JP3967670B2 - 深耕作業機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、適切な深耕作業ができる深耕作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、例えば、走行車であるトラクタに連結される連結部を有する機枠と、機枠から下方に向って突出するアーム体と、アーム体の下端部に設けられた下端破砕体(チゼル)と、アーム体に設けられ一側方に向ってねじられた排出曲面を上端側に有しその排出曲面にて下端破砕体からの土を受け入れて持ち上げて一側方に反転放てきする土作業体とを備えた深耕作業機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−148901号公報(第4頁、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の深耕作業機のように土作業体の排出曲面によって土を一側方に反転放てきする構成では、土を左右両側方に分けて反転放てきできず、適切な深耕作業ができないおそれがある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、適切な深耕作業ができる深耕作業機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の深耕作業機は、走行車に連結される連結部を有する機枠と、この機枠から下方に向って突出するアーム体と、このアーム体の下端部に設けられた下端破砕体と、前記アーム体に設けられ、下端部に軸部を有し、前面に合成樹脂製の作業部材の前面全体にて構成され斜め左前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面を有し、その作業面にて前記下端破砕体からの土を受け入れて持ち上げて左側方に反転放てきする左土作業体と、前記アーム体に設けられ、下端部に軸部を有し、前面に合成樹脂製の作業部材の前面全体にて構成され斜め右前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面を有し、その作業面にて前記下端破砕体からの土を受け入れて持ち上げて右側方に反転放てきする右土作業体とを備え、前記下端破砕体は、前方向を向いて破砕作業をする破砕作業面が形成された破砕板部と、この破砕板部の上端部に設けられ、支持用孔部が形成された支持板部とを有し、前記左土作業体および前記右土作業体は、前記軸部が前記支持板部の支持用孔部に挿入支持された状態で、それぞれ個別に前記アーム体に対して前後位置調節可能となっているものである。
【0007】
請求項2記載の深耕作業機は、走行車に連結される連結部を有する機枠と、この機枠から下方に向って突出するアーム体と、このアーム体の下端部に設けられた下端破砕体と、前記アーム体に設けられ、下端部に軸部を有し、前面に合成樹脂製の作業部材の前面全体にて構成され斜め左前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面を有し、その作業面にて前記下端破砕体からの土を受け入れて持ち上げて左側方に反転放てきする左土作業体と、前記アーム体に前記左土作業体と離間した状態に設けられ、下端部に軸部を有し、前面に合成樹脂製の作業部材の前面全体にて構成され斜め右前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面を有し、その作業面にて前記下端破砕体からの土を受け入れて持ち上げて右側方に反転放てきする右土作業体と、前記アーム体に前記両土作業体間に位置するように設けられ、下端部に軸部を有し、前面に合成樹脂製の作業部材の前面全体にて構成され前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面を有し、その作業面にて前記下端破砕体からの土を受け入れて持ち上げて反転放てきする中央作業体とを備え、前記下端破砕体は、前方向を向いて破砕作業をする破砕作業面が形成された破砕板部と、この破砕板部の上端部に設けられ、支持用孔部が形成された支持板部とを有し、前記左土作業体、前記右土作業体および前記中央作業体は、前記軸部が前記支持板部の支持用孔部に挿入支持された状態で、それぞれ個別に前記アーム体に対して前後位置調節可能となっているものである。
【0008】
請求項3記載の深耕作業機は、請求項2記載の深耕作業機において、下端破砕体の支持板部には、左右方向に並んだ複数の支持用孔部が形成され、前記支持用孔部を利用して、左土作業体、右土作業体および中央作業体を使用したり、前記中央作業体を使用せず前記左土作業体および前記右土作業体のみを使用したりすることが可能であるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の深耕作業機の第1の実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0010】
図1において、1は深耕作業機で、この深耕作業機1は、走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に脱着可能に連結され、このトラクタの走行により圃場を進行方向前方に移動しながら深い位置の土(例えば心土層・耕盤層の土等)まで耕耘し、下層土と上層土とを混ぜて表土である作土の排水効果および客土効果等を得るものである。
【0011】
この深耕作業機1は、トラクタの後部の作業機連結部(例えば3点リンク等)に脱着可能に連結される連結部2を有する機枠3を備え、この機枠3の左右方向両端部に進行方向左側の左作業部4および進行方向右側の右作業部5が設けられている。
【0012】
なお、左作業部4と右作業部5とは、左右対称に構成されている点が異なるのみで基本的構成は同一であるため、左作業部4を中心にその構成を説明する。右作業部5の構成は左作業部4と同一符号を付してその説明を省略する。
【0013】
左作業部4は、図1および図2に示すように、機枠3の左端部に高さ位置調節可能に設けられた上下方向に長手状の1本の金属製のアーム体(シャンク)11を備えている。このアーム体11は、機枠3の左端部から下方に向って突出している。
【0014】
このアーム体11は、上下方向に長手方向を有する細長板状に形成され、下端ほど前方に位置するように上下方向中間で曲がっている。また、このアーム体11の板厚方向が左右方向に一致しかつ幅方向が前後方向に一致している。
【0015】
なお、このアーム体11には、図3に示すように、作業体用孔(例えば2つ)12および破砕体用孔(例えば2つ)13が形成されているとともに、スタンド14を取り付けるためのスタンド用孔(例えば2つ)15および補助作業体(例えばウイング或いはサブソイラ等)17を取り付けるための補助作業体用孔(例えば5つ)18が形成されている。
【0016】
また、左作業部4は、図1および図2に示すように、アーム体11の下端部に着脱可能に設けられた金属製の破砕爪である下端破砕体(チゼル)21を備えている。
【0017】
この下端破砕体21は、アーム体11の下端部に取付具(例えばボルトおよびナット等)22を介して取り付けられた左右一対の取付板部23を有している。この取付板部23には、前下がり傾斜状で下端側が尖った破砕板部24が一体的に設けられている。この破砕板部24の前面には、側方に向って傾斜することなくまっすぐ前方向を向いて破砕作業をする破砕作業面25が形成されている。
【0018】
また、この破砕板部24の上端部には、この破砕板部24の上端部から後斜め下方に向って突出した支持板部26が一体的に設けられている。この支持板部26には、板厚方向に貫通した左右一対の支持用孔部27が形成されている(図6参照)。
【0019】
さらに、左作業部4は、図1および図2に示すように、前面にやや斜め左前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面31を有し、その作業面31にて下端破砕体21の破砕作業面25の上端縁部左側からの土を受け入れて持ち上げて左側方に反転放てきする1ユニット状の左土作業体32を備えている。
【0020】
また、この左作業部4は、前面にやや斜め右前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面33を有し、その作業面33にて下端破砕体21の破砕作業面25の上端縁部右側からの土を受け入れて持ち上げて右側方に反転放てきする1ユニット状の右土作業体34を備えている。
【0021】
そして、これら互いに左右に隣接した左土作業体32および右土作業体34の両方は、略矩形状の取付板36、ボルト37およびナット38等にて構成された取付手段39を介して、アーム体11に前後位置調節可能に設けられている。
【0022】
すなわち、例えば左土作業体32および右土作業体34の両方は、下端部が下端破砕体21に当接してこの下端破砕体21の支持板部26にて支持された状態(例えば下端部の軸部35が支持板部26の支持用孔部27に挿入支持された状態)のまま、取付板36の取付位置の変更により前位置および後位置に設定可能(位置調節可能)となっている。
【0023】
図1および図2に示す左作業部4は、左土作業体32と右土作業体34との間に段差ができるように、左土作業体32が前位置に設定されかつ右土作業体34が後位置に設定された状態である。図1に示す右作業部5は、左作業部4とは逆に、左土作業体32が後位置に設定されかつ右土作業体34が前位置に設定された状態である。なお、図4の2点鎖線で示すように、左土作業体32および右土作業体34の両方を前位置または後位置に設定したり、左土作業体32を後位置に設定しかつ右土作業体34を前位置に設定したりすることもできる。
【0024】
ここで、図5等に示すように、左土作業体32および右土作業体34は、左右対称のもので、例えば金属製の保持部材41および細長状をなす合成樹脂製の作業部材42を備えている。
【0025】
この保持部材41は、アーム体11に取付手段39を介して板厚方向が左右方向に一致した状態に取り付けられる取付板部43を有している。この取付板部43の前端縁部には、縦長湾曲板状の保持板部44が取付板部43の前端縁部に沿って取付板部43に対して傾斜状に一体的に設けられている。なお、この保持板部44の下端部後面には、支持板部26の支持用孔部27に挿入支持された軸部35が一体的に設けられている。
【0026】
そして、保持部材41の保持板部44にこの保持板部44の前面に沿って作業部材42が着脱可能に取り付けられ、この保持板部44にて作業部材42が保持され、この作業部材42の前面が破砕作業面25に連続的に位置して破砕作業面25からの土を受け入れて持ち上げて側方に反転放てきする全体として前下がり傾斜状の作業面31,33となっている。
【0027】
なお、作業部材42は、例えば土が付着しにくい合成樹脂にて保持部材41の保持板部44に対応した比較的肉厚の縦長湾曲板状に一体に形成されたもので、後面全体が保持板部44に面接触し、前面全体が作業面31,33となっている。
【0028】
また、保持部材41の取付板部43の上端部には取付板36を取り付けるための孔(例えば2つ)46が形成され、取付板36には複数、例えば3つの孔47が形成されている。
【0029】
次に、上記第1の実施の形態の作用等を説明する。
【0030】
深耕作業機1の連結部2をトラクタの後部の作業機連結部に連結し、深耕作業機1の左作業部4および右作業部5を作業機連結部の駆動により圃場の土中に差し込んだ状態で、深耕作業機1全体をトラクタの走行により前方に移動させる。
【0031】
深耕作業機1全体が前方に移動すると、左作業部4の下端破砕体21の破砕板部24の破砕作業面25にて心土層等の硬い土が破砕され、この破砕された土が、左土作業体32の作業部材42の作業面31にて地上近傍の所定高さ位置まで持ち上げられて左側方に反転放てきされるとともに、左土作業体32に近接した状態に設けられた右土作業体34の作業部材42の作業面33にて地上近傍の所定高さ位置まで持ち上げられて右側方に反転放てきされる。
【0032】
また同時に、右作業部5の下端破砕体21の破砕板部24の破砕作業面25にて心土層等の硬い土が破砕され、この破砕された土が、左土作業体32の作業部材42の作業面31にて地上近傍の所定高さ位置まで持ち上げられて左側方に反転放てきされるとともに、右土作業体34の作業部材42の作業面33にて地上近傍の所定高さ位置まで持ち上げられて右側方に反転放てきされる。
【0033】
なお、左土作業体32および右土作業体34の各位置は、土質等の圃場状態に応じて、取付板36の取付位置の変更により、下端側を中心に前後回動させて上端側を前後移動させることで適宜設定する。
【0034】
このようにして、上記第1の実施の形態の深耕作業機1によれば、左土作業体32の斜め左前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面31と、左土作業体32の側方位置にこの左土作業体32と近接して配置された右土作業体34の斜め右前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面33とによって、土を左右両側方に分けて反転放てきすることができるため、従来のような片側のみに放てきする深耕作業機に比べて、適切な深耕作業を行うことができ、よって、下層土と上層土とを効果的に混ぜることができ、作土の排水効果および客土効果等を十分に得ることができる。
【0035】
また、左土作業体32および右土作業体34の両方を対応する1本のアーム体11に対して前後位置調節可能に設けたものであるから、土質等の圃場状態が異なる圃場に適切に対応できる。例えば水分の多い圃場の場合は、左土作業体32および右土作業体34の各位置を前後にずらして設定し、左土作業体32と右土作業体34と間に段差をつくる。
【0036】
次に、本発明の深耕作業機の第2の実施の形態について図7ないし図12を参照して説明する。
【0037】
この図7等に示す深耕作業機1は、図1等に示すものとは異なり、右土作業体34がアーム体11に左土作業体32と離間した状態に設けられ、かつ、これら互いに左右に離間対向した両土作業体32,34間でアーム体11の前方に位置し、前面に両作業面31,33よりやや前方に位置してまっすぐ前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面51を有し、その作業面51にて下端破砕体21の上端縁部からの土を受け入れて持ち上げて反転放てきする1ユニット状の中央作業体52を備えている。
【0038】
この中央作業体52は、左土作業体32等と同様、略矩形状の取付板36、ボルト37およびナット38等にて構成された取付手段39を介して、アーム体11に前後位置調節可能に設けられている。なお、図7および図8に示す左作業部4および右作業部5は、いずれも、中央作業体52と左右の両土作業体32,34との間に段差ができるように、中央作業体52が前位置に設定されかつ左右の両土作業体32,34が後位置に設定された状態である。
【0039】
また、この中央作業体52は、左土作業体32等とは異なり、取付板部43の前端縁部に縦長湾曲板状の保持板部44が取付板部43の前端縁部に沿って取付板部43に対して垂直状に一体的に設けられている。
【0040】
さらに、この深耕作業機1の下端破砕体21は、左右方向に並んだ3本の作業体32,34,52に対応して幅広状に形成されている。すなわち、図6に示す下端破砕体21の幅寸法は、左土作業体32の作業面31の幅寸法と右土作業体34の作業面33の幅寸法との和に略等しい値であるが、図12に示す下端破砕体21の幅寸法は、左土作業体32の作業面31の幅寸法と右土作業体34の作業面33の幅寸法と中央作業体52の作業面の幅寸法との和に略等しい値になっている。
【0041】
また、この図12に示す下端破砕体21には、左右方向に並んだ5つの支持用孔部27が形成されており、中央作業体52と左右の両土作業体32,34とを使用する場合は5つのうちの3つの支持用孔部27にて3本の作業体32,34,52を支持し、中央作業体52を使用せず左右の両土作業体32,34のみを使用する場合は5つのうちの2つの支持用孔部27にて2本の作業体32,34を支持するようになっている。なお、図7等に示す第2の実施の形態の深耕作業機1のその他の構成部材は、図1等に示す第1の実施の形態の構成部材と基本的に同一である。
【0042】
そして、このような図7等に示す第2の実施の形態の深耕作業機1でも、土を左右両側方に分けて反転放てきすることができるため、従来のような片側のみに放てきする深耕作業機に比べて、適切な深耕作業を行うことができ、よって、下層土と上層土とを効果的に混ぜることができ、作土の排水効果および客土効果等を十分に得ることができる等、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0043】
しかも、中央作業体52の前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面51が左土作業体32の作業面31および右土作業体34の作業面33より前方に位置することから、中央の作業面51と左右の作業面31,33との間に段差ができ、この段差により耕耘性を向上できる。
【0044】
なお、上記実施の形態の深耕作業機1は、左右一対で2つの作業部4,5を備えた2本式の構成には限定されず、例えば、図示しないが、1本式、3本式、4本式等の構成とすることもできる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、左土作業体および右土作業体を備えるものであるから、土を左右両側方に分けて反転放てきすることができるため、従来に比べて適切な深耕作業を行うことができる。
【0046】
請求項2の発明によれば、左土作業体、右土作業体および中央作業体を備えるものであるから、下端破砕体からの土を効果的に持ち上げることができ、土を左右両側方に分けて反転放てきすることができるため、従来に比べて適切な深耕作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の深耕作業機の第1の実施の形態を示す正面図である。
【図2】 同上深耕作業機の左作業部の側面図である。
【図3】 同上深耕作業機の左作業部の分解側面図である。
【図4】 同上深耕作業機の左作業部の平面図である。
【図5】 同上深耕作業機の左作業部の背面図である。
【図6】 同上深耕作業機の下端破砕体の斜視図である。
【図7】 本発明の深耕作業機の第2の実施の形態を示す正面図である。
【図8】 同上深耕作業機の左作業部の側面図である。
【図9】 同上深耕作業機の左作業部の分解側面図である。
【図10】 同上深耕作業機の左作業部の平面図である。
【図11】 同上深耕作業機の左作業部の背面図である。
【図12】 同上深耕作業機の下端破砕体の斜視図である。
【符号の説明】
1 深耕作業機
2 連結部
3 機枠
11 アーム体
21 下端破砕体
24 破砕板部
25 破砕作業面
26 支持板部
27 支持用孔部
31 作業面
32 左土作業体
33 作業面
34 右土作業体
35 軸部
42 作業部材
51 作業面
52 中央作業体
Claims (3)
- 走行車に連結される連結部を有する機枠と、
この機枠から下方に向って突出するアーム体と、
このアーム体の下端部に設けられた下端破砕体と、
前記アーム体に設けられ、下端部に軸部を有し、前面に合成樹脂製の作業部材の前面全体にて構成され斜め左前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面を有し、その作業面にて前記下端破砕体からの土を受け入れて持ち上げて左側方に反転放てきする左土作業体と、
前記アーム体に設けられ、下端部に軸部を有し、前面に合成樹脂製の作業部材の前面全体にて構成され斜め右前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面を有し、その作業面にて前記下端破砕体からの土を受け入れて持ち上げて右側方に反転放てきする右土作業体とを備え、
前記下端破砕体は、
前方向を向いて破砕作業をする破砕作業面が形成された破砕板部と、
この破砕板部の上端部に設けられ、支持用孔部が形成された支持板部とを有し、
前記左土作業体および前記右土作業体は、前記軸部が前記支持板部の支持用孔部に挿入支持された状態で、それぞれ個別に前記アーム体に対して前後位置調節可能となっている
ことを特徴とする深耕作業機。 - 走行車に連結される連結部を有する機枠と、
この機枠から下方に向って突出するアーム体と、
このアーム体の下端部に設けられた下端破砕体と、
前記アーム体に設けられ、下端部に軸部を有し、前面に合成樹脂製の作業部材の前面全体にて構成され斜め左前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面を有し、その作業面にて前記下端破砕体からの土を受け入れて持ち上げて左側方に反転放てきする左土作業体と、
前記アーム体に前記左土作業体と離間した状態に設けられ、下端部に軸部を有し、前面に合成樹脂製の作業部材の前面全体にて構成され斜め右前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面を有し、その作業面にて前記下端破砕体からの土を受け入れて持ち上げて右側方に反転放てきする右土作業体と、
前記アーム体に前記両土作業体間に位置するように設けられ、下端部に軸部を有し、前面に合成樹脂製の作業部材の前面全体にて構成され前方向を向いた縦長湾曲面状の作業面を有し、その作業面にて前記下端破砕体からの土を受け入れて持ち上げて反転放てきする中央作業体とを備え、
前記下端破砕体は、
前方向を向いて破砕作業をする破砕作業面が形成された破砕板部と、
この破砕板部の上端部に設けられ、支持用孔部が形成された支持板部とを有し、
前記左土作業体、前記右土作業体および前記中央作業体は、前記軸部が前記支持板部の支持用孔部に挿入支持された状態で、それぞれ個別に前記アーム体に対して前後位置調節可能となっている
ことを特徴とする深耕作業機。 - 下端破砕体の支持板部には、左右方向に並んだ複数の支持用孔部が形成され、
前記支持用孔部を利用して、左土作業体、右土作業体および中央作業体を使用したり、前記中央作業体を使用せず前記左土作業体および前記右土作業体のみを使用したりすることが可能である
ことを特徴とする請求項2記載の深耕作業機。
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