JP3148468B2 - ロータリー耕耘装置 - Google Patents

ロータリー耕耘装置

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JP3148468B2
JP3148468B2 JP17299693A JP17299693A JP3148468B2 JP 3148468 B2 JP3148468 B2 JP 3148468B2 JP 17299693 A JP17299693 A JP 17299693A JP 17299693 A JP17299693 A JP 17299693A JP 3148468 B2 JP3148468 B2 JP 3148468B2
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soil
stainless steel
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rotary
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JP17299693A
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Inventor
和実 西尾
Original Assignee
松山株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロータリー耕耘装置に係
り、主として圃場を耕耘する作業機や代掻作業機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロータリー耕耘装置とし
ては、たとえば、実開昭61−54305号公報に記載
されているように、機枠にロータリー作業体を回転自在
に設け、このロータリー作業体の上方部にカバー体を設
け、このカバー体の後端部に均平板を上下方向に回動自
在に軸支し、前記カバー体の裏面に合成樹脂シートを設
けた構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の構造
では、合成樹脂シートにてカバー体の裏面に対する耕耘
土の付着を防止しようとするものであるが、しかし、合
成樹脂シートは、当初は表面が滑らかなため耕耘土は付
着し難いが、作業の経時変化及び石等の塊体により合成
樹脂シートの表面が損傷される等当初の滑らかさが失わ
て粗面になったり凹凸になり易く、これらの表面が耕
耘土の流れの抵抗となったり、これらの表面に耕耘土が
付着し易くなる、という問題がある。なお、カバー体が
鉄板にて形成されている場合には、このカバー体が錆易
く錆が土付着の大きな原因となる、という問題がある。
【0004】そこで、本発明は、このような点に鑑みて
なされたもので、作業の経時変化及び石等の塊体により
対土作用面が簡単に損傷されることがなく、この対土作
用面が錆び付くことがなく、この対土作用面に耕耘土が
付着することが少なく、滑らかで耕耘土の流れの抵抗が
小さい対土作用面にて十分な対土作用を行うことができ
るロータリー耕耘装置を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のロータリー耕耘
装置は、機枠と、この機枠に回転自在に設けられたロー
タリー作業体と、このロータリー作業体の上方部を被覆
して配設され耕耘土を案内する対土作用面を有するカバ
ー体と、このカバー体の後端部に上下方向に回動自在に
支持され耕耘土を整地する対土作用面を有する整地体
と、を具備し、前記カバー体及び整地体の中の少なくと
も一方の対土作用面の全面にステンレス鋼板を当接固着
したものである。
【0006】
【作用】本発明のロータリー耕耘装置では、ロータリー
作業体が回転駆動されることにより、このロータリー作
業体にて圃場が順次耕耘砕土されるとともに、この耕耘
カバー体に案内されて後方に向かって持ち回られ、
このカバー体から整地体に向かって放出され、この整地
体にて順次平らに整地される。
【0007】この際、カバー体及び整地体の中の少なく
とも一方の対土作用面の全面にはステンレス鋼板が当接
固着されているので、このステンレス鋼板からなる滑ら
かで硬い対土作用面に耕耘土が付着することがなく、
このステンレス鋼板の対土作用面にて耕耘土スムーズ
に案内されて整地される。
【0008】また、ステンレス鋼板の硬い対土作用面
より、作業の経時変化及び石等の塊体によりカバー体ま
たは整地体が損傷されたり凹変形することがなく、
土作用面が耕耘土の流れの抵抗になることが小さく錆び
付くこともなく、したがって、ステンレス鋼板の対土作
用面にて長期に亘って耕耘土スムーズに案内されて整
地される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0010】図1において、1は機枠で、この機枠1は
左右方向に長い主枠2を有し、この主枠2の両端部には
相対して配設された伝動ケース3及びブラケット(図示
せず)の上端部が一体に固着されている。また、前記主
枠2の中間部には入力軸4を前方に向けて回転自在に突
出したミッション5が設けられ、このミッション5の両
側部に位置して前記主枠2には連結アーム6が前下方に
向かって一体に突設されている。また、前記ミッション
5のケース7の上部には前上方に向かってマスト8が突
設され、このマスト8の先端部と前記左右の連結アーム
6の先端部とはステー9にて連結されている。
【0011】また、前記伝動ケース3とブラケットとの
下端部間にはロータリー作業体10が回転自在に軸架され
ている。このロータリー作業体10は、前記伝動ケース3
とブラケットとの下端部間に回転自在に軸架された耕耘
軸11を有し、この耕耘軸11には軸方向に間隔をおいて多
数のフランジ12が一体に固着され、この各フランジ12に
は複数の耕耘爪13がそれぞれ放射状に突設されている。
【0012】また、前記伝動ケース3の下端部に軸架さ
れた前記耕耘軸11の一端部は前記ミッション5の出力軸
に前記伝動ケース3内に設けられた連動媒体を介して連
動連結されている。そして、前記ミッション5からの出
力によって前記ロータリー作業体10はダウンカット方向
またはアップカット方向に回転駆動されるようになって
いる。
【0013】また、前記伝動ケース3とブラケットとの
上部間には前記ロータリー作業体10の上方部を被覆した
カバー体14が配設固定されている。このカバー体14は前
記ロータリー作業体10の回転軌跡に倣って円弧状に形成
された天板15及びこの天板15の左右方向の両端部に相対
して一体に形成された左右の側板16を有して形成されて
いる。
【0014】さらに、前記カバー体14の後端部にはヒン
ジ17にて板状の整地体18の上端部が上下方向に回動自在
に取着されている。また、前記主枠2には支持アーム19
が後方に向かって突出され、この支持アーム19の後端部
には調節杆20が上下方向に位置調節自在に取着され、こ
の調節杆20の下端部に連結されたチェーン21の下端部に
は前記整地体18の下端部が支持されている。
【0015】前記カバー体14の天板15及び前記整地体18
は、図1及び図2に示すように、前記ロータリー作業体
10側に位置して耕耘土を案内する対土作用面22,23をそ
れぞれが有し、この対土作用面22,23の全面には、この
対土作用面22,23の形状に沿ってステンレス鋼板24,25
がそれぞれ一体に当接固着されている。
【0016】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0017】トラクタの三点懸架機構に左右の連結アー
ム6の先端部及びマスト8の先端部をそれぞれ連結する
とともに、前記トラクタのPTO軸に動力伝達軸を介し
てミッション5の入力軸4を連結する。
【0018】そして、トラクタにて本機が牽引されると
ともに、トラクタのPTO軸からの出力によって入力軸
4が回転駆動されると、このミッション5の出力軸から
の出力によって伝動ケース3内の連動媒体を介してロー
タリー作業体10が回転駆動され、このロータリー作業体
10の各耕耘爪13にて圃場が順次耕耘砕土されるととも
に、この耕耘土はカバー体14に案内されて後方に向かっ
て持ち回られ、このカバー体14から整地体18に向かって
放出され、この整地体18にて耕耘土は順次平らに整地さ
れる。
【0019】この際、カバー体14及び整地体18の対土作
用面22,23にはステンレス鋼板24,25がそれぞれ一体に
当接固着されているので、このステンレス鋼板24,25か
らなる滑らかで硬い対土作用面に耕耘土が付着すること
なく、このステンレス鋼板24,25の対土作用面にて
耕耘土スムーズに案内されて整地される。
【0020】また、ステンレス鋼板24,25の硬い対土作
用面により、作業の経時変化及び石等の塊体によりカバ
ー体14及び整地体18が損傷されたり凹凸変形することが
なく、更にはステンレス鋼板24,25のため、対土作用面
が粗面になることがないので、この対土作用面が耕耘土
の流れの抵抗になることが小さく錆び付くこともなく、
したがって、ステンレス鋼板24,25からなる対土作用面
にて長期に亘って耕耘土スムーズに案内されて整地さ
れる。
【0021】また、前記カバー体14及び整地体18は、そ
れぞれのステンレス鋼板24,25によって補強され、石の
多い圃場で凹凸状に変形されることが防止されるととも
に、整地体18の場合には、変形防止及び耕耘土の付着防
止によって整地面が凹凸状になることなく平らに仕上げ
られる。
【0022】前記実施例では、ステンレス鋼板24,25
は、前記カバー体14の天板15及び前記整地体18の対土作
用面22,23の全面に亘って一体に当接固着する構成につ
いて説明したが、これに限らず、前記カバー体14及び前
記整地体18の中の少なくとも一方の全面にステンレス鋼
24,25を当接固着する構成であってもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、ステンレス鋼板にて
土作用面を形成でき、作業の経時変化及び石等の塊体に
より対土作用面が簡単に損傷されることがなく、この対
土作用面が錆び付くことがなく、この対土作用面に耕耘
土が付着することがなく、この対土作用面が耕耘土の
流れの抵抗になることが小さく、ステンレス鋼板の対土
作用面にて十分な対土作用を行うことができる。
【0024】また、ステンレス鋼板を当接固着したカバ
ー体または整地体あるいはその両方をステンレス鋼板に
て確実に補強でき、石等によって変形されることを確実
に防止でき、整地体ステンレス鋼板を当接固着したと
きはこのステンレス鋼板の対土作用面にて整地される整
地面を平らに仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すロータリー耕耘装置の
側面図である。
【図2】同上整地体の断面図である。
【図3】他の実施例を示す整地体の断面図である。
【符号の説明】
1 機枠 10 ロータリー作業体 14 カバー体 18 整地体 22,23 対土作用面 24,25 ステンレス鋼板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠と、この機枠に回転自在に設けられ
    たロータリー作業体と、このロータリー作業体の上方部
    を被覆して配設され耕耘土を案内する対土作用面を有す
    るカバー体と、このカバー体の後端部に上下方向に回動
    自在に支持され耕耘土を整地する対土作用面を有する整
    地体と、を具備し前記カバー体及び整地体の中の少なく
    とも一方の対土作用面の全面にステンレス鋼板を当接
    着したことを特徴とするロータリー耕耘装置。
JP17299693A 1993-07-13 1993-07-13 ロータリー耕耘装置 Expired - Lifetime JP3148468B2 (ja)

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