JPH0725701U - 耕うん爪 - Google Patents

耕うん爪

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JPH0725701U
JPH0725701U JP1448994U JP1448994U JPH0725701U JP H0725701 U JPH0725701 U JP H0725701U JP 1448994 U JP1448994 U JP 1448994U JP 1448994 U JP1448994 U JP 1448994U JP H0725701 U JPH0725701 U JP H0725701U
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JP
Japan
Prior art keywords
claw
rotary shaft
center line
tiller
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP1448994U
Other languages
English (en)
Inventor
仁行 足立
Original Assignee
三菱農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱農機株式会社 filed Critical 三菱農機株式会社
Priority to JP1448994U priority Critical patent/JPH0725701U/ja
Publication of JPH0725701U publication Critical patent/JPH0725701U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、耕うん機の正逆転両用の耕うん爪
を提供することを目的とするものである。 【構成】 中心線に対して左右対称に弧縁を形成した扁
平板状体の先端側を一側面方に湾曲させて横刃部12を
構成すると共に、基部には前記中心線に対して左右対称
位置にロータリー軸7への取付け孔13を設けた耕うん
機の正逆転両用の耕うん機において、上記取付け孔13
をこえたロータリー軸7寄りの爪5基部から爪5先端部
へかけて前記中心線上を湾曲横刃側に爪5面を山形に折
曲げて補強用の折曲げリブ14を形成したことを特徴と
する耕うん爪。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、耕うん機の正逆転両用の耕うん爪において強度を低下させることな く板厚を減少することができる耕うん爪に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボルト等によりロータリーパイプに取付ける耕うん機の正逆転両用の耕 うん爪は、図9〜図11に示すように、土の反転性を良くするためと剛性を付与 するために、爪面の中心線上を横刃aの湾曲側に山形に折曲げた補強用の折曲げ リブbが形成されるが、この折曲げリブbは爪取付け上の汎用性を考慮して一般 に、爪基部の爪取付け孔cを設けた爪取付け板dへの取付け面eを平面とし、そ れから先、先端部へかけて形成されている。
【0003】 従って、爪取付け板dの境界部fは耕うん爪の板厚だけの強度となるため、耕 うん爪を必要強度に保持するためには板厚を厚くする必要があり、板厚を厚くす れば砕土をよくするために耕うん爪の周縁を斜めに削ってエッジを付けなければ ならず、このためコトスアップするという問題があった。
【0004】 本考案は上記従来の問題に鑑み、これを解決することを課題としてなされたも のであって、正逆転両用の耕うん爪の強度を低下させることなく板厚を減少でき 、耕うん爪周縁に特にエッジを作成する必要をなくし、コストダウンを可能にし た耕うん爪を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、中心線に対して左右対称に孤縁を形成した 扁平板状体の先端側を一側面方に湾曲させて横刃部を構成すると共に、基部には 前記中心線に対して左右対称位置にロータリー軸へ取り付ける取付け孔の周囲を 前記湾曲させた横刃部面より段差を有する耕うん機の正逆転両用の耕うん爪にお いて、上記取付け孔をこえたロータリー軸寄りの爪基部から爪先端部へかけて前 記中心線上を湾曲横刃側に爪面を山形に折曲げて補強用の折曲げリブを形成する と共に、該爪基部をロータリー軸の外周に沿って湾曲状に構成したことを特徴と している。
【0006】
【作用】
上記のごとく補強用の折曲げリブを耕うん爪の取付け孔をこえたロータリー軸 寄りの爪基部から爪先端部へかけて補強用の折曲げリブを形成したことにより、 耕うん爪の補強効果が耕うん爪の先端部からロータリー軸寄りのところまで及び 、薄い板厚で耕うん爪の必要強度を保持することができ、特に耕うん爪周縁にエ ッジを作成しなくても正規の耕うん性能を発揮させることが可能となり、耕うん 爪のコストダウンが達成される。
【0007】
【実施例】
以下本考案を図示の実施例に基いて詳細に説明する。 図1は本考案に係る耕うん爪の正面図、図2はその側面図、図3は図1のI− I線断面図、図4は図1のX−X線断面図、図5はロータリー部の縦断面図、図 6はロータリー軸中間部の爪取付板の正面図、図7はロータリー軸最外側の爪取 付板の正面図、図8は耕うん機の全体側面図を示すものである。
【0008】 まず図8において、1はエンジン、2は変速レバー、3はロータリーカバー、 4はロータリーサイドカバー、5は耕うん爪である。 次に図5において、6はエンジン1の動力を伝えるミッションケース、7はミ ッションケース6から機体幅方向に延出されたロータリー軸で、変速レバー2の 操作によって正逆転両方向に回転可能となっている。8はロータリー軸7にピン 9で連結され、ロータリー軸7と一体に回転されるロータリーパイプで、外周適 宜間隔で複数の爪取付け板10,10′が固着されている。なお10はロータリ ーパイプ8の中間部の爪取付け板、10′はロータリーパイプ8の最外側の爪取 付け板であって、各爪取付け板10,10′に耕うん爪5が取付けボルト11で 取付けられている。
【0009】 耕うん爪5は図1〜図4に示すごとく、中心線に対して左右対称に孤縁を形成 した扁平板状の鋼板の先端側が一側面方に滑らかに湾曲されて横刃部12が構成 され、ロータリー軸7側の基部には前記中心線に左右対称位置にロータリー軸7 に固着した爪取付け板10,10′に取付ける一対の取付け孔13が穿設され、 上記取付け孔13をこえたロータリー軸7寄りの爪基部から爪先端部へかけて、 前記中心線上を湾曲した横刃部12側に爪面を山形に軽く折曲げた補強用の折曲 げリブ14が形成され、取付け孔13の周囲は前記爪取付け板10,10′との 接合面として折曲げリブ14によって左右に二分された平面に形成されている。
【0010】 爪取付け板10,10′の内、ロータリーパイプ中間部の爪取付板10は図6 に示すように端縁が直線状、ロータリーパイプ最外側の爪取付板10′は図7に 示すように端縁に耕うん爪5基部の折曲げリブ14を逃げる切込み15が設けら れている。 前記耕うん爪5は、ロータリーパイプ8の中間部の爪取付け板10にはその内 側面に耕うん爪5の反リブ側を接当して取付けボルト11で取付け、ロータリー パイプ8の最外側の爪取付け板10′にはその外側面に耕うん爪5の折曲げリブ 14側を接当して取付けボルト11によって取付けられる。 即ち、最外側の耕うん爪5は、端縁に折り曲げリブ13を逃げる切込み15の ある爪取付け板10′によって折曲げリブ14側を爪取付け板10′の外側面に 取付けることが可能となり、このため切込み15なしの爪取付け板10の内側面 に取付けて耕うん爪5を最外側の同位置に位置させる場合よりロータリーパイプ 8の長さを短縮でき、ロータリーパイプ8軸端とロータリーサイドカバー4との 接近しすぎによって起るロータリーパイプ8への草等のからみつきが防止される 。
【0011】 またロータリーパイプ8中間部の耕うん爪5は端縁が直線状の爪取付け板10 に取付けられるため、取付け孔13よりさらにロータリー軸8寄りのところまで 延長した折曲げリブ14が邪魔となって爪取付け板10の外側には取付けられず 、従って折曲げリブが取付け孔よりロータリー軸寄りに延長しない従来の耕うん 爪が爪取付け板の内外両側に取付け可能のため起る耕うん爪間隔の不整による耕 うん性能の低下が避けられる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、中心線に対して左右対称に孤縁を形成した扁平 板状体の先端側を一側面方に湾曲させて横刃部を構成すると共に、基部には前記 中心線に対して左右対称位置にロータリー軸へ取り付ける取付け孔の周囲を前記 湾曲させた横刃部面より段差を有する耕うん機の正逆転両用の耕うん爪において 、上記取付け孔をこえたロータリー軸寄りの爪基部から爪先端部へかけて前記中 心線上を湾曲横刃側に爪面を山形に折曲げて補強用の折曲げリブを形成すると共 に、該爪基部をロータリー軸の外周に沿って湾曲状に構成したことによって耕う ん爪の板厚のみで強度を保持するところがなく、折曲げリブによる補強効果が取 付け孔をこえたロータリー軸寄りの爪基部まで及び、薄い板厚で耕うん爪の必要 強度を保持することができ、特に耕うん爪周縁にエッジを作成しなくても正規の 耕うん性能を発揮させることが可能となり、耕うん爪のコストダウンが達成され る効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる耕うん爪の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のI−I線断面図である。
【図4】図1のX−X線断面図である。
【図5】ロータリー部の縦断面図である。
【図6】ロータリー軸中間部の爪取付板の正面図であ
る。
【図7】ロータリー軸最外側の爪取付板の正面図であ
る。
【図8】耕うん機の全体側面図である。
【図9】従来の耕うん爪の正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】図9のXI−XI線断面図である。
【符号の説明】
5 耕うん爪 7 ロータリー軸 8 ロータリーパイプ 10 爪取付け板 10′ 爪取付け板 12 横刃部 13 取付け孔 14 折曲げリブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心線に対して左右対称に孤縁を形成し
    た扁平板状体の先端側を一側面方に湾曲させて横刃部を
    構成すると共に、基部には前記中心線に対して左右対称
    位置にロータリー軸へ取り付ける取付け孔の周囲を前記
    湾曲させた横刃部面より段差を有する耕うん機の正逆転
    両用の耕うん爪において、上記取付け孔をこえたロータ
    リー軸寄りの爪基部から爪先端部へかけて前記中心線上
    を湾曲横刃側に爪面を山形に折曲げて補強用の折曲げリ
    ブを形成すると共に、該爪基部をロータリー軸の外周に
    沿って湾曲状に構成したことを特徴とする耕うん爪。
JP1448994U 1994-10-28 1994-10-28 耕うん爪 Pending JPH0725701U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1448994U JPH0725701U (ja) 1994-10-28 1994-10-28 耕うん爪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1448994U JPH0725701U (ja) 1994-10-28 1994-10-28 耕うん爪

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0725701U true JPH0725701U (ja) 1995-05-16

Family

ID=11862470

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JP1448994U Pending JPH0725701U (ja) 1994-10-28 1994-10-28 耕うん爪

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006262715A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Iseki & Co Ltd 歩行型耕耘機
CN100396169C (zh) * 2002-07-16 2008-06-25 来田农产株式会社 旋耕爪部件
JP2017198791A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 感光体ドラム

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