JPH036161Y2 - - Google Patents

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JPH036161Y2
JPH036161Y2 JP17725184U JP17725184U JPH036161Y2 JP H036161 Y2 JPH036161 Y2 JP H036161Y2 JP 17725184 U JP17725184 U JP 17725184U JP 17725184 U JP17725184 U JP 17725184U JP H036161 Y2 JPH036161 Y2 JP H036161Y2
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claw
hole
shaft
support plate
small hole
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JP17725184U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、正逆転ロータリにおける正逆転兼用
耕耘爪の取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、正逆転兼用耕耘爪の取付構造として、実
願昭57−168308号に示される如く、耕耘爪取付用
ブラケツトを爪軸の外周面に適宜、間隔を有して
溶接固着し、該取付用ブラケツトに耕耘爪を取付
けていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構造によれば、個々にブラケツトを鍛造加
工した後、爪軸に溶接しなければならず、手間が
かかつた。そこで、本考案は上記問題点に鑑み、
製作加工の容易化及び爪軸に対する組付けの容易
化を図ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) その技術的手段は、正逆転切換自在な爪軸20
に爪取付体21を設け、爪取付体21は間隔を有
して対向する1対の爪支持板35を備え、両爪支
持板35に互いに対向して大孔63及び小孔64
を夫々形成し、前後縁に刃部26a,26bを有
する耕耘爪22の取付基部23を両爪支持板35
間に挿入すると共に大孔63側に爪弾圧部材42
を介在し、大孔63及び小孔64を挿通するボル
ト部材30により締結した正逆転兼用耕耘爪の取
付構造において、前記爪取付体21が中央に爪軸
20が嵌通される嵌通孔34を備えた1対のフラ
ンジ状爪支持板35からなり、一方の爪支持板3
5に嵌通孔34より等距離の位置に夫々前記大孔
63及び小孔64が形成され、他方の爪支持板3
5にそれら大孔63及び小孔64に対向して小孔
64及び大孔63が形成されてなる点にある。
(作用) 本考案によれば、爪支持板35に嵌通孔34よ
り等距離の位置に夫々大孔63及び小孔64が形
成されているため、同形の爪支持板35を適宜、
反転させれば他方の爪支持板35として使用で
き、従つて、爪支持板35を製作するための型が
単一でよく、製作加工が容易に行なえる。また、
両爪支持板35を夫々爪軸20に取付ければ、大
孔63と小孔64とが互いに対向する複数の爪取
付部が構成され、組付けの容易化が図れる。
(実施例) 以下、本考案の第1実施例を図面に基づいて説
明すると、第1図乃至第4図において、1は正逆
転ロータリ耕耘機で、機枠2、耕耘部3及び耕耘
カバー装置4等で主構成されており、図外のトラ
クタに三点リンク機構を介して昇降自在に装着さ
れている。
前記機枠2は、正逆転ギヤ伝動機構を組込んだ
ギヤケース5の左右のサポートアーム6を穿設
し、各サポートアーム6の外端に伝動ケース7と
サイドフレーム18とが固定されて構成されてい
る。8はギヤケース5から前方へ突出した入力
軸、9は入力軸8の動力を伝動ケース7へ伝達す
る伝動軸、10は機枠2から後方へ延設された支
持枠で、この支持枠10はゲージ輪11を支持し
ており、高さ調整機構12で角度調整自在になつ
ている。
耕耘カバー装置4は、機枠2に固定の主カバー
13と、この主カバー13の後端に枢支された後
部カバー14と、左右1対のサイドカバー15と
を有し、前記後部カバー14は均平圧調整機構1
6によつて吊下げられている。また、主カバー1
3の後端には櫛歯状のレイキ17が角度調整自在
に取付けられ、後部カバー14と耕耘部3との間
に位置して、耕耘土を表層細土下層土塊状に整え
る。
耕耘部3は前記伝動ケース7とサイドフレーム
18とによつて横軸廻り回動自在に支持された爪
軸20と、この爪軸20に固着の爪取付体21を
介して装着された多数本の耕耘爪22とを有して
おり、前記爪軸20はギヤケース5からの動力に
よつて正逆転切換自在となつている。
前記耕耘爪22は正面視略への字状に折曲され
ており、爪取付体21内に挿入される取付基部2
3と刃身部24とは平板状に形成され、刃身部2
4の先端から折曲されて掬い部25となつてお
り、刃身部24と掬い部25の前後縁は側面視円
孤状の刃部26a,26bが形成され、刃身部2
4の中央には排土用の略円形又は玉子形の開口部
27が形成されている。
前記耕耘爪22は側面視略丸形であるが、前後
非対称形であり、刃部26aは刃部26bより曲
率が小さく、ダウンカツト耕耘用となつている。
前記取付基部23には爪取付体21に対して枢支
するためのボルト部材としての支軸30が貫通す
る取付孔31が形成され、また、爪軸20側の基
端縁32には前後に円弧凹状の当接面33a,3
3bが形成されている。当接面33aは耕耘爪2
2が正転作業姿勢イ(第3図仮想線で示すダウン
カツト耕耘)のとき、当接面33bは耕耘爪22
が逆転作業姿勢ロ(第3図実線で示すアツパカツ
ト耕耘)のとき、夫々爪軸20の外周面と面接触
して、各作業姿勢を保持する。
前記爪取付体21は中央に爪軸20が挿通され
る嵌通孔34を備えた1対のフランジ状爪支持板
35よりなり、例えば厚さ4.5mm〜6mmの鋼板を
プレス加工することに形成されている。各爪支持
板35は側面視略楕円形で、嵌通孔34より径方
向等距離の位置に夫々、大孔63及び小孔64が
形成されている。そして各爪支持板35の嵌通孔
34に爪軸20が挿通されると共に、各爪支持板
35が互いに反転状として、即ち相互の大孔63
及び小孔64が対向状として、爪軸20に溶着さ
れている。両爪支持板35は間隔を有して対向し
ていて内外周縁が側方に折曲されて補強リブの役
目をしている。
支持軸30は中央に軸部36を、その一端に軸
部36より小径の雄ネジ部37を、他端に大径の
フランジ部38を夫々形成しており、軸部36は
一方の爪支持板35の大孔63と耕耘爪22の取
付孔31を貫通し、その段部39が他方の爪支持
板35に当接し、この他方の爪支持板35の小孔
64を貫通した雄ネジ部37にナツト40を螺合
し、これによつて支持軸30は爪支持板35に対
して固定されている。
41は舌付き座金、42は2枚1組の皿バネ製
の爪弾圧部材で、共に軸部36に嵌合され、耕耘
爪22とフランジ部38との間に介在されてい
る。耕耘爪22は支持軸30の廻りで爪軸回転方
向に揺動自在であり、前記爪弾圧部材42は耕耘
爪22を他方の爪支持板35に弾圧し、揺動に対
する摩擦低抗を与えている。この摩擦低抗は、耕
耘爪22が遠心力によつて各作業姿勢イ,ロから
中立位置へ揺動しようとする力より大きく、一方
の作業姿勢の耕耘爪22を逆転させて土に打込ん
だときの土反力よりも小さく設定されている。舌
付き座金41は揺動する耕耘爪22と爪弾圧部材
42との擢接を回避するためのものである。
前記支持軸30のフランジ部38は内面が一方
の爪支持板35の外面に当接しており、その内面
には環状突起44が形成されている。この環状突
起44は前記爪弾圧部材42及び舌付き座金41
を包囲する突出量で、一方の爪支持板35の肉厚
と略同一であり、1箇所に切欠部45が形成され
且つその両側に1対の廻止め突起46が形成され
ている。
一方の爪支持板35には環状突起44と適合嵌
合する前記大孔63が形成されている。この大孔
63の1箇所には1対の廻止め突起46が係合す
る切欠部48が形成されている。前記支持軸30
は環状突起44によつて爪支持板35に対して耕
耘爪22の近傍で支持され且つ廻止めされてい
る。また、環状突起44の切欠部45には舌付き
座金41の舌片49が係合し、支持軸30に対す
る廻止めが為されている。
本考案の第1実施例は以上のように構成されて
おり、各爪支持板35が中央に嵌通孔34を備
え、嵌通孔34より径方向等距離の位置に夫々、
大孔63及び小孔64を備えた構成であるため、
適宜、反転させれば、他方の爪支持板35として
使用でき、従つて、プレス加工に際して、単一の
型でプレス加工することにより1対の爪支持板3
5が製作加工でき、製作加工の容易化及び製作コ
ストの低減が図れる。また鋼板をプレス加工する
ことによつて重量低減が図れ、補強リブによつて
剛性も向上できる。さらに1対の爪支持板35の
嵌合孔34に爪軸20を嵌入して、溶着すればよ
く、また大孔63と小孔64とが互いに対向する
複数の爪取付部が同時に構成され、組付けの容易
化が図れる。
第5図は第2実施例を示しており、支持軸30
のかわりにフランジ付カラー65とボルト66と
で取付ける構造としたものである。
尚、爪弾圧部材42は1枚の皿バネ、コイルバ
ネ又はその他弾圧可能な部材でも良く、耕耘爪2
2に与える摩擦低抗の調整は座金41の肉厚を変
えるか又はシムを介在させる。
(考案の効果) 本考案によれば、爪支持板に嵌通孔より等距離
の位置に夫々大孔及び小孔が形成されているた
め、同形の爪支持板を適宜、反転させれば他方の
爪支持板として使用でき、従つて、爪支持板を製
作するための型が単一でよく、製作加工が容易に
行なうことができ、製作コスト低減が図れる。ま
た両支持板を夫々爪軸に取付ければ、大孔と小孔
とが互いに対向する複数の爪取付部が構成され、
組付けの容易化が図れるという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す要部断面
図、第2図は正逆転ロータリ耕耘機全体を示す側
断面図、第3図は同要部側断面図、第4図は支持
軸と舌付き座金の斜視図、第5図は第2実施例を
示す要部断面図である。 1……正逆転ロータリ耕耘機、20……爪軸、
21……爪取付体、22……耕耘爪、23……取
付基部、26a,26b……刃部、30……支持
軸、34……嵌通孔、35……爪支持板、42…
…爪弾圧部材、63……大孔、64……小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正逆転切換自在な爪軸20に爪取付体21を設
    け、爪取付体21は間隔を有して対向する1対の
    爪支持板35を備え、両爪支持板35に互いに対
    向して大孔63及び小孔64を夫々形成し、前後
    縁に刃部26a,26bを有する耕耘爪22の取
    付基部23を両爪支持板35間に挿入すると共に
    大孔63側に爪弾圧部材42を介在し、大孔63
    及び小孔64を挿通するボルト部材30により締
    結した正逆転兼用耕耘爪の取付構造において、前
    記爪取付体21が中央に爪軸20が嵌通される嵌
    通孔34を備えた1対のフランジ状爪支持板35
    からなり、一方の爪支持板35に嵌通孔34より
    等距離の位置に夫々前記大孔63及び小孔64が
    形成され、他方の爪支持板35にそれら大孔63
    及び小孔64に対向して小孔64及び大孔63が
    形成されてなることを特徴とする正逆転兼用耕耘
    爪の取付構造。
JP17725184U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH036161Y2 (ja)

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JPS6192212U JPS6192212U (ja) 1986-06-14
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