JPH038721B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH038721B2 JPH038721B2 JP58147342A JP14734283A JPH038721B2 JP H038721 B2 JPH038721 B2 JP H038721B2 JP 58147342 A JP58147342 A JP 58147342A JP 14734283 A JP14734283 A JP 14734283A JP H038721 B2 JPH038721 B2 JP H038721B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tilling
- reverse
- rotation
- claw
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 50
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 13
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 4
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01B—SOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
- A01B33/00—Tilling implements with rotary driven tools, e.g. in combination with fertiliser distributors or seeders, with grubbing chains, with sloping axles, with driven discs
- A01B33/08—Tools; Details, e.g. adaptations of transmissions or gearings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01B—SOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
- A01B33/00—Tilling implements with rotary driven tools, e.g. in combination with fertiliser distributors or seeders, with grubbing chains, with sloping axles, with driven discs
- A01B33/08—Tools; Details, e.g. adaptations of transmissions or gearings
- A01B33/10—Structural or functional features of the tools ; Theoretical aspects of the cutting action
- A01B33/103—Structural or functional features of the tools ; Theoretical aspects of the cutting action the rotating shaft being oriented horizontally
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01B—SOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
- A01B33/00—Tilling implements with rotary driven tools, e.g. in combination with fertiliser distributors or seeders, with grubbing chains, with sloping axles, with driven discs
- A01B33/02—Tilling implements with rotary driven tools, e.g. in combination with fertiliser distributors or seeders, with grubbing chains, with sloping axles, with driven discs with tools on horizontal shaft transverse to direction of travel
- A01B33/025—Tilling implements with rotary driven tools, e.g. in combination with fertiliser distributors or seeders, with grubbing chains, with sloping axles, with driven discs with tools on horizontal shaft transverse to direction of travel with spring tools, i.e. resiliently- or flexibly-attached rigid tools
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01B—SOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
- A01B33/00—Tilling implements with rotary driven tools, e.g. in combination with fertiliser distributors or seeders, with grubbing chains, with sloping axles, with driven discs
- A01B33/08—Tools; Details, e.g. adaptations of transmissions or gearings
- A01B33/14—Attaching the tools to the rotating shaft, e.g. resiliently or flexibly-attached tools
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、正逆転ロータリに関し、逆転耕耘時
の消費馬力を軽減すると共に、耕耘爪の回転方向
の幅を小さくすることを目的とする。
の消費馬力を軽減すると共に、耕耘爪の回転方向
の幅を小さくすることを目的とする。
正逆転可能な爪軸に、回転方向両側に正転用刃
部と逆転用刃部とを有する正逆転兼用の耕耘爪を
設け、圃場条件等に応じて爪軸を正逆転させて正
転耕耘(ダウンカツトと逆転耕耘(アツプカツ
ト)とを選択的に行ない得るようにした正逆転ロ
ータリが実公昭41−1925号公報において既に提案
されている。しかし、従来の耕耘爪は、正逆転用
刃部の刃縁曲線が同一の対称形状であり、刃部上
の任意の点における切込角が同一となつていたの
で、耕耘中の消費馬力は逆転耕耘時が正転耕耘時
に比較して大となり、この大小関係は顕著であつ
た。即ち、正転耕耘時には耕耘土塊を後方に放て
きするのに対し、逆転耕耘時には耕耘した土が耕
耘爪の回転に伴なつて爪軸の前方側から上方側へ
と持上げられた後、後方へと放てきされることに
なり、耕耘爪と土とが干渉する区間が長くなる
が、従来は刃縁曲線が同一であるため、その干渉
する区間が長くなる分だけ消費馬力が増大する欠
点があつた。因みに正逆転ロータリにおいて、逆
転耕耘時の爪軸回転数を169〜171r・p・m程度
とし、正転耕耘時の爪軸回転数を179r・p・m程
度として、実耕耘ピツチに対するトラクタの
PTO軸の平均所要動力を測定した処、第1図に
示す如く正転耕耘時イに比較して逆転耕耘時ロの
消費馬力が遥かに大であるという結果が得られ
た。
部と逆転用刃部とを有する正逆転兼用の耕耘爪を
設け、圃場条件等に応じて爪軸を正逆転させて正
転耕耘(ダウンカツトと逆転耕耘(アツプカツ
ト)とを選択的に行ない得るようにした正逆転ロ
ータリが実公昭41−1925号公報において既に提案
されている。しかし、従来の耕耘爪は、正逆転用
刃部の刃縁曲線が同一の対称形状であり、刃部上
の任意の点における切込角が同一となつていたの
で、耕耘中の消費馬力は逆転耕耘時が正転耕耘時
に比較して大となり、この大小関係は顕著であつ
た。即ち、正転耕耘時には耕耘土塊を後方に放て
きするのに対し、逆転耕耘時には耕耘した土が耕
耘爪の回転に伴なつて爪軸の前方側から上方側へ
と持上げられた後、後方へと放てきされることに
なり、耕耘爪と土とが干渉する区間が長くなる
が、従来は刃縁曲線が同一であるため、その干渉
する区間が長くなる分だけ消費馬力が増大する欠
点があつた。因みに正逆転ロータリにおいて、逆
転耕耘時の爪軸回転数を169〜171r・p・m程度
とし、正転耕耘時の爪軸回転数を179r・p・m程
度として、実耕耘ピツチに対するトラクタの
PTO軸の平均所要動力を測定した処、第1図に
示す如く正転耕耘時イに比較して逆転耕耘時ロの
消費馬力が遥かに大であるという結果が得られ
た。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、耕
耘爪の正逆転用刃部の形状を非対称とし、刃縁曲
線を異ならしめることによつて、逆転耕耘時の消
費馬力を軽減すると同時に、耕耘爪の幅も小さく
できるようにしたものてあつて、ぜの特徴とする
処は、正逆転可能な爪軸に、回転方向両側に正転
用刃部と逆転用刃部とを有する耕耘爪を設けた正
逆転ロータリにおいて、耕耘爪が回転方向後方側
に傾斜する正転耕耘姿勢と逆転耕耘姿勢とに姿勢
変更するように耕耘爪を爪軸に対して揺動自在に
取付けると共に、逆転用刃部の刃縁曲線を正転用
刃部の刃縁曲線よりも立たせた点にある。
耘爪の正逆転用刃部の形状を非対称とし、刃縁曲
線を異ならしめることによつて、逆転耕耘時の消
費馬力を軽減すると同時に、耕耘爪の幅も小さく
できるようにしたものてあつて、ぜの特徴とする
処は、正逆転可能な爪軸に、回転方向両側に正転
用刃部と逆転用刃部とを有する耕耘爪を設けた正
逆転ロータリにおいて、耕耘爪が回転方向後方側
に傾斜する正転耕耘姿勢と逆転耕耘姿勢とに姿勢
変更するように耕耘爪を爪軸に対して揺動自在に
取付けると共に、逆転用刃部の刃縁曲線を正転用
刃部の刃縁曲線よりも立たせた点にある。
以下、図示の実施例について本発明を詳述する
と、第2図はトラクタ装着型の正逆転ロータリを
例示する。第2図において、1はロータリ機体
で、入力用ギヤーケース2、サポートアーム3、
チエーンケース4、サイドフレーム5等から成
り、トラクタの後方に三点リンク機構6を介して
昇降自在に装着されている。7はロータリ耕耘部
で、チエーンケース4とサイドフレーム5との下
端部間に回転自在に支持された爪軸8と、この爪
軸8に固定の取付ブラケツト9に取付けられた多
数の耕耘爪10とから成り、その爪軸8はギヤー
ケース2の入力軸11及び正逆転切換機構、サポ
ートアーム3内の伝動軸12、チエーンケース4
内のチエーン伝動機構等を介して、トラクタの
PTO軸により正逆転方向に切換駆動される。1
3はロータリ耕耘部7を覆うロータリカバーで、
主カバー14、後部カバー15、前側部カバー1
6及び後側部カバー17から成る。18は櫛歯状
のレーキ、19は後部カバー15を下方に弾下す
る弾下機構である。20は左右一対のケージ輪
で、支持杆21を介してロータリ機体1に上下調
整自在に取付けられている。
と、第2図はトラクタ装着型の正逆転ロータリを
例示する。第2図において、1はロータリ機体
で、入力用ギヤーケース2、サポートアーム3、
チエーンケース4、サイドフレーム5等から成
り、トラクタの後方に三点リンク機構6を介して
昇降自在に装着されている。7はロータリ耕耘部
で、チエーンケース4とサイドフレーム5との下
端部間に回転自在に支持された爪軸8と、この爪
軸8に固定の取付ブラケツト9に取付けられた多
数の耕耘爪10とから成り、その爪軸8はギヤー
ケース2の入力軸11及び正逆転切換機構、サポ
ートアーム3内の伝動軸12、チエーンケース4
内のチエーン伝動機構等を介して、トラクタの
PTO軸により正逆転方向に切換駆動される。1
3はロータリ耕耘部7を覆うロータリカバーで、
主カバー14、後部カバー15、前側部カバー1
6及び後側部カバー17から成る。18は櫛歯状
のレーキ、19は後部カバー15を下方に弾下す
る弾下機構である。20は左右一対のケージ輪
で、支持杆21を介してロータリ機体1に上下調
整自在に取付けられている。
取付ブラケツト9は第3図及び第4図に示すよ
うに左右一対のブラケツト体22,23を有し、
その両者ブラケツト体22,23間にストツパー
部24,25を設けて成り、その一対のブラケツ
ト体22,23間には耕耘爪10の基部側の取付
基部が挿入されている。一方のブラケツト体23
には鍔付きカラー26の鍔部27が嵌合する小判
状の嵌合孔28が形成され、またカラー26は耕
耘爪10を貫通して他方のブラケツト体22の内
に嵌合し、かつ該カラー26は鍔部27側から挿
入されたボルト29と、これに螺合するナツト3
0とにより他方のブラケツト体22に締結合され
ている。鍔付きカラー26の鍔部27と耕耘爪1
0との間には廻止め板31と皿バネ32が介在さ
れており、この皿バネ32は後述する如く回転時
の遠心力で耕耘爪10が揺動しない程度のトルク
で以つて耕耘爪10を弾性的に保持する。廻止め
板31は嵌合孔28に合せた小判状であつて、こ
れには第5図及び第6図の如く係合爪33が形成
されており、その係合爪33は嵌合孔28に形成
された係合溝34に係合せしめられている。従つ
てブラケツト体23が倒れた時でも、廻止め板3
1が耕耘爪10の揺動と連れ廻り状態となること
はない。耕耘爪10は一対のブラケツト体22,
23に挾まれる取付基部35と、回転方向両側に
形成された正転用刃部36及び逆転用刃部37
と、先端側に屈曲形成された掬い部38′とを有
し、これらによつて取囲まれる中央部に孔部1
0′が形成されている。そして、この耕耘爪10
は逆転用刃部36の刃縁曲線を正転用刃部37の
刃縁曲線よりも立たせた非対称に構成されてい
る。
うに左右一対のブラケツト体22,23を有し、
その両者ブラケツト体22,23間にストツパー
部24,25を設けて成り、その一対のブラケツ
ト体22,23間には耕耘爪10の基部側の取付
基部が挿入されている。一方のブラケツト体23
には鍔付きカラー26の鍔部27が嵌合する小判
状の嵌合孔28が形成され、またカラー26は耕
耘爪10を貫通して他方のブラケツト体22の内
に嵌合し、かつ該カラー26は鍔部27側から挿
入されたボルト29と、これに螺合するナツト3
0とにより他方のブラケツト体22に締結合され
ている。鍔付きカラー26の鍔部27と耕耘爪1
0との間には廻止め板31と皿バネ32が介在さ
れており、この皿バネ32は後述する如く回転時
の遠心力で耕耘爪10が揺動しない程度のトルク
で以つて耕耘爪10を弾性的に保持する。廻止め
板31は嵌合孔28に合せた小判状であつて、こ
れには第5図及び第6図の如く係合爪33が形成
されており、その係合爪33は嵌合孔28に形成
された係合溝34に係合せしめられている。従つ
てブラケツト体23が倒れた時でも、廻止め板3
1が耕耘爪10の揺動と連れ廻り状態となること
はない。耕耘爪10は一対のブラケツト体22,
23に挾まれる取付基部35と、回転方向両側に
形成された正転用刃部36及び逆転用刃部37
と、先端側に屈曲形成された掬い部38′とを有
し、これらによつて取囲まれる中央部に孔部1
0′が形成されている。そして、この耕耘爪10
は逆転用刃部36の刃縁曲線を正転用刃部37の
刃縁曲線よりも立たせた非対称に構成されてい
る。
また取付基部35には各ストツパー部24,2
5に対向して接当部38,39が形成されてお
り、正転耕耘時には第7図の如く接当部38がス
トツパー部24に接当して正転耕耘姿勢Dに、逆
転耕耘時には第3図の如く接当部39がストツパ
ー部25に接当して逆転耕耘姿勢Uに夫々耕耘爪
10を姿勢保持可能である。正転耕耘姿勢D及び
逆転耕耘姿勢Uは、先端の掬い部38側が取付基
部35側よりも回転方向後方側となるように耕耘
爪10を傾斜させた姿勢であつて、耕耘爪10は
この両者姿勢D,U間でカラー26廻りに姿勢変
更可能に皿バネ32により弾性保持されている。
5に対向して接当部38,39が形成されてお
り、正転耕耘時には第7図の如く接当部38がス
トツパー部24に接当して正転耕耘姿勢Dに、逆
転耕耘時には第3図の如く接当部39がストツパ
ー部25に接当して逆転耕耘姿勢Uに夫々耕耘爪
10を姿勢保持可能である。正転耕耘姿勢D及び
逆転耕耘姿勢Uは、先端の掬い部38側が取付基
部35側よりも回転方向後方側となるように耕耘
爪10を傾斜させた姿勢であつて、耕耘爪10は
この両者姿勢D,U間でカラー26廻りに姿勢変
更可能に皿バネ32により弾性保持されている。
次に上記構成の正逆転ロータリにおける作用効
果を説明する。爪軸8は正逆転切換機構により正
逆転可能であり、この爪軸8の正逆転によつて正
転耕耘(a矢示方向)と逆転耕耘(b矢示方向)
を選択的に行なうことができる。第2図は耕耘爪
10を逆転耕耘姿勢Uにした逆転耕耘時の状態を
示し、この時には爪軸8がb矢示方向に回転する
ため、耕耘爪10の逆転用刃部37が土中に喰込
んで圃場を耕耘し、その耕耘土は耕耘爪10の回
転に伴なつて雑草等と共にb矢示方向へと運ば
れ、主カバー14に沿つて後方へと送られて行
く。そして、耕耘土の内、大きな土塊は雑草等と
共にレーキ18によつて篩分けられて、このレー
キ18の前側に落下し、細かく砕土された土がレ
ーキ18を通過して下方に落下するので、表層細
砕土と下層の大土塊とに分離でき、かつ雑草等も
大土塊と共に下層に埋込むことができる。
果を説明する。爪軸8は正逆転切換機構により正
逆転可能であり、この爪軸8の正逆転によつて正
転耕耘(a矢示方向)と逆転耕耘(b矢示方向)
を選択的に行なうことができる。第2図は耕耘爪
10を逆転耕耘姿勢Uにした逆転耕耘時の状態を
示し、この時には爪軸8がb矢示方向に回転する
ため、耕耘爪10の逆転用刃部37が土中に喰込
んで圃場を耕耘し、その耕耘土は耕耘爪10の回
転に伴なつて雑草等と共にb矢示方向へと運ば
れ、主カバー14に沿つて後方へと送られて行
く。そして、耕耘土の内、大きな土塊は雑草等と
共にレーキ18によつて篩分けられて、このレー
キ18の前側に落下し、細かく砕土された土がレ
ーキ18を通過して下方に落下するので、表層細
砕土と下層の大土塊とに分離でき、かつ雑草等も
大土塊と共に下層に埋込むことができる。
正転耕耘時には爪軸8がa矢示方向に回転する
ため、耕耘爪10の正転用刃部36が耕耘用とし
て作用する。
ため、耕耘爪10の正転用刃部36が耕耘用とし
て作用する。
斯かる正逆転耕耘時において、第8図に示す如
くe−e′なる刃縁曲線を持つ刃部37が圃場の地
面と接触する点をAとすると、その刃部37の地
面に対する力はPとなり、またその反作用による
切削抵抗の力はP′となる。刃縁曲線上のA点での
接線をo−o′とすると、∠γは切込角と呼ばれ、
∠αは排絡角と呼ばれており、この両者は第8図
からも明らかなように切込角γが大きくなれば排
絡角αが小さくなり、逆に切込角γが小さくなれ
ば排絡角αが大きくなる関係にある。
くe−e′なる刃縁曲線を持つ刃部37が圃場の地
面と接触する点をAとすると、その刃部37の地
面に対する力はPとなり、またその反作用による
切削抵抗の力はP′となる。刃縁曲線上のA点での
接線をo−o′とすると、∠γは切込角と呼ばれ、
∠αは排絡角と呼ばれており、この両者は第8図
からも明らかなように切込角γが大きくなれば排
絡角αが小さくなり、逆に切込角γが小さくなれ
ば排絡角αが大きくなる関係にある。
一方、耕耘爪10の切込角γによる負荷特性
は、第9図に示す如く或る範囲内では、切込角γ
が大きくなると、全耕耘トルクToが小さくなる
関係にある。従つて、これから排絡角αを小さく
すれば耕耘トルクを小さくできることが判る。
は、第9図に示す如く或る範囲内では、切込角γ
が大きくなると、全耕耘トルクToが小さくなる
関係にある。従つて、これから排絡角αを小さく
すれば耕耘トルクを小さくできることが判る。
そこで本発明に係る耕耘爪10は、逆転用刃部
37の刃縁曲線を正転用刃部36のそれよりも立
たせた非対称形状に構成し、逆転用刃部37の排
絡角α37を正転用刃部36の排絡角α36よりも小さ
くしており、従つて逆転耕耘時の消費馬力をそれ
だけ軽減でき、正転耕耘時と逆転耕耘時との消費
馬力を同等程度に抑えることが可能である。
37の刃縁曲線を正転用刃部36のそれよりも立
たせた非対称形状に構成し、逆転用刃部37の排
絡角α37を正転用刃部36の排絡角α36よりも小さ
くしており、従つて逆転耕耘時の消費馬力をそれ
だけ軽減でき、正転耕耘時と逆転耕耘時との消費
馬力を同等程度に抑えることが可能である。
この場合、耕耘爪10の各刃部36,37が爪
軸中心から半径150〜280mm程度の範囲にわたるも
ので、その半径Rに対する排絡角αの関係が第9
図の如き値となる刃縁曲線とすれば、半径180mm
以上の部分に耕深を設定する必要がある。なお第
10図中、ハは正転用刃部36、ニは逆転用刃部
37の曲線を夫々示す。
軸中心から半径150〜280mm程度の範囲にわたるも
ので、その半径Rに対する排絡角αの関係が第9
図の如き値となる刃縁曲線とすれば、半径180mm
以上の部分に耕深を設定する必要がある。なお第
10図中、ハは正転用刃部36、ニは逆転用刃部
37の曲線を夫々示す。
また耕耘爪10は正転耕耘姿勢Dと逆転耕耘姿
勢Uとに揺動するようにしているので、前述の如
き刃縁曲線であるにも拘らず、耕耘爪10の回転
方向の幅を小さくできる。
勢Uとに揺動するようにしているので、前述の如
き刃縁曲線であるにも拘らず、耕耘爪10の回転
方向の幅を小さくできる。
本発明によれば、逆転用刃部の刃縁曲線を正転
用刃部のそれよりも立たせた形状にしているの
で、逆転耕耘時の消費馬力を従来よりも軽減で
き、しかも、耕耘爪は正転耕耘姿勢と逆転耕耘姿
勢とに揺動するようにしているので、前述の如き
刃縁曲線であるにも拘らず、耕耘爪の回転方向の
幅を小さくできる利点があり、その実用的価値は
極めて大である。
用刃部のそれよりも立たせた形状にしているの
で、逆転耕耘時の消費馬力を従来よりも軽減で
き、しかも、耕耘爪は正転耕耘姿勢と逆転耕耘姿
勢とに揺動するようにしているので、前述の如き
刃縁曲線であるにも拘らず、耕耘爪の回転方向の
幅を小さくできる利点があり、その実用的価値は
極めて大である。
第1図は消費馬力の特性図、第2図乃至第10
図は本発明の一実施例を例示し、第2図は断面側
面図、第3図は逆転耕耘時の要部の側面図、第4
図はその断面図、第5図は取付ブラケツトの側面
図、第6図は廻止め板の側面図、第7図は正転耕
耘時の要部の側面図、第8図は説明図、第9図は
負荷特性図、第10図は半径と排絡角の関係を示
す図である。 1……ロータリ機枠、7……ロータリ耕耘部、
8……爪軸、10……耕耘爪、36……正転用刃
部、37……逆転用刃部。
図は本発明の一実施例を例示し、第2図は断面側
面図、第3図は逆転耕耘時の要部の側面図、第4
図はその断面図、第5図は取付ブラケツトの側面
図、第6図は廻止め板の側面図、第7図は正転耕
耘時の要部の側面図、第8図は説明図、第9図は
負荷特性図、第10図は半径と排絡角の関係を示
す図である。 1……ロータリ機枠、7……ロータリ耕耘部、
8……爪軸、10……耕耘爪、36……正転用刃
部、37……逆転用刃部。
Claims (1)
- 1 正逆転可能な爪軸に、回転方向両側に正転用
刃部と逆転用刃部とを有する耕耘爪を設けた正逆
転ロータリにおいて、耕耘爪が回転方向後方側に
傾斜する正転耕耘姿勢と逆転耕耘姿勢とに姿勢変
更するように耕耘爪を爪軸に対して揺動自在に取
付けると共に、逆転用刃部の刃縁曲線を正転用刃
部の刃縁曲線よりも立たせたことを特徴とする正
逆転ロータリ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58147342A JPS6037901A (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | 正逆転ロ−タリ |
KR1019840004685A KR880000778B1 (ko) | 1983-08-11 | 1984-08-07 | 정역전 로우터리 경운장치 |
FR8412573A FR2550413B1 (fr) | 1983-08-11 | 1984-08-08 | Cultivateur rotatif reversible |
IT48707/84A IT1178399B (it) | 1983-08-11 | 1984-08-08 | Apparecchio di coltivazione rotante in modo reversibile |
US06/639,014 US4615395A (en) | 1983-08-11 | 1984-08-09 | Reversible rotary cultivating apparatus |
AT2594/84A AT393430B (de) | 1983-08-11 | 1984-08-10 | Umkehrbar bzw. gegenlaeufig rotierende bodenbearbeitungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58147342A JPS6037901A (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | 正逆転ロ−タリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6037901A JPS6037901A (ja) | 1985-02-27 |
JPH038721B2 true JPH038721B2 (ja) | 1991-02-06 |
Family
ID=15428011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58147342A Granted JPS6037901A (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | 正逆転ロ−タリ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4615395A (ja) |
JP (1) | JPS6037901A (ja) |
KR (1) | KR880000778B1 (ja) |
AT (1) | AT393430B (ja) |
FR (1) | FR2550413B1 (ja) |
IT (1) | IT1178399B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4706761A (en) * | 1985-01-31 | 1987-11-17 | Roper Corporation | Tilling machine with pivotal bi-directional operative tines |
JPS62118804A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-05-30 | 小橋工業株式会社 | 耕うん草刈り装置 |
DE4407894C1 (de) * | 1994-03-10 | 1995-04-20 | Lobbe Xenex Gmbh | Bodenbearbeitungsgerät |
US5577375A (en) * | 1995-03-30 | 1996-11-26 | Tillison, Sr.; Andrew T. | Lawn de-thatcher |
US6467550B1 (en) | 1999-12-22 | 2002-10-22 | Mto Products Inc | Hydraulic tiller assembly |
US6926092B2 (en) * | 2003-03-21 | 2005-08-09 | Mtd Products Inc. | Hydraulic tiller assembly |
ES2308922B1 (es) * | 2007-05-17 | 2009-07-24 | Juan Miguel Mayordomo Vicente | Sistema de publicidad estatica para todo tipo de superficies de cesped. |
US8434563B2 (en) * | 2010-02-26 | 2013-05-07 | Schiller Grounds Care, Inc. | Device for cultivating soil or brushing debris |
KR20170037472A (ko) | 2015-09-25 | 2017-04-04 | 동성물산주식회사 | 밀착포용 이형지 분단장치 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2990667A (en) * | 1959-08-11 | 1961-07-04 | Sperry Rand Corp | Forage harvester |
US3093951A (en) * | 1959-12-07 | 1963-06-18 | Int Harvester Co | Multiple knife assembly for forage choppers |
NL6614376A (ja) * | 1966-10-13 | 1968-04-16 | ||
US3422611A (en) * | 1965-07-01 | 1969-01-21 | Int Harvester Co | Cutter assembly and blade construction therefor |
FR2242149B2 (ja) * | 1973-09-05 | 1977-05-13 | Carre Francois | |
FR2247146A1 (en) * | 1973-10-12 | 1975-05-09 | Roger Ets | Rotary hoe with three projecting blades - curved leading edges of blades tangentially meet rolling ground contact circle |
DE2551857C3 (de) * | 1974-04-18 | 1980-11-13 | Josef Willibald, Maschinenfabrik, 7771 Frickingen | Landwirtschaftliches Bodenbearbeitungsgerät |
FR2241232A1 (en) * | 1974-07-10 | 1975-03-21 | Gronbergs Gjuteri & Kvarnfab | Device for straw choppers with pivoting knives - has knives fitted around a rubber or plastic support sleeve |
US4492271A (en) * | 1982-07-12 | 1985-01-08 | Brinly-Hardy Co., Inc. | Tine tiller with tines and wheels each rotatable in either direction |
-
1983
- 1983-08-11 JP JP58147342A patent/JPS6037901A/ja active Granted
-
1984
- 1984-08-07 KR KR1019840004685A patent/KR880000778B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1984-08-08 IT IT48707/84A patent/IT1178399B/it active
- 1984-08-08 FR FR8412573A patent/FR2550413B1/fr not_active Expired
- 1984-08-09 US US06/639,014 patent/US4615395A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-08-10 AT AT2594/84A patent/AT393430B/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6037901A (ja) | 1985-02-27 |
IT1178399B (it) | 1987-09-09 |
KR880000778B1 (ko) | 1988-05-09 |
US4615395A (en) | 1986-10-07 |
ATA259484A (de) | 1991-04-15 |
KR850001660A (ko) | 1985-04-01 |
IT8448707A0 (it) | 1984-08-08 |
IT8448707A1 (it) | 1986-02-08 |
FR2550413B1 (fr) | 1988-04-29 |
AT393430B (de) | 1991-10-25 |
FR2550413A1 (fr) | 1985-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH038721B2 (ja) | ||
US4611669A (en) | Tine assembly | |
JPH0458284B2 (ja) | ||
JPH0240722Y2 (ja) | ||
JPH0117125Y2 (ja) | ||
JPH0115282Y2 (ja) | ||
JPS6325923Y2 (ja) | ||
JPS6239607Y2 (ja) | ||
JPH0115281Y2 (ja) | ||
JPH0238568Y2 (ja) | ||
JPH0238565Y2 (ja) | ||
JPS6238482Y2 (ja) | ||
JPH0433685Y2 (ja) | ||
JPH0119601Y2 (ja) | ||
JPH0454721Y2 (ja) | ||
JPS6225902A (ja) | 正逆転ロ−タリの耕耘爪構造 | |
JPH0238564Y2 (ja) | ||
JPH0433686Y2 (ja) | ||
JPH06505869A (ja) | 改良された耕耘機 | |
JPH0238566Y2 (ja) | ||
JPS6239604Y2 (ja) | ||
JPS6250081B2 (ja) | ||
JPS61231902A (ja) | 正・逆転ロ−タリ−耕耘装置 | |
JPS645442Y2 (ja) | ||
JPH0432009Y2 (ja) |