JPH0441768Y2 - - Google Patents

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JPH0441768Y2
JPH0441768Y2 JP1984101695U JP10169584U JPH0441768Y2 JP H0441768 Y2 JPH0441768 Y2 JP H0441768Y2 JP 1984101695 U JP1984101695 U JP 1984101695U JP 10169584 U JP10169584 U JP 10169584U JP H0441768 Y2 JPH0441768 Y2 JP H0441768Y2
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JP
Japan
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tilling
metal
shaft
claw
transmission case
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JP1984101695U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、土の中で回転させて土を耕すロー
タリ式の耕耘爪に関するものである。
〔従来技術〕
ロータリ式の耕耘装置は、伝動ケース15の下
に生じる未耕地を少くするため、その巾を薄く
し、メタル16を外に張出してこのメタル16で
耕耘軸6を支える。そして、メタル16寄りの爪
8は、実公昭34−301号公報に示されているよう
に、取付部からメタル16上に曲げたのち、先を
反対側に曲げ戻している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の工夫によつて、メタル16の下も耕起さ
れるようになつたが、例えばれんげ草のあと地な
どの条件の悪い圃場では、メタル16部に草が巻
き付く欠点があつた。
〔問題を解決するための手段〕
この考案は、上記の欠点を解決するため、つぎ
の手段を構じた。
即ち、下の部分で耕す側に向けてメタル16を
突き出した伝動ケース15と、メタル16の部分
で支えられて伝動ケース15内の動力で回される
耕耘軸6を備える耕耘装置2に用いられる耕耘爪
8であつて、この耕耘爪8はメタル寄りに耕耘軸
6に取付けられ、且つ1枚の板材で形成された主
部10と、主部10の回転方向端部にあつて、耕
耘軸6への取付部とは分かれて中間部から軸心に
向つて伸びてメタル16のすぐ近くに達する裾部
14とを備え、主部10は前後方向から見て中間
部がメタル16上に達するように曲げられたの
ち、耕耘軸6から遠い先端側が再び耕耘軸6側に
曲げ戻され、前記裾部14の基部と主部10の基
部側とは連続した面Sで接続されていることを特
徴とする耕耘爪とした。
〔実施例〕
この考案の理解を深めるため、次に図面に示す
実施例を説明する。
トラクタ1の後には、ロータリ式の耕耘装置2
が3点リンク3で連結されている。図の耕耘装置
2は、サイドドライブ式で、伝動ケース15と支
持板(図示省略)とが左右に門形に設けられ、耕
耘軸6の両端がこれらの下部で支えられている。
そして、トラクタ1の動力は、プロペラシヤフト
5で伝動ケース4内に伝わり、伝動ケース15内
の歯車群を経て耕耘軸6に達する。
伝動ケース15の下の部分には、メタル16が
内側に向かつて突き出るように設けられている。
図の耕耘軸6は、取外しを容易にした分割型であ
つて、フランジ17付の伝動軸がメタル16で支
えられ、その端は、伝動ケース15内に位置し、
トラクタ1からの動力を受ける。耕耘軸6の端に
もフランジ18があり、これらのフランジ17、
18が重ね合わせて固定されて前記の伝動軸と耕
耘軸6とが一体化される。この耕耘軸6には、多
数のボルダ7,7,……が設けられている。
図の耕耘爪8は、耕耘軸6の回転方向を正転お
よび逆転の2様に切り替て用いることが出来る正
逆転両用のものである。
すなわち、第4図に示すように、板の中心線X
−X上に支杆11を固着し、板の外周を団扇形と
して刃9を付け、先を紙面の手前又は向うに曲げ
て耕耘爪8aとし、第1図、第3図のように、支
杆11をホルダ7,7,……に挿し込み、その孔
12にボルト13を通して締め付ける。
そして、特に、メタル16寄りの耕耘爪8b
は、次の通りにする。
支杆11でメタル16寄りのホルダ7に取付け
られた1枚の板材で形成された主部10は前後方
向から見てその中間部が左のメタル16側に折り
曲げられたのち、再び先端側が耕耘軸6側に曲げ
戻されている。そして、主部10の回転方向端部
には、耕耘軸6への取付部とは分かれて中間部か
ら軸心に向つて伸びてメタル16のすぐ近くに達
する円弧状の裾部14,14を連設し、この裾部
14,14は前後方向から見て主部10の中間部
より垂直状に下に伸びてメタル16に近寄せてい
る。また、裾部14,14の主部10寄りの基部
と、主部10の支杆11取付部とは連続する面S
で接続されている。なお、実施例におけるメタル
16は、先細の2段に形成されていて、小径側に
近寄つているが、段をなす垂直面に接近するよう
にすることも出来る。板の先端部は、曲げられた
内面が土の反転面となるように、X−X線に対し
てへ字形に折り曲げる。図中の19は耕耘カバ
ー、20はゲージホイル、21は耕深調節器であ
る。
〔作用〕
トラクタ1の動力で耕耘軸6を第1図および第
3図の反時計方向に回しながら、耕耘装置2を左
に向けて推進させる。すると、耕耘爪8は、未耕
地の表面から地中に打ち込まれながら回転して、
土を耕す。これが、正転回転のダウンカツト方式
である。
ここに、耕耘爪8の先縁の刃9が土を切り、主
部10の内面がその土を反転させる役目を行う。
特に、伝動ケース15寄りにおいては、第3図の
ようにフランジ18の内側に取付けられた耕耘爪
8aは、中間部がフランジ16上に張り出して来
ており、これから先が反対側に曲げ戻されている
から、実公昭34−301号公報に記載されている耕
耘爪と同様に、メタル16の下の土を良好に耕起
する。そして、中間部から下に伸びる裾部14,
14が、そのメタル16に接近すると共に、裾部
14,14の基部と主部10の基部側とは連続し
た面Sで接続されているから、メタル16に巻き
付く草があつても、これを掻き落とすことがで
き、裾部14,14に引つ掻けられた草も連続す
る面Sによつて積極的に横へ飛ばされ、ホルダ部
への絡み付きを防ぐことができる。
なお、図の装置では、耕耘軸6を上記とは逆向
に回転させて用いることが出来る。この場合は、
土を下からそぎ上げるようにして切り取り、耕耘
カバー19の内面で前から後に導いて後に放出す
る。これがアツプカツト方式であつて、土を細か
く砕きたいときに用いる。この場合も、前記と同
様に、メタル16の下の土を効果的に耕起し、メ
タル16への草の巻付を防止する。
〔効果〕
これを要するに、この考案によると、伝動ケー
ス15から突き出るように設けられたメタル16
の下に耕耘爪8bの中間が達するから、このメタ
ル16の下の土が効果的に耕起されると共に、裾
部14,14が中間部から軸心側に伸びてメタル
16に接近し、しかも、裾部14,14の基部
と、主部10の基部とは連続した面Sで接続され
るから、条件の悪い圃場でそのメタル16に草が
絡み付こうとしてもこの連続する面Sによつて草
は横側方内側に排除され、メタル16部分やホル
ダ等への巻き付きを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る耕耘爪を備えた耕耘装
置の側面図、第2図はその耕耘爪の斜視図、第3
図はその耕耘装置の1部の拡大した背面図、第4
図はその1部の側面図である。 なお、図中の符号は、つぎの通り。6……耕耘
軸、8……耕耘爪、9……刃、10……主部、1
1……支杆、14……裾部、15……伝動ケー
ス、16……メタル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下の部分で耕す側に向けてメタル16を突き出
    した伝動ケース15と、メタル16の部分で支え
    られて伝動ケース15内の動力で回される耕耘軸
    6を備える耕耘装置2に用いられる耕耘爪8であ
    つて、この耕耘爪8はメタル寄りに耕耘軸6に取
    付けられ、且つ1枚の板材で形成された主部10
    と、主部10の回転方向端部にあつて耕耘軸6へ
    の取付部とは分かれて中間部から軸心に向つて伸
    びてメタル16のすぐ近くに達する裾部14とを
    備え、主部10は前後方向から見て中間部がメタ
    ル16上に達するように曲げられたのち、耕耘軸
    6から遠い先端側が再び耕耘軸6に曲げ戻され、
    前記裾部14の基部と主部10の基部側とは連続
    した面Sで接続されていることを特徴とする耕耘
    爪。
JP10169584U 1984-07-04 1984-07-04 耕耘爪 Granted JPS6115903U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10169584U JPS6115903U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 耕耘爪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10169584U JPS6115903U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 耕耘爪

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6115903U JPS6115903U (ja) 1986-01-30
JPH0441768Y2 true JPH0441768Y2 (ja) 1992-10-01

Family

ID=30661113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10169584U Granted JPS6115903U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 耕耘爪

Country Status (1)

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JP (1) JPS6115903U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6362156U (ja) * 1986-10-09 1988-04-25
FR2639238B1 (fr) * 1988-11-21 1991-02-22 Technomed Int Sa Appareil de traitement chirurgical de tissus par hyperthermie, de preference la prostate, comprenant des moyens de protection thermique comprenant de preference des moyens formant ecran radioreflechissant

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4415285Y1 (ja) * 1965-01-28 1969-07-02

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5323601Y2 (ja) * 1974-02-25 1978-06-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4415285Y1 (ja) * 1965-01-28 1969-07-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6115903U (ja) 1986-01-30

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