JPS5854883Y2 - 耕耘機 - Google Patents
耕耘機Info
- Publication number
- JPS5854883Y2 JPS5854883Y2 JP1977091059U JP9105977U JPS5854883Y2 JP S5854883 Y2 JPS5854883 Y2 JP S5854883Y2 JP 1977091059 U JP1977091059 U JP 1977091059U JP 9105977 U JP9105977 U JP 9105977U JP S5854883 Y2 JPS5854883 Y2 JP S5854883Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tillage
- ground
- residual
- residual tillage
- processing tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、回転耕耘装置の伝動ケース下の残耕部を耕耘
処理すべく、前記耕耘装置の後部に残耕処理具を設けで
ある耕耘機に関し、その目的は、前記残耕処理具の簡単
な形状改良をもって機体の直進性向上を達成せんとする
点にある。
処理すべく、前記耕耘装置の後部に残耕処理具を設けで
ある耕耘機に関し、その目的は、前記残耕処理具の簡単
な形状改良をもって機体の直進性向上を達成せんとする
点にある。
従来は、耕耘装置に設けられる残耕処理具を、平面視に
おいて先窄まり状の逆■字形又は実公昭３９−４６０５
号公報に記載の鋸刃状の形状など残耕処理機能のみを達
成するように構成していたため、特に、逆■字形の場合
は、残耕処理作業時において、この残耕処理具の先端が
残耕部の巾中央位置から一旦側方にずれると、該残耕処
理具の一側部に作用する耕耘抵抗の分力が可及的に増大
し、この大なる分力に起因する機体が蛇行し易い不都合
があった。
おいて先窄まり状の逆■字形又は実公昭３９−４６０５
号公報に記載の鋸刃状の形状など残耕処理機能のみを達
成するように構成していたため、特に、逆■字形の場合
は、残耕処理作業時において、この残耕処理具の先端が
残耕部の巾中央位置から一旦側方にずれると、該残耕処
理具の一側部に作用する耕耘抵抗の分力が可及的に増大
し、この大なる分力に起因する機体が蛇行し易い不都合
があった。
本考案は、上述の不都合を解消せんとしたものであって
、回転耕耘装置の後部に、対地突入角度を有する対地喰
い込み体としての残耕処理具を設け、その残耕処理具の
前端部の平面視における形状を、左右両端が前方に突出
し、その左右両突出端から中央に向うほど後方に引退し
た先拡がりＶ字形状に形威しであることを特徴とする。
、回転耕耘装置の後部に、対地突入角度を有する対地喰
い込み体としての残耕処理具を設け、その残耕処理具の
前端部の平面視における形状を、左右両端が前方に突出
し、その左右両突出端から中央に向うほど後方に引退し
た先拡がりＶ字形状に形威しであることを特徴とする。
即ち、残耕処理具が対地突入角度を有している対地喰い
込み体であるために、機体の進行に伴って対地抵抗力を
受けるものであり、残耕処理作業時において、前記残耕
処理具の中心部が残耕部の巾中央位置から一側方にズし
た場合には、そのズレの方向とは反対側のＶ字形斜面に
残耕部が多く接当することになり、その斜面が受ける対
地反力によって前記残耕処理具をズレとは反対側の方向
に移動させようとする分力が生し、その結果、前記残耕
処理具を残耕部の巾中央位置に自動的に矯正することが
できるのである。
込み体であるために、機体の進行に伴って対地抵抗力を
受けるものであり、残耕処理作業時において、前記残耕
処理具の中心部が残耕部の巾中央位置から一側方にズし
た場合には、そのズレの方向とは反対側のＶ字形斜面に
残耕部が多く接当することになり、その斜面が受ける対
地反力によって前記残耕処理具をズレとは反対側の方向
に移動させようとする分力が生し、その結果、前記残耕
処理具を残耕部の巾中央位置に自動的に矯正することが
できるのである。
従って、残耕処理具を平面視において先拡がりのＶ字形
に構成するだけの極めて簡単な形状改良をもって、本来
の残耕処理作用はもちろん、機体の直進性を顕著に向上
することができるに至ったのである。
に構成するだけの極めて簡単な形状改良をもって、本来
の残耕処理作用はもちろん、機体の直進性を顕著に向上
することができるに至ったのである。
しかも、前記残耕処理具が、対地突入角度を有している
ものであり、機体進行に伴って地面に喰い込む作用を有
するものであるために、耕耘装置を耕耘作用姿勢に下降
させた時における機体の突発的な発進及び耕耘装置の浮
き上がりを極力防止することができるのである。
ものであり、機体進行に伴って地面に喰い込む作用を有
するものであるために、耕耘装置を耕耘作用姿勢に下降
させた時における機体の突発的な発進及び耕耘装置の浮
き上がりを極力防止することができるのである。
また、前記残耕処理具の対地突入角度を変更固定自在に
構成した場合には、残耕処理具を、耕深調節に拘らず常
時適正な対地喰い込み姿勢に保持することができる利点
がある。
構成した場合には、残耕処理具を、耕深調節に拘らず常
時適正な対地喰い込み姿勢に保持することができる利点
がある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第１図は歩行型耕耘機を示し、エンジン３を搭載しであ
る前フレーム４の後端部に、左右一対の走行車輪５，５
を有するミッションケース６を連設するとともに、この
ミッションケース６の後部に着脱可能な状態で連結した
後フレーム７に、前記ミッションケース６から動力を受
けるセンタードライブ型式の回転耕耘装置１及び耕耘調
節機能と耕深規制機能とを有する昇降自在な接地尾輪８
を取付けて構成している。
る前フレーム４の後端部に、左右一対の走行車輪５，５
を有するミッションケース６を連設するとともに、この
ミッションケース６の後部に着脱可能な状態で連結した
後フレーム７に、前記ミッションケース６から動力を受
けるセンタードライブ型式の回転耕耘装置１及び耕耘調
節機能と耕深規制機能とを有する昇降自在な接地尾輪８
を取付けて構成している。
そして、第２図、第３図に示すように、前記後フレーム
７の、前記耕耘装置１と接地尾輪８との間に設けたブラ
ケット９に、取付杆１０を上下方向に取付は位置変更固
定自在にボルト等を介して取付け、この取付杆１０の下
端部に、機体進行に伴って土中に喰い込み乍ら移動する
ことにより前記耕耘装置１の伝動ケース１Ａ下の残耕部
を耕耘処理する平面視において先拡がり■字形の残耕処
理具２を、機体進行方向に対する横方向のピン１１軸芯
周りで揺動自在に枢着するとともに、この残耕処理具２
の取付はフランジ２Ａには、該残耕処理具２を取付杆１
０に固定するボルト１２の挿通孔１３を、前記ピン１１
軸芯周りの同一円弧面内に複数穿設し、以って、前記残
耕処理具２の挿通孔１３・・・に選択的にボルト１２を
挿通させることにより、その対地突入角度θを変更固定
自在に構成している。
７の、前記耕耘装置１と接地尾輪８との間に設けたブラ
ケット９に、取付杆１０を上下方向に取付は位置変更固
定自在にボルト等を介して取付け、この取付杆１０の下
端部に、機体進行に伴って土中に喰い込み乍ら移動する
ことにより前記耕耘装置１の伝動ケース１Ａ下の残耕部
を耕耘処理する平面視において先拡がり■字形の残耕処
理具２を、機体進行方向に対する横方向のピン１１軸芯
周りで揺動自在に枢着するとともに、この残耕処理具２
の取付はフランジ２Ａには、該残耕処理具２を取付杆１
０に固定するボルト１２の挿通孔１３を、前記ピン１１
軸芯周りの同一円弧面内に複数穿設し、以って、前記残
耕処理具２の挿通孔１３・・・に選択的にボルト１２を
挿通させることにより、その対地突入角度θを変更固定
自在に構成している。
尚、上述実施例では、前記残耕処理具２を一つの板状体
から構成したが、平面視において先拡がり■字形状を構
成する二つの板状体から構成しても良きものである。
から構成したが、平面視において先拡がり■字形状を構
成する二つの板状体から構成しても良きものである。
また、この二つの分割板状体を上下方向に適宜間隔をあ
けて取付けても良く、更に、この二つの分割板状体を、
機体移動又は原動機に連動して往復ハサミ運動させても
良きものである。
けて取付けても良く、更に、この二つの分割板状体を、
機体移動又は原動機に連動して往復ハサミ運動させても
良きものである。
図面は本考案に係る耕耘機の実施の態様を例示し、第１
図は歩行型耕耘機の全体側面図、第２図は要部の拡大一
部切欠側面図、第３図は第２図におけるＩＩＩ−ＩＩＩ
線断面図である。 １・・・・・・回転耕耘装置、２・・・・・・残耕処理
具。
図は歩行型耕耘機の全体側面図、第２図は要部の拡大一
部切欠側面図、第３図は第２図におけるＩＩＩ−ＩＩＩ
線断面図である。 １・・・・・・回転耕耘装置、２・・・・・・残耕処理
具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 回転耕耘装置１の後部に、対地突入角度を有する対
地喰い込み体としての残耕処理具２を設け、その残耕処
理具２の前端部の平面視における形状を、左右両端が前
方に突出し、その左右両突出端から中央に向うほど後方
に引退した先拡がりＶ字形状に形威しであることを特徴
とする耕耘機。 ■ 残耕処理具２の対地突入角度を変更固定自在に構成
しである実用新案登録請求の範囲第■項記載の耕耘機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977091059U JPS5854883Y2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | 耕耘機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977091059U JPS5854883Y2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | 耕耘機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5416802U JPS5416802U (ja) | 1979-02-02 |
| JPS5854883Y2 true JPS5854883Y2 (ja) | 1983-12-15 |
Family
ID=29019984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977091059U Expired JPS5854883Y2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | 耕耘機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5854883Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-07-08 JP JP1977091059U patent/JPS5854883Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5416802U (ja) | 1979-02-02 |
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