JPH0441772Y2 - - Google Patents

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JPH0441772Y2
JPH0441772Y2 JP1985063907U JP6390785U JPH0441772Y2 JP H0441772 Y2 JPH0441772 Y2 JP H0441772Y2 JP 1985063907 U JP1985063907 U JP 1985063907U JP 6390785 U JP6390785 U JP 6390785U JP H0441772 Y2 JPH0441772 Y2 JP H0441772Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、正逆転両用のロータリ作業機の耕耘
爪取付装置に関する。
(従来の技術) 正逆転両用ロータリ作業機の耕耘爪取付装置と
して、例えば、実願昭58−132682号明細書及びそ
の図面に記載のものが公知である。
この従来のものは、水平軸心回りに回動自在な
爪軸を有し、該爪軸に左右一対のブラケツト体が
径外方向に突設され、該ブラケツト体間の間隙に
耕耘爪が挿脱自在に挿入され、該挿入された耕耘
爪は、両ブラケツト体及び耕耘爪を貫通し、かつ
爪軸に平行な支軸体によつて揺動自在に枢支さ
れ、そして、この支軸体にサラバネが套外されて
いた。
そして、この耕耘爪は、爪軸の正・逆回転方向
に応じて、その取付姿勢を支軸体回りに揺動自在
に自動的に変更するものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) 耕耘爪を爪軸に固定的に取付ける場合は、実開
昭58−45603号公報に記載のように、箱形ブラケ
ツトに取付けられていた。このような箱形ブラケ
ツトは剛性が高く、倒れ等の問題は生じなかつ
た。
しかし、前記正逆転両用ロータリ作業機では、
耕耘爪を揺動自在に取付ける為、左右一対のブラ
ケツト体が必要となる。そして、これらブラケツ
ト体は独立して爪軸に固着される為、各ブラケツ
ト体自身で剛性が大きく、かつ大きな負荷に対し
ても倒れることなく自立できるものでなければな
らない。
従つて、正・逆転用の従来のブラケツトは鍛造
品であり、製造コストが高くつくと共に、重量が
重いという問題があつた。
更に、従来の正逆転両用の耕耘爪取付装置で
は、左右一対のブラケツト体がその端面を面対向
して向い合つていた為、その対向面間に土や石等
がつまり易く、耕耘爪の揺動を阻害するおそれが
あつた。
また、爪の自由揺動を防止する為のサラバネ
は、爪とブラケツト間の狭い間隙に収納されてい
たため、大きな弾性力を生じさせることが困難で
あり、且つ、前記間隙から土や石が入り込み、サ
ラバネの復元機能を阻害していた。
そこで、本考案は、爪ブラケツトの軽量化、強
度アツプを図ると共に、ブラケツトの倒れを防止
し、かつ爪の揺動を容易とすることができる耕耘
爪取付装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案の特徴とする
処は、水平軸心回りに回動自在な爪軸に、左右一
対のブラケツト体が径外方向に突設され、該ブラ
ケツト体間の間隙に耕耘爪が挿入され、該爪を揺
動自在に枢支する支軸体が両ブラケツト体及び爪
を貫通して爪軸に平行に設けられており、且つ、
前記支軸体に前記爪を一方のブラケツト側に押圧
するサラバネが套外されているロータリ作業機の
耕耘爪取付装置において、 前記サラバネが設けられている側のブラケツト
体の周縁に爪側に突出するリブが設けられて、該
ブラケツト体の側面には、前記リブで囲まれた凹
部が形成され、 前記リブで囲まれた凹部内に、前記サラバネが
収納されていると共に、前記リブの下部が他方の
ブラケツト体に固着されている点にある。
(作用) 本考案によれば、一方のブラケツト体の周縁に
リブが設けられているので、ブラケツト体の剛性
が向上し、ブラケツト体の側方への倒れが防止さ
れる。
従つて、左右一対のブラケツト体の間隙が一定
に保たれるので、サラバネの強さが変化せず、爪
の揺動が安定する。
また、サラバネはリブで囲まれた凹部に収納さ
てているので、従来のものに比べて、収納空間が
広くなるため、サラバネの設計の自由度が増し、
最適な強さのサラバネを採用することができる。
また、サラバネは凹部に収納されているので、
土や石の侵入が防止されサラバネの機能が損なわ
れることはない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第5図は、トラクタ装着用の正逆転ロータ
リを例示し、これはロータリ機枠1、耕耘部2及
び耕耘カバー装置3等から構成されており、その
ロータリ機枠1は三点リンク機構4を介してトラ
クタの後方に昇降自在に装着されている。ロータ
リ機枠1は入力ギヤーケース5の左右両側に突設
された腕体6の一端に伝動ケース7、他端に支持
板8を夫々有し、また腕体6から後方に延びる支
持枠9を介して左右一対のゲージ輪10が設けら
れている。ギヤーケース5はトラクタのPTO軸
に接続されている入力軸11と正逆転切換機構と
を有し、一方の腕体6内の伝動軸12から伝動ケ
ース7内の巻掛伝動機構を介して耕耘部2の爪軸
13を正逆転方向に切換駆動可能である。耕耘カ
バー装置3はロータリ機枠1に固定された主カバ
ー14、この主カバー14の後端にヒンジ15を
介して枢着された後部カバー16、及び左右両側
の前側部カバー17、後側部カバー18等から成
り、その後部カバー16は弾下機構19により下
方に付勢されている。主カバー14の後端部に
は、耕耘部2と後部カバー16との間に位置する
ように櫛歯状のレーキ20が取付けられている。
耕耘部2は支持板8と伝動ケース7との下端部
間に横架された爪軸13に、回転方向及び軸方向
に位置を変えて爪取付ブラケツト21を溶接等で
固着し、その各爪取付ブラケツト21に耕耘爪2
2を夫々取付けて成る、爪取付ブラケツト21は
第1図乃至第4図に示すように、左右一対のブラ
ケツト体23,24を有し、両ブラケツト体2
3,24の周縁には、夫々一側方に突出する補強
用のリブ25,26が設けられ、一方のブラケツ
ト体23のリブ25下部は、他方のブラケツト体
24に当接すべく、より長く突設された連結部2
7とされ、他方のブラケツト体24の下部に溶接
等により一体的に固着されている。そして連結部
27上方の両ブラケツト体23,24間には適
宜、間隙を有しており、該間隙を介して耕耘爪2
2の取付基部が両ブラケツト体23,24間に挿
入され、爪軸13に平行に取付けられた支軸体2
8によつて揺動自在に枢支されている。該支軸体
28は、耕耘爪22を揺動自在に枢支する軸部2
9と、該軸部29一端に径外方張出状に設けられ
た頭部30と、軸部29他端側に突出形成された
雄ネジ軸部31とを備え、頭部30の外側半部は
より径外方に張出し形成された断面正六角形の回
り止め部32とされている。回り止め部32の端
面中央部にはキリ穴32aが開設されている。こ
のキリ穴32aは爪22の嵌合部を避けた深さと
されている。また軸部29の雄ネジ軸部31側の
外周面に、切欠部が形成され、所謂断面小判状の
回動阻止部33が設けられている。
一方ブラケツト体23には支軸体28の回り止
め部32が嵌合される正六角形の嵌合孔34が形
成され、他方のブラケツト体24には雄ネジ軸部
31が挿通される挿通孔35が形成されている。
そして支軸体28は爪取付ブラケツト21の一側
より、ブラケツト体23、耕耘爪22及びブラケ
ツト体24に順次、貫通され、雄ネジ軸部31に
対するナツト36締結により、ブラケツト体24
を挟持することにより、かつ嵌合孔34に回り止
め部32が保持されることにより、ブラケツト2
1に取付け固定される。この際、支軸体28の頭
部30外側面、即ち、回り止め部32外側面とブ
ラケツト体23外側面とは面一状となるように構
成されている。また頭部30と耕耘爪22との間
に位置した、支軸体28の軸部29にはサラバネ
37及び座金38が順次外挿状に装着され、耕耘
爪22の爪軸13回転方向の揺動に適宜摩擦抵抗
を付与している。尚、各サラバネ37は軸部29
に相対回動自在に装着されており、一方、座金3
8には中央に軸部29の回動阻止部33と対応す
る小判状の回動阻止孔39が形成され、回動阻止
部33に対する座金38の回動阻止孔39嵌合に
より、相対回動できない状態で座金38が軸部2
9に保持されている。また、サラバネ37や座金
38は、ブラケツト体23のリブ25で囲まれた
凹部内に位置する構成とされている。
40は耕耘爪22を正転傾斜姿勢A及び逆転傾
斜姿勢Bとに規制保持するストツパで、両ブラケ
ツト体23,24間に亘る円柱状のストツパ本体
41と、該本体41の両端面より夫々段部を介し
て軸方向に突出されたより小径円柱状の嵌合突部
42とを備え、両嵌合突部42は両ブラケツト体
23,24の下縁部に夫々形成された切欠嵌合部
43,44に、夫々嵌合保持された状態で、各ブ
ラケツト体23,24が爪軸13に溶接等により
固着されている。この際、ストツパ40の本体4
1外周面一側は第3図に示される如く、爪軸13
の外周面にその軸方向に沿つて当接状となるよう
構成されている。
前記耕耘爪22は一対のブラケツト体23,2
4間に挿入される取付基部と、回転方向両側の一
対の刃身部と、先端側に屈曲形成された掬い部4
5とを有し、これらによつて取囲まれる中央部に
孔部が適宜形成されている。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、両ブラケツト体23,24の下部が連結部2
7によつて互いに固着されているため、各ブラケ
ツト体23,24の側方への倒れが防止できる。
また各ブラケツト体23,24の周縁にリブ2
5,26が形成されているため、個々のブラケツ
ト体23,24の剛性が大となり、強度向上が図
れる。従つて、ブラケツト体23,24を板金製
とすることができ、軽量化が図られる。さらに支
軸体28の頭部30外側面、即ち、回り止め部3
2外側面とブラケツト体23の外側面とが面一状
とされた状態で、支軸体28が爪取付ブラケツト
21に取付けられる構成であり、支軸体28の頭
部30がブラケツト体23の外側面より外側方に
突出しないため、頭部30に対する土の付着が防
止でき、耕耘抵抗の増大が防止できる。また頭部
30の回り止め部32が断面正六角形に形成さ
れ、ブラケツト体23の嵌合孔34が対応する正
六角形に形成され、軸方向に嵌脱自在に嵌合され
る構成であるため、サラバネ37の付勢力を適正
値にすることができ、またナツト36締結時の連
れ回りが防止できると共に、耕耘爪22の揺動に
よる連れ回りも防止できる。また、サラバネ37
と耕耘爪22との間に座金38が介在されると共
に、該座金38が支軸体28の回動阻止部33に
相対回動できないよう装着されているため、耕耘
爪22の揺動に際し、座金38と頭部30との間
でサラバネ37が相対回動されず、サラバネ37
の摩耗が防止できる。さらにブラケツト体23の
リブ25で、所謂、サラバネ37や座金38を覆
つた構成であり、土等の侵入が防止できる。また
ストツパ40がストツパ本体41とその両端面よ
り突出して設けられた嵌合突部42とからなり、
両嵌合突部42を両ブラケツト体23,24の切
欠嵌合部43,44に嵌合した状態で両ブラケツ
ト体23,24を爪軸13に溶接固着すれば、ス
トツパ40が抜け止め状に固定され、従つて、ス
トツパ40を溶接等により固着する必要がなく、
ストツパ40の組付けの容易化が図れる。そして
ストツパ本体41の外周面一側が爪軸13に当接
されているため、耕耘爪22が当接した際におけ
る支持強度が大である。またストツパ本体41が
円柱状であり、耕耘爪22との接触が所謂、線接
触となり、面圧が高くなるため、面接触のものに
比べ両者間における土の詰まりが防止でき、耕耘
爪22を良好な姿勢で保持できる。また、ブラケ
ツト体23,24は面対向することなく、リブ2
5により対向面間に空所が形成される為、従来の
ように、対向面間に土等がつまり、爪22の揺動
を阻害することがなくなる。
すなわち、爪22と一方のブラケツト体24と
が面接触し、他方のブラケツト体23と爪22と
は空所を介して対面している。この空所にサラバ
ネ37等が内包されている。面接触している側の
ブラケツト体24に支軸体28がナツト止めされ
ている。爪22の掬い部45は面接触側のブラケ
ツト体24とは反対側に折曲成形されている。
尚、爪22は爪軸13上に多数並設されており、
各爪22の折曲方向は同じではない。従つて、爪
取付ブラケツト21のブラケツト体23,24の
配置は、図例とは逆のものもある。
尚、上記実施例において回り止め部32及び嵌
合孔34が夫々、正六角形のものを示している
が、四角形等、互いに嵌脱自在に密嵌する非円形
状であればよい。
第6図及び第7図は、ブラケツト体23,24
の配置及び、その形状の変形例を示すものであ
り、第6図はそのリブ25,26が互いに向いあ
つているものであり、第7図は、一方のブラケツ
ト体24がリブ無しの平板状に成形されているも
のである。
(考案の効果) 本考案によれば、一方のブラケツト体の周縁に
他方のブラケツト体側に突出するリブが設けられ
ると共に、該リブの下部が他方のブラケツト体に
固着されているため、ブラケツト体の側方への倒
れが防止できると共に、リブによつてブラケツト
体の強度向上が図れる。
従つて、ブラケツト体を板金製とすることが可
能となり、軽量化が図れる。更にリブにより空所
が形成される為、爪の揺動抵抗が減少するもので
ある。
また、前記空所にサラバネを収納しているの
で、サラバネの強さを自由に選定することがで
き、且つ、土や石の侵入が防止されるので、サラ
バネの機能を損なうことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は第1図−線断面図、第3図は第2図−
線断面図、第4図は第2図−線断面図、第5
図はロータリ作業機の一部断面側面図、第6図及
び第7図は本考案の実施例の変形例を示すブラケ
ツトの平面図である。 13……爪軸、21……爪取付ブラケツト、2
2……耕耘爪、23,24……ブラケツト体、2
5,26……リブ、27……連結部、28……支
軸体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平軸心回りに回動自在な爪軸13に、左右一
    対のブラケツト体23,24が径外方向に突設さ
    れ、該ブラケツト体23,24間の間隙に耕耘爪
    22が挿入され、該爪22を揺動自在に枢支する
    支軸体28が両ブラケツト体23,24及び爪2
    2を貫通して爪軸13に平行に設けられており、
    且つ、前記支軸体28に前記爪22を一方のブラ
    ケツト24側に押圧するサラバネ37が套外され
    ているロータリ作業機の耕耘爪取付装置におい
    て、 前記サラバネ37が設けられている側のブラケ
    ツト体23の周縁に爪22側に突出するリブ25
    が設けられて、該ブラケツト体23の側面には、
    前記リブ25で囲まれた凹部が形成され、 前記リブ25で囲まれた凹部内に、前記サラバ
    ネ37が収納されていると共に、前記リブ25の
    下部が他方のブラケツト体24に固着されている
    ことを特徴とする耕耘爪取付装置。
JP1985063907U 1985-04-26 1985-04-26 Expired JPH0441772Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063907U JPH0441772Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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JP1985063907U JPH0441772Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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Publication Number Publication Date
JPS61178804U JPS61178804U (ja) 1986-11-07
JPH0441772Y2 true JPH0441772Y2 (ja) 1992-10-01

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ID=30594497

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JP1985063907U Expired JPH0441772Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5973118U (ja) * 1982-11-06 1984-05-18 株式会社クボタ 正逆転両用型耕耘爪の取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61178804U (ja) 1986-11-07

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