JP2717278B2 - 耕耘爪取付け装置 - Google Patents

耕耘爪取付け装置

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JP2717278B2 JP63216089A JP21608988A JP2717278B2 JP 2717278 B2 JP2717278 B2 JP 2717278B2 JP 63216089 A JP63216089 A JP 63216089A JP 21608988 A JP21608988 A JP 21608988A JP 2717278 B2 JP2717278 B2 JP 2717278B2
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正志 塚本
武志 平井
昇 藤原
賢一 山本
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KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、耕耘軸に設けたホルダに対し、従来一般に
使用されている耕耘爪の取付け基部を、ボルト・ナット
を用いることなく簡単,容易に着脱でき、かつ耕耘作業
時には耕耘爪のガタつきがなくホルダを損傷しないよう
にした耕耘爪取付け装置に関するものである。
【従来の技術】
耕耘軸に設けたホルダに対し耕耘爪の取付け基部を着
脱する耕耘爪取付け装置においては、一般にホルダおよ
び取付け基部に回転方向と直交する方向に挿通孔を穿設
し、この挿通孔にボルトを挿通してナットで締付けて固
定するようにしている。ところが、耕耘爪は土中で使用
されるものであり、耕耘爪を交換する際には、ボルト,
ナットが錆びていたり、また、固く締った状態であると
その取外しが面倒であり、多くの労力と時間を有する問
題がある。このような問題を解決するために、例えば実
公昭47−9603号公報に開示されているように、耕耘軸に
設けたホルダに耕耘爪の取付け基部を嵌挿し、ホルダお
よび耕耘爪に穿設した挿通孔に爪ピンを挿通し、この爪
ピンをばね板部材で押圧して抜止めするようにしたもの
が知られている。 しかし、上記先行技術のものでは、ばね板部材が平面
現U字状をしていて爪ピンの両端を押圧する形式のた
め、ばね板の弾持力が問題となり、爪とホルダのガタを
ばね板全体が吸収するようになるので、完全な固定状態
が維持できず、ばね板部材が外れ易く、ばね板部材が外
れると爪ピンが抜けて耕耘爪が抜け出るなどの問題点が
あった。 このような問題点を解決するために本出願人は、特願
昭63−133832号においてばね板部材をホルダ側面に枢支
して操作性および確実性を向上した耕耘爪取付け装置を
提案している。
【発明が解決しようとする課題】
上記提案および先行技術の場合、ホルダおよび耕耘爪
に穿設した挿通孔に挿通される爪ピンの外周と挿通孔の
内周面との間には間隙(ガタ)があるので、耕耘作業時
に耕耘爪の取付基部の背面がホルダの対向内壁面に衝撃
を与え、ホルダに損傷を与えるという問題があった。 本発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、爪
ピンと挿通孔とのガタをなくしてホルダに損傷を与えな
い耕耘爪取付け装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、 A.耕耘軸1に設けたホルダ2に耕耘爪3の取付け基部を
嵌挿し、該ホルダ2および耕耘爪3に穿設した挿通孔に
爪ピン4または7を挿通し、この爪ピン4または7をば
ね板部材5で押圧して抜止めするようにした耕耘爪取付
け装置において、 上記ばね板部材5は、一端をホルダ2の一側面先端部
に枢支ピン6を介して枢支して他端側をホルダ2の他側
面に沿って所定の範囲で回動可能とし、該ばね板部材5
の他端側には、上記爪ピン4または7の六角頭部4aまた
は長方形頭部7aに接して押圧する爪ピン押圧部5cを形成
すると共に、 該爪ピン4または7のピン本体4aまたは7bに、このピ
ン本体4aまたは7bを上記ホルダ2および耕耘爪3の挿通
孔に挿通したとき、一側に偏位して上記ピン本体4aまた
は7bの一側面が常時上記挿通孔の内側面に接するように
したテーパ4d,7dあるいは突起4eを形成してなることを
特徴としている。 B.上記爪ピン4または7のピン本体4aまたは7bに形成し
たテーパ4d,7dあるいは突起4eが上記ホルダ2および耕
耘爪3の挿通孔に対し同じ方向となるよう位置決め可能
としたことを特等としている。
【作用】
上記の構成によって本発明の耕耘爪取付け装置は、爪
ピンのピン本体の一側が挿通孔の内側面に常に接してい
るので、耕耘作業時に耕耘爪のガタつきがなく、従っ
て、耕耘爪の取付基部背面がホルダに衝撃を与えない。
また、ピン本体が挿通孔に同じ方向で挿通されるので長
時間にわたって爪ピンと挿通孔との接触状態が保持され
る。
【実 施 例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。 第1図および第2図において、符号1はロータリ耕耘
装置,あるいはロータリ代掻装置の耕耘軸で、この耕耘
軸1には放射方向にホルダ2が固設され、このホルダ2
は、ピン挿通孔を穿設した耕耘爪3の取付け基部が着脱
可能に取付けられるようになっている。 ホルダ2は、基端側を耕耘爪1に対し溶接により固着
し、他端側を開放して爪基部挿入孔2aを形成し、この爪
基部挿入孔2aを左右に貫通するようにして一側が六角
形,他側がこれより小径の円形の爪ピン挿通孔2bが形成
されている。この爪ピン挿通孔2bには、爪基部挿入孔2a
に耕耘爪3の基部を挿入した状態で第5図および第6図
に詳細に示す爪ピン4が挿通されるようになっている。 上記爪ピン4は六角頭部4aとピン本体4bとからなり、
六角頭部4aには係合突起4cが形成されており、ピン本体
4bにはその軸心と偏心してテーパ4dが形成されている。
係合突起4cは係合凹部に形成してもよいものである。ま
た、六角頭部4aと、これと対向するホルダ2側面には、
上記テーパ4dを一定方向に挿通するための刻印を設ける
とよい。 上記ホルダ2の一側面には、後述するばね板5の基端
部が枢支ピン6を介して枢着されている。 ばね板5は、第3図および第4図に示すように、ピン
挿通孔5aを基部側の回動板部5bからコ字状に屈曲して押
圧部5cを形成し、その先端側に爪ピン4の係合突起4cと
係合して押圧する係合凹部5dを形成している。この係合
凹部5dは係合突起にしてもよいものである。 このような構成の耕耘爪取付け装置においては、耕耘
爪3をホルダ2に取付けるときは、第1図の仮想線で示
すようにばね板5を枢支ピン6を中心にして時計方向に
回動させ、耕耘爪3の取付け基部を爪基部挿入孔2a内に
挿入し、爪ピン挿通孔2bおよび耕耘爪のピン挿通孔に爪
ピン4を刻印を合わせて挿通させ、ばね板5を第1図の
実線で示すように反時計方向に回転させると、第2図に
も示すように係合凹部5dが爪ピン4の係合突起4cと係合
して頭部を押圧して抜止めする。また、ばね板5は耕耘
軸1の回転方向に対し後側に位置している。 そして、耕耘軸1を第1図の矢印方向に回転すること
で、耕耘爪3は耕耘、または代掻き作業を行う。このと
き、爪ピン4のテーパ4dは耕耘爪3のピン挿通孔および
小径の爪ピン挿通孔2bの内側面に接して耕耘爪3にガタ
を生じることがなく、また、刻印によってピンを一定方
向に挿通することで長時間にわたってピンと挿通孔の接
触状態が良好に保たれる。 耕耘爪3をホルダ2から取外すときは、ばね板5に適
宜な手段で衝撃を与えてばね板5を第1図で時計方向に
回動させると、爪ピン4の係合突起4cからばね板5の係
合凹部5dが外れて爪ピン挿通孔2bおよび耕耘爪3のピン
挿通孔から爪ピン4を抜脱し、耕耘爪3の取付け基部を
爪基部挿入孔2aから抜出せばよい。従って、短時間に、
かつ簡単,容易に取外すことができる。 なお、上記ばね板5の回動動作は、適宜な工具でばね
板5の端縁を叩打するようにして行うことができるが、
専用の治具を用意して行うようにしてもよい。 上記爪ピン4は、第7図ないし第17図で示すように構
成してもよいものである。 第7図ないし第9図に示す第2の実施例のものは、六
角頭部4aに対しピン本体4b全体が偏心して突出し、その
全周にテーパ部4dを形成したものである。 第10図および第11図に示す第3の実施例のものは、ピ
ン本体4bは三角頭部4aに対して偏心しておらず、ピン本
体4bの外周にテーパ4d,4d′を長さ方向に二段に形成し
ている。 第12図ないし第14図に示す第4の実施例のものは、三
角頭部4aに対しピン本体4bを同心状に突出させ、このピ
ン本体4bの一側面に耕耘爪のピン挿通孔内周面と接する
突起4eを形成したものである。 第15図ないし第17図に示す第5の実施例の爪ピン7
は、その頭部を長方形頭部7aとし、長方形頭部7aと偏心
してピン本体4bを突出し、長方形頭部7aに係合突起7cを
形成し、ピン本体7bにテーパ7dを形成している。 この場合には、爪ピンの頭部が長方形であるので、ホ
ルダ2の爪基部挿入孔2aの形状も長方形にすることで、
ピン本体7bの挿通孔への挿通方向が一定となり、刻印を
省略することができる。なお、爪ピンの頭部は、長方形
のほか、ホルダの爪基部挿通孔へのピン本体の挿入方向
が一定となる他の形状にすることによりピン本体の挿入
方向を一定にして刻印を省略することができる。 上記のような第2ないし第4の実施例の爪ピン4,第5
の実施例の爪ピン7においても、それぞれ第1の実施例
の爪ピン4と同様の作用をし、同様の効果が得られるも
のである。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の耕耘爪取付け装置によ
れば、爪ピンのピン本体にテーパあるいは突起を形成し
たので、ピン本体の一側面が常に挿通孔の内周面と接
し、耕耘爪のホルダに対するガタがなく、従って、耕耘
作業中に耕耘爪の取付基部の背面でホルダ内側面に衝撃
を与えることがなく、ホルダに損傷を与えることがな
い。 また、爪ピンを挿通孔に挿通するときテーパあるいは
突起が同じ方向となるよう位置決めするので、テーパあ
るいは突起が挿通孔の一定位置に接して、耕耘爪のガタ
を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の耕耘爪取付け装置全体の側面図、第2
図は第1図の矢印線に沿う断面図、第3図はばね板部材
の平面図、第4図は同側面図、第5図は爪ピンの側面
図、第6図は同背面図、第7図は爪ピンの第2の実施例
を適用した第2図に対応する断面図、第8図は爪ピンの
第2の実施例の側面図、第9図は同背面図、第10図は爪
ピンの第3の実施例の側面図、第11図は同背面図、第12
図は爪ピンの第4の実施例を適用した第2図に対応する
断面図、第13図は爪ピンの第4の実施例の側面図、第14
図は同背面図、第15図は爪ピンの第5の実施例を適用し
た第2図に対応する断面図、第16図は爪ピンの第5の実
施例の側面図、第17図は同背面図である。 1……耕耘軸、2……ホルダ、2a……爪基部挿入孔、2b
……爪ピン挿通孔、3……耕耘爪、4,7……爪ピン、4a
……六角頭部、7a……長方形頭部、4b,7b……ピン本
体、4c……係合突起、4d,7d……テーパ、4e……突起、
5……ばね板、5a……ピン挿通孔、5b……回動板部、5c
……押圧部、5d……係合凹部、6……枢支ピン。
フロントページの続き (72)発明者 山本 賢一 岡山県岡山市中畦684番地 小橋工業株 式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−117902(JP,U) 実開 昭57−122203(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耕耘軸(1)に設けたホルダ(2)に耕耘
    爪(3)の取付け基部を嵌挿し、該ホルダ(2)および
    耕耘爪(3)に穿設した挿通孔に爪ピン(4)または
    (7)を挿通し、この爪ピン(4)または(7)をばね
    板部材(5)で押圧して抜止めするようにした耕耘爪取
    付け装置において、 上記ばね板部材(5)は、一端をホルダ(2)の一側面
    先端部に枢支ピン(6)を介して枢支して他端側をホル
    ダ(2)の他側面に沿って所定の範囲で回動可能とし、
    該ばね板部材(5)の他端側には、上記爪ピン(4)ま
    たは(7)の六角頭部(4a)または長方形頭部(7a)に
    接して押圧する爪ピン押圧部(5c)を形成すると共に、 該爪ピン(4)または(7)のピン本体(4b)または
    (7b)に、このピン本体(4b)または(7b)を上記ホル
    ダ(2)および耕耘爪(3)の挿通孔に挿通したとき、
    一側に偏位して上記ピン本体(4b)または(7b)の一側
    面が常時上記挿通孔の内側面に接するようにしたテーパ
    (4d,7d)あるいは突起(4e)を形成してなる耕耘爪取
    付け装置。
  2. 【請求項2】上記爪ピン(4)または(7)のピン本体
    (4b)または(7b)に形成したテーパ(4d,7d)あるい
    は突起(4e)が上記ホルダ(2)および耕耘爪(3)の
    挿通孔に対し同じ方向となるよう位置決め可能とした請
    求項(1).記載の耕耘爪取付け装置。
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