JP2004268618A - 歩行型農作業機 - Google Patents

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JP2004268618A JP2003058413A JP2003058413A JP2004268618A JP 2004268618 A JP2004268618 A JP 2004268618A JP 2003058413 A JP2003058413 A JP 2003058413A JP 2003058413 A JP2003058413 A JP 2003058413A JP 2004268618 A JP2004268618 A JP 2004268618A
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Mitsuhiko Tanji
光彦 丹治
Hiroyuki Arai
弘之 新井
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

【課題】車体1に搭載したエンジン5からの動力を、ロータリ式耕耘機構3と車体1を支持する走行クローラ2とに伝達するように構成した管理機を、牽引力と方向転換の容易性との両機能を兼ね備えたものにする。
【解決手段】エンジン5からの動力で回転駆動する駆動輪体21と、この駆動輪体21よりも進行方向の後方に配置した第1ガイド輪体と、当該両輪体21,22よりも高い位置に配置した第2ガイド輪体23とを側面視で三角形配列に構成し、かつこれら3つの輪体21〜23に無端状の履帯24を巻き掛ける。駆動輪体21と第1ガイド輪体22との位置関係を、車体1が農作業姿勢であるとき履帯24の底辺部24bが地面に接地し、車体1が非農作業姿勢であるとき履帯24の巻掛け部24aが地面に接地するように構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オペレータが歩きながら操向操作する管理機やトラクタ、田植機等のような歩行型農作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の歩行型農作業機の1つに、車体に搭載した動力源としてのエンジンからの動力を、耕耘機構等の作業部と車体を支持する走行部としての1つの車輪とに伝達するように構成したものがある(例えば特許文献1等参照)。
【0003】
この場合、オペレータは、車体の後部に設けた操向ハンドルを握って歩きながら、車体を操向操作するようになっている。
【0004】
【特許文献1】
実開平6−7402号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の構成では走行部が1つの車輪であることから、この車輪と地面との接地面積は小さくなっている。このため、車体の方向転換は簡単であるものの、圃場での耕耘作業等のような農作業時に牽引力が不足して、オペレータが操向ハンドルを介して車体を大きな力で押さなければならない場合があり、その押し操作が負担となって作業性が悪いという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、以上の問題を全て解消して、牽引力と方向転換の容易性との両方に優れた歩行型農作業機を提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するため、請求項1の発明は、車体に搭載した動力源からの動力を、耕耘機構等の作業部と前記車体を下方から支持する走行部とに伝達するように構成した歩行型農作業機において、前記走行部は、少なくとも進行方向の前後に並ぶ2つの輪体と、これら輪体に巻き掛けた無端状の履帯とを備え、前記進行方向の前後に並ぶ両輪体の位置関係を、前記車体が前記作業部を作動させるときの農作業姿勢であるとき前記履帯のうち前記両輪体の間の底辺部が地面に接地し、前記車体がその後方を持ち上げての非農作業姿勢であるとき前記履帯のうち前記進行方向前方側の輪体への巻掛け部が地面に接地するように構成したというものである。
【0008】
請求項2の発明は、車体に搭載した動力源からの動力を、耕耘機構等の作業部と前記車体を下方から支持する走行部とに伝達するように構成した歩行型農作業機において、前記走行部は、前記動力源からの動力で回転駆動する駆動輪体と、この駆動輪体よりも進行方向の後方に位置する第1ガイド輪体と、当該両輪体よりも高い位置にある第2ガイド輪体とを側面視で三角形配列に構成し、かつこれら3つの輪体に無端状の履帯を巻き掛けてなり、前記駆動輪体と前記第1ガイド輪体との位置関係を、前記車体が前記作業部を作動させるときの農作業姿勢であるとき前記履帯のうち前記駆動輪体と前記第1ガイド輪体の間の底辺部が地面に接地し、前記車体がその後方を持ち上げての非農作業姿勢であるとき前記履帯のうち前記駆動輪体への巻掛け部が地面に接地するように構成したというものである。
【0009】
請求項3の発明は、請求項2に記載した歩行型農作業機において、前記各ガイド輪体の外周に、凹み溝を円周方向に沿って形成し、前記3つの輪体を、前記駆動輪体の周縁部が前記両ガイド輪体の凹み溝に嵌るように、側面視で一部をオーバーラップさせて配置したというものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を具体化した実施形態を、歩行型農作業機としての管理機に適用した場合の図面(図1〜図5)に基づいて説明する。図1は管理機における農作業時の走行状態を示す側面図、図2は管理機における非農作業時の走行状態を示す側面図、図3は走行部の一部切欠き側断面図、図4は図3のIV−IV視拡大断面図、図5は図3のV−V視拡大断面図である。
【0011】
図1及び図2に示すように、本発明を適用した管理機は、走行部としての1つの走行クローラ2で支持した車体1の後端下部に、作業部としてのロータリ式耕耘機構3を装着するとともに、この車体1の上面後部に、進行方向(図1及び図2の矢印A方向参照)の後方に向かって斜め上向きに延びる左右一対の操向ハンドル4を設けてなるものである。この操向ハンドル4をオペレータが左右に操作することにより、その操作量に応じて車体1自体の向きを変更するようになっている。
【0012】
車体1の前部には、動力源としてのエンジン5と、このエンジン5からの動力を適宜変速して走行クローラ2やロータリ式耕耘機構3に伝達するミッション機構6とが搭載されている。なお、動力源としてはエンジン5に限らず、電動モータ等でも差し支えない。
【0013】
作業部としてのロータリ式耕耘機構3は、前述したミッション機構6から後方に向かって斜め下向きに延びるPTOケース7の下端部に軸支した水平軸8と、これに装着したロータリ爪9とを備えている。PTOケース7には、ミッション機構6に伝わった動力の一部を水平軸8に伝達する伝動機構(図示せず)が内蔵されている。この伝動機構を介して水平軸8に伝わった分岐動力でロータリ爪9を水平軸8周りに回転させることにより、耕耘作業が実行されるようになっている。
【0014】
なお、車体1の下面前部には支持スタンド12が前後回動可能に取付けられている。詳細は図示していないが、支持スタンド12を前向き回動させて地面に自立させることにより、この支持スタンド12と走行クローラ2とで車体1が安定的に支持される。走行時には、支持スタンド12を後ろ向き回動させて収納するようになっている。
【0015】
図1〜図3に示すように、走行部としての走行クローラ2は、ミッション機構6から前方に向かって斜め下向きに延びる伝動ケース20の下端部に軸支した駆動軸28と、この駆動軸28のうち伝動ケース20から水平外向きに突出した一端部に着脱可能に装着した駆動輪体21と、伝動ケース20を挟んで前後方向の両側に配置した一対のガイド輪体22,23と、これら3つの輪体21,22,23の外周に巻き掛けた無端状の履帯24とを備えている。
【0016】
伝動ケース20には、ミッション機構6に伝わった動力の一部を駆動軸28に伝達するために、この駆動軸28のうち伝動ケース20内の他端部に嵌着したスプロケット26に対してチェーン27を巻き掛けてなる伝動機構25が内蔵されている(図4参照)。ミッション機構6からの分岐動力を伝動機構25を介して駆動軸28に伝達することにより、駆動輪体21が回転駆動するように構成されている。なお、駆動軸28への伝動機構25はプーリ及び無端ベルトからなるものや、軸及び傘歯車からなるものであってもよい。
【0017】
図1〜図3に示すように、駆動輪体21と、両ガイド輪体22,23のうち第1ガイド輪体22とは、側面視で進行方向の前後に並ぶ位置にあり、第2ガイド輪体23は、側面視で駆動輪体21よりも前方側でかつ高い位置にある。すなわち3つの輪体21〜23は、側面視において各々が三角形の頂部となるような三角形配列に構成されている。
【0018】
駆動輪体21と第1ガイド輪体22との位置関係は、車体1が耕耘作業を行うときの姿勢、すなわちロータリ式耕耘機構3のロータリ爪9が地面に適宜深さだけ食い込むようにした略水平状の農作業姿勢(図1参照)であるとき、履帯24のうち駆動輪体21と第1ガイド輪体22との間の底辺部24bが地面に接地し、車体1が路上走行や畦越え等を行うときの姿勢、すなわちロータリ爪9が地面と接触しないように後方を持ち上げた非農作業姿勢(図2参照)であるとき、履帯24のうち前記底辺部24bが地面から浮き上がり、駆動輪体21への巻掛け部24aだけが地面に接地するように設定されている。
【0019】
なお、第2ガイド輪体23は、側面視で駆動輪体21と第1ガイド輪体22との間の上方に位置してもよいし、側面視で第1ガイド輪体21よりも後方側の高い位置にあってもよい。また、実施形態では、履帯24の巻掛け部24aと地面に食い込んだロータリ爪9の外周円(図1の二点鎖線状態参照)とを結ぶ仮想線L(図1の一点鎖線参照)と、地面との間の夾角θは、5°以下となるように設定されている。
【0020】
駆動輪体21の外周部には、半径外向きに突出した複数の送り歯32(実施形態では10個)が円周方向に沿って適宜間隔で形成されている一方、履帯24には、駆動輪体21の各送り歯32に対応する係合穴33(図3〜図5)が長手方向に沿って適宜間隔で形成されている。履帯24のうち駆動輪体21への巻掛け部24aにおいて各送り歯32がこれに対応する係合穴33に噛合うことにより、駆動輪体21が回転すると、履帯24が両ガイド輪体22,23とともに同じ方向に回転するように構成されている。
【0021】
図5に示すように、各ガイド輪体22(23)は、伝動ケース20に着脱可能に設けた支持ブラケット34(35)に対して取付けた枢軸部36(37)に、軸受38,38(39,39)を介して回転可能に被嵌されている。
【0022】
実施形態では、履帯24の張力を調節するため、第2ガイド輪体23だけが前支持ブラケット35に対して履帯24を緊張・弛緩させる方向(図5の矢印T方向参照)に移動調節可能に構成されている。
【0023】
すなわち、前支持ブラケット35に、矢印T方向に沿って長溝穴42が穿設されている一方、前支持ブラケット35から略直交する方向に延びる取付け部46には、略L字状の位置保持部材43の一端部がアジャスタボルト44を介して連結されており、この位置保持部材43の他端部に挿通した固定用ボルト45が、前支持ブラケット35の長溝穴42を介して第2ガイド輪体23の枢軸部37にねじ込まれている(図5参照)。
【0024】
したがって、固定用ボルト45を緩めた状態で、アジャスタボルト44の位置保持部材43に対するねじ込み量を加減すると、第2ガイド輪体23の位置ひいては履帯24の張り具合を調節できる一方、固定用ボルト45を締め付けると、第2ガイド輪体23を任意の位置で固定できるようになっている。なお、第2ガイド輪体23に代えて、第1ガイド輪体22に履帯24の張力調節機能を持たせるように構成してもよいことはいうまでもない。
【0025】
各ガイド輪体22(23)の外周部には、凹み溝40,41が円周方向に沿って形成されている。実施形態では、これら凹み溝40,41の存在を利用して、駆動輪体21の周縁部(送り歯32を含む)が両ガイド輪体22,23の凹み溝40,41に嵌るように、側面視において駆動輪体21と両ガイド輪体22,23との一部をオーバーラップさせている(重ねている)。
【0026】
以上の構成においては、3つの輪体21〜23を側面視で三角形配列にするとともに、駆動輪体21と第1ガイド輪体22との位置関係を、車体1が農作業姿勢であるとき履帯24の底辺部24bが地面に接地するように設定しているので、耕耘作業等の農作業時には、ロータリ式耕耘機構3のロータリ爪9を地面に適宜深さだけ食い込ませるために、オペレータが左右一対の操向ハンドル4を下げ気味に操作すれば、走行クローラ2の地面に対する接地面積を広く取ることができる。
【0027】
これにより、農作業時において走行クローラ2は十分な牽引力を確保することができるので、オペレータは車体1を軽い力で安定的に走行させて、耕耘作業等の農作業を効率よく実行することができる。
【0028】
一方、駆動輪体21と第1ガイド輪体22との位置関係は、車体1が非農作業姿勢である場合は履帯24の巻掛け部24aが地面に接地するようにも設定されているので、路上走行や畦越え等の非農作業時には、ロータリ爪9を地面と接触させないために、オペレータは左右一対の操向ハンドル4を上向きに持ち上げる操作をすれば、走行クローラ2の地面に対する接地面積を小さくすることができる。
【0029】
これにより、農作業時ほどの牽引力を必要としない非農作業時には、走行クローラ2の牽引力を路上走行等に必要な程度に低減することができるので、オペレータは、操向ハンドル4を左右に操作することにより、車体1の方向転換を簡単に行うことができる。
【0030】
しかも、駆動輪体21は、農作業時や非農作業時に拘らず、履帯24を介して地面に接地することができるから、動力伝達のロスが少なくて、エンジン5からの動力を効率よくかつ安定的に牽引力に変換することができる。
【0031】
以上のことから、本発明に係る管理機は、牽引力と方向転換の容易性という両方の機能を兼ね備えた使い勝手のよいものとなり、農作業時や非農作業時に拘らず、オペレータは当該管理機を効率よく走行させることができるのである。
【0032】
また、駆動輪体21の周縁部(送り歯32を含む)が両ガイド輪体22,23の凹み溝40,41に嵌るように、側面視において駆動輪体21と両ガイド輪体22,23との一部をオーバーラップさせているから、駆動輪体21の回転に伴って、各ガイド輪体22(23)の凹み溝40(41)内に詰まった土を駆動輪体21により掻き出すこともできる。したがって、駆動輪体21自体がスクレーパの役割を兼ねることになり、別途スクレーパを設ける必要がないので、部品点数を少なくして製造コストの低減にも寄与することができるのである。
【0033】
ところで、駆動軸に装着した駆動輪体21及び伝動ケース20に設けた両支持ブラケット34,35は、着脱可能に構成されていることから、実施形態では、駆動輪体21を取り外すとともに、両ガイド輪体22,23を支持ブラケット34,35ごと取り外して、駆動軸28の突出端部に、走行部としての車輪(図示せず)を装着することも可能である。
【0034】
本発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。例えば、進行方向の前後に並ぶ2つの輪体(実施形態では駆動輪体21と第1ガイド輪体22)よりも高い位置に、2つ以上の輪体を設けてもよい。また、走行部を構成する輪体群のうちいずれのものを駆動輪体に構成してもよい。本発明に係る歩行型農作業機は、管理機に限らず、トラクタや田植機等のように、オペレータが歩きながら操向操作するタイプの農作業機に広く適用できることはいうまでもない。
また、作業部はロータリ式耕耘機構3に限らず、スクレーパやレーキ、苗植付け機構等を採用できる。さらに、走行部としての走行クローラ2は1つだけに限らず、左右一対のものであってもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明の構成において、前記走行部は、少なくとも進行方向の前後に並ぶ2つの輪体と、これら輪体に巻き掛けた無端状の履帯とを備えており、前記進行方向の前後に並ぶ両輪体の位置関係は、車体が作業部を作動させるときの農作業姿勢であると前記履帯のうち前記両輪体の間の底辺部が地面に接地するように設定されているので、耕耘作業等の農作業時には、オペレータが前記車体を農作業姿勢に保持する操作をすれば、走行部の地面に対する接地面積を広く取ることができる。
【0036】
これにより、農作業時において前記走行部は十分な牽引力を確保することができるので、オペレータは前記車体を軽い力で安定的に走行させて、農作業を効率よく実行することができる。
【0037】
一方、前記進行方向の前後に並ぶ両輪体の位置関係は、車体がその後方を持ち上げての非農作業姿勢である場合は履帯のうち進行方向前方側の輪体への巻掛け部が地面に接地するようにも設定されているので、路上走行や畦越え等の非農作業時には、オペレータが前記車体を農作業姿勢に保持する操作をすれば、走行部の地面に対する接地面積を小さくすることができる。
【0038】
これにより、非農作業時には前記走行部の牽引力を路上走行等に必要な程度に低減することができるので、オペレータは前記車体の方向転換を簡単に行うことができる。
【0039】
以上のことから、本発明に係る歩行型農作業機によると、牽引力と方向転換の容易性という両方の機能を兼ね備えた使い勝手のよいものとなるという効果を奏するのである。
【0040】
請求項2は、請求項1の構成をより具体化したものである。このように構成すると、請求項1と同様の作用効果を得られることはいうまでもなく、駆動輪体を、農作業時や非農作業時に拘らず、履帯を介して地面に接地させることができるから、動力伝達のロスが少なくて、動力源からの動力を効率よくかつ安定的に牽引力に変換することができ、オペレータは歩行型農作業機を効率よく走行させることができるという効果を奏する。
【0041】
また、請求項3の構成によると、前記3つの輪体を、前記駆動輪体の周縁部が前記両ガイド輪体の外周に形成した凹み溝に嵌るように、側面視で一部をオーバーラップさせて配置しているから、前記駆動輪体の回転に伴って、前記各ガイド輪体の凹み溝内に詰まった土を前記駆動輪体で掻き出すことができる。
【0042】
これにより、前記駆動輪体1つでスクレーパの役割を兼用することができ、部品点数を少なくして製造コストの低減にも寄与することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】管理機における農作業時の走行状態を示す側面図である。
【図2】管理機における非農作業時の走行状態を示す側面図である。
【図3】走行部の一部切欠き側断面図である。
【図4】図3のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】図3のV−V視拡大断面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 走行部としての走行クローラ
4 操向ハンドル
20 伝動ケース
21 駆動輪体
22 第1ガイド輪体
23 第2ガイド輪体
24 履帯
24a 巻掛け部
24b 底辺部
25 伝動機構
28 駆動軸
32 送り歯
33 係合穴
34,35 支持ブラケット
36,37 枢軸部
40,41 凹み溝

Claims (3)

  1. 車体に搭載した動力源からの動力を、耕耘機構等の作業部と前記車体を下方から支持する走行部とに伝達するように構成した歩行型農作業機において、
    前記走行部は、少なくとも進行方向の前後に並ぶ2つの輪体と、これら輪体に巻き掛けた無端状の履帯とを備え、
    前記進行方向の前後に並ぶ両輪体の位置関係を、前記車体が前記作業部を作動させるときの農作業姿勢であるとき前記履帯のうち前記両輪体の間の底辺部が地面に接地し、前記車体がその後方を持ち上げての非農作業姿勢であるとき前記履帯のうち前記進行方向前方側の輪体への巻掛け部が地面に接地するように構成したことを特徴とする歩行型農作業機。
  2. 車体に搭載した動力源からの動力を、耕耘機構等の作業部と前記車体を下方から支持する走行部とに伝達するように構成した歩行型農作業機において、
    前記走行部は、前記動力源からの動力で回転駆動する駆動輪体と、この駆動輪体よりも進行方向の後方に位置する第1ガイド輪体と、当該両輪体よりも高い位置にある第2ガイド輪体とを側面視で三角形配列に構成し、かつこれら3つの輪体に無端状の履帯を巻き掛けてなり、
    前記駆動輪体と前記第1ガイド輪体との位置関係を、前記車体が前記作業部を作動させるときの農作業姿勢であるとき前記履帯のうち前記駆動輪体と前記第1ガイド輪体の間の底辺部が地面に接地し、前記車体がその後方を持ち上げての非農作業姿勢であるとき前記履帯のうち前記駆動輪体への巻掛け部が地面に接地するように構成したことを特徴とする歩行型農作業機。
  3. 前記各ガイド輪体の外周に、凹み溝を円周方向に沿って形成し、前記3つの輪体を、前記駆動輪体の周縁部が前記両ガイド輪体の凹み溝に嵌るように、側面視で一部をオーバーラップさせて配置したことを特徴とする請求項2に記載した歩行型農作業機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006217853A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 走行式動力散布機
JP2015036251A (ja) * 2013-08-10 2015-02-23 株式会社アテックス 管理作業機の走行車輪
CN104947728A (zh) * 2015-05-27 2015-09-30 成都绿迪科技有限公司 一种挖掘机引导结构

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