JPH0742242Y2 - 耕耘爪の取付装置 - Google Patents

耕耘爪の取付装置

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JPH0742242Y2
JPH0742242Y2 JP1989044318U JP4431889U JPH0742242Y2 JP H0742242 Y2 JPH0742242 Y2 JP H0742242Y2 JP 1989044318 U JP1989044318 U JP 1989044318U JP 4431889 U JP4431889 U JP 4431889U JP H0742242 Y2 JPH0742242 Y2 JP H0742242Y2
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JP
Japan
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claw
shaft
mounting bracket
tilling
base
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JP1989044318U
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JPH02137805U (ja
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駿児 藤本
公英 辻野
弘史 坂根
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、耕耘爪の取付装置に係り、ロータリ耕耘装置
に使用される。
(従来の技術) ロータリ耕耘装置においては、爪軸に固設された筒状ブ
ラケット内に耕耘爪の基部を挿入して、ブラケットに耕
耘爪を着脱自在に取付けるようにしたものがある。
この耕耘爪の取付として、例えば、実公昭47-9601号公
報で開示されているように、ボルト、ナットによる締結
が一般に採用されている。
(考案が解決しようとする課題) 従来の技術によれば、耕耘爪はボルト、ナットによる締
結で爪取付ブラケットに取付けられているので、耕耘爪
がボルトを中心にしてがたつき、そのため、耕耘爪及び
爪取付ブラケットが摩耗したり、損傷するおそれがあっ
た。
本考案は、耕耘爪のがたつきを防止して耕耘爪及び爪取
付ブラケットが摩耗損傷するおそれの少ない耕耘爪の取
付装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が上記目的を達成するために講じた技術的手段は
次の通りである。
爪軸13に固設された爪取付ブラケット21内に耕耘爪22の
基部22aを挿入し、爪取付ブラケット21の爪軸13軸心方
向に対向する側壁23,24と耕耘爪22の基部22aとの挿通孔
28,29,30に取付軸31を挿通し、爪取付ブラケット21の回
転方向Aの後行側に位置する固定壁25で耕耘爪22の基部
22aを受持可能にした耕耘爪の取付装置において、 前記直線状の取付軸31で耕耘爪22の基部22aを固定壁25
に押圧すべく、基部22aの後行側壁部から挿通孔30の中
心までの距離L1が、固定壁25から側壁23,24の挿通孔28,
29の中心までの距離L2より長く設定されている点にあ
る。
またこれに加えて、取付軸31は先端が爪取付ブラケット
21の側壁24から突出していて、抜止め体37が係合されて
いる点にある。
(作用) 爪取付ブラケット21の両側壁23,24の挿通孔28,29及び両
側壁23,24間に挿入された耕耘爪22の挿通孔30に取付軸3
1が挿通されると、爪取付ブラケット21の挿通孔28,29が
耕耘爪22の挿通孔30よりも固定壁25側にずれているの
で、この取付軸31が耕耘爪22の基部22aを固定壁25に押
圧し、耕耘爪22の基部22aが取付軸31を中心にしてがた
つくことなく、爪取付ブラケット21に固定される。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図において、1はロータリ機枠、2は耕耘部、3は
耕耘カバー装置であり、ロータリ機枠1は三点リンク機
構4を介してトラクタの後方に昇降自在に装着されてい
る。
ロータリ機枠1は入力ギヤーケース5の左右両側に突設
された腕体6の一端に伝動ケース7、他端に支持板8を
夫々有し、また、腕体6から後方に延びる支持枠9を介
して左右一対のゲージ輪10が設けられている。
ギヤーケース5はトラクタのPTO軸に接続される入力軸1
1を有し、一方の腕体6内の伝動軸12から伝動ケース7
内の巻掛伝動機構を介して耕耘部2の爪軸13を正転方向
(回転方向)Aに回転可能である。
耕耘カバー装置3はロータリ機枠1に固定された主カバ
ー14と、この主カバー14の後端にヒンジ15を介して枢着
された後部カバー16と、左右両側の前側部カバー17、後
側部カバー18等から成り、その後部カバー16は弾下機構
19により下方に付勢されている。主カバー14の後端部に
は、耕耘部2と後部カバー16との間に位置するように櫛
歯状のレーキ20が取付けられている。
耕耘部2は支持板8と伝動ケース7との下端部間に横架
され爪軸13に、回転方向A及び軸方向に適宜位置を変え
て爪取付ブラケット21を溶接等で固着し、その各爪取付
ブラケット21に耕耘爪22の基部22aをそれぞれ着脱自在
に取付けて成る。
爪取付ブラケット21は第1図及び第2図に示す如く、角
筒状を呈し、爪軸13軸心方向に互いに対向する左右一対
の側壁23,24と、両側壁23,24の回転方向Aの反対側(後
行側)に位置する固定壁25とを有し、その内部が前記耕
耘爪22の基部22aが挿入される被挿入部26とされてい
る。前記一方の側壁23には正六角形の挿通孔28が形成さ
れ、他方の側壁24には円形の挿通孔29がそれぞれ同心状
に形成されている。各挿通孔28,29の爪軸13軸心と直交
方向の位置は爪取付ブラケット21の幅方向中央0よりも
lだけ固定壁25側にずれている。
前記耕耘爪22の基部22aには前記爪取付ブラケット21の
他方の側壁24側の挿通孔29と略同径の挿通孔30が基部22
aの幅方向中央に形成されている。
従って、耕耘爪22の基部22aが爪取付ブラケット21の挿
入部26に挿入されると、耕耘爪22の挿通孔30に対して取
付ブラケット21の各挿通孔28,29が固定壁25側にずれて
いる。
31は爪取付ブラケット21の挿通孔28,29及び耕耘爪22の
挿通孔30に打込まれ、耕耘爪22を爪取付ブラケット21に
取付けるための取付軸で、円柱状の軸部32の一端に正六
角形の頭部33と、他端にテーパ部34とを備えて成る。頭
部33は前記爪取付ブラケット21の挿通孔28に回動不能に
挿通されるように構成されている。軸部32は、前記爪取
付ブラケット21の挿通孔28,29と耕耘爪22の挿通孔30と
がずれていることから、耕耘爪22の基部22aを固定壁25
に面接触するように押圧した状態で耕耘爪22の挿通孔30
及び、爪取付ブラケット21の挿通孔29に挿通される。
そして、この取付軸31のテーパ部34側が爪取付ブラケッ
ト21の側壁24よりも突出しており、この突出部35に、取
付軸31が抜け落ちるのを阻止するための抜止め体37が着
脱自在に外嵌されている。
抜止め体37は合成樹脂材料から成り、前記取付軸31の突
出部35が挿通される嵌合孔38が形成されている。そし
て、この嵌合孔38の周面には、突出部の周方向に形成さ
れた係合凹部39に係合する係合凸部40が全周に亘って突
設されている。
すなわち、第2図に示すように、耕耘爪22は基部22aの
回転方向A後行側の端部から挿通孔30の中心までの距離
L1が、固定壁25から側壁23,24の挿通孔28,29の中心まで
の距離L2より長く設定されていて、軸部32、頭部33及び
先端のテーパ部34を同心上に形成した取付軸31を前記挿
通孔28,29,30に挿通すると、挿通孔28,29は先行側で取
付軸31に当接し、挿通孔30は後行側で取付軸31に当接
し、挿通孔28,29,30のすきま公差を吸収した状態で、取
付軸31は基部22aを固定壁25に押圧する。
以上において、耕耘爪22の基部22aを爪取付ブラケット2
1の被挿入部26に挿入し、爪取付ブラケット21の挿通孔2
8に取付軸31のテーパ部34側を挿入すると共に、ハンマ
ー等の打撃部材で頭部33を打撃する。耕耘爪22の挿通孔
30と爪取付ブラケット21の挿通孔28,29とがずれている
が、第3図に示すように軸部32はテーパ部34に案内され
て各挿通孔30,29に挿通され、このとき、耕耘爪22の基
部22aが固定壁25に寄せられ、この固定壁25に面接触し
た状態で押圧され、耕耘爪22は軸部32を中心にしてがた
つくことなく爪取付ブラケット21に固定される。そし
て、突出部35に抜止め体37を外嵌する。
耕耘爪22を爪取付ブラケット21から取外す場合には、抜
止め体37の係合凸部40を係合凹部39から弾性に抗して外
し、抜止め体37を突出部35から抜いた後に、テーパ部34
を打撃すれば、取付軸31を各挿通孔28,29,30から抜くこ
とができ、耕耘爪22を爪取付ブラケット21から取外すこ
とができる。
尚、爪取付ブラケット21の挿通孔28及び取付軸31の頭部
33は円形にしてもよい。また第5図に示すように、爪取
付ブラケット21の挿通孔28,29をブラケット21の幅方向
中央に設け、耕耘爪22の挿通孔30を耕耘爪22の幅方向中
央からずらすと共に爪取付ブラケット21に同径の挿通孔
28,29を形成し、頭部33を爪取付ブラケット21の側壁23
に当接するようにしてもよい。また、取付軸31の突出部
35にねじ部を形成し、抜止め体37としてのナットをねじ
部に螺合するようにしてもよい。また、本考案は爪軸が
前記と反対の逆転方向に回転するロータリ耕耘装置にも
採用できる。
第6図〜第9図に、前記後側部カバー18を示す。この後
側部カバー18は、フレーム42とこのフレーム42に着脱自
在に取付けられるゴム材料等の板状の弾性体43とから成
る。フレーム42は断面コ字状に形成されており、その周
方向に取付け孔44が多数形成されている。また、フレー
ム42の下線に上向の係合片45が複数突設されている。
弾性体43には、前記各取付け孔44に対応し、外側方に突
出する突出部46と、前記各係合片45に引掛けられる係合
孔47とが形成されている。
そして、弾性体43の各係合孔47がフレーム42の各係合片
45に引掛けられると共に、各突出部46がフレーム42の取
付け孔47に内嵌され、各突出部42に形成された通孔48に
ワイヤ49がフレーム42の外側から挿通されている。
この弾性体43は、土が付着しにくいように若干引張った
状態でフレーム42に取り付けられている。また、弾性体
43が摩耗又は破損した場合には、ワイヤ49を突出部46の
通孔48から抜き、弾性体43を係合片45から外せば、弾性
体43をフレーム42から取外すことができ、弾性体43の交
換を容易に行うことができる。50はフレーム42を機枠1
に取付けるための取付用のボルト孔である。
尚、フレーム42及び弾性体43の全周に亘って係合片45及
び突出部46をそれぞれ設け、一本のワイヤ49を各突出部
46の通孔48に挿通してもよい。また、フレーム42の全周
に亘って係合片45を設け、弾性体43を引掛けるようにし
てもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、直線状の取付軸31で耕耘爪22の基部22
aを固定壁25に押圧すべく、基部22aの後行側端部から挿
通孔30の中心までの距離L1が、固定壁25から側壁23,24
の挿通孔28,29の中心までの距離L2より長く設定されて
いるので、直線状の取付軸31を挿通孔28,29,30に挿通す
るだけで、耕耘爪22の基部22aを爪取付ブラケット21の
固定壁25に押圧してがたつくのを防止することができ、
取付軸31は直線状のものが使用できるので、製造及び組
付けがきわめて容易にでき、基部22aの挿通孔30から後
行側端部までを長くして、強度・耐久性を高くすること
が可能になる。
また、取付軸31は先端が爪取付ブラケット21の側壁24か
ら突出していて、抜止め体37が係合されているので、取
付軸31の安易な抜けが防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、第1図は要
部側断面図、第2図は要部平断面図、第3図は取付軸の
打込み状態を示す平断面図、第4図はロータリ耕耘装置
の全体側面図、第5図は他の実施例を示す要部平断面
図、第6図は後側部カバーの側面図、第7図は第6図の
VII-VII線断面図、第8図及び第9図は要部断面図であ
る。 13……爪軸、21……爪取付ブラケット、22……耕耘爪、
22a……基部、23,24……側壁、25……固定壁、28,29,30
……挿通孔、31……取付軸。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】爪軸(13)に固設された爪取付ブラケット
    (21)内に耕耘爪(22)の基部(22a)を挿入し、爪取
    付ブラケット(21)の爪軸(13)軸心方向に対向する側
    壁(23)(24)と耕耘爪(22)の基部(22a)との挿通
    孔(28)(29)(30)に取付軸(31)を挿通し、爪取付
    ブラケット(21)の回転方向(A)の後行側に位置する
    固定壁(25)で耕耘爪(22)の基部(22a)を受持可能
    にした耕耘爪の取付装置において、 前記直線状の取付軸(31)で耕耘爪(22)の基部(22
    a)を固定壁(25)に押圧すべく、基部(22a)の後行側
    端部から挿通孔(30)の中心までの距離(L1)が、固定
    壁(25)から側壁(23)(24)の挿通孔(28)(29)の
    中心までの距離(L2)より長く設定されていることを特
    徴とする耕耘爪の取付装置。
  2. 【請求項2】前記取付軸(31)は先端が爪取付ブラケッ
    ト(21)の側壁(24)から突出していて、抜止め体(3
    7)が係合されていることを特徴とする請求項1に記載
    の耕耘爪の取付装置。
JP1989044318U 1989-04-14 1989-04-14 耕耘爪の取付装置 Expired - Lifetime JPH0742242Y2 (ja)

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JPH02137805U JPH02137805U (ja) 1990-11-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2717278B2 (ja) * 1988-08-30 1998-02-18 小橋工業株式会社 耕耘爪取付け装置

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