JPH0260281B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0260281B2 JPH0260281B2 JP55049431A JP4943180A JPH0260281B2 JP H0260281 B2 JPH0260281 B2 JP H0260281B2 JP 55049431 A JP55049431 A JP 55049431A JP 4943180 A JP4943180 A JP 4943180A JP H0260281 B2 JPH0260281 B2 JP H0260281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade part
- tilling
- horizontal blade
- arc
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 26
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 18
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 2
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、土壌を耕起する耕うん爪に関し、特
に、耕起作業と同時に培土作業、畦立作業等を行
うのに適した耕うん爪に関するものである。
に、耕起作業と同時に培土作業、畦立作業等を行
うのに適した耕うん爪に関するものである。
培土作業、畦立作業等に用いる耕うん爪とし
て、いわゆるスプーン爪といわれるものが知られ
ている。
て、いわゆるスプーン爪といわれるものが知られ
ている。
このスプーン爪は、スプーン状の切削、放てき
部を、耕うん軸に取付ける取付基部に別途溶着し
たもので、溶接による製造手数の増加および鍛造
爪に比べ強度が低下すること、また、土壌の切削
と放てきを同時に行うので耕うん抵抗が大きく、
所要動力が増大するなどの問題点があつた。
部を、耕うん軸に取付ける取付基部に別途溶着し
たもので、溶接による製造手数の増加および鍛造
爪に比べ強度が低下すること、また、土壌の切削
と放てきを同時に行うので耕うん抵抗が大きく、
所要動力が増大するなどの問題点があつた。
そこで本発明は、周知のナタ爪と同様に、一個
の素材から鍛造により製作が可能であり、スプー
ン爪に比べ、製造手数を減少し、強度を増し、ま
た耕うん抵抗が少くて所要動力を小さくし、土壌
の反転、放てきが良好となる耕うん爪を提供する
ことを目的とする。
の素材から鍛造により製作が可能であり、スプー
ン爪に比べ、製造手数を減少し、強度を増し、ま
た耕うん抵抗が少くて所要動力を小さくし、土壌
の反転、放てきが良好となる耕うん爪を提供する
ことを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、耕うん軸1
に取付ける取付基部2に連続して耕うん軸1の軸
心Oと直交する方向に取付基部2から回転後方に
向け円弧を画きながら延びる縦刃部3および横刃
部4を設けた耕うん爪において、上記縦刃部3の
長さ方向終端部から幅方向に横切る円弧状の折曲
線P−Pに沿つて縦刃部3の一側に屈曲すると共
に、その幅が次第に大きくなり広幅となる横刃部
4を形成し、上記横刃部4の峰縁側を、峰縁始端
部から刃縁側終端にかけて斜めに横切る円弧状の
折曲線Q−Qに沿つて横刃部4が屈曲した側に向
け弯曲させて、回転内面側から外側に膨出する曲
面状の放てき部5を形成したことを特徴とするも
のである。
に取付ける取付基部2に連続して耕うん軸1の軸
心Oと直交する方向に取付基部2から回転後方に
向け円弧を画きながら延びる縦刃部3および横刃
部4を設けた耕うん爪において、上記縦刃部3の
長さ方向終端部から幅方向に横切る円弧状の折曲
線P−Pに沿つて縦刃部3の一側に屈曲すると共
に、その幅が次第に大きくなり広幅となる横刃部
4を形成し、上記横刃部4の峰縁側を、峰縁始端
部から刃縁側終端にかけて斜めに横切る円弧状の
折曲線Q−Qに沿つて横刃部4が屈曲した側に向
け弯曲させて、回転内面側から外側に膨出する曲
面状の放てき部5を形成したことを特徴とするも
のである。
上記の構成により、土壌を耕うんするときに縦
刃部および横刃部で切削した土壌は、放てき部に
よつて側方に反転、放てきされて培土、畦立作業
が行われる。
刃部および横刃部で切削した土壌は、放てき部に
よつて側方に反転、放てきされて培土、畦立作業
が行われる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体
的に説明する。
的に説明する。
第1図において、符号1は耕うん軸で、この耕
うん軸1の軸心Oから放射方向に直交するように
取付けられる取付基部2に連続して取付基部2と
同一平面で回転方向後方に向け円弧を画きながら
延びる縦刃部3が設けられている。この縦刃部3
の長さ方向終端部から幅方向に横切る円弧状の折
曲線P−Pに沿つて一側に屈曲して縦刃部3から
回転方向後方に円弧を画きながら延び、その幅が
次第に大きくなり広幅となる横刃部4が形成さ
れ、横刃部4の峰縁側を、峰縁始端部から刃縁側
終端にかけて斜めに横切る円弧状の折曲線Q−Q
に沿つて横刃部4の屈曲した側に弯曲して、回転
内面側から外側に膨出する曲面状の放てき部5が
形成されている。また、縦刃部3から横刃部4の
刃部には片刃の刃縁6が形成されており、横刃部
4では切削部4aを形成している。さらに、第1
図においては、耕うん爪の長さ方向の各部位にお
ける断面をハツチングにより示している。
うん軸1の軸心Oから放射方向に直交するように
取付けられる取付基部2に連続して取付基部2と
同一平面で回転方向後方に向け円弧を画きながら
延びる縦刃部3が設けられている。この縦刃部3
の長さ方向終端部から幅方向に横切る円弧状の折
曲線P−Pに沿つて一側に屈曲して縦刃部3から
回転方向後方に円弧を画きながら延び、その幅が
次第に大きくなり広幅となる横刃部4が形成さ
れ、横刃部4の峰縁側を、峰縁始端部から刃縁側
終端にかけて斜めに横切る円弧状の折曲線Q−Q
に沿つて横刃部4の屈曲した側に弯曲して、回転
内面側から外側に膨出する曲面状の放てき部5が
形成されている。また、縦刃部3から横刃部4の
刃部には片刃の刃縁6が形成されており、横刃部
4では切削部4aを形成している。さらに、第1
図においては、耕うん爪の長さ方向の各部位にお
ける断面をハツチングにより示している。
このように構成された耕うん爪は、取付基部2
を耕うん軸1に取付け、矢印方向に回転すること
により土壌を切削、放てきする。まず、縦刃部3
が土壌面に対し垂直に打込まれ、次いで横刃部4
の切削部4aで縦刃部3の一側方に向け土壌を切
削し、切削した土壌を連続して放てき部5で反転
しながら側方に放てきする。従つて、耕起された
土壌は、耕うん爪の取付位置、即ち、取付基部2
から一側に掘上げられるように放てきされるか
ら、作物畦への培土、また、畦立作業に好適した
ものとなる。
を耕うん軸1に取付け、矢印方向に回転すること
により土壌を切削、放てきする。まず、縦刃部3
が土壌面に対し垂直に打込まれ、次いで横刃部4
の切削部4aで縦刃部3の一側方に向け土壌を切
削し、切削した土壌を連続して放てき部5で反転
しながら側方に放てきする。従つて、耕起された
土壌は、耕うん爪の取付位置、即ち、取付基部2
から一側に掘上げられるように放てきされるか
ら、作物畦への培土、また、畦立作業に好適した
ものとなる。
ここで、この耕うん爪の作用について、第2図
によりさらに詳しく説明する。いま、耕うん軸1
の軸心Oからの半径R1―R2の作用幅、即ち、
なる耕うんピツチで土壌に打ち込まれるとする
と、縦刃部3、横刃部4および放てき部5の進入
経路は次のトロコイド帯で示される。
によりさらに詳しく説明する。いま、耕うん軸1
の軸心Oからの半径R1―R2の作用幅、即ち、
なる耕うんピツチで土壌に打ち込まれるとする
と、縦刃部3、横刃部4および放てき部5の進入
経路は次のトロコイド帯で示される。
x−x′={Vt+R1coswt}−{Vt+R2coswt}
=(R1−R2)coswt
y−y′=R1sinwt−R2sinwt
=(R1−R2)sinwt
ここで、
R1、R2=耕うん爪の作用幅、回転半径
Vt=耕うん爪を装着した機体の移動速度
wt=耕うん爪の回転速度
この切削帯は紙面に対し垂直方向に透視したも
ので、切削部4aにおける傾斜は、前記トロコイ
ド帯と所定のバツククリアランスアングル(背
角)が与えられている折曲線、即ち、一般に紙面
に垂直な仮想円筒にhv/wなる栂線に沿つて巻
きつけられた展開線に平行に形成した(A1、B1)
より上半分部位に放てき部5が(An、B2)の方
向に順次上昇し、紙面に対し一定の勾配45/80を
有して起き上つているので、切削部4aで切削し
た土壌は爪の回転と共に連続して放てき部5の弯
曲面に沿つて反転されながら放てきされるのであ
る。
ので、切削部4aにおける傾斜は、前記トロコイ
ド帯と所定のバツククリアランスアングル(背
角)が与えられている折曲線、即ち、一般に紙面
に垂直な仮想円筒にhv/wなる栂線に沿つて巻
きつけられた展開線に平行に形成した(A1、B1)
より上半分部位に放てき部5が(An、B2)の方
向に順次上昇し、紙面に対し一定の勾配45/80を
有して起き上つているので、切削部4aで切削し
た土壌は爪の回転と共に連続して放てき部5の弯
曲面に沿つて反転されながら放てきされるのであ
る。
また、耕うん爪の製造に当つては、鍛造による
成形、型成形も容易で、従来のスプーン爪のよう
な溶接の手間を要することがなく、溶接部から折
損する危弱性もない。
成形、型成形も容易で、従来のスプーン爪のよう
な溶接の手間を要することがなく、溶接部から折
損する危弱性もない。
以上説明したように、本発明の耕うん爪によれ
ば、縦刃部3の長さ方向終端部から幅方向に横切
る円弧状の折曲線P−Pに沿つて縦刃部3の一側
に屈曲すると共に、その幅が次第に大きくなり広
幅となる横刃部4を形成し、上記横刃部4の峰縁
側を、峰縁始端部から刃縁側終端にかけて斜めに
横切る円弧状の折曲線Q−Qに沿つて横刃部4が
屈曲した側に向け弯曲させて、回転内面側から外
側に膨出する曲面状の放てき部5を形成したの
で、従来のスプーン爪に比べて一個の素材から鍛
造により容易に製作することができ、スプーン爪
のように溶接の必要がないから製作手数が少く、
かつ強度を増すことができる。また、土壌を縦刃
部3および横刃部4で切削してから連続して放て
き部5により抵抗少く反転、放てきするから、耕
うん抵抗が小さく土壌を側方に的確に盛上げて、
培土、畦立てなどに好適な作業が行える。
ば、縦刃部3の長さ方向終端部から幅方向に横切
る円弧状の折曲線P−Pに沿つて縦刃部3の一側
に屈曲すると共に、その幅が次第に大きくなり広
幅となる横刃部4を形成し、上記横刃部4の峰縁
側を、峰縁始端部から刃縁側終端にかけて斜めに
横切る円弧状の折曲線Q−Qに沿つて横刃部4が
屈曲した側に向け弯曲させて、回転内面側から外
側に膨出する曲面状の放てき部5を形成したの
で、従来のスプーン爪に比べて一個の素材から鍛
造により容易に製作することができ、スプーン爪
のように溶接の必要がないから製作手数が少く、
かつ強度を増すことができる。また、土壌を縦刃
部3および横刃部4で切削してから連続して放て
き部5により抵抗少く反転、放てきするから、耕
うん抵抗が小さく土壌を側方に的確に盛上げて、
培土、畦立てなどに好適な作業が行える。
第1図は、本発明の一実施例を示す平面図およ
び断面図、第2図は、本発明の耕うん爪の作用説
明図である。 1……耕うん軸、2……取付基部、3……縦刃
部、4……横刃部、4a……切削部、5……放て
き部、6……刃縁、P−P,Q−Q……折曲線。
び断面図、第2図は、本発明の耕うん爪の作用説
明図である。 1……耕うん軸、2……取付基部、3……縦刃
部、4……横刃部、4a……切削部、5……放て
き部、6……刃縁、P−P,Q−Q……折曲線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 耕うん軸1に取付ける取付基部2に連続して
耕うん軸1の軸心Oと直交する方向に取付基部2
から回転後方に向け円弧を画きながら延びる縦刃
部3および横刃部4を設けた耕うん爪において、 上記縦刃部3の長さ方向終端部から幅方向に横
切る円弧状の折曲線P−Pに沿つて縦刃部3の一
側に屈曲すると共に、その幅が次第に大きくなり
広幅となる横刃部4を形成し、 上記横刃部4の峰縁側を、峰縁始端部から刃縁
側終端にかけて斜めに横切る円弧状の折曲線Q−
Qに沿つて横刃部4が屈曲した側に向け弯曲させ
て、回転内面側から外側に膨出する曲面状の放て
き部5を形成したことを特徴とする耕うん爪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4943180A JPS56158003A (en) | 1980-04-14 | 1980-04-14 | Tilling tine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4943180A JPS56158003A (en) | 1980-04-14 | 1980-04-14 | Tilling tine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56158003A JPS56158003A (en) | 1981-12-05 |
JPH0260281B2 true JPH0260281B2 (ja) | 1990-12-14 |
Family
ID=12830906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4943180A Granted JPS56158003A (en) | 1980-04-14 | 1980-04-14 | Tilling tine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56158003A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58212701A (ja) * | 1982-06-05 | 1983-12-10 | 佐野 茂樹 | 耕耘ロ−タ− |
JP6103434B2 (ja) * | 2012-04-04 | 2017-03-29 | 株式会社 太陽 | 耕耘爪 |
-
1980
- 1980-04-14 JP JP4943180A patent/JPS56158003A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56158003A (en) | 1981-12-05 |
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