JPH052962Y2 - - Google Patents

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JPH052962Y2
JPH052962Y2 JP1985086052U JP8605285U JPH052962Y2 JP H052962 Y2 JPH052962 Y2 JP H052962Y2 JP 1985086052 U JP1985086052 U JP 1985086052U JP 8605285 U JP8605285 U JP 8605285U JP H052962 Y2 JPH052962 Y2 JP H052962Y2
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support
shaft
supports
disc
supporting
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、伝動ケースから突出する伝動軸に屈
曲継手を介してデイスクロータを連結し、そのデ
イスクロータを平面視で後方に傾斜させて外端部
を耕耘部枠体の支持体に支持させる構成のデイス
クロータリ耕耘部に係り、特に、前記デイスクロ
ータの外端部を支持する構造の改良に関する。
(ロ) 従来の技術 上記のような構成のデイスクロータリ耕耘部
は、例えば実開昭60−28803号公報にもみられる
ように、すでに提案されている処であるが、従来
のものは、複数のデイスクを駆動軸に並列設置し
て構成したデイスクロータの外端部を支承する
に、伝動ケースに固定された基枠から左右に支持
腕を延設して、支持腕の延設端部から垂下する支
持板にデイスクロータ外端部を位置不変に取付け
支持させ、デイスクロータの傾斜角度調節は、前
記した支持腕の延出角度を調整することによつて
行えるようにしている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 したがつて、従来のものでは耕耘部カバーとは
別構成で、基枠、支持腕、支持板等からなる支持
枠を設けねばならないので装置全体が大型化する
難点があり、大型の支持枠を要すにかかわらず、
その支持枠は角度調整のために可動枠とされるか
ら支持固定が不安定になる問題もあり、角度調整
操作は大形の支持枠を動かして行わねばならない
ため作業がやりづらい問題がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで本考案は、伝動ケースから突出する伝動
軸の両端部に屈曲継手を介して平面視での傾斜角
度変更調節自在にデイスクロータを連設し、それ
ぞれのデイスクロータ外端部の軸支え体を耕耘部
カバーに直装された支持体に支持させるに、その
支持体は、前記屈曲継手の折曲点を中心とする円
弧彎曲体に形成して、前記軸支え体を支承する支
着部を前後方向複数個所に並列設置して構成し、
それらの複数支着部のいずれかに軸支え体を選択
的に支持させることにより、デイスクロータの傾
斜角度を変更し得るように構成されたデイスクロ
ータリ耕耘部において、前記支持体の後部に整畦
板を着脱自在に取付けできるように構成すると共
に、各支持体における複数支着部の各々を、上下
方向の嵌着溝の下端開放口から軸支え体を挿抜で
きるように形成したデイスクロータリ耕耘部にお
けるデイスクロータリ支持装置とすることによつ
て、上述の問題点を払拭するものとしている。
(ホ) 作用 本考案においては、デイスクロータ外端部の軸
支え体を支承する支持体が耕耘部カバーに直装さ
れて耕耘部全体が軽量化されるに加え、支持体に
整畦板を着脱自在に取付けできるようになつてい
て整畦板取付けのための特別機構を要しないか
ら、益々装置が簡略軽量化される。
そして、支着部に開設されている上下方向の嵌
着溝の下端開放口から軸支え体を抜き外し、その
軸支え体を、必要な他の支着部における嵌着溝の
下端開放口から差し込むことによつて容易にデイ
スクロータの角度調節をすることができ、支承状
態においてはデイスクロータにかかる前後方向の
負荷を確実に受け止めて強固に支持できる。
(ヘ) 実施例 以下本考案による実施例を図面を参照しながら
説明する。
図中の1は、歩行形耕耘機の走行ミツシヨンケ
ースであり、下部の車軸2,2は駆動車輪3,3
が嵌着され、上部にはPTO部4が設けられ、更
に、後背部からは耕耘部枠体5を着脱自在に挿着
するためのヒツチ6が延設されている。
耕耘部枠体5は、その幅方向中央に位置する伝
動ケース7の上部前面に、上記ヒツチ6に対応す
る取付部8を設置し、伝動ケース7から後方に縦
ビーム9を延設すると共に、その縦ビームから左
右に横ビーム10,10を延設して、それらのビ
ーム下面に耕耘部カバー11を固設して構成さ
れ、後部中央部分には、畦立器取付筒12、尾輪
支持筒13が設置されている。
伝動ケース7の上部には、前記のPTO部4に
連動連結する受動部14が設けられ、また下端部
には、受動部14からの動力で強制回転させられ
る伝動軸15が、機体中心線Oに対して直交する
水平横軸にして支承され、その伝動軸15の左右
部は伝動ケース7からそれぞれ左右に突出させら
れている。
伝動軸15の左右突出部には、複数の耕耘爪1
6……を軸筒に植設して構成する爪ロータ17,
17を、耕耘爪の向きを内外に変向できるように
して嵌装取付けし、伝動軸15の突出端部にはそ
れぞれ屈曲継手18,18を着脱自在に取付けて
いる。
各屈曲継手18,18の他端には、それぞれ駆
動軸19,19の内端側が着脱自在に連結できる
ようになつており、駆動軸19,19は、それぞ
れ複数のカツプ状デイスク20,20を間にスペ
ーサを置いて並列嵌着することによつてデイスク
ロータ21,21を構成し、それぞれの駆動軸1
9,19の外端部には、ピローボール等の軸支え
体22,22が嵌着されている。
そして、各デイスクロータ21,21は、前記
屈曲継手18,18の折曲点で折れ曲り、通常時
は平面視で斜め前方より斜め後方に向くように傾
斜し、全体では後開きハ字状となるようにして、
前記の軸支え体22,22を支持体23,23に
支持させて装着するように構成されるのである
が、本考案では前記軸支え体の支持構造を以下に
のべるように構成している。
各支持体23は、上部の取付面部23aを、前
記耕耘カバー11の下面に接合して固着具24…
…により固定して取付けられ、取付面部23aの
外端には垂下部23bを連設して形成される。
しかして垂下部23bは、前述した屈曲継手1
8,18の折曲点を中心とする円弧彎曲形状にな
され、その下端部には、前後方向に所定の間隔で
複数の支着部25……が装設され、それら支着部
25……のいずれかに軸支え体22を取付けでき
るように構成される。
各支着部25……は、下方が開放された嵌着溝
を具備して構成され、軸支え体22を下方開放口
部から差込み状に嵌め込んで所定の位置に適合さ
せ、締結具などで適宜着脱自在に支持固定できる
ように構成される。
また、垂下部23bの後端部には、整畦板26
を必要に応じて取付けできるようにして構成され
るのである。
したがつて、実施例のデイスクロータリ耕耘部
で、通常作業(デイスクロータによる耕耘)する
場合には、支着部25……のうち必要位置のもの
に軸支え体22を嵌め込んで固定する簡単な操作
で、デイスクロータ21の傾斜角度を設定するこ
とができ、耕耘地の状況に応じた傾斜角度にデイ
スクロータを保持して、第4図のように耕起土壌
を相対移動させながら耕耘作業できるのであり、
その耕耘作業に際して畦作りを必要とする場合に
は、整畦板26を取付けることにより無理なく整
斎に畦立できるのである。
また、デイスクロータによらないで、耕耘作業
することが必要な場合には、デイスクロータ2
1,21を屈曲継手部で取外し、更に必要によつ
ては支持体23,23も外して、爪ロータ17の
みによる耕耘が可能となり、その際、耕耘爪16
……の向きは、内向き、外向きのいずれにしても
作業できるのである。
また、爪ロータ17のみによる耕幅では不充分
な場合は、延長爪ロータを屈曲継手部に連設して
作業することができ、付換装着した延長爪ロータ
27,27を、例えば第5図のように、支着部2
5の選択を左右異ならせることで傾斜を特異なら
しめて、耕起土を一側に偏寄させるような耕耘作
業も行えるのである。
(ト) 考案の効果 以上の説明から明らかであるように、本考案で
は、伝動ケースから突出する伝動軸の両端部に屈
曲継手を介して平面視での傾斜角度変更調節自在
にデイスクロータを連設し、それぞれのデイスク
ロータ外端部の軸支え体を耕耘部カバーに直装さ
れた支持体に支持させるに、その支持体は、前記
屈曲継手の折曲点を中心とする円弧彎曲体に形成
して、前記軸支え体を支承する支着部を前後方向
複数個所に並列設置して構成し、それらの複数支
着部のいずれかに軸支え体を選択的に支持させる
ことにより、デイスクロータの傾斜角度を変更し
得るように構成されたデイスクロータリ耕耘部に
おいて、前記支持体の後部に整畦板を着脱自在に
取付けできるように構成すると共に、各支持体に
おける複数支着部の各々を、上下方向の嵌着溝の
下端開放口から軸支え体を挿抜できるように形成
したデイスクロータ支持装置としていのるで、デ
イスクロータ外端部の軸支え体を支承する支持体
が耕耘部カバーに直装されて耕耘部全体が軽量化
されるに加え、支持体に整畦板を着脱自在に取付
けできるようになつていて整畦板取付けのための
特別機構を要しないから益々装置が簡略軽量化さ
れ、支着部に開設されている上下方向の嵌着溝の
下端開放口から軸支え体を抜き外し、その軸支え
体を他の支着部における嵌着溝の下端開放口から
差し込むことによつて容易にデイスクロータの角
度調節をすることができ、支承状態においてはデ
イスクロータにかかる前後方向の負荷を確実に受
け止めて強固に支持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるデイスクロータリ耕耘部
の左半部の平面図、第2図は同耕耘部の側面図、
第3図は第1図のイ矢視概略図、第4図ならびに
第5図は作用説明図である。 7……伝動ケース、11……耕耘部カバー、1
5……伝動軸、18……屈曲継手、21……デイ
スクロータ、22……軸支え体、23……支持
体、25……支着部、26……整畦板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝動ケース7から突出する伝動軸15の両端部
    に屈曲継手18,18を介して平面視での傾斜角
    度変更調節自在にデイスクロータ21,21を連
    設し、それぞれのデイスクロータ外端部の軸支え
    体22,22を耕耘部カバー11に直装された支
    持体23,23に支持させるに、その支持体2
    3,23は、前記屈曲継手18,18の折曲点を
    中心とする円弧彎曲体に形成して、前記軸支え体
    22,22を支承する支着部25……を前後方向
    複数個所に並列設置して構成し、それらの複数支
    着部25……のいずれかに軸支え体を選択的に支
    持させることによりデイスクロータの傾斜角度を
    変更し得るように構成されたデイスクロータリ耕
    耘部において、前記支持体23,23の後部に整
    畦板26,26を着脱自在に取付けできるように
    すると共に、各支持体23における複数支着部2
    5……の各々を、上下方向の嵌着溝の下端開放口
    から軸支え体22を挿抜できるように形成してあ
    ることを特徴とするデイスクロータリ耕耘部にお
    けるデイスクロータ支持装置。
JP1985086052U 1985-06-06 1985-06-06 Expired - Lifetime JPH052962Y2 (ja)

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JP1985086052U JPH052962Y2 (ja) 1985-06-06 1985-06-06

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JP1985086052U JPH052962Y2 (ja) 1985-06-06 1985-06-06

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JPS61204404U JPS61204404U (ja) 1986-12-23
JPH052962Y2 true JPH052962Y2 (ja) 1993-01-25

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026565Y2 (ja) * 1980-03-01 1985-08-10 株式会社クボタ ロ−タリ装置
JPS6067003U (ja) * 1983-10-13 1985-05-13 株式会社東洋社 耕耘装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61204404U (ja) 1986-12-23

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