JP4038079B2 - 部分深耕機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、圃場の深い位置の土まで耕耘する部分深耕機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の部分深耕機は、例えば圃場の土を切削して持ち上げて反転放てきする上下方向に細長い対土作業板を備え、この対土作業板は、上端側が側方に向ってねじられて左右非対称の形状となっている。そして、この対土作業板によってこの対土作業板のねじられた側に向って土が反転放てきされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の部分深耕機では、土の反転方向が一定であるため、圃場に適切に対応できないおそれがあるという問題がある。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、圃場に適切に対応できる部分深耕機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の部分深耕機は、前方に移動しながら、圃場の深い位置の土まで耕耘する部分深耕機であって、上下方向に長手方向を有するアーム体と、前面が前上方を向いた状態で圃場の土を切削して持ち上げる切削板と、この切削板からの土を圃場面上方まで持ち上げて側方に反転放てきする反転板とを備え、前記反転板は、上下方向の回動軸を中心とする回動により、前記切削板からの土を右側方に反転放てきする状態と前記切削板からの土を左側方に反転放てきする状態とに切換え可能となっており、前記切削板および前記反転板は、上下方向に互いに隣接した状態で位置し、それぞれ個別に前記アーム体に対して着脱可能となっているものである。
【0006】
請求項2記載の部分深耕機は、請求項1記載の部分深耕機において、切削板の上端部と反転板の下端部との間に段部が形成され、上昇する土が前記切削板から前記反転板に乗り移る際に前記段部にて崩されるものである。
【0007】
請求項3記載の部分深耕機は、前方に移動しながら、圃場の深い位置の土まで耕耘する部分深耕機であって、上下方向に長手方向を有するアーム体と、このアーム体の下端部に設けられ、前面が前上方を向いた作用板部で圃場の土を切削して持ち上げる先端切削体と、前面が前上方を向いた状態で前記先端切削体の作用板部からの土を受け入れて持ち上げるとともに自らも圃場の土を切削して持ち上げる切削板と、この切削板からの土を受け入れて圃場面上方まで持ち上げて側方に反転放てきする反転板とを備え、前記反転板は、上下方向の回動軸を中心とする回動により、前記切削板からの土を右側方に反転放てきする状態と前記切削板からの土を左側方に反転放てきする状態とに切換え可能となっており、前記切削板および前記反転板は、上下方向に互いに隣接した状態で位置し、それぞれ個別に前記アーム体に対して着脱可能となっているものである。
【0008】
請求項4記載の部分深耕機は、請求項1ないし3のいずれか一記載の部分深耕機において、切削板および反転板は、土の付着しにくい合成樹脂材にて形成されているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の部分深耕機の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0010】
図1および図2において、1は部分深耕機で、この部分深耕機1は、例えば走行車であるトラクタの走行(牽引動作)により圃場Hを前方(進行方向X)に移動しながら、圃場Hの深い位置の土(心土層の土である心土)まで耕耘(切削、破砕および反転)する非駆動式耕耘作業機である。
【0011】
なお、この部分深耕機1は、圃場Hの心土層および耕盤層を切削するとともに切削土を圃場面(地表面)G上方まで持ち上げてその圃場面G上に反転および放てきすることにより下層土と上層土とを混ぜて、表土である作土の排水効果および客土効果等の向上を図ろうとするもので、プラウの天地返しとサブソイラの心土破砕との両方の効果を実現できるものである。
【0012】
また、この部分深耕機1は、圃場Hに適切に対応できるように、圃場Hの土を圃場面G上方まで持ち上げて右側方に反転放てきする状態と圃場Hの土を圃場面G上方まで持ち上げて左側方に反転放てきする状態とに切換え可能となっている。すなわち、この部分深耕機1は、反転方向を左右いずれかに一側方に変更可能となっている。
【0013】
そして、この部分深耕機1は、左右方向に長手方向を有する細長パイプ状のフレーム体2を備えている。
【0014】
このフレーム体2の中央側には、トラクタに連結される連結枠体3が取り付けられている。この連結枠体3は、トップピン4を有するトップマスト5と、ロワピン6を有するロワアーム7とにて構成されている。
【0015】
また、フレーム体2の両端部には、上下方向に長手方向を有する細長板状の左右一対のアーム体8がアーム取付体9を介して左右位置および上下位置調節可能に取り付けられている。
【0016】
このアーム体8は、例えば金属製のビーム或いはシャンク等で、略下半部が前方に向って湾曲した形状となっている。また、このアーム体8は、厚さ方向が左右方向に一致した状態となっている。
【0017】
そして、アーム体8の下端部には、前方への移動に伴って圃場Hの土(心土層の土)を切削して持ち上げる先端切削体である金属製のチゼル11が取付具(例えばボルトおよびナット)12によって着脱可能に取り付けられているとともに、破砕効果を上げるためのウイング13が支軸14を介して上下方向に回動自在に取り付けられている。なお、このチゼル11は、アーム体8の下端部前方に位置しアーム体8に沿って湾曲した略矩形板状の作用板部15を有している。この作用板部15は、湾曲面状の前面が側方に向って傾斜することなく前上方を向いた状態となっている。
【0018】
また、アーム体8の下端近傍の前縁部には、例えば金属製の切削板取付体21が取付具(例えばボルトおよびナット)22によって着脱可能に取り付けられている。
【0019】
そして、この切削板取付体21の取付板部23に、前方への移動に伴ってチゼル11の作用板部15からの土を受け入れて圃場面G近傍(作土層近傍)まで持ち上げるとともに自らも圃場Hの土(心土層および耕盤層の土)を切削して圃場面G近傍まで持ち上げる左右対称の矩形状の切削板25が取付具(例えばボルトおよびナット)26によって着脱可能に取り付けられている。
【0020】
この切削板25は、例えば土の付着しにくい合成樹脂材にてアーム体8に沿って湾曲した矩形板状に一体に形成され、湾曲面状の前面が側方に向って傾斜することなく前上方を向いた状態となっている。また、この切削板25は、この切削板25の下方に隣接するチゼル11の作用板部15と同じ幅寸法で形成されているとともに、チゼル11の作用板部15と同じ厚さ寸法で形成されている。
【0021】
なお、切削板取付体21の取付板部23は、切削板25と略同一形状に形成され、切削板25と取付板部23とは互いに重なり合った積層状態(2重構造)となっている。すなわち、すなわち、切削板25の後面全体と取付板部23の前面全体とが面接触し、切削板25全体が取付板部23全体にて支持されている。
【0022】
さらに、アーム体8の長手方向略中央の前縁部には、例えば金属製の反転板取付体31が上下方向の回動軸27を介して左右方向に回動可能に取り付けられている。
【0023】
そして、この反転板取付体31の取付板部33に、前方への移動に伴って切削板25からの土を受け入れて圃場面G上方まで持ち上げて左右いずれか一側方に反転放てきする左右対称の略団扇形状の反転板35が取付具(例えばボルトおよびナット)36によって着脱可能に取り付けられている。
【0024】
ここで、反転板取付体31は、図1および図3に示すように、取付板部33の後面から後方に一体に突出した上下一対の連結板部34を有し、連結板部34が回動軸27の外周側に回動可能に連結されている。
【0025】
そして、反転板取付体31の取付板部33の前面に取り付けられた反転板35は、反転板取付体31とともに上下方向の回動軸27を中心として右方向および左方向に回動することにより、切削板25からの土を右側方に反転放てきする状態と切削板25からの土を左側方に反転放てきする状態とに切換え可能となっている。なお、固定具である例えばナット28にて反転板取付体31が回動軸27に固定され、反転板35の切換え後の状態が維持される。
【0026】
また、この反転板35は、例えば土の付着しにくい合成樹脂材にてアーム体8に沿って湾曲した板状に一体に形成されている。また、この反転板35は、上部の左右両側に耳板状である膨出状の反転補助部40,40が形成されて左右対称の形状となっている。
【0027】
すなわち、この反転板35は、下側にやや縦長の矩形板部41を有するとともに上側にやや横長の矩形板部42を有し、かつ、上下の矩形板部41,42の間に上辺を長辺とし下辺を短辺とする左右対称の台形板部43を有している。なお、下側の矩形板部41は、この矩形板部41の下方に隣接する切削板25と同じ幅寸法で形成されているとともに、切削板25と同じ厚さ寸法で形成されている。なお、反転板35の厚さ寸法を切削板25の厚さ寸法より小さくしてもよい。
【0028】
そして、例えば図2に示されるように、互いに離間対向した一対の反転板35のうちの進行方向右側の反転板(図2中、左側の反転板)35は、湾曲面状の前面が内側方に向って傾斜して左斜め前方を向いた状態に切換え固定されている。この右側の反転板35は、切削板25からの土を受け入れて圃場面G上方まで持ち上げて左側方に反転放てきする。
【0029】
また、進行方向左側の反転板(図2中、右側の反転板)35は、湾曲面状の前面が内側方に向って傾斜して右斜め前方を向いた状態に切換え固定されている。この左側の反転板35は、切削板25からの土を受け入れて圃場面G上方まで持ち上げて右側方に反転放てきする。
【0030】
なお、反転板取付体31の取付板部33は、反転板35と略同一形状に形成され、反転板35と取付板部33とは互いに重なり合った積層状態(2重構造)となっている。すなわち、反転板35の後面全体と取付板部33の前面全体とが面接触し、反転板35全体が取付板部33全体にて支持されている。
【0031】
また、図3に示すように、反転板35に対する垂線aと進行方向Xとのなす角度θは、例えば15度〜45度(好ましくは15度)である。また、切削板25および反転板35は、それぞれ比較的短い形状であり、例えばその長さ寸法は、アーム体8の長さ寸法の半分以下である。また、切削板25と反転板35とにて、アーム体8の前縁に沿って位置する作業板45が構成されている。
【0032】
次に、上記部分深耕機1を用いて耕耘作業をする場合について説明する。
【0033】
トラクタのヒッチ部に部分深耕機1の連結枠体3を連結することで、部分深耕機1をトラクタに装着する。そして、トラクタのヒッチ部にて部分深耕機1を下降させることで、この部分深耕機1の下側部分を圃場Hの土中に差し込み、その状態で、トラクタの走行により部分深耕機1を進行方向Xである前方に移動させる。
【0034】
部分深耕機1が前方に移動すると、土中を進行するチゼル11の作用板部15にて心土層の土が切削されて持ち上げられる。また、土中を進行する切削板25にてチゼル11の作用板部15からの土が圃場面G近傍まで持ち上げられるとともに、心土層および耕盤層の土が切削されて圃場面G近傍まで持ち上げられる。
【0035】
そして、圃場面Gから略上半部が突出した状態で進行する傾斜状の反転板35にて、切削板25からの土が受け入れられて圃場面G上方まで持ち上げられ、この持ち上げられた土が内側方に向けて圃場面G上に反転放てきされる。
【0036】
このとき、反転板35の後側の膨出状の反転補助部40は、土を内側方に向けて適切に案内する。また、反転板35の前側の膨出状の反転補助部40は、土が外側方に逃げ出そうとするのを抑制する。
【0037】
このように、1つに連なった状態の作用板部15、切削板25および反転板35で、深い位置の比較的硬い土壌を含む土が切削、破砕および反転されることにより、比較的深い凹溝部が形成されるとともに、下層土と上層土とが混和され、作土の排水効果、客土効果等が得られる。
【0038】
なお、例えば切削板25の交換が必要となった場合は、切削板25のみを切削板取付体21から取り外し、新しい切削板25を切削板取付体21に取り付ける。また、例えば反転板35の交換が必要となった場合は、反転板35のみを反転板取付体31から取り外し、新しい反転板35を反転板取付体31に取り付ける。
【0039】
また、圃場Hに応じて土の反転方向を変更する必要が生じた場合は、ナット28による反転板取付体31の固定を解除して反転板35の向きを切り換える。すなわち、ナット28を回動操作により緩めてから、反転板35を反転板取付体31とともに回動軸27を中心として所定量回動させ、再びナット28を回動操作により締める。
【0040】
そして、上記部分深耕機1によれば、反転板35は、やや傾斜した上下方向の回動軸27を中心とする回動により、切削板25からの土を右側方に反転放てきする状態と切削板25からの土を左側方に反転放てきする状態とに切換え可能となっているため、反転板35を回動軸27を中心に回動させることにより、土の反転方向を確実かつ容易に切り換えることができ、よって圃場Hに適切に対応できる。
【0041】
また、例えば反転板35の片側が大きく磨耗した場合、すなわち例えば後側に位置する一方の反転補助部40が前側に位置する他方の反転補助部40に比べて大きく磨耗した場合に、土の反転方向を切り換えることで、反転板35の交換時期を遅らせることができ、よって交換コストの低減を図ることができる。
【0042】
さらに、切削板25および反転板35が比較的短い形状でかつ左右対称の形状であるため、部品管理を容易にでき、例えば管理コストを低減できる。また、切削板25および反転板35の取付作業や交換作業等を容易にできる。
【0043】
また、切削板25および反転板35が土の付着しにくい合成樹脂材にて形成されているため、土付着を抑制でき、作業効率を良好にできる。
【0044】
また、作業板45にて押上げられるようにして上昇する土は、切削板25から反転板35に乗り移る際に、切削板25の上端部と反転板35の下端部との間に形成された段部50にて効果的に崩されるため、段部50のない構成に比べて、破砕性を良好にできる。
【0045】
さらに、作業板45が上下方向に互いに隣接した状態で位置する互いに別体の2つの切削板25(磨耗し易い)および反転板35(磨耗し難い)にて構成され、これら2つの切削板25および反転板35がそれぞれ切削板取付体21および反転板取付体31を介してアーム体8に対して着脱可能となっているので、作業板45の部分的な磨耗および破損等に基いて作業板45全体を交換する必要がなく、切削板25および反転板35をそれぞれに応じた最適な時期に別々に交換でき、よって交換コストを低減できかつ交換作業を容易にできる。
【0046】
なお、上記一実施の形態では、固定具として例えばナット28を用いて反転板取付体31を回動軸27に対して解除可能に固定する構成、すなわち、ナット28の回動操作により反転板35の切換えを無段階的に行える構成について説明したが、例えば、図4に示すように、より操作性の向上のために、固定具として例えばピン29を用いて反転板取付体31を回動軸27に対して解除可能に固定する構成、すなわち、ピン29の抜差し操作により反転板35の切換えを行える構成とすることもできる。
【0047】
この図4に示す回動軸27には、2つの選択孔30aを有する平面視略三角形状の固定板30が設けられている。また、この図4に示す反転板取付体31の連結板部34には、選択孔30aと同じ大きさのピン挿通孔34aが形成されている。
【0048】
そして、反転板35の切換えにより土の反転方向を変更する場合は、ピン29を抜いてから、反転板35を反転板取付体31とともに回動軸27を中心として所定量回動させ、ピン挿通孔34aと選択孔30aとを上下に一致させ、その後、その上下に一致したピン挿通孔34aと選択孔30aとに再びピン29を差し込む。
【0049】
こうして、ピン29の抜差し操作により、反転板35を切削板25からの土を右側方に反転放てきする状態と切削板25からの土を左側方に反転放てきする状態との2つの状態のみに簡単に切換えできる。なお、固定板30に3つ以上の選択孔30aを形成して反転板35を3つ以上の状態に段階的に切換えれるようにしてもよい。
【0050】
また、上記いずれの実施の形態でも、部分深耕機1は、左右一対で2つの作業板45を有する2本式のものには限定されず、例えば1本式或いは3本式、4本式、5本以上のものでもよい。
【0051】
さらに、例えば切削板取付体21および反転板取付体31をアーム体8に一体に形成したり、切削板25および反転板35をアーム体8に対して直接取り付けれるようにしてもよい。
【0052】
また、切削板25および反転板35は、例えば土の付着しにくいステンレス板或いは土付着が生じにくい場合には鉄板等による構成でもよい。
また、反転板35は、合成樹脂材にて湾曲板状に形成したものには限定されず、例えば合成樹脂材にて平板状に形成した反転板35を、湾曲板状に形成した取付板部33への取付けの際にこの取付板部33に沿って湾曲板状に変形させるようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、反転板を上下方向の回動軸を中心として回動させることにより、土の反転方向を確実かつ容易に切り換えることができ、圃場に適切に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の部分深耕機の一実施の形態の側面図である。
【図2】 同上部分深耕機の前面図である。
【図3】 同上部分深耕機の反転板の断面図である。
【図4】 本発明の部分深耕機の他の実施の形態の反転板の断面図である。
【符号の説明】
1 部分深耕機
8 アーム体
11 先端切削体であるチゼル
15 作用板部
25 切削板
27 回動軸
35 反転板
50 段部
H 圃場
G 圃場面
Claims (4)
- 前方に移動しながら、圃場の深い位置の土まで耕耘する部分深耕機であって、
上下方向に長手方向を有するアーム体と、
前面が前上方を向いた状態で圃場の土を切削して持ち上げる切削板と、
この切削板からの土を圃場面上方まで持ち上げて側方に反転放てきする反転板とを備え、
前記反転板は、上下方向の回動軸を中心とする回動により、前記切削板からの土を右側方に反転放てきする状態と前記切削板からの土を左側方に反転放てきする状態とに切換え可能となっており、
前記切削板および前記反転板は、上下方向に互いに隣接した状態で位置し、それぞれ個別に前記アーム体に対して着脱可能となっている
ことを特徴とする部分深耕機。 - 切削板の上端部と反転板の下端部との間に段部が形成され、上昇する土が前記切削板から前記反転板に乗り移る際に前記段部にて崩される
ことを特徴とする請求項1記載の部分深耕機。 - 前方に移動しながら、圃場の深い位置の土まで耕耘する部分深耕機であって、
上下方向に長手方向を有するアーム体と、
このアーム体の下端部に設けられ、前面が前上方を向いた作用板部で圃場の土を切削して持ち上げる先端切削体と、
前面が前上方を向いた状態で前記先端切削体の作用板部からの土を受け入れて持ち上げるとともに自らも圃場の土を切削して持ち上げる切削板と、
この切削板からの土を受け入れて圃場面上方まで持ち上げて側方に反転放てきする反転板とを備え、
前記反転板は、上下方向の回動軸を中心とする回動により、前記切削板からの土を右側方に反転放てきする状態と前記切削板からの土を左側方に反転放てきする状態とに切換え可能となっており、
前記切削板および前記反転板は、上下方向に互いに隣接した状態で位置し、それぞれ個別に前記アーム体に対して着脱可能となっている
ことを特徴とする部分深耕機。 - 切削板および反転板は、土の付着しにくい合成樹脂材にて形成されている
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の部分深耕機。
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