取付ボルト54
が通され締着される。 ボス部から放射状に縦刃55が６本延びており、各縦刃55
の曲縁はその曲率が互いに異なり、曲率半径の小さい外
縁部55Aと、それより曲率半径の大きい内縁部55Bにより
形成され、各縦刃の先端部には隣合った縦刃とは互いに
向きが異なる横刃56が形成されている。 さらに、縦刃55,横刃56の片面で、かつ縦刃55の横刃寄
りの部分から横刃56の折曲げ側の両縁には、刃縁Ｘが形
成されている。 さらにまた、操作軸１には減速機３寄りの部分に泥除け
６が取付けられていて、作業爪５の回転により飛散する
耕土の粒が作業者に掛かるのを防いでいる。 そして、作業爪５の取付けは、取付けフランジ41の取付
孔42の作業爪５の取付孔52か、あるいは53を合せて取付
ボルト54で固定するのであって、左右の作業爪５が投影
上同一面にある場合（第１図Ｉ）と、一方の作業爪５を
取付孔52を利用し、他方の作業爪５は取付孔53を利用す
ると、位相が30度だけ異なった状態（第１図II）とな
る。 また、除草作業の場合には、作業爪５は土壌に深く入る
必要がないので、曲率半径の小さい外縁部55Aが曲率半
径の大きい内縁部55Bより先に接地する状態、言換える
と、Ａ矢印方向の回転になるように取付ける（第１図I
I）ことによって、作業爪５の土壌への食い込みが小さ
い状態で除草作業が行われる。 中耕作業を行うには、作業爪５を除草作業の場合と反対
の回転をさせ、曲率半径の大きい内縁部55Bが曲率半径
の小さい外縁部55Aより先に接地する状態、即ち、Ｂ矢
印方向の回転になるように取付ける（第１図Ｉ）ことに
よって、作業爪５の土壌への食い込みが大きくなる状態
で中耕作業が行われる。この中耕状態への作業爪５の取
付けは、除草状態の作業爪５の姿勢を表裏反転すること
で行う。 なお、以上の中耕，除草作業は作業者の前側に作業爪５
が位置する姿勢のものを示したが、作業者の後方を作業
爪５が追従する状態で作業を行うこともできる。
以上の説明から明らかなように、この考案の中耕除草作
業機は、１種類の作業爪をその取付け姿勢の反転で中
耕、あるいは除草の作業を行うことができ、趣味の菜園
作業や、小規模の管理作業に適している。また、１種類
の作業爪を１つの作業機に対して反転して取付けるだけ
で中耕あるいは除草の両作業が行えるので、それぞれ専
用作業機や作業爪を用意する必要がなく経済的である。
業機は、１種類の作業爪をその取付け姿勢の反転で中
耕、あるいは除草の作業を行うことができ、趣味の菜園
作業や、小規模の管理作業に適している。また、１種類
の作業爪を１つの作業機に対して反転して取付けるだけ
で中耕あるいは除草の両作業が行えるので、それぞれ専
用作業機や作業爪を用意する必要がなく経済的である。
第１図はこの考案による中耕除草作業機の全体斜面図、
第２図は同作業爪取付け部分の分解斜面図、第３図は作
業爪の正面図である。 １……操作軸、２……エンジン、３……減速機、４……
作業駆動軸、41……取付けフランジ、42……取付孔、43
……軸受、５……作業爪、51……軸孔、52,53……取付
孔、54……取付ボルト、55……縦刃、56……横刃。
第２図は同作業爪取付け部分の分解斜面図、第３図は作
業爪の正面図である。 １……操作軸、２……エンジン、３……減速機、４……
作業駆動軸、41……取付けフランジ、42……取付孔、43
……軸受、５……作業爪、51……軸孔、52,53……取付
孔、54……取付ボルト、55……縦刃、56……横刃。
Claims (1)
- 【請求項１】少なくとも、中空操作軸の出力軸端側に設
けてある減速機と、中空操作軸と交差する方向に沿って
配置された作業駆動軸と、この作業駆動軸に取付けられ
た作業爪とを備える中耕除草作業機において、 作業爪はボス部から放射状に延びる複数本の縦刃と、こ
の縦刃の先端に１本おきに曲げ方向を異ならせて形成し
た横刃とを備え、 前記縦刃の両縁は、その外縁部と内縁部とがそれぞれ異
なった曲率の曲縁になっていて、縦刃の一部から横刃の
先端部にかけて片面両縁に刃縁をもっており、作業爪の
作業駆動軸への取付け姿勢を反転することにより、中耕
作業と除草作業とに使用できるように構成したことを特
徴とする中耕除草作業機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12302485U JPH0726882Y2 (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 中耕除草作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12302485U JPH0726882Y2 (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 中耕除草作業機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6230503U JPS6230503U (ja) | 1987-02-24 |
| JPH0726882Y2 true JPH0726882Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31013750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12302485U Expired - Lifetime JPH0726882Y2 (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 中耕除草作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726882Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023023165A1 (en) * | 2021-08-20 | 2023-02-23 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Interchangeable tool attachment and system |
-
1985
- 1985-08-09 JP JP12302485U patent/JPH0726882Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023023165A1 (en) * | 2021-08-20 | 2023-02-23 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Interchangeable tool attachment and system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6230503U (ja) | 1987-02-24 |
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