JPH048724Y2 - - Google Patents
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- JPH048724Y2 JPH048724Y2 JP6390685U JP6390685U JPH048724Y2 JP H048724 Y2 JPH048724 Y2 JP H048724Y2 JP 6390685 U JP6390685 U JP 6390685U JP 6390685 U JP6390685 U JP 6390685U JP H048724 Y2 JPH048724 Y2 JP H048724Y2
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- bracket
- claw
- shaft
- tilling
- pawl
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Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、正逆転両用ロータリ作業機の耕耘爪
取付装置に関する。
取付装置に関する。
(従来の技術)
正逆転両用のロータリ作業機の耕耘爪取付装置
として、例えば、実開昭60−31202号公報に記載
のものが公知である。
として、例えば、実開昭60−31202号公報に記載
のものが公知である。
この公知のものは、水平軸心回りに回動自在な
爪軸を有し、該爪軸に左右一対のブラケツト体が
径外方向に突設され、該ブラケツト体間の間隙に
耕耘爪が挿脱自在に挿入され、該挿入された爪は
両ブラケツト体及び爪を貫通し、かつ爪軸に平行
な支軸体によつて揺動自在に枢支されている。こ
の支軸体に皿バネが套嵌され、耕耘爪の揺動抵抗
を付与している。そして、この耕耘爪は、爪軸の
正・逆回転方向に応じてその取付姿勢を支軸体回
りに揺動自在に自動的に変更するものである。
爪軸を有し、該爪軸に左右一対のブラケツト体が
径外方向に突設され、該ブラケツト体間の間隙に
耕耘爪が挿脱自在に挿入され、該挿入された爪は
両ブラケツト体及び爪を貫通し、かつ爪軸に平行
な支軸体によつて揺動自在に枢支されている。こ
の支軸体に皿バネが套嵌され、耕耘爪の揺動抵抗
を付与している。そして、この耕耘爪は、爪軸の
正・逆回転方向に応じてその取付姿勢を支軸体回
りに揺動自在に自動的に変更するものである。
(考案が解決しようとする問題点)
前記公知技術によれば、左右一対のブラケツト
体は、矩形断面の板材から成る為、剛性が低く、
倒れやすかつた。また、左右一対のブラケツト体
は単に向い合つているのみであり、その対向面間
に位置する皿バネ等は、外部から見える為、この
間隙に土や石が侵入してつまりやすく、耕耘爪の
揺動を阻害するおそれがあつた。
体は、矩形断面の板材から成る為、剛性が低く、
倒れやすかつた。また、左右一対のブラケツト体
は単に向い合つているのみであり、その対向面間
に位置する皿バネ等は、外部から見える為、この
間隙に土や石が侵入してつまりやすく、耕耘爪の
揺動を阻害するおそれがあつた。
そこで、本考案は、ブラケツト体の重量増加を
招くことなくその剛性を高め、かつブラケツト体
間の間隙に土や石等が侵入しないようにした耕耘
爪取付装置を提供することを目的とする。
招くことなくその剛性を高め、かつブラケツト体
間の間隙に土や石等が侵入しないようにした耕耘
爪取付装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
前記目的を達成するための本考案の特徴とする
処は、水平軸心回りに回動自在な爪軸13に、左
右一対のブラケツト体23,24が径外方向に突
設され、該ブラケツト体23,24間の間隙に耕
耘爪22が挿入され、該爪22を揺動自在に枢支
する支軸体28が両ブラケツト体23,24及び
爪22を貫通して爪軸13と平行に設けられると
共に、爪22の揺動を制動する皿バネ37が支軸
体28に套嵌されたロータリ作業機の耕耘爪取付
装置において、 前記一方のブラケツト体23に他方のブラケツ
ト体24側に突出するリブ25が設けられ、該リ
ブ25は前記皿バネ37の外周を覆うと共に、リ
ブ25の端面と他方のブラケツト24の端面間に
は耕耘爪22を揺動自在に挿入可能とする僅少間
隙が形成されている点にある。
処は、水平軸心回りに回動自在な爪軸13に、左
右一対のブラケツト体23,24が径外方向に突
設され、該ブラケツト体23,24間の間隙に耕
耘爪22が挿入され、該爪22を揺動自在に枢支
する支軸体28が両ブラケツト体23,24及び
爪22を貫通して爪軸13と平行に設けられると
共に、爪22の揺動を制動する皿バネ37が支軸
体28に套嵌されたロータリ作業機の耕耘爪取付
装置において、 前記一方のブラケツト体23に他方のブラケツ
ト体24側に突出するリブ25が設けられ、該リ
ブ25は前記皿バネ37の外周を覆うと共に、リ
ブ25の端面と他方のブラケツト24の端面間に
は耕耘爪22を揺動自在に挿入可能とする僅少間
隙が形成されている点にある。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する
と、第5図は、トラクタ装着用の正逆転ロータリ
を例示し、これはロータリ機枠1、耕耘部2及び
耕耘カバー装置3から構成されており、そのロー
タリ機枠1は三点リンク機構4を介してトラクタ
の後方に昇降自在に装着している。ロータリ機枠
1は入力ギヤーケース5の左右両側に突設された
腕体6の一端に伝動ケース7、他端に支持板8を
夫々有し、また腕体6から後方に延びる支持枠9
を介して左右一対のゲージ輪10が設けられてい
る。ギヤーケース5はトラクタのPTO軸に接続
される入力軸11と正逆転切換機構とを有し、一
方の腕体6内の伝動軸12から伝動ケース7内の
巻掛伝動機構を介して耕耘部2の爪軸13を正逆
転方向に切換駆動可能である。耕耘カバー装置3
はロータリ機枠1に固定された主カバー14、こ
の主カバー14の後端にヒンジ15を介して枢着
された後部カバー16、及び左右両側の前側部カ
バー17、後側部カバー18等から成り、その後
部カバー16は弾下機構19により下方に付勢さ
れている。主カバー14の後端部には、耕耘部2
と後部カバー16との間に位置するように櫛歯状
のレーキ20が取付けられている。
と、第5図は、トラクタ装着用の正逆転ロータリ
を例示し、これはロータリ機枠1、耕耘部2及び
耕耘カバー装置3から構成されており、そのロー
タリ機枠1は三点リンク機構4を介してトラクタ
の後方に昇降自在に装着している。ロータリ機枠
1は入力ギヤーケース5の左右両側に突設された
腕体6の一端に伝動ケース7、他端に支持板8を
夫々有し、また腕体6から後方に延びる支持枠9
を介して左右一対のゲージ輪10が設けられてい
る。ギヤーケース5はトラクタのPTO軸に接続
される入力軸11と正逆転切換機構とを有し、一
方の腕体6内の伝動軸12から伝動ケース7内の
巻掛伝動機構を介して耕耘部2の爪軸13を正逆
転方向に切換駆動可能である。耕耘カバー装置3
はロータリ機枠1に固定された主カバー14、こ
の主カバー14の後端にヒンジ15を介して枢着
された後部カバー16、及び左右両側の前側部カ
バー17、後側部カバー18等から成り、その後
部カバー16は弾下機構19により下方に付勢さ
れている。主カバー14の後端部には、耕耘部2
と後部カバー16との間に位置するように櫛歯状
のレーキ20が取付けられている。
耕耘部2は支持板8と伝動ケース7との下端部
間に横架された爪軸13に、回転方向及び軸方向
に位置を変えて爪取付ブラケツト21を溶接等で
固着し、その各爪取付ブラケツト21に耕耘爪2
2を夫々取付けて成る。爪取付ブラケツト21は
第1図乃至第4図に示すように左右一対のブラケ
ツト体23,24を有し、両ブラケツト体23,
24の周縁には、夫々一側方に突出する補強用の
リブ25,26が設けられ、一方のブラケツト体
23のリブ25下部は、他方のブラケツト体24
に延設すべく、より長く突設された連結部27と
され、他方のブラケツト体24の下部に溶接等に
より一体的に固着されている。そして連結部27
上方の両ブラケツト体23,24間には、適宜、
間隙を有しており、該間隙を介して耕耘爪22の
取付基部が両ブラケツト体23,24間に挿入さ
れ、爪軸13に平行に取付けられた支軸体28に
よつて揺動自在に枢支されている。該支軸体28
は耕耘爪22を揺動自在に枢支する軸部29と、
該軸部29一端に径外方張出状に設けられた頭部
30と、軸部29他端側に突出形成された雄ネジ
軸部31とを備え、頭部30の外側半部より径外
方に張出し形成された断面正六角形の回り止め部
32とされている。回り止め部32の端面中央部
にはキリ穴32aが開設されている。このキリ穴
32aは爪22の嵌合部を避けた深さとされてい
る。また軸部29の雄ネジ軸部31側の外周面
に、切欠部が形成され、所謂断面小判状の回動阻
止部33が設けられている。
間に横架された爪軸13に、回転方向及び軸方向
に位置を変えて爪取付ブラケツト21を溶接等で
固着し、その各爪取付ブラケツト21に耕耘爪2
2を夫々取付けて成る。爪取付ブラケツト21は
第1図乃至第4図に示すように左右一対のブラケ
ツト体23,24を有し、両ブラケツト体23,
24の周縁には、夫々一側方に突出する補強用の
リブ25,26が設けられ、一方のブラケツト体
23のリブ25下部は、他方のブラケツト体24
に延設すべく、より長く突設された連結部27と
され、他方のブラケツト体24の下部に溶接等に
より一体的に固着されている。そして連結部27
上方の両ブラケツト体23,24間には、適宜、
間隙を有しており、該間隙を介して耕耘爪22の
取付基部が両ブラケツト体23,24間に挿入さ
れ、爪軸13に平行に取付けられた支軸体28に
よつて揺動自在に枢支されている。該支軸体28
は耕耘爪22を揺動自在に枢支する軸部29と、
該軸部29一端に径外方張出状に設けられた頭部
30と、軸部29他端側に突出形成された雄ネジ
軸部31とを備え、頭部30の外側半部より径外
方に張出し形成された断面正六角形の回り止め部
32とされている。回り止め部32の端面中央部
にはキリ穴32aが開設されている。このキリ穴
32aは爪22の嵌合部を避けた深さとされてい
る。また軸部29の雄ネジ軸部31側の外周面
に、切欠部が形成され、所謂断面小判状の回動阻
止部33が設けられている。
一方のブラケツト体23には支軸体28の回り
止め部32が嵌合される正六角形の嵌合孔34が
形成され、他方のブラケツト体24には雄ネジ部
31が挿通される挿通孔35が形成されている。
そして支軸体28は爪取付ブラケツト21の一側
より、ブラケツト体23、耕耘爪22及びブラケ
ツト体24に順次、貫通され、雄ネジ軸部31に
対するナツト36締結により、ブラケツト体24
を挟持することにより、かつ嵌合孔34に回り止
め部32が保持されることにより、ブラケツト2
1に取付け固定される。この際、支軸体28の頭
部30外側面、即ち、回り止め部32外側面とブ
ラケツト体30外側面とは面一状となるよう構成
されている。また頭部30と耕耘爪22との間に
位置した、支軸体28の軸部29にはサラバネ3
7及び座金38が順次外挿状に装着され、耕耘爪
22の爪軸13回転方向の揺動に適宜摩擦抵抗を
付与している。尚、各サラバネ37は軸部29に
相対回動自在に装着されており、一方、座金38
には中央に軸部29の回動阻止部33と対応する
小判状の回動阻止孔39が形成され、回動阻止部
33に対する座金38の回動阻止孔39嵌合によ
り、相対回動できない状態で座金38が軸部29
に保持されている。また、サラバネ37や座金3
8は、ブラケツト体23のリブ25で囲まれた凹
部内に位置する構成とされている。
止め部32が嵌合される正六角形の嵌合孔34が
形成され、他方のブラケツト体24には雄ネジ部
31が挿通される挿通孔35が形成されている。
そして支軸体28は爪取付ブラケツト21の一側
より、ブラケツト体23、耕耘爪22及びブラケ
ツト体24に順次、貫通され、雄ネジ軸部31に
対するナツト36締結により、ブラケツト体24
を挟持することにより、かつ嵌合孔34に回り止
め部32が保持されることにより、ブラケツト2
1に取付け固定される。この際、支軸体28の頭
部30外側面、即ち、回り止め部32外側面とブ
ラケツト体30外側面とは面一状となるよう構成
されている。また頭部30と耕耘爪22との間に
位置した、支軸体28の軸部29にはサラバネ3
7及び座金38が順次外挿状に装着され、耕耘爪
22の爪軸13回転方向の揺動に適宜摩擦抵抗を
付与している。尚、各サラバネ37は軸部29に
相対回動自在に装着されており、一方、座金38
には中央に軸部29の回動阻止部33と対応する
小判状の回動阻止孔39が形成され、回動阻止部
33に対する座金38の回動阻止孔39嵌合によ
り、相対回動できない状態で座金38が軸部29
に保持されている。また、サラバネ37や座金3
8は、ブラケツト体23のリブ25で囲まれた凹
部内に位置する構成とされている。
40は耕耘爪22を正転傾斜姿勢A及び逆転傾
斜姿勢Bとに規制保持するストツパで、両ブラケ
ツト体23,24間に亘る円柱状のストツパ本体
41と、該本体41の両端面より夫々段部を介し
て軸方向に突出されたより小形円柱状の嵌合突部
42とを備え、両嵌合突42は両ブラケツト体2
3,24の下縁部に夫々形成された切欠嵌合部4
3,44に、夫々嵌合保持された状態で、各ブラ
ケツト体23,24が爪軸13に溶接等により固
着されている。この際、ストツバ40の本体41
外周面一側は第3図に示される如く、爪軸13の
外周面にその軸方向に沿つて当接状となるよう構
成されている。
斜姿勢Bとに規制保持するストツパで、両ブラケ
ツト体23,24間に亘る円柱状のストツパ本体
41と、該本体41の両端面より夫々段部を介し
て軸方向に突出されたより小形円柱状の嵌合突部
42とを備え、両嵌合突42は両ブラケツト体2
3,24の下縁部に夫々形成された切欠嵌合部4
3,44に、夫々嵌合保持された状態で、各ブラ
ケツト体23,24が爪軸13に溶接等により固
着されている。この際、ストツバ40の本体41
外周面一側は第3図に示される如く、爪軸13の
外周面にその軸方向に沿つて当接状となるよう構
成されている。
前記耕耘爪22は一対のブラケツト体23,2
4間に挿入される取付基部と、回転方向両側の一
対の刃身部と、先端側に屈曲形成された掬い部4
5とを有し、これらによつて取囲まれる中央部に
孔部が適宜形成とされている。
4間に挿入される取付基部と、回転方向両側の一
対の刃身部と、先端側に屈曲形成された掬い部4
5とを有し、これらによつて取囲まれる中央部に
孔部が適宜形成とされている。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、両ブラケツト体23,24の下部が連結部2
7によつて互いに固着されているため、各ブラケ
ツト体23,24の側方への倒れが防止できる。
また各ブラケツト体23,24の周縁にリブ2
5,26が形成されているため、個々のブラケツ
ト体23,24の剛性が大となり、強度向上が図
れる。従つて、ブラケツト体23,24を板金製
とすることができ、軽量化が図られる。さらに支
軸体28の頭部30外側面、即ち、回り止め部3
2外側面とブラケツト体23の外側面とが面一状
とされた状態で、支軸体28が爪取付ブラケツト
21に取付けられる構成であり、支軸体28の頭
部30がブラケツト体23の外側面より外側方に
突出しないため、頭部30に対する土の付着が防
止でき、耕耘抵抗の増大が防止できる。また頭部
30の回り止め部32が断面六角形に形成され、
ブラケツト体23の嵌合孔34が対応する正六角
形に形成され、軸方向に嵌脱自在に嵌合される構
成であるため、サラバネ37の付勢力を適性値に
することができ、またナツト36締結時の連れ回
りが防止できると共に、耕耘爪22の揺動による
連れ回りも防止できる。またサラバネ37と耕耘
爪22との間に座金38が介在されると共に、該
座金38が支軸体28の回動阻止部33に相対回
動できないよう装着されているため、耕耘爪22
の揺動に際し、座金38と頭部30との間でサラ
バネ37が相対回動されず、サラバネ37の摩耗
が防止できる。さらにブラケツト体23のリブ2
5で、所謂、サラバネ37や座金38を覆つた構
成であり、土等の侵入が防止できる。またストツ
パ40がストツパ本体41とその両端面より突出
して設けられた嵌合突部42とからなり、両嵌合
突部42を両ブラケツト体23,24の切欠嵌合
部43,44に嵌合した状態で両ブラケツト体2
3,24を爪軸13に溶接固着すれば、ストツパ
40が抜止め状に固定され、従つてストツパ40
を溶接等により固着する必要がなく、ストツパ4
0の組付けの容易化が図れる。そしてストツパ本
体41の外周面一側が爪軸13に当接されている
ため、耕耘爪22が当接した際における支持強度
が大である。またストツパ本体41が円柱状であ
り、耕耘爪22との接触が所謂、線接触となり、
面圧が高くなるため、面接触のものに比べ、両者
間における土の詰まりが防止でき、耕耘爪22を
良好な姿勢で保持できる。またブラケツト体2
3,24は面対向することなく、リブ25により
対向面間に空所が形成される為、従来のように、
対向面間に土等が詰まり、爪22の揺動を阻害す
ることがなくなる。
り、両ブラケツト体23,24の下部が連結部2
7によつて互いに固着されているため、各ブラケ
ツト体23,24の側方への倒れが防止できる。
また各ブラケツト体23,24の周縁にリブ2
5,26が形成されているため、個々のブラケツ
ト体23,24の剛性が大となり、強度向上が図
れる。従つて、ブラケツト体23,24を板金製
とすることができ、軽量化が図られる。さらに支
軸体28の頭部30外側面、即ち、回り止め部3
2外側面とブラケツト体23の外側面とが面一状
とされた状態で、支軸体28が爪取付ブラケツト
21に取付けられる構成であり、支軸体28の頭
部30がブラケツト体23の外側面より外側方に
突出しないため、頭部30に対する土の付着が防
止でき、耕耘抵抗の増大が防止できる。また頭部
30の回り止め部32が断面六角形に形成され、
ブラケツト体23の嵌合孔34が対応する正六角
形に形成され、軸方向に嵌脱自在に嵌合される構
成であるため、サラバネ37の付勢力を適性値に
することができ、またナツト36締結時の連れ回
りが防止できると共に、耕耘爪22の揺動による
連れ回りも防止できる。またサラバネ37と耕耘
爪22との間に座金38が介在されると共に、該
座金38が支軸体28の回動阻止部33に相対回
動できないよう装着されているため、耕耘爪22
の揺動に際し、座金38と頭部30との間でサラ
バネ37が相対回動されず、サラバネ37の摩耗
が防止できる。さらにブラケツト体23のリブ2
5で、所謂、サラバネ37や座金38を覆つた構
成であり、土等の侵入が防止できる。またストツ
パ40がストツパ本体41とその両端面より突出
して設けられた嵌合突部42とからなり、両嵌合
突部42を両ブラケツト体23,24の切欠嵌合
部43,44に嵌合した状態で両ブラケツト体2
3,24を爪軸13に溶接固着すれば、ストツパ
40が抜止め状に固定され、従つてストツパ40
を溶接等により固着する必要がなく、ストツパ4
0の組付けの容易化が図れる。そしてストツパ本
体41の外周面一側が爪軸13に当接されている
ため、耕耘爪22が当接した際における支持強度
が大である。またストツパ本体41が円柱状であ
り、耕耘爪22との接触が所謂、線接触となり、
面圧が高くなるため、面接触のものに比べ、両者
間における土の詰まりが防止でき、耕耘爪22を
良好な姿勢で保持できる。またブラケツト体2
3,24は面対向することなく、リブ25により
対向面間に空所が形成される為、従来のように、
対向面間に土等が詰まり、爪22の揺動を阻害す
ることがなくなる。
すなわち、爪22と一方のブラケツト体24と
が面接触し、他方のブラケツト体23と爪22と
は空所を介して対面している。この空所に皿バネ
37等が内包されている。面接触している側のブ
ラケツト体24に支軸体28がナツト止めされて
いる。爪22の掬い部45は面接触側のブラケツ
ト体24とは反対側に折曲成形されている。尚、
爪22は爪軸13上に多数並設されており、各爪
22の折曲方向は同じではない。従つて、爪取付
ブラケツト21のブラケツト体23,24の配置
は、図例とは逆のものもある。
が面接触し、他方のブラケツト体23と爪22と
は空所を介して対面している。この空所に皿バネ
37等が内包されている。面接触している側のブ
ラケツト体24に支軸体28がナツト止めされて
いる。爪22の掬い部45は面接触側のブラケツ
ト体24とは反対側に折曲成形されている。尚、
爪22は爪軸13上に多数並設されており、各爪
22の折曲方向は同じではない。従つて、爪取付
ブラケツト21のブラケツト体23,24の配置
は、図例とは逆のものもある。
尚、上記実施例において、回り止め部32及び
嵌合孔34が夫々、正六角形のものを示している
が、四角形等、互いに嵌脱自在に密嵌する非円形
状であればよい。
嵌合孔34が夫々、正六角形のものを示している
が、四角形等、互いに嵌脱自在に密嵌する非円形
状であればよい。
第6図及び第7図は、ブラケツト体23,24
の配置及び、その形状の変形例を示すものであ
り、第6図はそのリブ25,26が互いに向いあ
つているものであり、第7図は、一方のブラケツ
ト体24がリブ無しの平板状に成形されているも
のである。
の配置及び、その形状の変形例を示すものであ
り、第6図はそのリブ25,26が互いに向いあ
つているものであり、第7図は、一方のブラケツ
ト体24がリブ無しの平板状に成形されているも
のである。
(考案の効果)
本考案によれば、一方のブラケツト体の周縁に
他方のブラケツト体側に突出するリブが設けられ
ているために、ブラケツトの剛性が高められ、ブ
ラケツト体の側方への倒れが防止できると共に、
リブによつてブラケツト体の強度向上が図れる。
他方のブラケツト体側に突出するリブが設けられ
ているために、ブラケツトの剛性が高められ、ブ
ラケツト体の側方への倒れが防止できると共に、
リブによつてブラケツト体の強度向上が図れる。
従つて、ブラケツト体を板金製とすることが可
能となり軽量化が図れる。更にリブにより空所が
形成される為、爪の揺動抵抗が減少するものであ
る。そして、このリブにより皿バネが覆われるの
で、該空所に土や石の侵入がなくなり、耕耘爪の
揺動が円滑となる。
能となり軽量化が図れる。更にリブにより空所が
形成される為、爪の揺動抵抗が減少するものであ
る。そして、このリブにより皿バネが覆われるの
で、該空所に土や石の侵入がなくなり、耕耘爪の
揺動が円滑となる。
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は第1図−線断面図、第3図は第2図−
線断面図、第4図は第2図−線断面図、第5
図はロータリ作業機の一部断面側面図、第6図及
び第7図は本考案の実施例の変形例を示すブラケ
ツトの平面図である。 13……爪軸、21……爪取付ブラケツト、2
2……耕耘爪、23,24……ブラケツト体、2
5,26……リブ、28……支軸体、37……皿
ハネ。
は第1図−線断面図、第3図は第2図−
線断面図、第4図は第2図−線断面図、第5
図はロータリ作業機の一部断面側面図、第6図及
び第7図は本考案の実施例の変形例を示すブラケ
ツトの平面図である。 13……爪軸、21……爪取付ブラケツト、2
2……耕耘爪、23,24……ブラケツト体、2
5,26……リブ、28……支軸体、37……皿
ハネ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 水平軸心回りに回動自在な爪軸13に、左右一
対のブラケツト体23,24が径外方向に突設さ
れ、該ブラケツト体23,24間の間隙に耕耘爪
22が挿入され、該爪22を揺動自在に枢支する
支軸体28が両ブラケツト体23,24及び爪2
2を貫通して爪軸13と平行に設けられると共
に、爪22の揺動を制動する皿バネ37が支軸体
28に套嵌されたロータリ作業機の耕耘爪取付装
置において、 前記一方のブラケツト体23に他方のブラケツ
ト体24側に突出するリブ25が設けられ、該リ
ブ25は前記皿バネ37の外周を覆うと共に、リ
ブ25の端面と他方のブラケツト24の端面間に
は耕耘爪22を揺動自在に挿入可能とする僅少間
隙が形成されていることを特徴とする耕耘爪取付
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6390685U JPH048724Y2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6390685U JPH048724Y2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61178803U JPS61178803U (ja) | 1986-11-07 |
JPH048724Y2 true JPH048724Y2 (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=30594495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6390685U Expired JPH048724Y2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH048724Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-26 JP JP6390685U patent/JPH048724Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61178803U (ja) | 1986-11-07 |