JPH0440401Y2 - - Google Patents

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JPH0440401Y2
JPH0440401Y2 JP7285186U JP7285186U JPH0440401Y2 JP H0440401 Y2 JPH0440401 Y2 JP H0440401Y2 JP 7285186 U JP7285186 U JP 7285186U JP 7285186 U JP7285186 U JP 7285186U JP H0440401 Y2 JPH0440401 Y2 JP H0440401Y2
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JP
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blade
blade part
reverse
claw
bolt
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JP7285186U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、圃場をアツパーカツト及びダウンカ
ツトで耕耘するのに利用される正逆転切換可能な
ロータリ耕耘装置に関する。
(従来の技術) アツパーカツト及びダウンカツトにより圃場を
耕耘する機械として、実開昭60−194004号公報
(従来例の1)、実開昭59−73118号公報(従来例
の2)等の技術がある。
従来例の1は、第6図にその一部を示すよう
に、爪軸1にブラケツト2を固着し、耕耘爪3の
基部をブラケツト2にボルト4を介して固定さ
せ、爪軸1が矢示S方向に回転するときには、側
縁部の刃部5で縦方向の切込みを入れ、反転部6
で耕土を持上げ、爪軸1が矢示方向に回転すると
きは、側縁部の刃部17で縦方向の切込みをれ、
反転部8で耕土を持上げるようにしている。
従来例の2は特に図示しないけれども、第6図
に示した耕耘爪をボルトを中心として揺動自在に
したものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、従来例の耕耘爪にあつては正逆転用
の刃部がいずれも凸曲形状とされてはいるもの
の、第6図で示す刃身部9の幅方向中心線10を
通る線上に正逆転用反転部6,8の折縁が形成さ
れていた。
従つて、刃部5,7及び反転部6,8のいずれ
もが正逆両用において幅が同一であり均等に摩耗
するば、その形状乃至機能の復元、すなわち、研
磨修理等の復元について問題はないけれども、現
実には、正転側の刃部5及び反転部6が逆転側に
比較して早期に摩耗していた。
これは、正転側により切削抵抗は逆転側より小
さいけれども、正転(ダウンカツト)がその使用
頻度で高いことに基づくものである。
従つて、従来例においては耕耘爪の寿命が短命
となつていたのである。
本考案は、正転方向の刃部、刃身部、反転部を
逆転方向のそれらより大きくすることによつて、
正転側が摩耗しても復元可能を容易にしたことを
目的とする。
(問題転を解決するための手段) 本考案が前述目的を達成するために講じる技術
的手段の特徴とするところは、刃身部26の前後
側縁に刃部27,28を有し、刃身部26の先端
に反転部29,30を有する正逆両用形の耕耘爪
17が、刃身部26の基部に形成した取付孔22
にボルト25を挿通して該ボルト25を中心とし
て正逆転切換自在な爪軸16に揺動自在に取付け
られたものにおいて、 正転用反転部29と逆転用反転部30との境界
折縁31が刃身部26の幅方向中心線32よりも
正転方向Dの後方側に偏位して前記中心線32と
平行線上に形成されている点にある。
(作用) 爪軸16が第1図の矢示D方向に回転される
と、基部がボルト25で枢支されている耕耘爪1
7はその刃部27が土中に当ると図の姿勢とされ
て刃部27で縦切りをし、反転部29で耕土を持
ち上げ放てきする。
爪軸16が第2図の矢示U方向に回転される
と、耕耘爪17はボルト25の軸心回りに姿勢変
更され、刃部28で縦切りをし、反転部30で耕
土を持上げ放てきする。
正転(ダウンカツト)のときにおける刃身部2
6の幅、反転部29の幅は逆転のときのそれらよ
り大であることから、摩耗しても研磨等の手段で
復元される。
(実施例) 第5図において、ロータリ耕耘機10は、図外
のトラクタに三点リンク(図ではロワーリンク1
1を示している)を介して昇降自在に連結されて
いる。
ロータリ耕耘機10はその上部中央に動力受入
軸12を有する伝動ケース13を備え、該伝動ケ
ース13内には、正逆転切換機構が内蔵されて出
力軸14を正逆いずれかに駆動可能である。
出力軸14の軸端に側部伝動ケース15を有
し、この側部伝動ケース15と、これと対応する
サイドフレームとの間に、爪軸16が支架され、
側部伝動ケース15内のチエーン等を介して爪軸
16を正逆いずれかに駆動可能としている。
爪軸16には多数の正逆両用形の耕耘爪17が
揺動自在に具備されてここに耕耘部18を構成し
ている。
なお、第5図において、19はカバー装置、2
0はレーキ装置である。
第1図乃至第4図に示す如く、爪軸16にはブ
ラケツト21が固設され、耕耘爪17の基部に形
成されている取付孔22に、鍔付カラー23を挿
嵌するとともに皿バネ24を介在した状態でボル
ト25を挿通することによつて耕耘爪17はボル
ト25の軸心回りに皿バネ24の抵抗に抗して揺
動自在である。
耕耘爪17は刃身部26の前後側縁部に正転用
刃部27と逆転用刃部28が突ワン形状として形
成されており、刃身部26の先端には正転用反転
部29と逆転用反転部30が爪軸16の軸方向に
屈曲されて形成されている。
正転用反転部29と逆転用反転部30は刃身部
26の長手方向を通る線上の境界折縁31を介し
て前後に区画されており、該折縁31は刃身部2
6の幅方向中央を長手方向に通る中心線32より
も、正転方向Dの回転方向後方側に符号Lだけ偏
位されている。
その他、爪軸16上でブラケツト21内には、
耕耘爪17の基部山形部33,34が接当する三
角山形のストツパ35,36が形成されており、
山形部33,34とストツパ35,36が互いに
接当することによつて、耕耘爪17は正転方向D
の姿勢(第1図参照)と、逆転方向Uの姿勢(第
2図参照)と、にそれぞれ姿勢保持可能とされて
いる。
(考案の効果) 本考案は刃身部26の前後側縁に刃部27,2
8を有し、刃身部26の先端に反転部29,30
を有する正逆両用形の耕耘爪17が、刃身部26
の基部に形成した取付孔22にボルト25を挿通
して該ボルト25を中心として正逆転切換自在な
爪軸16に揺動自在に取付けられたものにおい
て、 正転用反転部29と逆転用反転部30との境界
折縁31が刃身部26の幅方向中心線32よりも
正転方向Dの後方側に偏位して前記中心線32と
平行線上に形成されていることを特徴とするの
で、逆転用刃部28及び反転部30よりも、使用
頻度が高いことに基き正転用刃部27及び反転部
29が早期に摩耗したとしても、正転用刃部27
及び反転部29はこれ側の刃身部26が広幅すな
わち、偏位量Lだけ広幅とされていることから、
研磨、切削等の補修処理を施すことによつて、復
元することができ、ここに、耕耘爪17の全体と
しての寿命を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本考案の実施例を示し、第
1図は正転時の側面図、第2図は逆転時の側面
図、第3図は取付状態全体を示す背面図、第4図
は同要部の断面図、第5図は本案を使用したロー
タリ耕耘機の側面図、第6図は従来例の側面図で
ある。 16……爪軸、17……耕耘爪、26……刃身
部、27,28……刃部、29,30……反転
部、31……折縁、L……偏位量。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 刃身部26の前後側縁に刃部27,28を有
    し、刃身部26の先端に反転部29,30を有す
    る正逆両用形の耕耘爪17が、刃身部26の基部
    に形成した取付孔22にボルト25を挿通して該
    ボルト25を中心として正逆転切換自在な爪軸1
    6に揺動自在に取付けられたものにおいて、 正転用反転部29と逆転用反転部30との境界
    折縁31が刃身部26の幅方向中心線32よりも
    正転方向Dの後方側に偏位して前記中心線32と
    平行線上に形成されていることを特徴とする正逆
    転切換可能なロータリ耕耘装置。
JP7285186U 1986-05-14 1986-05-14 Expired JPH0440401Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7285186U JPH0440401Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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JP7285186U JPH0440401Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62186601U JPS62186601U (ja) 1987-11-27
JPH0440401Y2 true JPH0440401Y2 (ja) 1992-09-22

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ID=30916666

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JP7285186U Expired JPH0440401Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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