JP2003339205A - 耕耘作業機用耕深調節装置 - Google Patents

耕耘作業機用耕深調節装置

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JP2003339205A
JP2003339205A JP2002156678A JP2002156678A JP2003339205A JP 2003339205 A JP2003339205 A JP 2003339205A JP 2002156678 A JP2002156678 A JP 2002156678A JP 2002156678 A JP2002156678 A JP 2002156678A JP 2003339205 A JP2003339205 A JP 2003339205A
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Japan
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hitch
support arm
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work
arm
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Application number
JP2002156678A
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English (en)
Inventor
Kazuharu Imai
和春 今井
Takeshi Shimomura
下村  剛
Michiharu Usami
道春 宇佐美
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Sugano Farm Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Sugano Farm Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数あるトラクタと、耕耘作業に適した作業姿
勢を簡単に定めて任意の深さを耕耘することができるよ
うに調節するようにすることを目的としている。 【解決手段】 3点ヒッチ機構を介してトラクタに装着
される耕耘作業機において、作業機フレームに対して可
動的に取付けられたヒッチ部支持アームと、このヒッチ
部支持アームに対して取付け位置を選択できる状態で取
付けられているセンターマストと、ヒッチ部支持アーム
の先端位置に設けてあるロアリンクヒッチ部とを備え、
前記作業機フレームからの前記ヒッチ部支持アームの長
さと高さ、ならびに前記センターマストの高さを選択で
きるように構成したことを特徴とする耕耘作業機用耕深
調節装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耕耘作業機用耕深
調節装置に関し、さらに詳しくは、耕耘作業機の作業耕
深を3点ヒッチ機構の装着位置の調節により自由に選択
できるようにした耕耘作業機用耕深調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知にように、わが国の気候風土は高温
多雨の地帯に属し、そのために圃場は余剰水分の処理が
重要であって、圃場の環境を改善するためには土壌の排
水を図り、さらに土壌を乾燥させることが必要である。
そのために、欧米の機械化された農業に採用されている
ボトムプラウ作業機を用いた反転耕法がわが国でも採用
されているが、元来集約農業であるわが国の農業ではそ
の普及が遅々として進まないのが現状である。特に、本
州以南では雨の多い気候であるので土壌の乾燥の促進を
図る上で反転耕法を採用すべきであるが、本州の多くの
農家の営農規模は北海道のそれに比較して小さく、ボト
ムプラウ作業機は普及に至っていないのである。
【0003】また、圃場土壌の排水を促進する作業機と
してサブソイラ作業機が採用されている。これは土壌中
にスリット状の深い溝を形成して硬化層や心土層の一部
を破砕し、このスリット状の空間に余剰水を導き硬化層
以下の心土層中に排水を導くものである。ところが、サ
ブソイラ作業機は圃場の土中にスリット状の空間を形成
するだけに留まるもので、圃場表面の乾燥は図ることが
できるものの積極的に圃場の土壌を乾燥させる機能は持
ち合わせていない。また、先に本願出願人が提案した数
々の掘削作業機、サブソイルディガープラウ作業機は掘
削爪を1つのユニットとしてこれを作業機フレームに取
付けて圃場に対して掘削、耕耘するようにしたものであ
る。具体的には例えば、特開平9−322601号公開
公報や、特開2000−270602号公開公報を挙げ
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の先行技術に係る
公開公報に示されたものは、何れも作業機を構成する作
業機フレームに前記耕耘爪ユニットが作業進行方向に向
って横一列の配列構成になったものである。これらの作
業機でも圃場土壌の排水、乾燥を促す上では大変有効で
あるが、掘削反転刃を深い位置に潜り込ませての作業で
は作業牽引抵抗が大きく、わが国の殆どの農家で使用さ
れているトラクタでは作業を行うことができず、敢えて
作業を行うとすれば掘削反転爪ユニットの数を単数にし
た作業機が使用できるに留まっている。これで圃場区画
の拡大により大規模化された農業経営には適さない。
【0005】また、大規模化されつつある圃場を能率よ
く乾燥させるには大型化された作業機が必要であるが、
わが国農業の特殊性を考えると、やはり小型のトラクタ
に適用できる作業機の必要性はかなり高いものがある。
言い換えると、作物生育上圃場環境を整える作業を能率
よく行うことを考えると大型化された作業機や、トラク
タが必要であり、わが国農業の特殊性を考慮すると比較
的小型の作業機でないと普及が困難であり、二律背反の
関係にある。また、わが国には小型から大型までのトラ
クタが混在していて、大型のトラクタには適用できる
が、小型のトラクタには適用できない作業機では普及を
図ることができない。とくに、湿潤気候の本州以南では
土壌の乾燥を図るためには小型のトラクタにも適用でき
る作業機が必要になる。小型のトラクタと云ってもサイ
ズなどには千差万別であってあらゆるトラクタに適用で
きる作業機を目指すのはかなりの困難性を伴うものであ
る。
【0006】そこで、本発明は比較的小型のトラクタに
適用できる作業機を提供する場合にもっとも問題になる
作業耕深のことであることから、かかる点を解決した作
業機を提供することで、気象条件を克服した農業を営む
ことができるようにすることを目的としていて、とく
に、圃場の土壌を乾燥させると云う圃場環境の整備上有
効な作業機を提供してわが国の気象条件を克服できる農
業を営むことができるようにすることを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述のような課題を解決
するために、本発明は先ず、3点ヒッチ機構を介してト
ラクタに装着される耕耘作業機において、作業機フレー
ムに対して可動的に取付けられたヒッチ部支持アーム
と、このヒッチ部支持アームに対して取付け位置を選択
できる状態で取付けられているセンターマストと、ヒッ
チ部支持アームの先端位置に設けてあるロアリンクヒッ
チ部とを備え、前記作業機フレームからの前記ヒッチ部
支持アームの長さと高さ、ならびに前記センターマスト
の高さを選択できるように構成したことを特徴とするも
のであり、これにより、作業機に対するヒッチ部指示ア
ームの取付け位置を選択することでアッパリンクの少な
くともロアリンクのヒッチ位置を選択でき、簡単な操作
によりその耕深を選択することができる。
【0008】また、3点ヒッチ機構を介してトラクタに
装着される耕耘作業機において、作業機を構成する作業
機フレームに基端部が取付けられているヒッチ部支持ア
ームと、このヒッチ部支持アームに基端部が取付けられ
ているセンターマストと、前記作業機を構成する作業機
フレームに作業幅方向に沿って設けた一対の固定フレー
ムとを備え、この固定フレームに取付けられているヒッ
チ部支持アームと、このヒッチ部支持アームの基端部を
前記固定フレームに対して枢着している支持軸とをも
ち、前記固定フレームならびにヒッチ部支持フレーム基
部には取付け位置調節用の複数のボルト孔が穿ってあ
り、互いのボルト孔を選択することで前記ヒッチ部支持
アームの長さを選び、ロアリンクのヒッチ位置ならび
に、アッパリンクのヒッチ位置を選択できるようにした
ことを特徴とするものであるから、少なくともヒッチ部
支持アームの取付け位置の選択調整が容易である。
【0009】また、固定フレームに穿たれたボルト孔群
はヒッチ部支持アームの複数のボルト孔と重ね合わせ可
能なピッチであることを特徴とするものであるから、重
ねあわせ位置の選択のみでヒッチ部支持アームの先端部
の高さ、ならびに位置を選択することができる。
【0010】また、前記ヒッチ部支持アームのボルト孔
群が固定フレームとの固定孔とを兼用していることを特
徴とするものであるから、ヒッチ部支持アームの取付け
位置の選択範囲が広く、ヒッチ位置の選択が容易で孔穿
け作業の能率も良い。
【0011】また、前記ヒッチ部支持アームのボルト孔
群がセンターマストとの取付け孔を兼用していて、ボル
ト孔群の中の一つを選んでセンターマストを取付けるよ
うに構成したことを特徴とするものであるから、ヒッチ
部支持アームの取付け位置の選択範囲がボルト孔さえあ
れば広くなり、ヒッチ位置の選択が容易になり、製作上
も容易になる。
【0012】また、前記ヒッチ部支持アームの基部にあ
るボルト孔群の中の一つを選んでセンターマストを取付
けるように構成したことを特徴とするものであるから、
構成部品の加工上省力できる点が多く、工具の交換など
の作業を極力少なくすることができる。
【0013】また、固定フレームに対するヒッチ部支持
アームの調節は回転方向の移動により選択できるように
構成したことを特徴とするものであるから、取付けボル
トを取り外して枢着ピンの中心に回転方向に回転移動さ
せるだけ再び取付け固定することができ、構成部品の交
換などの面倒な作業を必要としない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をサブソイリングデ
ィガ−プラウ作業機に適用した実施の態様について添付
した図1ないし、図19に沿って説明をする。これらの
図において符号100はサブソイリングディガ−プラウ
作業機全体(以下作業機と略称する)を示していて、こ
の作業機100は凡そ次の部材により構成されている。
先ず、作業機100を構成する作業機フレーム10と、
この作業機フレームに取付けられているビーム20と、
このビーム20に取付けられている掘削反転放擲爪ユニ
ット30、さらに掘削反転放擲爪ユニット30による掘
削反転放擲作業を補完する破砕掘削爪40などにより構
成されている。
【0015】次に、各構成部材ごとに説明を行う。先
ず、図1は作業機全体の斜視図であり、図2、図3はそ
れぞれ平面図および側面図で、図4はその後方からの斜
視図である。これらの図において、符号10で示す作業
機フレームが作業進行方向とは直角方向に沿って長さを
もつ角型パイプ材によリ形成された主フレーム11と、
これに対してその中心位置に作業進行方向前方に向かっ
て一対の支持アーム12、12が張出して形成されてい
る。さらに、この支持アーム12、12は、側面観察で
は作業進行方向の先端部は先に向って延び、さらに、先
に向かう程下向きに下降した(象の鼻状の)形状をして
いる。この支持アーム12の基部下部にはボルト孔があ
り、また、主フレーム11に直接固定されている固定フ
レーム13、13の下部近くにはボルト孔があって、両
者のボルト孔に対してボルトなどの支持軸13Xを通し
て取付けられており、この支持軸13Xを中心として支
持アーム12は回転方向の移動ができるようになってい
る。
【0016】前記固定フレーム13と、支持アーム12
には、図9に示すように、その周縁上縁に沿って複数の
ボルト孔12A(前位置から順に12M・・・12V、
12U)、13A(前位置から順に13M・・・13
V、13U)が互いに重合せることが可能な、例えば、
等ピッチで、しかも同一ピッチで穿たれていて、これら
のボルト孔を選択して互いに重ね合わせることで支持ア
ーム12の固定位置を選択することができるようになっ
ている。ピッチサイズは何れかのピッチが半分であって
も重ね合わせる上では不都合はない。言い換えると、支
持軸13Xを中心とした支持アーム12の回転移動によ
り支持アーム12の実質的な長さと姿勢を選択調節し
て、その位置を固定することができるようになってい
る。前記支持アーム12の先端部、言い換えると固定フ
レーム13と最も離れた位置にはクロスシャフト14を
支える基板15が固定されており、この基板15、15
間にクロスシャフト14が固定されている。基板15に
はロアリンクLを装着するためのヒッチピン座16が固
定されており、これにヒッチピン16Xが固定されてい
る。
【0017】前記支持アーム12、12には前記ボルト
孔12Aから選択して、センターマスト17の基部17
Aがボルト固定されていて、センターマスト17の先端
部にはアッパリンクUをヒッチするためのヒッチ座18
が取付けられている。このセンターマスト17は二つの
部材がV型に配置されて形成されたもので、基部17
A、17A間が最も離れており、先端部に向って狭くな
って先端部では少しの間隔を置いて一対のヒッチ座1
8、18が固定されている。前記ヒッチ座18、18の
間隔はトラクタのアッパリンクUを収容できる空間にな
っている。
【0018】前記ヒッチ座18は、後述する支持杆19
にボルト19Xによって固定されている。前記センター
マスト17の基部17Bはボルト17Cによって前記支
持アーム12により固定されている。前記ヒッチ座18
は垂直下方向に延びている支持杆19により下側から支
えられており、この支持杆19の下端部は前記クロスシ
ャフト14に対して固定されている。
【0019】前記作業機100を構成する作業機主フレ
ーム11には、ビーム20を取付けるための取付け座2
1が掘削反転放擲爪ユニット30の装備数に対応して設
けてあり、この実施態様では合計3本の掘削反転放擲爪
ユニット30を取付けるために3箇所に設けてある。た
だし、中心部の掘削反転放擲爪ユニット30は両側の掘
削反転放擲爪ユニット30より後方に配置される関係か
ら、主フレーム11に直接設けられる取付け座21は2
箇所である。これらは主フレーム11を半周して抱くボ
ルト21Aと、締着板21Bとによって取付けられてお
り、この取付け座21に対してビーム20の上端部がボ
ルトなどにより取付けられている。このビーム20は上
端部22U近くは側面視上直線形状であり、下端部22
Sに向うに連れて弧を描いており、最下端部が作業進行
方向の最前位置近くまで延びている。この最前部22A
位置には掘削反転放擲爪ユニット30を構成するチゼル
31がビーム20に対してベッド31Aを介して取付け
られている。
【0020】このベッド31Aはビーム20の下端部2
2Sを両側から挟む状態でボルト31Xにより取付けら
れている(図6、図7)。このチゼル31は浅い部分を
掘削するに適したもの、詳しくは、掘削反転放擲板と同
一幅のものを使用した例(図11以下)を示してある
が、掘削反転放擲板より幅広のものを用いて(図1、図
2、図3、図4)深土掘削に適したものを用いて構成す
ることもある。さらに、ビーム20の前縁22Bに沿っ
て掘削反転放擲爪ユニット30の構成部材の一つである
取付け板32が取付けブラケット33を介して取付けら
れている。
【0021】この取付けブラケット33は図8(A)に
示すように、断面形状が逆U型をしていて、開放端部3
3Aがビーム20の両側を挟む状態で取付けられるよう
になっている。また、反対の閉塞端部33Bは閉端部が
前期取付け板32の裏側に対して固定されていて、全体
として取付け板32はビーム20の前縁22Bが描く曲
線部、直線部にそれぞれ沿った形状になっている。この
閉塞端部33Bを省略して2枚一対の板片を直接取付け
板32に固定することもできる(図8B)。この取付け
板32は後述する掘削反転放擲板の取付け作業の容易さ
向上と、これの補強の機能をもつもので、この取付け板
32に沿って掘削反転放擲板34が埋込み型のボルトに
より取付けられている。この取付け板32の表面は上端
部32Aに近くなるほど左右方向何れかにに捩りが与え
られた形状になっている。
【0022】この掘削反転放擲板34は土の付着が少な
いことや、作業上の抵抗が少なく比較的耐摩耗性に優れ
ていることから樹脂製の板材を用いてこれを曲面成形さ
れたものが用いられる。土質によっては樹脂製のものだ
けでなく、ステンレス製の板材や合金板材などが用いら
れる。
【0023】金属製の掘削反転放擲板34が用いられた
場合、前記取付けブラケット33を省略することも可能
であり、省略することなく取付け板32を合わせ用いる
ことができる。
【0024】前記掘削反転放擲板34の下端部34Aは
側面視上チゼル31の表面と段差なく連続した曲面を描
いていて、さらに,ビーム20の前縁22Bの曲線に沿
った形状でビーム20の上端部22Uへ向かって延びて
いる。この掘削反転放擲板34は前記取付け板32より
高く延びており、取付け板32の上端部32Aとともに
左右何れかの方向に向って捩りが与えられて最上端が最
も大きく捩られて放擲曲部34Xが形成されている。こ
の放擲曲部34Xの放擲方向は掘削土の放擲方向を決定
するもので、作業機100全体におけるバランスとの関
係で定められ、その例が図12、図13、図14、図1
5に示されている。
【0025】前記掘削反転放擲板34はビーム20に比
較して幅広になっており、前記取付け板32、さらにビ
ーム20がその幅寸法内に収められている。この掘削反
転放擲板34の下端部近くには、れき土分割刃35があ
って、その基部35Aは円盤状になっており、この基部
35Aから掘削反転放擲板34、さらには前記取付け板
32を貫くボルトによりこれらと一体的に取付けられて
いる。このれき土分割刃35はれき土を左右方向に分割
して上昇し易くしており、さらには、このれき土分割刃
35の前縁35Xは進行方向に向って中央部が窪んだ曲
線を描いた刃縁になっている。これにより、れき土が上
昇させられる際にれき土が分割されることなくれき土分
割刃35を越えて上昇することがなく確実に分割でき
る。
【0026】また、図5に示すように、ビーム20の側
面で、かつ、高さ方向の下端部22A近くには左右両側
に張り出して破砕掘削刃40が取付けられている。この
破砕掘削刃40はチゼル20の側面に対して固定される
フランジ部41とこれと直角近くの角度(実際には曲面
42Xのために直角ではない)で折り曲がった形状の破
砕掘削本体42により構成されている。破砕掘削刃42
の表面は上面側が窪んだ曲面42Xを描いており、作業
中において土壌に対して破砕掘削刃42の前縁42Aが
低く、破砕掘削刃42の後縁42Bが高い位置で作用す
ることで破砕掘削したれき土が上昇方向に移動できるよ
うになっている。さらに、破砕掘削刃40は作業幅方向
に広がった後退翼状であり、詳しくは、最外側縁部42
Yがビーム20に対する取付け位置より作業進行方向に
対して後退した形状になっている。
【0027】この破砕掘削刃40の最外側縁部42Yに
は作業進行方向Sに対して立ち上がっている反転爪板4
5が取付け板46を介して取付け自在、例えば、埋込み
型等頭が土の移動の邪魔にならないようにしたボルト4
5Aにより取付けられている。取付け板46は破砕掘削
刃40の裏面において前記のようにボルト45Aによっ
て取付けられるが、厚さは前方向に向うに連れて次第に
薄くなって作業時の土の抵抗を減じている。この反転爪
板45は前記破砕掘削刃40により破砕掘削された土を
上方に向って立ち上がらせるとともに上昇れき土に対し
てねじりを与える反転部45Aが上端部に形成されてい
る。この反転部45Aの反転方向は取付ける位置によっ
て異なるが、図5に示すものにあっては幅方向の中心に
向かって反転させるものが示されている。前記反転爪板
45を前記掘削反転放擲板34同様の樹脂製の板で形成
して、土の付着を減じたり、作業中の抵抗を減じたりす
ることがあり、取付け板46を補強板として機能させる
ことがある。なお、この反転爪板45は全ての機種に装
備する必要はなく、作業対象となる圃場の土質との関
係、作業条件などによっては取外して作業に供されるこ
とがある。
【0028】そして、主フレーム11の作業幅方向の中
心部には、言い換えると、左右両側の掘削反転放擲爪ユ
ニット30、30の中間位置に板状の取付けフランジ2
5が取付けてあって、この取付けフランジ25に対して
中心位置に存在する掘削反転放擲爪ユニット30を装着
する装着アーム26の端部が後ろに向って延びている。
図9に示すように、この装着アーム26の後端部はビー
ム20の取付け座26Aになっている。この取付け座2
6Aに対してビーム20の上端部22Uがボルト22B
により取付けられている。このビーム20には前記掘削
反転放擲ユニット30を構成する取付け板32がブラケ
ット33を介して取付けられる。この取付け構成は他の
掘削反転放擲爪ユニット30の取り付け構成と同様であ
る。ただし、前記2本の掘削反転放擲爪ユニット30よ
り取付け位置が後方になっていて、さらには、反転放擲
方向が異なっている場合があり、その詳細は図11以下
において説明する。
【0029】前記取付けフランンジ25には装着アーム
27の一端部がボルトにより取付けされていて、この装
着アーム27は後方に延びて、その後端部27Aには装
着アーム27を両側から挟む状態の2枚の板材で形成さ
れたブラケット28が取付けてある。このブラケット2
8の2枚の板材間には上下方向に長い空間が形成されて
いて、この空間を形成するためにブラケット28の後端
部28Aは上下方向に長い形状の板であって、これらに
より上下方向に長い空間が形成されて後端部28A、2
8A間は閉塞端面28Zによって閉塞状態になってい
る。
【0030】さらに、上記空間を横切る形でブラケット
28の上端位置近くには支持軸28Xがあって、この支
持軸28Xに対して後述するパッカ40の支持アーム4
1が支持されている。この支持軸28Xは取付け上遊ん
でいて、上下方向にガタツキが与えられている。言い換
えると、支持軸28Xが貫くブラケット28の側板の孔
を縦方向に長くして形成する。したがって、この支持軸
28Xに取付けられたパッカ50の支持アーム51はブ
ラケット28内の空間で上下方向に、後側から見ると、
支持軸28Xの長さ方向の中心位置を中心として左右上
下に揺動することが許容された構成になっている。
【0031】また、ブラケット28下部付近の前方、即
ち、支持アーム51を収容した空間の前位置、言い換え
ると,トラクタ寄りにピン孔28Wが穿たれて、このピ
ン孔28Wに制限ピン28Pが抜き差し自在になって取
付けられている。このブラケット28の空間内に支持ア
ーム51が収容されて、支持軸28Xを回転中心として
支持アーム51を回転移動させることで、このとき、ピ
ン孔28Wから制限ピン28Pを一旦抜き取り、この制
限ピン28Pより前方位置に支持アーム51を移動させ
て、再び、制限ピン28Pをピン孔28Wに挿入して支
持アーム51が閉塞端面28Z寄りに移動して元の位置
に復帰することがないようになっている。
【0032】そして、図4に示すように、パッカ50は
リング状のパッカ輪52が適当な間隔で配置され、両側
のパッカ輪52は回転軸52Xをもち、回転軸52X、
52Xをパッカサイドフレーム53がサイドアーム53
Aを介して支持していて、パッカサイドフレーム53の
上端部53Aをパッカフレーム54が連結して円筒形の
母線方向に沿っていて、前記パッカ輪52を跨ぐ形とな
っている。パッカフレーム54の中心位置に前記支持ア
ーム51の基部が固定されて起立状態で設けてある。各
パッカ輪52間は砕土バー55が周方向に等配されてい
て、各砕土バー55はパッカ輪52の仮想上の円筒形の
母線方向に対して平行ではなく、斜め状態の配置になっ
ている。砕土バー55の端部はパッカ輪52のうち左右
両側のパッカ輪52に対して、これを貫くようにしてボ
ルトがねじ込まれ、砕土バー55の端面を捉えている。
中間位置のパッカ輪52に対しては砕土バーは貫通状態
になっている。
【0033】これらの砕土バー55はパッカ輪52の周
囲に10本等しく配置して取付けたものを示したが、砕
土の必要性によっては砕土バー55の密度を疎にして、
軽砕土に切り替えることが可能になっている。砕土の程
度によって砕土バーの数を選択するができる。また、前
記砕土バーに付着する土を掻き落とすためのスクレーパ
56がパッカフレーム54と平行に配置され、その両端
部がスクレーパアーム56Aを介してパッカサイドフレ
ーム53に取付けられている。
【0034】以上の構成にすることにより、作業機10
0全体をリフトした場合、作業機100に装着されてい
るパッカ50もリフトされることになるが、このままで
はパッカ50の重量が作業機100の後方に加わり、ト
ラクタを含めて重心位置が後方位置になるので安定性に
乏しくなる。そこで、制限ピン28Pを一旦抜き取り、
支持アーム51を支持軸28Xを中心として回転させ、
支持アーム51の位置をピン孔28Wより前方、言い換
えると、トラクタ側に移動させて再び制限ピン28Pを
ピン孔28Wに挿入することでパッカー50の位置をト
ラクタ寄りにしてリフトすることで、重心が前寄りに移
動することでリフト状態においてトラクタの姿勢の安定
化を図ることができる。
【0035】次に、図3に説明平面図として示すよう
に、掘削反転放擲爪ユニット30が全体として3本装備
した例を説明する。この図において、両側の掘削反転放
擲爪ユニット30に比較して、中央部の掘削反転放擲爪
ユニット30のみがやや後方位置に配置されたものを示
してあるが、掘削反転放擲板34の放擲方向についての
説明を以下において詳細に加える。
【0036】先ず、図11に示す例は、掘削反転放擲爪
ユニット30を3本備えた例の説明的平面図であり、中
央の掘削反転放擲爪ユニット30Mの両脇に掘削反転放
擲爪ユニット30L、30Rを配置して構成した作業機
を示している。掘削反転放擲爪ユニット30Lでは破砕
掘削刃42における反転爪板45の反転方向が中心向き
(掘削反転放擲爪ユニット30向き)になっていて、掘
削反転放擲爪ユニット30Rでは前記掘削反転放擲爪ユ
ニット30Lと、位置としては対称的であり、かつ掘削
反転方向は同一反転方向になっている。言い換えると、
両者は掘削反転放擲爪ユニット30に向って掘削するよ
うになっている。このとき、中央の掘削反転放擲爪ユニ
ット30Mの破砕掘削刃42では反転爪板45の装着は
省略してある。
【0037】また、図12に示す例は、掘削反転放擲爪
ユニット30M、30L、30Rにおける破砕掘削刃4
2の反転爪板45の反転方向が掘削反転放擲爪ユニット
30M、30L、30R側を向いている。中央の掘削反
転放擲爪ユニット30Mにも反転掘削爪42を装備した
例である。
【0038】図14は図12に示す例の説明的配列平面
図であり、中央の掘削反転放擲爪ユニット30Mには反
転爪板45が装備されておらず、その左右に配置された
の掘削反転放擲爪ユニット30L、30Rの破砕掘削刃
42には反転爪板45が装備されていて、反転爪板45
の反転方向は中央の掘削反転放擲爪ユニット30Mを向
いている。中央の掘削反転放擲爪ユニット30Mにおけ
る破砕掘削刃42には反転爪板45は省略されている。
図12、図14に示す例では、掘削反転放擲作業におい
ては、中央における掘削反転放擲爪ユニット30に向か
ってれき土が寄せられる形におかれている。このとき、
左右の掘削反転爪ユニット30L、30Rにおける中央
よりの破砕掘削刃42iに設けた反転爪板45iはやゝ
外側にαだけオフセットされている。これにより中央の
掘削反転爪ユニット30Mの掘削負担を減じている。
【0039】図13と、図15に示す例では、各掘削反
転放擲爪ユニット30M、30L、30Rのおける反転
爪板45の反転方向が各掘削反転放擲爪ユニット30を
向いており、各掘削反転放擲爪ユニット30の放擲機能
により放擲方向が決められている。
【0040】次に、作業機100における作業深さの調
節について説明する。例えば、作業対象圃場が畑作を目
的とする場合には、深い耕深が必要になる。そのために
は作業のヒッチ点を下げる必要から、支持アーム12な
らびにヒッチ座18を低くする。即ち、図16、図17
に示すように、支持アーム12のボルト孔12Aのう
ち、最も後方に位置するボルト孔12Kを固定フレーム
13のもつボルト孔13Aのうち、最も前方位置あるボ
ルト孔13Zを選択して両部材を互いにボルト固定す
る。さらに、図9に示すように、支持軸13Xを中心と
した回転運動により固定フレーム13に対して支持アー
ム12を移動させ、ボルト孔12Aのうち最も後方のボ
ルト孔12Zを前記ボルト孔13Mに位置合わせして互
いにボルト結合する。この姿勢では支持アーム12が作
業進行方向の前方に伸びて実質的な長さが長くなってい
て、ロアリンクLのヒッチ点は最も低くなっている(図
9の実線図示)。
【0041】また、ヒッチ座18はセンターマスト17
におけるボルト孔17X、支持アーム12のボルト孔1
2のうち、最も後側のボルト孔12Uに合せてボルト結
合する。このとき。ヒッチ座18も低い位置での姿勢と
なり、このヒッチ座18と支持アーム12を介して一体
的な支持杆19も低い位置での姿勢となる。これによ
り、ロアリンクLのヒッチ点も下げられて低い位置にお
いて作業機を装着することになる(図9の実線図示)。
【0042】また、水田圃場のように比較的浅い位置を
耕起する場合には、図9において仮想線で示すように、
作業機100のヒッチ点を高く設定することで作業機全
体を高い位置においてヒッチする。図18、図19に示
すように、先ずセンターマスト17の基部のボルト孔1
7Xを前記支持アーム12のボルト孔12Aにうち、最
も前方のボルト孔12Mを選び、両者間にボルトを通し
てボルト結合する。この姿勢では、センターマスト17
は起立状態に近い姿勢となっていて、その先端部に位置
するヒッチ座18は高い位置に存在することになる。こ
れに伴い、支持杆19も高い位置になり、ロアリンクの
ヒッチ点も上昇位置となる。
【0043】これにより、トラクタに対するヒッチ点が
高い位置になることで作業機100におけるチゼル31
に作業位置を高くでき、圃場の浅い位置を耕起すること
が可能になる。
【0044】作業位置の高さ方向の調節にはトラクタが
備えるリフト機構によっても可能であるが、その調整高
さに制限があるので、作業機側においてヒッチ点を選択
することで高さ調節の幅を広くすることができる。
【0045】次に本発明によるサブソイリングディガ−
プラウ作業機を用いた作業について説明をする。本発明
の実施態様によるサブソイリングディガ−プラウ作業機
では3本の掘削反転放擲爪ユニット30を備えていて、
両側2本の掘削反転放擲爪ユニット30の中間位置に残
りの1本の掘削反転放擲爪ユニット30が配置されてい
て、その中央の掘削反転放擲爪ユニット30は両側の掘
削反転放擲爪ユニット30より作業進行方向の後方位置
にあり、作業機100全体の作業幅は各掘削反転放擲爪
ユニット30における作業幅の3倍の作業幅になってい
る。言い換えると、各掘削反転放擲爪ユニット30の作
業幅は互いに接していて、その間に隙は形成されないよ
うに配列配置されている。これにより各掘削反転放擲爪
ユニット30は圃場に対してチゼル31から潜り込み、
掘削するとともに、掘削反転放擲板34に沿って掘削土
を持ち上げながら上昇させる。
【0046】各掘削反転放擲爪ユニット30の掘削反転
放擲板34の上端部にある掘削反転放擲曲面部34Xに
より作業進行方向の側方に放擲される。また、破砕掘削
刃40が側方に張出して設けてあるので、チゼル31よ
り高い位置を掘削してれき土を上昇させている。さら
に、両側の掘削反転放擲爪ユニット30L、Rの破砕掘
削爪40にはその両側に反転爪板45が取付けられてい
て、掘削されたれき土を上昇させながら反転させてい
る。これにより、トラクタの牽引抵抗が小さくなって、
比較的小型のトラクタによっても作業を行うことができ
る。例えば、破砕掘削爪を備えない3本の掘削反転放擲
爪ユニット30を装備した作業機では、1本あたりの牽
引抵抗の3倍だけ牽引抵抗が加わるので、耕深が深くな
ると大型のトラクタでなければ作業を行うことができ
ず、作業幅を広くすると掘削反転放擲爪ユニットの間隔
が広くなり、有効作業幅は小さくなるにもかかわらず牽
引抵抗は大きくなる。
【0047】本発明に係る作業機100では、各掘削反
転放擲爪ユニット間の間隔が広くなっても、各掘削反転
放擲ユニット30には破砕掘削爪40が幅方向に張出し
て取付けてあるので、隣り合った破砕掘削爪40同士を
接近させる配置とすることで有効作業幅を大きくでき、
掘削作業を掘削反転放擲爪ユニットだけに頼っていない
ので作業時の抵抗は小さくなる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、3点ヒ
ッチ機構を介してトラクタに装着される耕耘作業機にお
いて、作業機フレームに対して可動的に取付けられたヒ
ッチ部支持アームと、このヒッチ部支持アームに対して
取付け位置を選択できる状態で取付けられているセンタ
ーマストと、ヒッチ部支持アームの先端位置に設けてあ
るロアリンクヒッチ部とを備え、前記作業機フレームか
らの前記ヒッチ部支持アームの長さと高さ、ならびに前
記センターマストの高さを選択できるように構成したの
で、これにより、作業機に対するヒッチ部指示アームの
取付け位置を選択することでアッパリンクの少なくとも
ロアリンクのヒッチ位置を選択でき、簡単な操作により
その耕深を選択することができる。
【0049】また、3点ヒッチ機構を介してトラクタに
装着される耕耘作業機において、作業機を構成する作業
機フレームに基端部が取付けられているヒッチ部支持ア
ームと、このヒッチ部支持アームに基端部が取付けられ
ているセンターマストと、前記作業機を構成する作業機
フレームに作業幅方向に沿って設けた一対の固定フレー
ムとを備え、この固定フレームに取付けられているヒッ
チ部支持アームと、このヒッチ部支持アームの基端部を
前記固定フレームに対して枢着している支持軸とをも
ち、前記固定フレームならびにヒッチ部支持フレーム基
部には取付け位置調節用の複数のボルト孔が穿ってあ
り、互いのボルト孔を選択することで前記ヒッチ部支持
アームの長さを選び、ロアリンクのヒッチ位置ならび
に、アッパリンクのヒッチ位置を選択できるようにした
ことを特徴とするものであるから、少なくともヒッチ部
支持アームの取付け位置の選択調整が容易である。
【0050】また、固定フレームに穿たれたボルト孔群
はヒッチ部支持アームの複数のボルト孔と重ね合わせ可
能なピッチであることを特徴とするものであるから、重
ねあわせ位置の選択のみでヒッチ部支持アームの先端部
の高さ、ならびに位置を選択することができる。
【0051】また、前記ヒッチ部支持アームのボルト孔
群が固定フレームとの固定孔とを兼用していることを特
徴とするものであるから、ヒッチ部支持アームの取付け
位置の選択範囲が広く、ヒッチ位置の選択が容易で孔穿
け作業の能率も良い。
【0052】また、前記ヒッチ部支持アームのボルト孔
群がセンターマストとの取付け孔を兼用していて、ボル
ト孔群の中の一つを選んでセンターマストを取付けるよ
うに構成したことを特徴とするものであるから、ヒッチ
部支持アームの取付け位置の選択範囲がボルト孔さえあ
れば広くなり、ヒッチ位置の選択が容易になり、製作上
も容易になる。
【0053】また、前記ヒッチ部支持アームの基部にあ
るボルト孔群の中の一つを選んでセンターマストを取付
けるように構成したことを特徴とするものであるから、
耕耘作業機用耕深調節装置。
【0054】また、固定フレームに対するヒッチ部支持
アームの調節は回転方向の移動により選択できるように
構成したことを特徴とするものであるから、取付けボル
トを取り外して枢着ピンの中心に回転方向に回転移動さ
せるだけ再び取付け固定することができ、構成部品の交
換などの面倒な作業を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すサブソイリングディガ
ープラウ作業機の前から見た斜視図である。
【図2】同じく、サブソイリングディガープラウ作業機
の平面図である。
【図3】同じく、サブソイリングディガープラウ作業機
の側面面図である。
【図4】同じく、サブソイリングディガープラウ作業機
の後側から見た斜視図である。
【図5】本発明の実施形態を示すサブソイリングディガ
ープラウ作業機の一部の斜視図である。
【図6】本発明の実施形態を示すサブソイリングディガ
ープラウ作業機の一部の側面図である。
【図7】本発明の実施形態を示すサブソイリングディガ
ープラウ作業機のビームと掘削反転放擲ユニットを示す
一部の側面図である。
【図8】取付け具の斜視図である。
【図9】作業機フレームとセンターマストの姿勢調節状
態を示す側面図である。
【図10】破砕掘削刃の斜視図である。
【図11】掘削反転放擲爪ユニットの配列例を説明する
平面図である。
【図12】掘削反転放擲爪ユニットの配列例を説明する
正面図である
【図13】他の掘削反転放擲爪ユニットの配列例を説明
する正面図である。
【図14】図12の平面図である。
【図15】図13の平面図である。
【図16】耕深が深い状態におけるヒッチ部の状態を示
すヒッチ座の説明側面図である。
【図17】同じく支持アームの状態を示す説明側面図で
ある。
【図18】耕深が浅い状態におけるヒッチ部の状態を示
すヒッチ座の説明側面図である。
【図19】同じく支持アームの状態を示す説明側面図で
ある。
【符号の説明】
100 作業機 10 作業機フレーム 11 主フレーム 12 支持アーム 12A ボルト孔 13 固定フレーム 13A ボルト孔 13X 支持軸 14 クロスシャフト 15 基板 16 ヒッチピン座 16X ヒッチピン 17 センターマスト 17A 基部 18 ヒッチ座 19 支持杆 20 ビーム 21 取付け座 21A ボルト 21B 締着板 22U 上端部 22S 下端部 22B 前縁 25 取付けフランジ 26 装着アーム 26A 取付け座 27 装着アーム 27A 後端部 28 ブラケット 28A 後端部 28X 支持軸 28Z 閉塞端面 28W 制限ピン孔 28P 制限ピン 30 掘削反転放擲爪ユニット 31 チゼル 32 取付け板 32U 上端部 34 掘削反転放擲板 34X 放擲曲面部 35 れき土分割刃 35X れき土分割刃の前縁 40 破砕掘削刃 41 フランジ部 42 破砕掘削刃本体 42X 曲面 42A 前縁 42B 後縁 42Y 最外側縁部 45 反転部 45A ボルト 50 パッカ 51 支持アーム 52 パッカ輪 53 サイドフレーム 52A 上端部 54 パッカフレーム 55 砕土バー 56 スクレーパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇佐美 道春 茨城県稲敷郡美浦村大字間野字天神台300 番地 スガノ農機株式会社茨城工場内 Fターム(参考) 2B041 AA17 AB05 AC02 CA03 CA16 CA19 CD04 CG04 2B304 KA20 LA05 LB05 LB15 MA04 MC04 PA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3点ヒッチ機構を介してトラクタに装着
    される耕耘作業機において、作業機フレームに対して可
    動的に取付けられたヒッチ部支持アームと、このヒッチ
    部支持アームに対して取付け位置を選択できる状態で取
    付けられているセンターマストと、ヒッチ部支持アーム
    の先端位置に設けてあるロアリンクヒッチ部とを備え、
    前記作業機フレームからの前記ヒッチ部支持アームの長
    さと高さ、ならびに前記センターマストの高さを選択で
    きるように構成したことを特徴とする耕耘作業機用耕深
    調節装置。
  2. 【請求項2】 3点ヒッチ機構を介してトラクタに装着
    される耕耘作業機において、作業機を構成する作業機フ
    レームに基端部が取付けられているヒッチ部支持アーム
    と、このヒッチ部支持アームに基端部が取付けられてい
    るセンターマストと、前記作業機を構成する作業機フレ
    ームに作業幅方向に沿って設けた一対の固定フレームと
    を備え、この固定フレームに取付けられているヒッチ部
    支持アームと、このヒッチ部支持アームの基端部を前記
    固定フレームに対して枢着している支持軸とをもち、前
    記固定フレームならびにヒッチ部支持フレーム基部には
    取付け位置調節用の複数のボルト孔が穿ってあり、互い
    のボルト孔を選択することで前記ヒッチ部支持アームの
    長さを選び、ロアリンクのヒッチ位置ならびに、アッパ
    リンクのヒッチ位置を選択できるようにしたことを特徴
    とする耕耘作業機用耕深調節装置。
  3. 【請求項3】 固定フレームに穿たれたボルト孔群はヒ
    ッチ部支持アームの複数のボルト孔と重ね合わせ可能な
    ピッチであることを特徴とする請求項2記載の耕耘作業
    機用耕深調節装置。
  4. 【請求項4】 前記ヒッチ部支持アームのボルト孔群が
    固定フレームとの固定孔とを兼用していることを特徴と
    する請求項2記載の耕耘作業機用耕深調節装置。
  5. 【請求項5】 前記ヒッチ部支持アームのボルト孔群が
    センターマストとの取付け孔を兼用していて、ボルト孔
    群の中の一つを選んでセンターマストを取付けるように
    構成したことを特徴とする請求項2、3記載の耕耘作業
    機用耕深調節装置。
  6. 【請求項6】 前記ヒッチ部支持アームの基部にあるボ
    ルト孔群の中の一つを選んでセンターマストを取付ける
    ように構成したことを特徴とする耕耘作業機用耕深調節
    装置。
  7. 【請求項7】 固定フレームに対するヒッチ部支持アー
    ムの調節は回転方向の移動により選択できるように構成
    したことを特徴とする請求項2ないし6記載の耕耘作業
    機用耕深調節装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007000136A (ja) * 2005-05-25 2007-01-11 Sugano Farm Mach Mfg Co Ltd 粗耕起作業機
JP2014180230A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Sugano Farm Machinery Mfg Co Ltd 圃場作業機
US10757852B2 (en) 2018-06-18 2020-09-01 Degelman Industries Lp Hitch assembly for towing a second agricultural implement behind a first agricultural implement

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