JPH064646Y2 - ロ−タリ−耕耘装置の耕耘カバ−構造 - Google Patents

ロ−タリ−耕耘装置の耕耘カバ−構造

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JPH064646Y2
JPH064646Y2 JP1985048085U JP4808585U JPH064646Y2 JP H064646 Y2 JPH064646 Y2 JP H064646Y2 JP 1985048085 U JP1985048085 U JP 1985048085U JP 4808585 U JP4808585 U JP 4808585U JP H064646 Y2 JPH064646 Y2 JP H064646Y2
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JP
Japan
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protrusion
side cover
fitting part
transmission case
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Application number
JP1985048085U
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English (en)
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JPS61165102U (ja
Inventor
孔一 工藤
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は農用トラクターの作業機のうち、ロータリー耕
耘装置の耕耘カバー取り付け構造に関するものである。
(ロ)従来技術 従来のロータリー耕耘装置においては、耕耘カバー・右
サイドカバー・左サイドカバーの一体化されたものを、
耕耘伝動ケース5とサイドサポートプレート10の間に
固定する場合には、右サイドカバーまたは左サイドカバ
ーの内側から、ボルトを貫通して耕耘伝動ケース5及び
サイドサポートプレート10に固定していたのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし従来の支持方法の場合には、耕耘カバー1及び右
サイドカバー2b・左サイドカバー2aの内側にボルト
の先端が突出するので、このボルトの頭部にまず土壌が
付着し、それを核にして次々と土壌の付着が増加して耕
耘爪の回転外周直近まで耕耘カバーの内面に、土壌が固
着してしまうという不具合があったのである。
耕耘カバーの内側に付着した土壌が固まると耕耘爪の回
転に抵抗を与えることとなり、耕耘爪の摩擦抵抗が増え
て、ロータリー耕耘装置の消費馬力が大となり、ロータ
リー耕耘装置の回転初期におけるエンジン回転のドロッ
プが発生するのである。
このエンジン回転のドロップは、作業能率の低下となっ
て表れ、致命的な欠陥となるのである。本考案はこの不
具合を解消せんとするものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
るための構成を説明する。
サイドドライブ型ロータリー耕耘装置の耕耘伝動ケース
5とサイドサポートプレート10の間に、耕耘カバー1
と左サイドカバー2aと右サイドカバー2bの一体化さ
れたものを固定する構成において、左サイドカバー2a
の外側に左側突起嵌合部3を突設し、同様に右サイドカ
バー2bの外側にも右側突起嵌合部8を突設し、耕耘伝
動ケース5の内側に左側突起6を突設し、サイドサポー
トプレート10の内側に右側突起9を突設し、前記左側
突起嵌合部3に左側突起6を嵌挿し、前記右側突起嵌合
部8に右側突起9を嵌挿したものである。
(ホ)実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成に基づいて、本考案の詳細な構
成を説明する。
第1図は本考案のロータリー耕耘装置の全体側面図、第
2図は本考案の要部を示す平面断面図、第3図は同じく
後面図、第4図は耕耘カバー1の斜視図、第5図は耕耘
伝動ケース5と左サイドカバー2a部分の後面図、第6
図はサイドサポートプレート10と右サイドカバー2b
部分の後面図である。
第1図において、ロータリー耕耘装置全体が農用トラク
ターの後部作業機装着装置に取り付けられている。
トップリンクがトップリンクマスト16に枢結され、ロ
アリンクはメインビーム11L,11Rの一部に枢結さ
れている。メインビーム11L,11Rは、中央のロー
タリーギアボックス12の左右側面より側方へ突出され
ており、右端にサイドサポートプレート10を固設し、
左端に耕耘伝動ケース5を固設している。
ロータリーギアボックス12の後部に枢支して、デプス
フレーム14を延出し、該デプスフレーム14の後端に
デプスホイール18を回転自在に支持している。耕耘爪
17は耕耘爪軸20に植設されており、耕耘カバー1と
左サイドカバー2aと右サイドカバー2b内を回転して
いるのである。
本考案の要部は、該耕耘爪17の回転外周に土壌の塊が
出来ないように、即ち耕耘カバー1・左サイドカバー2
a・右サイドカバー2bの内面にボルトの頭等の突起部
を作らないように構成したものである。
この目的を達成するために、左サイドカバー2aの外側
に、左側突起嵌合部3を突出し、同様に右サイドカバー
2bの外側にも右側突起嵌合部8を突出して設けてい
る。
該左側突起嵌合部3・右側突起嵌合部8に右側突起9と
左側突起6の先端を嵌入して固定しているのである。
耕耘伝動ケース5は2枚合わせの左右ミッションケース
体により構成されており、該左右ミッションケース体を
連接固定するためのボルトを左側突起6と兼用して利用
しているのである。
即ち、該左側突起6を兼用するボルトをまずナット7に
て締め付けて、耕耘伝動ケース5自体の締結を終えてか
ら、残ったボルトの突出部を左側突起6として利用した
ものである。
(ヘ)作用 本考案の実施例の構成は以上の如くであり、次に本考案
の作用を説明する。
耕耘伝動ケース5とメインビーム11L,11Rとロー
タリーギアボックス12とサイドサポートプレート10
は全体として「コ」の字型を構成しており、この「コ」
の字型の間に耕耘カバー1と左サイドカバー2a及び右
サイドカバー2bの一体化されたものを、突起で突き刺
して挟んだうえで、固定しているのである。そして、左
サイドカバー2aと右サイドカバー2bの間には、耕耘
爪軸20が架設軸受支持されているので、両者の間が縮
小して、右側突起9と左側突起6が外れることはないの
である。
(ト)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、耕耘カバー1及び左サイドカバー2a・右サイ
ドカバー2bの内側にボルトの頭部のような突起部が突
出しないので、これらの突起部を核として、土が付着し
て固まり、耕耘爪17の回転に摩擦抵抗を与え、消費馬
力を増加させることが無くなったのである。ひいては、
エンジン回転のドロップが発生しなくなったのである。
第2に、ロータリー耕耘装置の組立時に於いては、耕耘
カバー1・左サイドカバー2a・右サイドカバー2bと
耕耘伝動ケース5・サイドサポートプレート10の固定
に際して、ボルトの締め付け作業が不要となり、単に左
側突起嵌合部3・右側突起嵌合部8へ、左側突起6・右
側突起9を差し込むだけであるので、組立・メンテナン
スが非常に楽になったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のロータリー耕耘装置の全体側面図、第
2図は本考案の要部を示す平面断面図、第3図は同じく
後面図、第4図は耕耘カバー1の斜視図、第5図は耕耘
伝動ケース5と左サイドカバー2a部分の後面図、第6
図はサイドサポートプレート10と右サイドカバー2b
部分の後面図である。 1…耕耘カバー 2a…左サイドカバー 2b…右サイドカバー 3…左側突起嵌合部 5…耕耘伝動ケース 6…左側突起 8…右側突起嵌合部 9…右側突起 11…メインビーム 12…ロータリーギアボックス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドドライブ型ロータリー耕耘装置の耕
    耘伝動ケース5とサイドサポートプレート10の間に、
    耕耘カバー1と左サイドカバー2aと右サイドカバー2
    bの一体化されたものを固定する構成において、左サイ
    ドカバー2aの外側に左側突起嵌合部3を突設し、同様
    に右サイドカバー2bの外側にも右側突起嵌合部8を突
    設し、耕耘伝動ケース5の内側に左側突起6を突設し、
    サイドサポートプレート10の内側に右側突起9を突設
    し、前記左側突起嵌合部3に左側突起6を嵌挿し、前記
    右側突起嵌合部8に右側突起9を嵌挿したことを特徴と
    するロータリー耕耘装置の耕耘カバー構造。
JP1985048085U 1985-03-30 1985-03-30 ロ−タリ−耕耘装置の耕耘カバ−構造 Expired - Lifetime JPH064646Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS61165102U JPS61165102U (ja) 1986-10-14
JPH064646Y2 true JPH064646Y2 (ja) 1994-02-09

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ID=30564003

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61152202A (ja) * 1984-12-26 1986-07-10 松山株式会社 ロ−タリ−耕耘装置

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JPS61165102U (ja) 1986-10-14

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