JPH0454721Y2 - - Google Patents

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JPH0454721Y2
JPH0454721Y2 JP15589085U JP15589085U JPH0454721Y2 JP H0454721 Y2 JPH0454721 Y2 JP H0454721Y2 JP 15589085 U JP15589085 U JP 15589085U JP 15589085 U JP15589085 U JP 15589085U JP H0454721 Y2 JPH0454721 Y2 JP H0454721Y2
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guide plate
soil
disc
clod
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、所定間隔で並列する複数デイスクを
具備した左右のデイスクロータを平面視で後開き
ハ字状に装設し、デイスクによつて切取る土塊を
内方に反転させて内盛り状に耕起する構成のデイ
スクロータリ耕耘機に係り、耕起土塊の反転が、
確実に安定よく行われるようにする装置に関す
る。
(ロ) 従来の技術 複数デイスクを並列に具備した左右のデイスク
ロータを、平面視で後開きハ字状となるようにし
て装設するデイスクロータリ耕耘機は、特開昭59
−224602号公報や実開昭60−67003号公報などに
みられるように、すでに知られているところであ
り、このようなデイスクロータリ耕耘機において
は、所定の傾き角で装設される各デイスクが、回
転しつつ前進するに伴つて土中に食込んで土壌を
切取り、切取り土塊をそのままデイスク内面につ
けて誘導して内方に反転させながら後方に排出す
るのであつて、耕起反転される土塊群は、内方の
土塊に順次外側の土塊が被せ掛けられる状態とな
るのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところで、デイスクロータリ耕耘機における耕
起土塊の反転機能は、草や藁などが存在している
圃場で、それらを確実に埋め込むために特に良好
に発揮されなければならないのであるけれども、
従来のものはいずれも、所定の角度に傾斜するデ
イスク自体で土塊を反転させるだけであつたの
で、土塊の反転側に埋め込まれる草や藁によつて
もたらされる力により、土塊がデイスクから離れ
るとともに元の方向に戻されることになり易く、
ことにデイスクロータの外端デイスクによる土塊
にその現象が顕著にあらわれて、反転土盛り具
合、草などの埋め込みが悪くなる問題がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上述の問題をなくすため、本考案では、平面視
ハ字状にして装設されるデイスクロータの後方に
設置される左右一対のゲージホイルの内側部位に
それぞれガイド板を配置して設け、それぞれのガ
イド板が、デイスクロータの外端デイスクによつ
て切取り反転される土塊に摺接して反転付勢し、
その土塊を反転安定状態に落ちつかせるようにし
て構成している。
(ホ) 実施例 以下、本考案による装置の具体例を、図面にも
とづいて説明する。
第1図は本考案装置によるデイスクロータリ耕
耘機の側面図、第2図は同耕耘機の左半部を示す
平面概略図である。
図中の1は、走行操縦形に構成される走行車体
であり、その走行ミツションケース2下部の車軸
3,3には駆動車輪4,4が装着され、走行ミツ
ションケース後背部にはヒツチ5が設けられ、さ
らに上部から後方にむけて操縦ハンドル(図示省
略)を延設して構成される。
デイスクロータリ耕耘機6は、その横幅の中央
部に位置する伝動ケース7の上部前面に構成され
る取付部を前記ヒツチ5に連結固定することによ
つて走行車体1に装されるのであり、伝動ケース
7の下端部には、機体中心線(P−P)に対して
直交する水平横軸の出力軸8を支承設置して、そ
の出力軸を図示省略の伝動機構によつて動力断続
自在に駆動できるようにして構成される。
また、伝動ケース7の上部寄り後背部から後方
にはビーム9が延設され、そのビーム9から左右
両側に耕耘カバー10が張り出し装設され、これ
らの伝動ケース7、ビーム9、耕耘カバー10な
どによつて耕耘機枠体Fが構成される。
耕耘機枠体Fの後尾部分には、ゲージホイル1
1,11を支持するための昇降支持部12が設け
られるが、該支持部12は、昇降調節筒13およ
び回り止め杆14の下端に横枠15を装設して、
その横枠15の両端に支持アームをそれぞれ左右
位置変更調節自在に装し、各支持アームの垂下支
持アーム16,16下端部に装設される支軸1
7,17に、前記のゲージホイル11,11をそ
れぞれ遊転状態に支承するようにして構成され
る。
また、出力軸8の左右突出部には、耕耘爪18
を植設した爪軸筒が嵌着されて爪ロータ19が構
成され、各爪軸筒嵌着部よりも外方の出力軸8両
端部には、防護カバー20に収容される状態で屈
曲継手部が装設される。
各屈曲継手部の外端には、デイスクロータ2
1,21における駆動軸22,22の内端部が連
結固定されるが、各デイスクロータ21,21は
前記駆動軸22,22に皿状円板のデイスク2
3,24複数個を所定間隔で並列嵌着して構成さ
れる。
そして、それぞれのデイスクロータ21,21
は、前記屈曲継手部で屈曲し平面視において出力
軸8の軸心に対し傾き角Qをもつて斜め後外方に
傾斜し、左右デイスクロータ全体では、平面視後
開きハ字状となるように構成されるのであり、後
外方に傾斜させられた各デイスクロータの外端部
は、駆動軸22,22外端部に取付けられた軸受
体25,25を、それぞれ耕耘機枠体Fから垂設
する支持板26,26に取付けることによつて支
持させられる。
さらに、昇降支持部12によつて支持される各
ゲージホイル11,11の内方部位には、つぎの
ような構成で、ガイド板27,27がそれぞれ装
設される。
各ガイド板27は、前記デイスクロータ21に
おける外端デイスク23によつて切取り反転させ
られる土塊aに接当してその土塊aを内側方向に
一層反転付勢することができる彎曲形状になさ
れ、ガイド板の前方端部は、外端デイスク23の
後部に接近して臨み、後部はゲージホイル11の
後端から出張らないか、又は、出張つてもその張
り出し度は僅かとなるようにして構成される。
そして、この構成のガイド板27は、背面部か
ら外側上方に延出する取付腕28を、前記垂下支
持アーム16に上下摺動固定自在に嵌装し、さら
に外側の垂下壁部27aを、ゲージホイル11の
支軸17内端部に遊転状態に装される保持体29
に接合させて、該保持体29に設けられたボルト
30,30を垂下壁部27aに穿設した上下方向
の長孔31,31にそれぞれ挿通して上下位置変
更調節自在に固定できるようにすることによつて
取付けられるのである。
なお、各ガイド板、その取付腕などは、通常の
場合には鉄板等の剛体材で形成されるのである
が、場合によつてはガイド板全体、あるいはその
一部、又は取付腕などを弾性変形する部材(可撓
材)で形成してもよく、そのように形成する場合
は、土塊aへの接当追動性がよくなる。
実施例のデイスクロータリ耕耘機6では、走行
車体1を前進させながら、出力軸8を回転させれ
ば、これによつて爪ロータ19、デイスクロータ
21,21が回転しながら前進することとなり、
爪ロータ19は伝動ケース7の位置する耕幅中央
部を残耕のないように耕起し、その耕起部分の外
側に隣接し位置するデイスク24は、耕起作用幅
の土壌を切り取り内方向きに反転して爪ロータに
よる耕土の両側に被せかけるように耕起し、更
に、外端デイスク23も、前記と同様に外側部の
土壌を切り取り反転して、前記反転土塊のさらに
外側に土塊aを被せかけるのであり、全体として
は内盛りの畦状態となつて、土塊の反転により草
や藁などは埋め込まれる状態となるのである。
しかして、上述のような耕起が行われるとき、
圃場面に多くの草や切藁が存在していると、それ
らによつて特に外端デイスクでの反転土塊aが元
の方向に戻され易くなるのであるけれども、これ
は外端デイスク23の後方に連続する状態で位置
するガイド板27が土塊aに接当して復帰方向へ
の移動を阻止しながら反転助勢することによつて
防止されて、安定した被せかかり状態に落ちつか
されることになるのである(第5図参照)。
なお、乾湿田の異なりや、土質の異なりなどに
よつて、土塊の盛り高さが変るが、その異なりに
対しては、垂下支持アーム16への取付腕28の
取付位置ならびに垂下壁部27aの長孔31,3
1部での調節操作によつてガイド板27位置を変
え、常に的確に作用させることができるのであ
る。
(ト) 考案の効果 以上の説明で明らかであるように、本考案は、
伝動ケース7の出力軸左右突出部に連設する左右
のデイスクロータ21,21を平面視で後開きハ
字状となるようにして装設し、そのデイスクロー
タ21,21の後方部には左右一対のゲージホイ
ル11,11を設置して構成するデイスクロータ
リ耕耘機において、各ゲージホイル11の内側部
位には、デイスクロータの外端デイスク23によ
つて切取り反転される土塊aに摺接して反転付勢
するガイド板27を配置して構成したから、つぎ
のような利点がある。
外端デイスク23の土塊a排出部に連続する
状態でガイド板27が位置し、前記土塊aを引
き続き反転方向に押しやるようにするから、土
塊aの流れが円滑に行われるように保たれなが
ら反転作用が確実に行われることとなつて、草
や藁などが多く存在する圃場でも切取り土塊を
確実に反転させて、その反転土塊を安定状態に
落ち付かせることができ、草などの埋め込み
性、畦盛り性のよい耕耘が実施できる。
ガイド板27を、ゲージホイルの支軸17部
ならびに支軸を支承する垂下支持アーム16を
利用して取付ける場合は、特別に取付部を設け
る必要がなくなつて構造が簡潔となるにかかわ
らず、その支持は2点支持で強固に行われ耐久
性がよい。
また、前記ガイド板27又はその取付腕28
を可繞体にして形成する場合には、土塊aへの
接当追従性がよくなつて、土塊の反転助勢作用
が一層向上し、デイスクロータリ耕耘機が歩行
操縦形の走行車体装着用に構成される場合で
も、ハンドルによる操向操作荷重を軽減できて
操縦性よくできる。
更に、ガイド板27の後端部が、ゲージホイ
ル11の後端から出張らないようにするかある
いは出張り度僅小となるようにして設ける場合
は、ガイド板全体の外側部がゲージホイルによ
つて保護されて安全となるし、前後長もいたず
らに長くならなくてコンパクトとなり、歩行追
従形の走行車体に実施されてもオペレータの爪
先寸法を広くして操縦性優利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるデイスクロータリ耕耘機
の全体側面図、第2図は同耕耘機の左半部の平面
概略図、第3図は要部の拡大断面図、第4図は第
3図のA矢視図、第5図は本考案の作用状態を示
す背面説明図である。 7……伝動ケース、8……出力軸、11……ゲ
ージホイル、12……昇降支持部、16……垂下
支持アーム、17……ゲージホイルの支軸、21
……デイスクロータ、22……駆動軸、23……
外端デイスク、24……デイスク、27……ガイ
ド板、28……取付腕、a……土塊、F……耕耘
機枠体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 伝動ケース7下端部に軸支される出力軸8の
    左右突出部に、駆動軸22,22に複数のデイ
    スク23,24を並設したデイスクロータ2
    1,21をそれぞれ屈曲継手部を介して平面視
    後開きハ字状に連結して装設し、耕耘機枠体F
    の後尾部には昇降支持部12によつて左右一対
    のゲージホイル11,11を設置して構成する
    デイスクロータリ耕耘機において、前記各ゲー
    ジホイル11の内側部位には、各デイスクロー
    タ21の外端デイスク23によつて切取反転さ
    れる土塊aに摺接して反転付勢するガイド板2
    7をそれぞれ配設して構成したことを特徴とす
    るデイスクロータリ耕耘機の土塊反転助勢装
    置。 2 各ガイド板27が、前記昇降支持部12の垂
    下支持アーム16部に装される取付腕28と、
    ゲージホイルの支軸17部とによつて保持され
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1)項記載のデイスクロータリ耕耘機の土
    塊反転助勢装置。 3 ガイド板27又は、そのガイド板を保持する
    取付腕28などが可撓体で形成されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1)項
    若しくは第2)項記載のデイスクロータリ耕耘
    機の土塊反転助勢装置。 4 ガイド板27の後端が、ゲージホイル11の
    後端から出張らないか、又は出張り度僅小とな
    るようにして構成されていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1)項若しくは第
    2)項、又は、第3項記載のデイスクロータリ
    耕耘機の土塊反転助勢装置。
JP15589085U 1985-10-12 1985-10-12 Expired JPH0454721Y2 (ja)

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