JPH0117127Y2 - - Google Patents

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JPH0117127Y2
JPH0117127Y2 JP1982116512U JP11651282U JPH0117127Y2 JP H0117127 Y2 JPH0117127 Y2 JP H0117127Y2 JP 1982116512 U JP1982116512 U JP 1982116512U JP 11651282 U JP11651282 U JP 11651282U JP H0117127 Y2 JPH0117127 Y2 JP H0117127Y2
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JP
Japan
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claw
reverse
tilling
shaft
normal rotation
Prior art date
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JP1982116512U
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English (en)
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JPS5921808U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、横軸廻り正逆転自在な爪軸を有し、
アツプカツトとダウンカツトとを行ない得る正逆
転ロータリ耕耘機に関し、耕耘爪を爪軸軸線方向
視左右側縁に刃部を有する形状にし、且つ爪軸に
固定のブラケツトに耕耘爪を枢支すると共に、ブ
ラケツトに正転ストツパ部と逆転ストツパ部とを
設けることにより、耕耘爪を正転傾斜姿勢と逆転
傾斜姿勢とに変更し且つ各姿勢に保持でき、アツ
パカツト作業とダウンカツト作業とを簡単且つ迅
速に切換えられ、しかも両作業が略同一条件で土
の反転耕起ができるようにすることを目的とす
る。
ロータリ耕耘においては、圃場の条件に合せて
アツパカツト作業とダウンカツト作業とが使い分
けられているが、爪軸を正逆転させることによ
り、両作業を1台で行なえるロータリ耕耘機が開
発されている。
ところが、耕耘爪はその先端が基部に対して回
転方向後行側に且つ側方に彎曲しているため、爪
軸を単に正逆切換えるだけでは使用できなく、そ
のため従来装置においては、全耕耘爪を反転させ
て付換えてアツパカツト作業とダウンカツト作業
とを行なつていた。
耕耘爪の付換えは非常に時間のかかるもので、
そのため、従来装置の正逆切換え作業は極めて煩
雑で能率の悪いものとなつている。
本考案は、このような従来装置の問題点を解決
したものであり、その特徴とするところは、横軸
廻り正逆転可能な爪軸7にブラケツト26を設
け、爪軸軸線方向視において左右側縁に刃部8a
を有する耕耘爪8の基部Bを前記ブラケツト26
に取付けた正逆転ロータリ耕耘機において、 前記耕耘爪8の基部Bはブラケツト26に対し
て爪軸7から径外方向に離れて爪軸7と平行に設
けられた枢軸27を介して揺動自在に支持され、
前記ブラケツト26には耕耘爪8をその先端Aが
基部Bよりも正転方向後行位置となる正転傾斜姿
勢に保持する正転ストツパ部28と、その先端A
が基部Bよりも逆転方向後行位置となる逆転傾斜
姿勢に保持する逆転ストツパ部29とが設けら
れ、前記耕耘爪8の先端Aには爪軸軸線方向に突
出していて正逆各傾斜姿勢時における反転面Fの
後行側bが先行側aより爪軸7に近い反転部Eが
形成されている点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第3図において、1は正逆転ロータ
リ耕耘機で、トツプリンク2及び左右1対のロア
リンク3を介して図外のトラクタに牽引装置され
ており、4はギヤケース、サポートアーム5、伝
動ケース6等から成る機枠で、爪軸7を横軸廻り
回転自在に支持しており、爪軸7には多数本の耕
耘爪8が設けられ耕耘部9を形成している。
11は耕耘カバーで、耕耘部9の上方を覆う主
カバー12と、その後部に枢支連結された後カバ
ー13と、主カバー12の前部に枢支連結された
前カバー14と、主カバー12及び後カバー13
の左右側方を覆う後側カバー15と、前カバー1
4の左右側方に配置された前側カバー16とを有
しており、主カバー12及び後側カバー15は機
枠4に対し固定されている。
17は後カバー13に連結された均平圧調整機
構、18は高さ調整機構19により高さ調整可能
な後ゲージ輪を夫々示している。
21は機枠4のサポートアーム5から前方へ突
設された左右1対のロアリンク取付ブラケツト
で、前カバー14の両側端より中央側の上方に位
置しており、このブラケツト21を支持部材とし
て前カバー14との間に支持手段22が設けられ
ている。
前記爪軸7は正逆転自在であり、その外周面に
は軸方向及び周方向に間隔をおいて多数のブラケ
ツト26が溶着され、このブラケツト26に耕耘
爪8が爪軸7に対して径外方向に離れ且つ平行な
ボルト27(枢軸)を介して横軸廻り回動自在に
枢支されている。
耕耘爪8は爪軸軸線方向視(第2図)におい
て、左右対称形に形成されており、従つてその左
右側縁には夫々刃部が形成されており、爪先端A
はボルト27を貫通した基部Bより幅広になつて
おり、その先端Aは回転方向視(第3図)におい
て、一側方へ折曲されている。
前記ブラケツト26には耕耘爪8の基部Bが嵌
入された凹部26aが形成されており、この凹部
26a内には耕耘爪8のための正逆転ストツパ部
28,29が形成されている。
正転ストツパ部28は耕耘爪8の左右側縁と同
時に当接する面28a,28bから成り、爪軸7
を正転、即ちダウンカツト作業のときに、耕耘爪
8を中心線Cから角度αだけ傾斜した姿勢、即
ち、先端Aが基部Bより正転方向30後行位置と
なる正転傾斜姿勢(第2図仮想線姿勢)に保持す
る。
また、逆転ストツパ部29は耕耘爪8の左右側
縁と同時に当接する面29a,29bから成り、
爪軸7を逆転してアツパカツト作業するときに、
耕耘爪8を中心線Cから角度βだけ傾斜した姿
勢、即ち、先端Aが基部Bより逆転方向31後行
位置となる逆転傾斜姿勢(第2図実線姿勢)に保
持する。各姿勢への変更は、爪軸7の回転方向を
正逆切換えるだけで、耕耘爪8が回動して自動的
に行なわれる。
正逆ストツパ部28,29の面28a,29a
とは山形状になつて連続していて、夫々耕耘爪8
と面接触するように形成されているが、第4図の
ように、面28a,29bと面28b,29aと
を夫々1面で共用して、耕耘爪8と線接触するよ
うにしても良い。
尚、耕耘爪8は全長同一幅にしても良く、ま
た、傾斜角度α,βは第2図において同一角度に
なつているが、異なる角度に設定することも可能
であり、更に、正逆ストツパ部28,29は夫々
1箇所だけで耕耘爪8に当接するものであつても
良い。
第5図は本考案の第2実施例を示しており、ブ
ラケツト26′は爪軸7に固着された円形フラン
ジであり、1又は複数本の耕耘爪8がボルト27
を介して枢支されており、ブラケツト26′の側
面には1対の山形状のストツパ部材33,34が
固着されており、夫々正転ストツパ部28の面2
8a,28b、逆転ストツパ部29の面29a,
29bを形成している。
この第2実施例でも前記第1実施例と同様に、
ダウンカツト作業時には耕耘爪8を正転傾斜姿勢
に保持して作業ができ、アツパカツト作業時には
耕耘爪8を逆転傾斜姿勢に保持して作業ができ、
その姿勢変更は爪軸7の回転方向を変えるだけで
自動的に行なわれる。
尚、第5図に明らかなように、本考案で使用す
る耕耘爪8は両側縁に刃部8aが形成されてい
る。
前記耕耘爪8は先端Aが爪軸軸方向に略L字形
に折曲されていることによつて反転部Eが形成さ
れており、この反転部Eは耕耘爪8が中心線C上
で固定の場合は、その反転面Fが先端Aの回転軌
跡の接線と平行になり、土の反転耕起機能は余り
期待できないが、前述の如く、耕耘爪8は正逆転
時に中心線Cに対して夫々角度α,βだけ傾くの
で、反転面Fも接線Gに対して角度θだけ傾くこ
とになる。即ち、反転部Eの回転先行側(作用
部)aよりも回転後行側(非作用部)bのほうが
爪軸7に近い位置となり、反転面Fは土を持上げ
反転耕起することができるようになつている。
この反転面Fによる反転機能は、角度α,βが
同じであれば正逆どちらに回転しても同一であ
り、角度α,βが大きいほど、角度θも大きくな
る。
以上詳述した本考案によれば、横軸廻り正逆転
可能な爪軸7にブラケツト26を介して平行に設
けた枢軸27を介して揺動自在に支持された耕耘
爪8は、正逆ストツパ部28,29によつて正逆
各傾斜姿勢をとることができ、アツパカツト作業
とダウンカツト作業とを各作業に最適な姿勢でで
き且つその姿勢切換えも容易にでき、更にその上
に、耕耘爪8の先端Aには爪軸軸線方向に突出し
ていて正逆各傾斜姿勢時における反転面Fの後行
側bが先行側aより爪軸7に近い反転部Eが形成
されているので、耕耘爪8は爪軸7に対する姿勢
変更がされると同時に反転面Fの姿勢も変更さ
れ、正逆転どちらでも略同一条件で土を反転耕起
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示し
ており、第1図は全体側面図、第2図は要部の断
面図、第3図は要部正面図、第4図はストツパ部
の変形例を示す断面図、第5図は本考案の第2実
施例を示す斜視図である。 1……ロータリ耕耘機、7……爪軸、8……耕
耘爪、9……耕耘部、26……ブラケツト、28
……正転ストツパ部、29……逆転ストツパ部、
30……正転方向、31……逆転方向、A……先
端、B……基部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 横軸廻り正逆転可能な爪軸7にブラケツト26
    を設け、爪軸軸線方向視において左右側縁に刃部
    8aを有する耕耘爪8の基部Bを前記ブラケツト
    26に取付けた正逆転ロータリ耕耘機において、 前記耕耘爪8の基部Bはブラケツト26に対し
    て爪軸7から径外方向に離れて爪軸7と平行に設
    けられた枢軸27を介して揺動自在に支持され、
    前記ブラケツト26には耕耘爪8をその先端Aが
    基部Bよりも正転方向後行位置となる正転傾斜姿
    勢に保持する正転ストツパ部28と、その先端A
    が基部Bよりも逆転方向後行位置となる逆転傾斜
    姿勢に保持する逆転ストツパ部29とが設けら
    れ、前記耕耘爪8の先端Aには爪軸軸線方向に突
    出していて正逆各傾斜姿勢時における反転面Fの
    後行側bが先行側aより爪軸7に近い反転部Eが
    形成されていることを特徴とする正逆転ロータリ
    耕耘機。
JP11651282U 1982-07-30 1982-07-30 正逆転ロ−タリ耕耘機 Granted JPS5921808U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11651282U JPS5921808U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 正逆転ロ−タリ耕耘機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11651282U JPS5921808U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 正逆転ロ−タリ耕耘機

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Publication Number Publication Date
JPS5921808U JPS5921808U (ja) 1984-02-09
JPH0117127Y2 true JPH0117127Y2 (ja) 1989-05-18

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ID=30268555

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11651282U Granted JPS5921808U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 正逆転ロ−タリ耕耘機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59156407U (ja) * 1983-04-07 1984-10-20 セイレイ工業株式会社 正逆両用爪のロ−タリ軸への取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5921808U (ja) 1984-02-09

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