JP4138273B2 - トラクタのロータリ耕耘装置 - Google Patents

トラクタのロータリ耕耘装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4138273B2
JP4138273B2 JP2001177298A JP2001177298A JP4138273B2 JP 4138273 B2 JP4138273 B2 JP 4138273B2 JP 2001177298 A JP2001177298 A JP 2001177298A JP 2001177298 A JP2001177298 A JP 2001177298A JP 4138273 B2 JP4138273 B2 JP 4138273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
winding
collar
pipe
winding rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001177298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002360004A (ja
JP2002360004A5 (ja
Inventor
祥二 菰田
雅邦 石丸
恒 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2001177298A priority Critical patent/JP4138273B2/ja
Publication of JP2002360004A publication Critical patent/JP2002360004A/ja
Publication of JP2002360004A5 publication Critical patent/JP2002360004A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4138273B2 publication Critical patent/JP4138273B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、耕耘爪を装着する爪ホルダを固着した耕耘パイプの左右両端部には、支持孔に連通する挿入溝を有する支持板を設け、この各支持板の各支持孔へ挿入した各カラーには、草、及び藁屑等を切断して巻付きを防止する巻付防止杆を挿入して支持させた技術であり、トラクタのロータリ耕耘装置として利用できる。
【0002】
【従来の技術】
トラクタの後部に装着したロータリ耕耘装置で圃場の耕耘作業は、このロータリ耕耘装置の左右両側に設けたギヤーケースと、支持ケースとで回転自在に軸支した耕耘パイプに複数個固着した爪ホルダには、各耕耘爪を装着し、この各耕耘爪の回転駆動で耕耘する。この耕耘作業のときには、この圃場に雑草、及び藁屑が多いときは、ロータリ耕耘装置へ雑草、及び藁屑等の巻付きを防止するために、耕耘パイプの左右両端部に設けた一方側の支持板に設けた支持孔へ両端部に螺旋ネジを設けた巻付防止杆の一方側の端部を挿入し、他方側の支持板に設けた支持孔へこの巻付防止杆の他方側の端部を挿入し、この各支持板の外側面から突出したこの巻付防止杆の両端の螺旋ネジ部へナットを螺挿入して、この各支持板の外側面へこの各ナットで固定して装着する。
【0003】
前記巻付防止杆を装着したロータリ耕耘装置を、所定高さ位置へ設定して、圃場を走行させると、巻付防止杆で雑草、及び藁屑等は切断され、巻付きを防止しながら耕耘される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
巻付防止杆を左右両側の支持板の挿入孔へ片側ずつ挿入して組付けることにより、組付けに時間を要することがあった。又、各支持板を巻付防止杆の装着専用として、構成を簡単にすると共に、取付けの容易化を図り、更にこの巻付防止杆へ草、及び藁屑等を切断して、巻付きの防止を図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために、この発明は、圃場を耕耘する複数の耕耘爪(10)を装着する爪ホルダ(9)を固着した耕耘パイプ(8)と、該耕耘パイプ(8)を回転自在に軸支する左右両側のギヤーケース(3)と、支持ケース(4)を設け、耕耘パイプ(8)の左右両端部には、支持孔(12a)を有する支持板(11)を設けると共に、該各支持孔(12a)へ挿入して設けた各カラー(15)には、草及び藁屑を切断して巻付きを防止する巻付防止杆(13)を挿入して支持させて設けるトラクタのロータリ耕耘装置において、前記支持孔(12a)に連通する挿入溝(12b)を前記巻付防止杆(13)の外径よりも大きく形成して設け、前記巻付防止杆(13)の両端には螺旋ネジ(13 a )を形成し、この螺旋ネジ(3a)部に内外のナットを螺挿入してカラー(15)を固定する構成とし、前記各カラー(15)には径大のフランジ(15a)を備えると共に、各カラー(15)の全長(L1)を前記爪ホルダ(9)に設けた各支持板(11)の厚み(T1)より所定長さ長く形成し、カラー(15)と支持板(11)との間には、所定の隙間(M,M)を設けたことを特徴とするトラクタのロータリ耕耘装置としたものである。
【0006】
【0007】
【発明の作用】
ラクタの後部に装着したロータリ耕耘装置で圃場の耕耘作業は、このロータリ耕耘装置の左右両側に設けたギヤーケース3と、支持ケース4とで回転自在に軸支した耕耘パイプ8に複数個固着した爪ホルダ9には、各耕耘爪10を装着し、この各耕耘爪の回転駆動で耕耘する。この耕耘作業のときに、この圃場に雑草、及び藁屑等が多いときには、ロータリ耕耘装置へ雑草、及び藁屑等の巻き付きを防止するために、耕耘パイプ8の左右両端部に、巻付防止杆13を装着する専用の装着部品である各支持板11を設け、この各支持板11には、支持孔12aに連通する挿入溝12bを設けている。
【0008】
前記耕耘パイプ8の左右両端部の各支持板11の各挿入溝12bを経て各支持孔12a部へ左右両端部の螺旋ネジ部へナットを螺挿入した巻付防止杆13を挿入し、このときは、この各ナットは各支持板11の内側に位置させている。この巻付防止杆13の外周部へ左右両側からカラー15を挿入し、この各カラー15を各支持板11の各支持孔12a部まで挿入して、巻付防止杆13の左右両側の螺旋ネジ部へナットを螺挿入し、これら各支持板11の内外側面に位置する状態の各ナットを、この各支持板11の内外側面へ締付けて、この巻付防止杆13を装着する。
【0009】
前記巻付防止杆13を装着したロータリ耕耘装置を、所定高さ位置へ設定して、圃場を走行させると、巻付防止杆13で雑草、及び藁屑等は切断され、巻付きを防止しながら耕耘される。の発明においては、前記各支持板11の支持孔12a部へ挿入する各カラー15の全長は、各支持板11の厚みより、長くして設けている。耕耘パイプ8の左右両端部の各支持板11の各挿入溝12bを経て各支持孔12a部へ左右両端部の螺旋ネジ部へナットを螺挿入した巻付防止杆13を挿入し、このときは、この各ナットは各支持板11の内側に位置させている。この巻付防止杆13の外周部へ左右両側から全長の長いカラー15を挿入し、この各カラー15を各支持板11の各支持孔12a部まで挿入して、巻付防止杆13の左右両側の螺旋ネジ部へナットを螺挿入し、これら各カラー15の内外側面に位置する状態の各ナットをこの各カラー15の内外側面へ締付けて、この巻付防止杆13を回転する状態に装着する。
【0010】
前記巻付防止杆13を回転する状態に装着したロータリ耕耘装置を、所定高さ位置へ設定して、圃場を走行させると、巻付防止杆13で雑草、及び藁屑等は切断され、巻付きを防止しながら耕耘される。
【0011】
【発明の効果】
この発明においては、巻付防止杆13を装着する耕耘パイプ8の左右両端部に設けた支持板11には、この巻付防止杆13を各カラー15を介して支持する支持孔12aには、挿入溝12bを連通させて設けたことにより、この巻付防止杆13の左右両端部を各支持板11の各挿入溝12bを介して各支持孔12aへ同時に挿入することができ、このために、組付が簡単で短時間で組付けを行うことができる。
【0012】
特に前記各支持板11の各支持孔12aへ挿入すると共に、巻付防止杆13の外周部へ挿入する各カラー15の全長を各支持板11の厚みより、長くしたことによって、この巻付防止杆13は回転し、回転することにより、ロータリ耕耘装置へ雑草、及び藁屑等の巻付きを大幅に減少させることができる。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。トラクタ1の後部には、耕耘作業、及び代掻作業等を行うロータリ耕耘装置2を装着して設け、このロータリ耕耘装置2は左右両側のギヤーケース3と、支持ケース4との間には、回転自在に軸支した耕耘パイプ8を設け、この耕耘パイプ8の左右両端部には、各支持板11を設け、この各支持板11には、ロータリ耕耘装置2に雑草、及び藁屑等を切断して、巻付きを防止する巻付防止杆13を設けた構成である。これら各支持板11、及び巻付防止杆13等を主に図示して説明する。
【0015】
前記トラクタ1の後部には、図1、及び図13で示す如くリンク機構2aを介して、ロータリ耕耘装置2を装着した構成である。このロータリ耕耘装置2は、右側に支持ケース4を設け、左側に伝動機構3aを内装したギヤーケース3を設け、中央部に入力伝動機構5aを内装した入力ギヤーケース5を設けた構成である。これら支持ケース4と、ギヤーケース3とは、入力ギヤーケース5と、及び左右両側の駆動パイプ6,6とで接続した構成である。左側のこの駆動パイプ6内には、伝動機構6aを内装した構成である。
【0016】
前記ギヤーケース3と、支持ケース4と、各駆動パイプ6と、入力ギヤーケース5とにより、ロータリ機枠7を門形状に形成した構成である。前記ロータリ耕耘装置2のロータリ機枠7のギヤーケース3と支持ケース4との間の下部には、耕耘パイプ8を回転自在に軸支した構成である。この耕耘パイプ8の外周部には、所定間隔に断面形状を箱形状に形成した爪ホルダ9を多数個固着して設け、この爪ホルダ9には、耕耘爪10を挿入して、ボルト10a、ナット10b、及びスプリング座金10c等によって、装着した構成である。
【0017】
又、前記耕耘パイプ8の外周部の左右両外端部の爪ホルダ9内側、又は外側には、図1で示す如く支持板11と耕耘爪9とを締付用のボルト10a等で共締めした構成である。この支持板11の基部は、耕耘パイプ8の外周に沿わせて形成して、廻り止めとした構成である。この各支持板11の先端部の近傍部には、図1〜図4で示す如くロータリ耕耘装置2へ雑草、及び藁屑等の巻付きを防止するために切断する巻付防止杆13を装着する支持孔12aを設けると共に、この支持孔12aに連通する挿入溝12bを横側端部から、この挿入溝12bの幅を、巻付防止杆13の外径より、若干広く形成して設けた構成である。
【0018】
前記巻付防止杆13は、図2で示す如く左右両端部には、所定長さの螺旋ネジ13a部を設けた構成である。前記巻付防止杆13を組付けるときは、図2で示す如くこの巻付防止杆13の左右両側部の螺旋ネジ13aへ内側用の内ナット14aを螺挿入後に、この巻付防止杆13を耕耘パイプ8の爪ホルダ9に設けた各支持板11の挿入溝12bへ挿入し、この挿入溝12b部から支持孔12a部へ移動させて挿入して、その後に、図2で示す如く径大のフランジ15aを有するフランジ付き用のカラー15,15を左右両側から巻付防止杆13へ挿入すると共に、支持孔12a部へ挿入して、巻付防止杆13の左右両側部の螺旋ネジ13aへ外側用の外ナット14bを螺挿入し、これら内・外ナット14a,14bで締付けて、固定する構成である。片側ずつを挿入することなく、巻付防止杆13の左右両側を同時に挿入して、組付けできる構成である。
【0019】
これにより、巻付防止杆13の組付けは、この巻付防止杆13の左右両端部を耕耘パイプ8の爪ホルダ9に設けた各支持板11,11の各挿入溝12bを経て各支持孔12aへ同時に挿入することができ、このために、組付けが簡単で、短時間で組付けを行うことができる。
【0020】
前記各カラー15の全長L1は、図5で示す如く耕耘パイプ8の両端部の爪ホルダ9に設けた各支持板11の厚みT1より、所定長さ長く形成して、これらカラー15と、支持板11との間には、所定の隙間M,Mを設けた構成して、このカラー15の外径部と、支持孔12aの内径部との間で、巻付防止杆13を回転自在に軸支した構成である。
【0021】
これにより、左右両側の前記各支持板11の各支持孔12a部へ挿入すると共に、巻付防止杆13の左右両側の外周部へ挿入する各カラー15の全長L1を、各支持板11の厚みより、所定長さ長く形成して、これらカラー15と、支持板11との間には、所定の隙間M,Mを設けて、巻付防止杆13を回転する構成としたことにより、更にロータリ耕耘装置2へ雑草、及び藁屑等の巻付きを防止することができる。
【0022】
前記巻付防止杆13を装着する耕耘パイプ8に設けると各支持板11は、図6で示す如く耕耘パイプ8の外周部へ専用部品として、直接固着して設けた構成である。又は、図7で示す如く爪ホルダ10の前側、及び後側、又は側面には、各支持板11を専用部品として、直接固着して設けた構成である。これら専用部品として装着した各支持板11へ巻付防止杆13を装着した構成である。
【0023】
これにより、前記巻付防止杆13を装着する各支持板11は専用部品として、耕耘パイプ8、又は爪ホルダ9に固着して設けたことにより、構成が簡単になると共に、装着が容易であり、更に装着のときに、耕耘爪10が外れることを防止できる。
【0024】
前記耕耘パイプ8の各爪ホルダ9に設ける各支持板11へ巻付防止杆13を装着して、外ナット14で締付ける締付け部は、図8〜図10で示す如く所定外径で所定深さのナット締付部孔16を設け、この巻付防止杆13の両先端部、及び締付用の外ナット14b等が、各支持板11の側面部から突出する突出部を減少させて、これら巻付防止杆13の先端部、及び外ナット14b等の雑草、及び藁屑等の引掛りを少なくした構成である。
【0025】
これにより、前記巻付防止杆13の両先端部及び各外ナット14bは、各支持板11に設けたナット締付孔16により、この各支持板11の側面部からの突出量が少なくなり、これにより、雑草、及び藁屑等の巻き付きを大幅に減少させることができる。
【0026】
前記耕耘パイプ8の左右両端部に固着して設ける爪ホルダ9の耕耘爪10を挿入する挿入部9aは、図11、及び図12で示す如く広幅に形成した構成である。この挿入部9aには、各耕耘爪10と、巻付防止杆13を装着する略L字形状の各支持板11とを個別に挿入して、締付用のボルト10aと、ナット10bと、スプリング座金10cとにより、個別に締付けて装着した構成である。略L字形状の各支持板11を各爪ホルダ9の挿入部9aへ挿入して、この各支持板11の先端部には、巻付防止杆13を装着するが、この装着を正確に所定位置へ装着することができる構成である。
【0027】
これにより、前記巻付防止杆13を挿入して装着する各支持板11は、耕耘爪10と同時に、各爪ホルダ9へ挿入することにより、この各支持板11の位置決めが容易であり、又、巻付防止杆13を所定位置へ装着することができる。前記ロータリ耕耘装置2の耕耘パイプ8に設けた巻付防止杆13により、雑草、及び藁屑等を切断して、このロータリ耕耘装置2の耕耘パイプ8へ雑草、及び藁屑の巻き付きを防止した構成である。
【0028】
前記ロータリ耕耘装置2は、図13で示す如くロータリカバー17を設け、このロータリカバー1は、左右両側の左・右側カバー18a,18bと、天井カバー18cとよりなる構成である。前記トラクタ1の後部には、図13で示す如く伝動機構19aを内装した走行ギヤーケース19を設け、この伝動機構19aから後方へ突出する出力軸19bを回転自在に軸支した構成である。入力ギヤーケース5の入力伝動機構5aには、前方へ突出する入力軸5bを回転自在に軸支して設け、この入力軸5bと、走行ギヤーケース19の出力軸19bとは、ユニバーサルジョイント杆20によって、接続させた構成である。
【0029】
前記トラクタ1の走行車台21の左右両側の前部には、一対の前輪22を設けると共に、後部の走行ギヤーケース19から、左右両側で外側へ突出する走行車軸19cには、一対の後輪23を回転自在に軸支して設けた構成である。前記トラクタ1の回転動力は、走行ギヤーケース19の出力軸19bから、ユニバーサルジョイント杆20を経て入力ギヤーケース5の入力軸5bへ入力され、この入力ギヤーケース5の伝動機構5aが回転駆動され、この伝動機構5aにより、ギヤーケース3の伝動機構3aが回転駆動されて、ロータリ耕耘装置2の耕耘パイプ8が回転駆動され、各耕耘爪10,10が回転駆動され、この各耕耘爪10で圃場が耕耘される構成であると共に、巻付防止杆13の回転駆動により、雑草、及び藁屑等が切断される構成である。
【0030】
前記トラクタ1の走行車台21の前部の上側には、図13で示す如くエンジン24を載置すると共に、このエンジン24はエンジンカバー25で覆った構成である。又、このエンジン24の後側には、ハンドル26を設け、このハンドル26の後方部には、操縦席27を設けた構成である。この操縦席27へ搭乗した操縦作業者より、ハンドル26が操作され、例えば、耕耘作業等を行う構成である。
【0031】
ロータリ耕耘装置28は、図14で示す如く耕耘カバー29の下部には、耕耘パイプ8の爪ホルダ9へ耕耘爪10を設けると共に、耕耘カバー29の後部には、中間弾性板30を介してリヤーカバー31を設け、このリヤーカバー31は耕耘カバー29の上部を回動支点29aとして、上下に回動自在に設けた構成である。
【0032】
前記耕耘カバー29の上側には、図14〜図16で示す如くブラケット32を設け、このブラケット32には、ボスピン33を軸支して設けて、抜け止めを施した構成である。リヤーカバー31には、取付板31aを固着して設け、この取付板31aには、プレッシャーロット34を装着すると共に、ボスピン33へ挿入して設け、このプレッシャロット34の外周部で、ボスピン33の上側には、上スプリング35aを設けると共に、下側には、下スプリング35bを設けた構成である。又、このボスピン33部には、ロック装置36を設けた構成である。プレッシャロット34には、一方側に皿モミ34bを施した皿モミ挿入孔34aと、直線形状の複数個の挿入孔34cとを設けた構成である。
【0033】
前記ロック装置36は、図14〜図16で示す如くボスピン33の内径部には、円筒体37を挿入し、この円筒体37の内径部には、縦ピン38を挿入した構成である。円筒体37の外径の径小部には、外スプリング39aを設け、ボスピン33の内径の径大部に設けたカラー33bで抜け止めを施した構成である。又、円筒体37の内径の径大部には、内スプリング39bを設け、縦ピン38の外径の径大部で抜け止めを施した構成である。円筒体37の先端部には、カバー40を設けた構成である。
【0034】
前記ボスピン33の外径の径小部で先端部側には、図15で示す如くスライド用のスライド溝33a,33aを設け、このスライド溝33a,33aと、円筒体37とには、レバー41を横ピン42で軸支して設けた構成である。このレバー41の両内側面には、ボスピン33のスライド溝33a,33aに位置させて、図19で示す如く内側へ突出する長孔形状の凸部41a,41aを設けた構成である。
【0035】
前記レバー41は、図15、及び図16で示す如く横ピン42の中心から、一方側の先端部迄をL2に形成し、又、該横ピン42の中心から、レバー41の上側面迄をL3に形成し、更に横ピン42の中心から、レバー41の下側面迄をL4に形成した構成である。
【0036】
前記リヤーカバー31で圃場を均平にする。均平作業を行うときには、図5〜図18で示す如く横ピン42からの寸法がL2で、レバー41の先端面N1が、ボスピン33の段差面Dへ当接するように、このレバー41を回動操作し、縦ピン38の先端部の位置を、A位置にして、プレッシャーロット34の皿モミ34bを有する皿モミ挿入孔34aへは、縦ピン38は挿入状態にならない構成であり、ロック状態が解除されて、リヤーカバー31は自重により、上下移動自在となり、良好な均平作業が行える構成である。
【0037】
前記リヤーカバー31で圃場の土寄せ作業を行うときには、図20、及び図21で示す如く横ピン42からの寸法がL4で、レバー41の下側面N3が、ボスピン33の段差面Dへ当接するように、このレバー41を回動操作し、縦ピン38の先端部の位置を、C位置にして、プレッシャーロット34の皿モミ34bを有する皿モミ挿入孔34a、又は其の他の挿入孔34cへ挿入状態にして、ロック状態にして、リヤーカバー31を所定位置へロック状態にして、このリヤーカバー31で圃場の土を寄せる構成であり、良好な土寄せ作業が行える構成である。
【0038】
又、前記リヤーカバー31は、図22、及び図23で示す如く横ピン42からの寸法がL3で、レバー41の上側面N2が、ボスピン33の段差面Dへ当接するように、このレバー41を回動操作すると、縦ピン38の先端部の位置を、B位置にして、プレッシャーロット34の皿モミ34b位置部か、又は其の他の挿入孔34cへ挿入状態となる構成である。リヤーカバー31は縦ピン38が皿モミ34b間へ操作したときは、この皿モミ34b部を上下移動するロック状態が解除された状態になるが、又は、縦ピン38を挿入孔34cへ挿入操作したときは、ロック状態となり、リヤーカバー31は上下移動しない構成である。
【0039】
これにより、前記レバー41の各端面を、ボスピン33の段差面Dへ当接させ、内・外スプリング39a,39bの弾発力により、位置決めを行うと共に、ロック解除では、更にレバー41に設けた凸部41a,41aで保持が可能であり、ロータリ耕耘装置28の振動等により、レバー41の誤作動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロータリ耕耘装置部の拡大平面図
【図2】 巻付防止杆の取付部の拡大正断面図
【図3】 巻付防止杆の取付部の拡大側面図
【図4】 ロータリ耕耘装置部の一部破断した拡大背面斜視図
【図5】 巻付防止杆の取付部の拡大正断面図
【図6】 ロータリ耕耘装置部の一部破断した拡大背面斜視図
【図7】 ロータリ耕耘装置部の一部破断した拡大背面斜視図
【図8】 巻付防止杆の拡大背面斜視図
【図9】 巻付防止杆の取付部の拡大正断面図
【図10】 支持板の拡大背面斜視図
【図11】 支持板の取付部の拡大背面斜視図
【図12】 支持板部の拡大背面斜視図
【図13】 トラクタの全体側面図
【図14】 参考例を示す図で、ロータリ耕耘装置部の拡大側面図
【図15】 参考例を示す図で、ロック装置部の拡大側断面図
【図16】 参考例を示す図で、ロック装置部の拡大平面図
【図17】 参考例を示す図で、ロック装置部の拡大側面斜視図
【図18】 参考例を示す図で、ロック装置部の一部断面した拡大側面図
【図19】 参考例を示す図で、図17のE−E断面図
【図20】 参考例を示す図で、ロック装置部の拡大側面斜視図
【図21】 参考例を示す図で、ロック装置部の一部断面した拡大側面図
【図22】 参考例を示す図で、ロック装置部の拡大側面斜視図
【図23】 参考例を示す図で、ロック装置部の一部断面した拡大側面図
【符号の説明】
3 ギヤーケース
4 支持ケース
8 耕耘パイプ
9 爪ホルダ
10 耕耘爪
11 支持板
12a 支持孔
12b 挿入溝
13 巻付防止杆
15 カラー

Claims (1)

  1. 圃場を耕耘する複数の耕耘爪(10)を装着する爪ホルダ(9)を固着した耕耘パイプ(8)と、該耕耘パイプ(8)を回転自在に軸支する左右両側のギヤーケース(3)と、支持ケース(4)を設け、耕耘パイプ(8)の左右両端部には、支持孔(12a)を有する支持板(11)を設けると共に、該各支持孔(12a)へ挿入して設けた各カラー(15)には、草及び藁屑を切断して巻付きを防止する巻付防止杆(13)を挿入して支持させて設けるトラクタのロータリ耕耘装置において、前記支持孔(12a)に連通する挿入溝(12b)を前記巻付防止杆(13)の外径よりも大きく形成して設け、前記巻付防止杆(13)の両端には螺旋ネジ(13 a )を形成し、この螺旋ネジ(13a)部に内外のナットを螺挿入してカラー(15)を固定する構成とし、前記各カラー(15)には径大のフランジ(15a)を備えると共に、各カラー(15)の全長(L1)を前記爪ホルダ(9)に設けた各支持板(11)の厚み(T1)より所定長さ長く形成し、カラー(15)と支持板(11)との間には、所定の隙間(M,M)を設けたことを特徴とするトラクタのロータリ耕耘装置。
JP2001177298A 2001-06-12 2001-06-12 トラクタのロータリ耕耘装置 Expired - Lifetime JP4138273B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001177298A JP4138273B2 (ja) 2001-06-12 2001-06-12 トラクタのロータリ耕耘装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001177298A JP4138273B2 (ja) 2001-06-12 2001-06-12 トラクタのロータリ耕耘装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002360004A JP2002360004A (ja) 2002-12-17
JP2002360004A5 JP2002360004A5 (ja) 2006-10-12
JP4138273B2 true JP4138273B2 (ja) 2008-08-27

Family

ID=19018157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001177298A Expired - Lifetime JP4138273B2 (ja) 2001-06-12 2001-06-12 トラクタのロータリ耕耘装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4138273B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6134260B2 (ja) * 2013-12-09 2017-05-24 株式会社クボタ ロータリ耕耘機の草巻付き防止装置
CN111066462B (zh) * 2019-12-16 2021-08-24 盐城可理斯机械制造有限公司 一种防缠绕旋耕灭茬机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002360004A (ja) 2002-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4138273B2 (ja) トラクタのロータリ耕耘装置
JP2003052202A (ja) 歩行型作業車
JP4005680B2 (ja) 栽培床走行管理機
JP3418151B2 (ja) 農作業機
JPS6239608Y2 (ja)
JP2002223602A (ja) ロ−タリ耕耘機の雑草処理装置
JPS6031446Y2 (ja) 耕耘爪取付装置
KR101160767B1 (ko) 농업용 관리기 탈부착용 회전식 제초기
JP4166930B2 (ja) ロータリ耕耘機
JP2850934B2 (ja) ロータリ耕耘機
JP2019017273A (ja) 農作業機
KR100691361B1 (ko) 동력중경제초기
JP2569132Y2 (ja) 管理機における爪軸の巻付き防止装置
JPS6238483Y2 (ja)
JP2549859Y2 (ja) 耕耘爪軸端部の保護装置
JP4015246B2 (ja) 栽培床走行管理機
JP2587662Y2 (ja) 管理機
JPS6239607Y2 (ja)
JPH0441769Y2 (ja)
JP2000092902A (ja) ロータリ作業機の草切り具
JPH076726Y2 (ja) 耕耘爪の取付装置
JP3573726B2 (ja) 耕耘機
JP2005143407A (ja) ロータリ耕耘機
JP2724305B2 (ja) 耕耘機における耕耘爪取付装置
JP2000116203A (ja) ロータリ耕耘爪の草巻付き防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060828

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080513

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4138273

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140613

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term