JP4561422B2 - 歩行型耕耘機 - Google Patents

歩行型耕耘機 Download PDF

Info

Publication number
JP4561422B2
JP4561422B2 JP2005081513A JP2005081513A JP4561422B2 JP 4561422 B2 JP4561422 B2 JP 4561422B2 JP 2005081513 A JP2005081513 A JP 2005081513A JP 2005081513 A JP2005081513 A JP 2005081513A JP 4561422 B2 JP4561422 B2 JP 4561422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission case
rotary shaft
claw
tilling
tillage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005081513A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006262715A5 (ja
JP2006262715A (ja
Inventor
秀明 中川
浩二 二宮
正男 宮内
聡 富久
恭正 黒田
善男 住田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2005081513A priority Critical patent/JP4561422B2/ja
Publication of JP2006262715A publication Critical patent/JP2006262715A/ja
Publication of JP2006262715A5 publication Critical patent/JP2006262715A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4561422B2 publication Critical patent/JP4561422B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)

Description

本発明は、歩行型耕耘機に関する。特に、機体後部の伝動ケースの左右両側へ設けたロータリ軸を正逆転切替可能に構成し、この軸にロータリ耕耘装置の正逆用耕耘爪を装着する爪ホルダを傾斜させて設け、又は正逆用耕耘爪を装着する爪ホルダを垂直に設けるもので、歩行型耕耘機のロータリ耕耘装置として利用できる。
特許第3279931号公報で示す如く、ロータリ耕耘装置の伝動ケースの左右両側へ突出させて設けた第一ロータリ軸には、第一耕耘爪を装着して設け、又、各第一ロータリ軸の外径部へ設けた、各第二ロータリ軸には、第二耕耘爪と、グローブ爪とを装着した構成がある。このグローブ爪は、正面視左右略対称形状で、ロータリ軸が正転し、又は逆転する構成のいずれにも打ち込み作用を具備するものである。このグローブ爪は、側面視において第二ロータリ軸への取付位置近傍で、一方側へ向けて湾曲し、かつ先端部が他方側へ向けて湾曲し、これら両湾曲部の間で耕耘した土を抱き込み可能な凹部を形成した構成であり、第二ロータリ軸へ装着するグローブ爪の凹部を外側へ向けて装着した構成である。
例えば、内側部の前記第二耕耘爪とグローブ爪とは、正転では、このグローブ爪の凹状部で多くの耕耘土を抱き込み、この多量の土を遠心力により、外側の逆転する第一耕耘爪で耕耘した耕耘部へ補充することができ、耕耘後の耕地状態を耕耘巾の全面に亘って均等化している。
特許第3279931号公報
ロータリ耕耘装置の各第一耕耘爪と、各第二耕耘爪と、各グローブ爪とにより、耕耘作業を行うときと、畝立耕耘作業を行うときとでは、これら各爪の取付け方向を組換えする必要がある。すなわち、普通耕耘するときは、先端に向けて湾曲する爪をこの先端部が中央の伝動ケースに向かう方向に取り付けてロータリ軸を正回転させることによって左右方向に略平らな耕土面を得ることができ、畝立作業を行うときは、湾曲方向が逆向きに取りつけかつロータリ軸を逆回転に連動することによって中央伝動ケースから耕土が左右に跳ね上げられるようになすが、正逆用耕耘爪といえども湾曲方向を転換すべく組み換えが必要で、この組換えに時間と、手間とが必要であったが、この発明により、これらの課題を解決しようとするものである。
このためこの発明は次の技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、ロータリ耕耘装置(17)の伝動ケース(40)の下部左右両側にロータリ軸(41)を突出し該軸(41)を正回転又は逆回転に切り換える切換操作部を備え、上記ロータリ軸(41)又は該ロータリ軸(41)と一体的に連動連結する連結軸(51,51)には、取付基部から先端側に向けてこの先端側が中央の上記伝動ケース(40)側から離れる方向に湾曲し、横断面形状はロータリ軸(41)が上記正回転するときに打込み側がロータリ軸(41)軸心と略直交する平面に沿い、後続側が伝動ケース(40)に接近すべく傾斜して形成された正逆用耕耘爪(54)を取付けてなる歩行型耕耘機の構成とする。
正転中、正逆用耕耘爪(54)の打ち込みで土壌は耕耘される。該爪は取付基部から先端側に向けてこの先端側が中央の上記伝動ケース(40)側から離れる方向に湾曲しているから、耕耘土は伝動ケースから遠ざかるように外向きに移動しようとするが、爪の後続側が伝動ケース(40)に接近すべく傾斜して設けられていてこの後続側が耕耘土を伝動ケース側に案内するため、両者が相俟って耕耘土を内・外方に偏らせることなく万遍に分布させる。また、逆転では、正転時に後続側となる方が先に打ち込まれるから、爪先端側の湾曲形状が伝動ケース(40)から離れる状態と相俟って耕耘土を伝動ケース(40)から遠ざかるように跳ね上げて往復隣接耕耘よって所定の畝を形成することができる。
請求項2に記載の発明においては、前部のエンジン取付フレーム(2)の上側に設けるエンジン(3)、エンジン取付フレーム(2)の後側にあって略へ字形状の伝動ケース(4)、該伝動ケース(4)前側下部へ設ける左右一対の走行車輪(6)、後側下部にあって正回転、又は逆回転するロータリ耕耘装置(17)、後方へ向かうハンドル(15)等からなる歩行型耕耘機において、前記伝動ケース(4)下部の左右両側に突出させて軸支したロータリ軸(16)には、正逆用耕耘爪(18)を装着する爪ホルダ(19b)と該爪ホルダ(19b)をロータリ軸(16)軸心に対して傾斜させて装着する耕耘外パイプ(19a)とからなる耕耘爪外パイプ部(19)を外側に位置すべく装着すると共に、爪ホルダ(20b)と該爪ホルダ(20b)をロータリ軸(16)軸心に対して垂直に装着した耕耘内パイプ(20a)とからなる耕耘爪内パイプ部(20)を内側に位置すべく装着したことを特徴とする歩行型耕耘機としたものである。
前記歩行型耕耘機は、前部のエンジン取付フレーム(2)の上側へエンジン(3)と、エンジン取付フレーム(2)の後側に略へ字形状の伝動ケース(4)と、この伝動ケース(4)前側下部へ左右一対の走行車輪(6)と、後側下部へ正回転、又は逆回転するロータリ耕耘装置(17)と、後方へ向けて突出させたハンドル(15)等を設けた構成である。
前記伝動ケース(4)下部へ設けたロータリ耕耘装置(17)は、伝動ケース(4)の左右両側には、左右両側へ突出するロータリ軸(16)を軸支して設け、このロータリ軸(16)の左右内側には、耕耘爪内パイプ部(20)を位置させて装着すると共に、外側には、耕耘爪外パイプ部(19)を位置させて装着した構成である。耕耘爪内パイプ部(20)は、複数の正逆用耕耘爪(18)を取付けする各爪ホルダ(19b)をロータリ軸(16)軸心に対して垂直に装着した耕耘内パイプ(20a)よりなる構成である。又、耕耘爪外パイプ装置(19)は、複数の正逆用耕耘爪(18)を取付けする各爪ホルダ(19b)をロータリ軸(16)軸心に対して所定角度で傾斜させた耕耘外パイプ(19a)よりなる構成である。
前記歩行型耕耘機のロータリ耕耘装置(17)の伝動ケース(4)の左右両側へ設けた、耕耘爪外・内パイプ部(19),(20)で耕耘作業を行うときには、伝動ケース(4)を切換操作して、各耕耘爪外パイプ部(19)の正転打込み側を正回転駆動させると共に、各耕耘爪内パイプ部(20)の逆転打込み側を逆回転駆動させて耕耘作業を行う。
又、畝立作業を行うときには、前記伝動ケース(4)の回転方向を切換操作して、各耕耘爪外パイプ部(19)の逆転打込み側を逆回転駆動させると共に、各耕耘爪内パイプ部(20)の正転打込み側を正回転駆動させて畝立作業を行う。
請求項1に記載の発明においては、正転中、正逆用耕耘爪(54)の打ち込みで土壌は耕耘され、該爪は取付基部から先端側に向けてこの先端側が中央の上記伝動ケース(40)側から離れる方向に湾曲しているから、耕耘土は伝動ケースから遠ざかるように外向きに移動しようとするが、爪の後続側が伝動ケース(40)に接近すべく傾斜して設けられていてこの後続側が耕耘土を伝動ケース側に案内するため、両者が相俟って耕耘土を内・外方に偏らせることなく万遍に分布させ、また、逆転では、正転時に後続側となる方が先に打ち込まれるから、爪先端側の湾曲形状が伝動ケース(40)から離れる状態と相俟って耕耘土を伝動ケース(40)から遠ざかるように跳ね上げて往復隣接耕耘にによって所定の畝を形成することができる。したがって、ロータリ軸(41)の正転、逆転の切り換えを行うだけで普通耕耘か畝立作業かを選択でき、切り換え操作が簡単である。
請求項2に記載の発明においては、歩行型耕耘機の伝動ケース(4)の下部へ設けたロータリ軸(16)には、ロータリ耕耘装置(17)の耕耘爪内パイプ装置(20)と、耕耘爪外パイプ装置(19)とを装着し、この耕耘爪外パイプ装置(19)は、正逆用耕耘爪(18)を装着する爪ホルダ(19b)をロータリ軸(16)軸心に対して傾斜させて耕耘外パイプ(19a)へ設けた耕耘爪外パイプ部(19)を外側に位置すべく装着し、又、耕耘爪内パイプ部(20)は、正逆用耕耘爪(18)を装着する爪ホルダ(19b)をロータリ軸(16)軸心に対して略垂直に耕耘内パイプ(20a)へ設けた耕耘爪内パイプ部(20)を内側へ装着して設けたことにより、伝動ケース(4)の切換操作により、耕耘作業時は、耕耘爪外パイプ部(19)は正回転駆動され、耕耘爪内パイプ部(20)は逆回転駆動される。畝立作業時には、伝動ケース(4)の切換操作により、耕耘作業時とは、逆の回転駆動になることにより、正逆用耕耘爪(18)の組換えが不用となり、組換え時間と、手間とが不用になった。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
歩行型耕耘機1の全体構成について説明する。
前記歩行型耕耘機1は、図9で示す如く機体1a前部にエンジン取付フレーム2を設け、このエンジン取付フレーム2の前部には、バンパー2aを設けると共に、上側面には、プレート部材3aを掛け渡して、エンジン3を載置した構成である。このエンジン3の後側でエンジン取付フレーム2の後側には、側面視略へ字形状の伝動ケース4を装着して設けると共に、上部には、燃料タンク13を設ける。上記エンジン3を駆動し、このエンジン3の回転動力を伝動ケース4の一方側の前側のへ字状部へ内装した伝動機構4aの左右両側の車軸5には、左右一対の走行輪6を軸支して設けた構成である。
又、前記伝動ケース4他方側の後側のへの字状部へ内装した伝動機構4aの左右両側で、伝動ケース4から突出するロータリ軸16には、ロータリ耕耘装置17の正逆用耕耘爪18を装着した耕耘爪外パイプ装置19を延長状態に、耕耘爪内パイプ装置20を2重筒軸状態に軸支して設けた構成である。
又、前記エンジン3の側部には、マフラー3b、及びベルトケース3cを設け、このベルトケース3c内の伝動ベルト3dを介して、エンジン3の回転動力を伝動ケース4へ内装した前後の伝動機構4aの入力軸4bへ伝達する構成である。
又、前記伝動ケース4の上側には、図9で示す如く操作ケース14を装着して設け、この操作ケース14には、走行車速を変速操作する走行レバー14aと、ロータリ耕耘装置17を変速操作する耕耘レバー14bとを設けた構成である。更に、操作ケース14の下側で、伝動ケース4には、基部へ取付板15aを設けたハンドル15を装着した構成である。ハンドル15には、クラッチレバー14cを設け、このクラッチレバー14cの「入」−「切」操作に連動して、伝動ベルト3dへ設けたテンションクラッチ装置14dが「入」−「切」操作され、歩行型耕耘機1が走行、又は停止する構成である。
次に、図9で示す如く伝動ケース4の一方側である前側のへ字状部ケースに内装した走行用の伝動機構4aから下端部へ軸支した車軸5への伝動構成について説明する。左右両側のへ字形状の伝動ケース4をボルト、及びナット等で装着して一体に形成した構成であり、この一体に形成された伝動ケース4内へ走行用の伝動機構4aを内装して設けた構成である。
次に図1に基づき伝動ケース40の作業用の伝動機構40aからロータリ軸41への伝動構成について説明する。伝動ケース40には入力軸42と平行に3本の軸、即ち第2軸43、第3軸44,第4軸45が平行に設けられ、入力軸42に摺動自在に設けた変速ギヤ46を第2軸43の伝動ギヤ47に噛み合わせると第3軸44の大径ギヤ48,チェンスプロケット49を経てロータリ軸41を入力軸42と同方向に回転(正転)させる。また、上記変速ギヤ46を反対に摺動させると、第4軸45のギヤ50にかみ合い、前記ギヤ47,48,スプロケット49を経てロータリ軸41を逆転する構成である。
前記ロータリ軸41の左右突出軸部には連結軸としての耕耘パイプ51,51を嵌合させてピン52,52で連動連結している。また、左・右各耕耘パイプ51には、平面視においてロータリ軸41軸心に直交する平面に対して取付角(θ)を形成すべく爪ホルダ53を傾斜させて装着し、この爪ホルダ53に正逆用耕耘爪54を装着してなる。爪ホルダ53はボルト挿通孔を形成した単板からなり中央に装着孔を形成し、耕耘爪54の装着側が非装着側に対して外方(中央の伝動ケース40から離れる側)に傾斜するよう上記取付角(θ)を設定して耕耘パイプ51に溶着されている。上記のように取り付けられた正逆用耕耘爪54は、取付基部から先端側に向けてこの先端側が中央の上記伝動ケース40側から離れる方向に湾曲(s)し、横断面形状はロータリ軸41が正回転するときに打込み側がロータリ軸41軸心と略直交する平面に沿い(t)、後続側が徐々に伝動ケース40に接近(u)すべく取付けられる(図2(イ)(ロ))。
図2に示すように、複数の爪ホルダ53,53…が左右の耕耘パイプ51,51夫々に、適宜の位相をずらせて配置されている。図例では左右対称となるように位相を決定している。正転時は符号S1、S2、S3…S7の順に打ち込みされる。逆転時には、符号G1、G2、G3…G7の順に打ち込まれるものである。
前記各正逆用耕耘爪54を装着した耕耘爪パイプ51は、ロータリ軸41に対して、各正逆用耕耘爪18の正転打込み側が外側へ位置すべく、この耕耘爪パイプ51を外側部へ設けることにより、各正逆用耕耘爪18を組換えることなく、ロータリ耕耘装置17のロータリ軸41を正回転、又は逆回転に切り換えすることにより、耕耘作業と畝立作業との両者を爪の交換無しに行うことができて、組換えが不用となる。よって、爪の組換え時間と、手間が不用となり、工数の低減を図ることができる。すなわち、正転中、正逆用耕耘爪54の打ち込みで土壌は耕耘される。該爪は取付基部から先端側に向けてこの先端側が中央の上記伝動ケース40側から離れる方向に湾曲しているから、耕耘土は伝動ケースから遠ざかるように外向きに移動しようとするが、爪の後続側が徐々に伝動ケース40に接近すべく設けられていてこの後続側が耕耘土を伝動ケース側に案内するため、両者が相俟って耕耘土を内・外方に偏らせることなく万遍に分布させる。また、逆転では、正転時に後続側となる方が先に打ち込まれるから、爪先端側の湾曲形状が伝動ケース40から離れる状態と相俟って耕耘土を伝動ケース40から遠ざかるように跳ね上げて往復隣接耕耘よって所定の畝を形成することができる。
図3〜図5で示す正逆用耕耘爪54は、取付孔を有する基部を残しその中心線の左右において対称に湾曲させた形状とし、前記のように取付角θをもって本件発明の一態様を具現化するものであるが、図6〜図8に示す正逆転耕耘爪54´は、正転打ち込み側について湾曲形成をなくして上記中心線の左右における一方のみを湾曲形成したものである。この場合にあっても、ロータリ軸あるいは耕耘爪パイプ51への取り付けは、この爪54´の取付基部から先端側に向けてこの先端側が中央の上記伝動ケース40側から離れる方向に湾曲し、横断面形状はロータリ軸41が正回転するときに打込み側がロータリ軸41軸心と略直交する平面に沿い、後続側が徐々に伝動ケース40に接近すべくなすものである。
図1において、符号55は正逆切換えシフタ、56はシフタ軸である。シフタ軸56は図外の正逆切換レバーに連動して長手方向に位置変更され、シフタ55を連動して前記ギヤ46を摺動すべく構成される。
次に、図10で示す如く、この発明の第2実施例の要部である前記歩行型耕耘機1の伝動ケース4について説明する。尚図10の他方側の後側のへ字状部ケースに内装した作業用の伝動機構4aと、ロータリ耕耘装置17の耕耘爪外パイプ部19、及び耕耘爪内パイプ部20等について、予め説明する。
前記ロータリ耕耘装置17のロータリ軸16の内・外耕耘軸16a,16bの回転方向は、耕耘作業時は、耕耘レバー14b操作により、内耕耘軸16aは正回転駆動(図9中矢印(イ)方向)され、これに伴い、この内耕耘軸16aへ装着した耕耘爪外パイプ部19は正回転駆動されると共に、外耕耘軸16bは逆回転駆動され、これに伴いこの外耕耘軸16bへ装着した耕耘爪内パイプ部20は逆回転駆動される構成である。又、畝立作業時には、耕耘レバー14bの操作により、耕耘作業時とは、逆回転方向へ耕耘爪外・内パイプ部19,20が回転駆動される構成である。
前記ロータリ耕耘装置17の耕耘爪外・内パイプ部19,20の上側には、図9で示す如く所定の隙間を設けて、略半円形状の耕耘カバー17aと、この耕耘上カバー17bの左右両側で、この耕耘上カバー17bの上側面へ沿わせて、左右両側へ側板17cを装着した耕耘カバー18aを伝動ケース4へ装着した構成である。
前記ロータリ耕耘装置17の耕耘爪外パイプ部19は、図10で示す如く耕耘外パイプ19aの外周部には、横方向に所定間隔で、円周方向に位置をずらせて、複数個の爪ホルダ19bを、ロータリ軸(16)軸心に対して所定角(θ1)で、耕耘爪取付側が外側へ傾斜すべく固着した構成である。この各爪ホルダ19bには、正逆用耕耘爪18をボルト、及びナット等により装着している。この耕耘外パイプ部19の耕耘外パイプ19aを、ロータリ軸16の内耕耘軸16aの外周部へ挿入し、抜け止めピン8aを耕耘外パイプ19aと、内耕耘軸16aとに挿入して連結する構成である。
又、前記ロータリ耕耘装置17の耕耘爪内パイプ部20について、図10で示す如く耕耘内パイプ20aの外周部には、横方に所定間隔で円周方向に位置をずらせて、複数個の爪ホルダ20bを、ロータリ軸16軸心に対して略直角状態に固着して設けた構成である。この各爪ホルダ19b,20bには、正逆用耕耘爪18をボルト、及びナット等により、装着して設けた構成である。この耕耘爪内パイプ部20の耕耘内パイプ20aを、ロータリ軸16の外耕耘軸16bの外周部に形成したスプライン部16dに嵌合した構成である。
前記各正逆用耕耘爪18を装着した耕耘爪外パイプ部19は、ロータリ軸16に対して、各正逆用耕耘爪18の正転打込み側が外側へ位置すべく、この耕耘爪外パイプ部19を外側部へ設けると共に、耕耘爪内パイプ部20は、ロータリ軸16に対して、各正逆用耕耘爪18の逆転打込み側が内側へ位置すべく、この耕耘爪内パイプ部20を内側部へ位置させたことにより、各正逆用耕耘爪18を内外組換えることなく、ロータリ耕耘装置17のロータリ軸16の内・外耕耘軸16a・16bを正回転、又は逆回転に切り換えすることにより、耕耘作業と畝立作業との両者を爪の交換無しに行うことができて、組換えが不用となる。よって、爪の組換え時間と、手間が不用となり、工数の低減を図ることができる。
第1実施例のロータリ耕耘装置部の拡大背面図 ロータリ耕耘装置部の拡大背面図(イ)、その一部の拡大断面図(ロ) ロータリ耕耘装置部の左側部の拡大側面図 ロータリ耕耘装置部の右側部の拡大側面図 ロータリ耕耘装置部の左側部の拡大側面図 ロータリ耕耘装置部の右側部の拡大側面図 正逆回転爪の拡大側面図 従来の正逆回転爪の拡大側面図 歩行型耕耘機の左側全体側面図 同上のロータリ耕耘装置部の拡大背面図
2 エンジン取付フレーム
3 エンジン
4 伝動ケース
6 走行輪
13 燃料タンク
14 操作ケース
15 ハンドル
16 ロータリ軸
17 ロータリ耕耘装置
18 正逆用耕耘爪
19 耕耘爪外パイプ部
19a 耕耘外パイプ
19b 爪ホルダ
20 耕耘爪内パイプ部
20a 耕耘内パイプ
20b 爪ホルダ
41 ロータリ軸
51 耕耘パイプ(連結軸)
53 爪ホルダ
54 正逆用耕耘爪
54´ 正逆用耕耘爪

Claims (2)

  1. ロータリ耕耘装置(17)の伝動ケース(40)の下部左右両側にロータリ軸(41)を突出し該軸(41)を正回転又は逆回転に切り換える切換操作部を備え、上記ロータリ軸(41)又は該ロータリ軸(41)と一体的に連動連結する連結軸(51,51)には、取付基部から先端側に向けてこの先端側が中央の上記伝動ケース(40)側から離れる方向に湾曲し、横断面形状はロータリ軸(41)が上記正回転するときに打込み側がロータリ軸(41)軸心と略直交する平面に沿い、後続側が伝動ケース(40)に接近すべく傾斜して形成された正逆用耕耘爪(54)を取付けてなる歩行型耕耘機。
  2. 前部のエンジン取付フレーム(2)の上側に設けるエンジン(3)、エンジン取付フレーム(2)の後側にあって略へ字形状の伝動ケース(4)、該伝動ケース(4)前側下部へ設ける左右一対の走行車輪(6)、後側下部にあって正回転、又は逆回転するロータリ耕耘装置(17)、後方へ向かうハンドル(15)等からなる歩行型耕耘機において、前記伝動ケース(4)下部の左右両側に突出させて軸支したロータリ軸(16)には、正逆用耕耘爪(18)を装着する爪ホルダ(19b)と該爪ホルダ(19b)をロータリ軸(16)軸心に対して傾斜させて装着する耕耘外パイプ(19a)とからなる耕耘爪外パイプ部(19)を外側に位置すべく装着すると共に、爪ホルダ(20b)と該爪ホルダ(20b)をロータリ軸(16)軸心に対して垂直に装着した耕耘内パイプ(20a)とからなる耕耘爪内パイプ部(20)を内側に位置すべく装着したことを特徴とする歩行型耕耘機。
JP2005081513A 2005-03-22 2005-03-22 歩行型耕耘機 Expired - Fee Related JP4561422B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005081513A JP4561422B2 (ja) 2005-03-22 2005-03-22 歩行型耕耘機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005081513A JP4561422B2 (ja) 2005-03-22 2005-03-22 歩行型耕耘機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009271930A Division JP5168270B2 (ja) 2009-11-30 2009-11-30 ロータリ耕耘装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006262715A JP2006262715A (ja) 2006-10-05
JP2006262715A5 JP2006262715A5 (ja) 2009-12-17
JP4561422B2 true JP4561422B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=37199301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005081513A Expired - Fee Related JP4561422B2 (ja) 2005-03-22 2005-03-22 歩行型耕耘機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4561422B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102656966A (zh) * 2012-06-07 2012-09-12 陈恳 旋耕机同轴同时正反转耕地结构

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5351864B2 (ja) * 2010-09-17 2013-11-27 株式会社クボタ ロータリ耕耘装置
JP6066842B2 (ja) * 2013-06-20 2017-01-25 ヤンマー株式会社 耕耘爪
JP6158740B2 (ja) * 2014-03-31 2017-07-05 ヤンマー株式会社 耕耘爪
CN108551841A (zh) * 2018-07-10 2018-09-21 河北农业大学 一种玉米根茬对行破茬机

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725701U (ja) * 1994-10-28 1995-05-16 三菱農機株式会社 耕うん爪

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6164203U (ja) * 1984-10-01 1986-05-01
JPH0437362Y2 (ja) * 1984-11-27 1992-09-02
JP3279931B2 (ja) * 1996-07-31 2002-04-30 三菱農機株式会社 ロータリ耕耘爪

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725701U (ja) * 1994-10-28 1995-05-16 三菱農機株式会社 耕うん爪

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102656966A (zh) * 2012-06-07 2012-09-12 陈恳 旋耕机同轴同时正反转耕地结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006262715A (ja) 2006-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5208078B2 (ja) 歩行型管理機
JP4561422B2 (ja) 歩行型耕耘機
JP2006262715A5 (ja)
JP5168270B2 (ja) ロータリ耕耘装置
JP4236166B2 (ja) 農作業機
JP5719533B2 (ja) 管理機
JP4605755B2 (ja) 管理機の正逆転爪式耕耘装置
JP5478964B2 (ja) 農作業機
JP3997350B2 (ja) 歩行型耕耘機
JP5870360B2 (ja) ロータリ耕耘装置
JP5371655B2 (ja) 歩行型管理機
JP4202983B2 (ja) 管理機
JP4133913B2 (ja) 耕耘機
JP4368772B2 (ja) 管理機
JP4512563B2 (ja) 移動農機
JPH1042605A (ja) ロータリ耕耘爪
JP2004268618A (ja) 歩行型農作業機
JP4604409B2 (ja) ロータリ耕耘装置
JP2006081520A (ja) 管理機
JP2687115B2 (ja) 同軸正逆転作業機
JP2922173B2 (ja) サイドドライブロータリ耕うん装置
JP4409451B2 (ja) 歩行型耕耘機
JP2003189701A (ja) ロータリー耕耘装置
JP2013111019A (ja) 耕耘機
JP2011019442A (ja) 歩行型農作業機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4561422

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees