JPH076726Y2 - 耕耘爪の取付装置 - Google Patents

耕耘爪の取付装置

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JPH076726Y2
JPH076726Y2 JP12060588U JP12060588U JPH076726Y2 JP H076726 Y2 JPH076726 Y2 JP H076726Y2 JP 12060588 U JP12060588 U JP 12060588U JP 12060588 U JP12060588 U JP 12060588U JP H076726 Y2 JPH076726 Y2 JP H076726Y2
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JP
Japan
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shaft
metal fitting
pawl
claw
mounting
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JP12060588U
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JPH0244904U (ja
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三木  博幸
直樹 大西
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、耕耘爪の取付装置に係り、ロータリ耕耘機等
に利用される。
(従来の技術) ロータリ耕耘装置においては、爪軸に固設された筒状ブ
ラケット内に耕耘爪の基部を挿入して、ブラケットに耕
耘爪を着脱自在に取付けている。
この耕耘爪の取付として、例えば、実公昭47-9601号公
報で開示されているように、ボルト、ナットによる締結
が一般に採用されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来の技術によれば、耕耘爪の取付け、取外
しに際し、ナットをスパナ等の工具で螺合締結或いは弛
緩しなければならず、耕耘爪の着脱に時間と手間を要
し、面倒であり、又、使用中(耕耘中)にナットが弛む
おそれがあった。
また、爪軸の回転方向を正逆転可能にして、アッパーカ
ットとダウンカットに切換可能にしたロータリ耕耘装置
にあっては、爪軸の回転方向が切換るので、ナットの弛
みが生じ易く、特に、逆転時に弛みが生じて爪が外れる
という問題があった。
本考案は、ナットに代えて打込み形の固定具を用いるこ
とで、耕耘爪を容易かつ短時間に着脱できるとともに、
正逆転両用型のロータリ耕耘装置にも利用可能にした耕
耘爪の取付装置を提供することが目的である。
(課題を解決するための手段) 本考案は、爪軸13に固定された爪取付ブラケット21が互
いに対向する壁体24,25間に爪挿入部26を有し、該爪挿
入部26に、耕耘爪22の基部32が挿入され、頭部30を有す
る取付軸29を、爪軸13の軸心方向に沿う方向から前記壁
体24,25及び基部32に挿通し、取付軸29の頭部30と壁体2
5とで前記耕耘爪22の基部32を挟持状に締付け固定する
ように、取付軸29の突出部に固定金具34が係合されたも
のにおいて、叙述の目的を達成するために、次の技術的
手段を講じている。
すなわち、本考案は、取付軸29の突出部側に係止部31が
設けられ、爪軸13の径方向外方から径内方向に向って前
記固定金具34を打込むことで係止部31に係合されて取付
軸29の抜止めをする係合部38が固定金具34に形成され、
打込まれた固定金具34の両側外側から係合されて、該固
定金具34の爪軸13の回転方向の回止めをする回止の係止
部40が爪取付ブラケット21に設けられていることを特徴
とするものである。
(作用) 本考案によれば、爪取付ブラケット21に耕耘爪22を取付
ける場合には、爪取付ブラケット21の爪挿入部26に耕耘
爪22の基部32を挿入した後、取付軸29を一方の壁体24側
より爪軸13の軸心方向に沿わせて貫通させ、固定金具34
を爪軸13の径方向外方から径内方向に向って打込むこと
によって、他方の壁体25より突出する係止部31に固定金
具34の係合部38を係合する。
これにより、取付軸29は軸方向一方に引込まれ耕耘爪22
の基部32が頭部30と壁体25とで挟持状とされた固定状態
が得られる。
この固定状態で、爪軸13の耕耘方向(正転E、逆転のど
ちらでもよい)に回転して耕耘作業がなされ、この耕耘
中において、固定金具34の外側から回止め係止部40が係
合されているので、石や土の抵抗はブラケット21で受
け、固定金具34の離脱、脱落が防止される。
また、耕耘爪22を取外す場合には、固定金具34を上記と
は逆方向に離脱させればよい。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述する。
第5図において、1はロータリ機枠、2は耕耘部、3は
耕耘カバー装置であり、ロータリ機枠1は三点リンク機
構4を介してトラクタの後方に昇降自在に装着されてい
る。
ロータリ機枠1は入力ギヤケース5の左右両側に突設さ
れた腕体6の一端に伝動ケース7、他端に支持板8を夫
々有し、また腕体6から後方に延びる支持枠9を介して
左右一対のゲージ輪10が設けられている。
ギヤーケース5はトラクタのPTO軸に接続される入力軸1
1と正逆転切換機構とを有し、一方の腕体6内の伝動軸1
2から伝動ケース7内の巻掛伝動機構を介して耕耘部2
の爪軸13を正転方向Aと反矢示A方向の逆転方向に切換
駆動可能である。
耕耘カバー装置3はロータリ機枠1に固定された主カバ
ー14、この主カバー14の後端にヒンジ15を介して枢着さ
れた後部カバー16、及び左右両側の前側部カバー17、後
側部カバー18等から成り、その後部カバー16は弾下機構
19により下方に付勢されている。主カバー14の後端部に
は、耕耘部2と後部カバー16との間に位置するように櫛
歯状のレーキ20が取付けられている。
耕耘部2は支持板8と伝動ケース7との下端部間に横架
された爪軸13に、回転方向及び横方向に適宜位置を変え
て筒状の爪取付ブラケット21を溶接等で固着し、その各
爪取付ブラケット21に正逆転用の刃部22A,22Bを有する
耕耘爪22を夫々取付けてなる。
爪取付ブラケット21は第1図乃至第3図に示される如
く、互いに対向する左右一対のコ形状とされた壁体24,2
5を抱合せて溶着して箱形とされ、その内部に、爪挿入
部26を有し、一方の壁体24には正六角形の挿通(嵌合)
孔27が形成され、他方の壁体25には円形の挿通孔28が形
成されている。
29は耕耘爪22を取付けるための取付軸で、一端部に正六
角形の頭部30を備え、前記嵌合孔27に相対回動不能で、
かつ嵌脱自在に嵌合されるよう構成されている。また取
付軸29の他端部にはくびれ部29Aを介して係止部31が形
成されている。
そして、爪取付ブラケット21の両壁体24,25間の爪挿入
部26に耕耘爪22の基部32が挿入されると共に、爪軸13の
軸心方向と沿う一側方より取付軸29が、壁体24の嵌合孔
27、基部32の挿通孔33及び壁体25の挿通孔28を貫通して
装着され、取付軸29の頭部30は壁体24の嵌合孔27に嵌合
状とされている。また他端部の係止部31は壁体25より突
出状とされている。
34は固定金具で、バネ鋼や鋼等板材よりなり、係止部31
が挿脱自在な大径孔部35と係止部31が挿脱不能な長孔部
36とを有する開口孔37が形成され、この開口孔37の開口
縁部が係止部31に係脱自在に係合する係合部38とされて
いるとともに、一緒に打撃片39を有し板厚は打撃方向に
薄くなるクサビ形状とされている。
而して、固定金具34の大径孔部35に係止部31を挿通し
て、固定金具34を径方向外方から径内方向に壁体25の外
側に添接して打撃片39をハンマー等で打込むことで移動
させて、係合部38を係止部31に対してクサビ摺動させる
とにより、係止部31が開口孔37の長孔部36側に位置し、
係合部38が取付軸29を抜止めするように係止部31に係合
する。
また係合部38が係止部31に係合した状態で、固定金具34
の打撃片39が爪挿入部26の上縁に係合する。
更に、爪取付ブラケット21には、固定金具34の外側から
係合されて固定金具34の回止めをする係止部40が形成し
てあり、この係止部40は固定金具34を打込むときのガイ
ドとなるとともに、固定金具34を回転方向両側から包
み、これを収納するプロテクターとして機能している。
第6図は固定金具34の他の実施例で、打撃片39に、爪基
部32を抱込む凹部41が形成され、これにより、より一層
の回止めができる。
第8図、第9図は固定金具34の他の実施例で、この固定
金具34は長手方向に沿って弓形又は三角二辺を形造るよ
うに湾曲状に屈曲形成され、これにより係合部38の係止
部31への係合によって固定金具34の弾性力にて取付軸29
を軸方向外方に付勢し、取付軸29の頭部30と壁体25との
間で耕耘爪22の基部32を挟持状に締付固定するようにな
っている。
また、固定金具34は第7図に示す如く2又形状の開口孔
37としてもよい。
なお、第9図に示すように固定金具34の最も係止部31側
に湾曲したトップ位置Dが取付軸29の軸心Eよりも打撃
方向側に越えた位置で、係合するようになっている。
爪の取外しは、打撃片39を、ドライバーでこじ上げて打
撃方向Dと反対方向に抜けばよい。
第10図と第11図は比較例で、本案と共通する部分には
「ダッシュ」を付けている。
この比較例は爪基部32′に、底から上方に切欠部132を
形成し、この切欠部132と対応してバネ133を設け、爪挿
入部26′に挿入したとき、バネ133で基部32′を一方に
押付けてガタ止めしたものである。
(考案の効果) 本考案によれば、取付軸29の突出部側に係止部31が設け
られ、該係止部31に取付軸29を抜止めすべく係合する係
合部38を有する固定金具34が爪軸13の径方向外方から径
内方向に打込まれることで、固定金具34の係合部38を係
止部31に係脱させればよく、耕耘爪22の取付け・取外し
が、短時間で、容易に行える。
また、打込まれた固定金具34の外側に係合してこの回止
めをする係止部40を爪取付ブラケット21に形成したので
耕耘中に、土、砂等の抵抗を受けても係止部40で固定金
具34を保護し、ここに、固定金具34の離脱、脱落を防止
することができる。しかも、係止部40は固定金具34の両
側から係合されているので、正逆両用形のロータリーに
も利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の斜視図、第2図
は要部の正面図、第3図は第2図A−A線の側断面図、
第4図は第2図B−B線の平断面図、第5図はロータリ
耕耘機の全体側面図である。第6図は他の実施例を示す
固定金具の斜視図、第7図は固定金具の他の例を示す斜
視図、第9図は他の取付状態を示す側断面図、第8図は
第9図に用いる固定金具の正面図、第10図は比較例の側
断面図、第11図は第10図のC−C線断面図である。 13……爪軸、21……爪取付ブラケット、22……耕耘爪、
24,25……壁体、26……爪挿入部、29……取付軸、30…
…頭部、31……係止部、32……基部、34……固定金具、
38……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】爪軸(13)に固定された爪取付ブラケット
    (21)が互いに対向する壁体(24)(25)間に爪挿入部
    (26)を有し、該爪挿入部(26)に、耕耘爪(22)の基
    部(32)が挿入され、頭部(30)を有する取付軸(29)
    を、爪軸(13)の軸心方向に沿う方向から前記壁体(2
    4)(25)及び基部(32)に挿通し、取付軸(29)の頭
    部(30)と壁体(25)とで前記耕耘爪(22)の基部(3
    2)を挟持状に締付け固定するように、取付軸(29)の
    突出部に固定金具(34)が係合されたものにおいて、 取付軸(29)の突出部側に係止部(31)が設けられ、爪
    軸(13)の径方向外方から径内方向に向って前記固定金
    具(34)を打込むことで係止部(31)に係合されて取付
    軸(29)の抜止めをする係合部(38)が固定金具(34)
    に形成され、打込まれた固定金具(34)の両側外側から
    係合されて、該固定金具(34)の爪軸(13)の回転方向
    の回止めをする回止の係止部(40)が爪取付ブラケット
    (21)に設けられていることを特徴とする耕耘爪の取付
    装置。
JP12060588U 1988-09-13 1988-09-13 耕耘爪の取付装置 Expired - Lifetime JPH076726Y2 (ja)

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JPH0244904U JPH0244904U (ja) 1990-03-28
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