JP2603853B2 - 耕耘爪取付け装置 - Google Patents

耕耘爪取付け装置

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JP2603853B2
JP2603853B2 JP13355388A JP13355388A JP2603853B2 JP 2603853 B2 JP2603853 B2 JP 2603853B2 JP 13355388 A JP13355388 A JP 13355388A JP 13355388 A JP13355388 A JP 13355388A JP 2603853 B2 JP2603853 B2 JP 2603853B2
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claw
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holder
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JP13355388A
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健志 小橋
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KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明は、耕耘軸に設けたホルダに対し、従来一般に
使用されている耕耘爪の取付け基部を、ボルト・ナット
を用いることなく簡単,容易に着脱できるようにした耕
耘爪取付け装置に関するものである。
【従来の技術】
耕耘軸に設けたホルダに対し耕耘爪の取付け基部を着
脱する耕耘爪取付け装置においては、一般に、ホルダお
よび取付け基部に回転方向と直交する方向に挿通孔を穿
設し、この挿通孔にボルトを挿通してナットで締付けて
固定するようにしている。ところが、耕耘爪は土中で使
用されるものであり、耕耘爪を交換する際には、ボル
ト,ナットが錆びていたり、また、固く締った状態であ
るとその取外しが面倒であり、多くの労力と時間を有す
る問題がある。このような問題を解決するために、例え
ば実公昭47−9603号公報に開示されているように、耕耘
軸に設けたホルダに耕耘爪の取付け基部を嵌挿し、ホル
ダおよび耕耘爪に穿設した挿通孔に爪ピンを挿通し、こ
の爪ピンをばね板部材で押圧して抜止めするようにした
ものが知られている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記先行技術のものでは、ばね板部材が平面
視U字状をしていて爪ピンの両端を押圧する形式のた
め、ばね板の弾持力が問題となり、爪とホルダのガタを
ばね板全体が吸収するようになるので、完全な固定状態
が維持できず、ばね板部材が外れ易く、ばね板部材が外
れると爪ピンが抜けて耕耘爪が抜け出るなどの問題点が
あった。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、耕
耘軸に設けたホルダに耕耘爪の取付け基部を嵌挿し、ホ
ルダおよび耕耘爪に穿設した挿通孔に爪ピンを挿通し、
この爪ピンをばね板部材で抜止めするようにした耕耘爪
取付け装置において、上記ばね板部材は、一端をホルダ
側面に枢支して他端側をばね板部材を枢支したホルダの
同一側面に沿って所定の範囲で回動可能とし、ばね板部
材の他端側には、爪ピンの先端部に形成した係合凹部と
係合,離脱可能の係合縁を形成してなること、また、上
記ばね板部材の係合縁を、爪ピン先端部の全周に形成し
た係合凹部に対し両側から係合するように形成してなる
ことを特徴とするものである。
【作用】
上記の構成によって本発明の耕耘爪取付け装置は、従
来の耕耘爪を用いてこの耕耘爪をホルダに装着した状態
では、ばね板部材の結合縁を爪ピン先端部の係合凹部に
係合させて爪ピンがホルダから簡単には外れることなく
安全であり、また、ばね板部材はホルダから外れること
がないので紛失することがなく、さらに、ホルダから耕
耘爪を取外す際にはばね板部材を回動させるだけで簡単
に外せ、耕耘爪の着脱操作が簡単に、短時間で行える。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。 第1図および第2図において、符号1はロータリ耕耘
装置、あるいはロータリ代掻装置の耕耘軸で、この耕耘
軸1には放射方向にホルダ2が固設され、このホルダ2
は、耕耘爪3の取付け基部が着脱可能に取付けられるよ
うになっている。 ホルダ2は、基端側を耕耘爪1に対し溶接により固着
し、他端側を開放して爪基部挿入孔2aを形成し、この爪
基部挿入孔2aを左右に貫通するようにして一側が六角
形,他側がこれより小径の円形の爪ピン挿通孔2bが形成
されている。この爪ピン挿通孔2bには、爪基部挿入孔2a
に耕耘爪3の基部を挿入した状態で第5図および第6図
に詳細に示す爪ピン4が挿通されるようになっている。 上記爪ピン4は六角頭部4aを有するピン本体4bの先端
部に、その全周にわたって係合凹部4cが形成されてい
る。係合凹部4cはピン本体4bの全周に限らず、一側部あ
るいは相対向する両側部に形成してもよいものである。 上記ホルダ2の一側面には、後述するばね板5の一端
が枢支ねじ6を介して枢着されている。ばね板5は、第
3図および第4図に示すように、ピン挿通孔5aと基部側
に形成し、上記ホルダ2の側面に沿って回動する回動板
部5bを設け、この回動板部5bから上方に重ねるようにし
て屈曲する屈曲部5cを形成して、回動板部5bおよび屈曲
部5cには、上記爪ピン4のピン本体4bを挿通して所定範
囲で移動可能のピン本体挿通部5dとピンの係合凹部4cに
係合して所定範囲で移動可能の係合縁5eとを設けてい
る。また、屈曲部5cには段部5fが設けられている。 このような構成の耕耘爪取付け装置においては、耕耘
爪3をホルダ2に取付けるときは、第1図の仮想線で示
すようにばね板5を枢支ピン6を中心にして時計方向に
回動させ、耕耘爪3の取付け基部を爪基部挿入孔2a内に
挿入し、爪ピン挿通孔2bに爪ピン4を挿通させ、ばね板
5を第1図の実線で示すように反時計方向に回転させる
と、第2図にも示すように爪ピン4の係合凹部4cにばね
板5の係合縁5eが段部5fを越えて爪ピン4を抜止めした
状態となる。また、ばね板5は耕耘軸1の回転方向に対
し爪ピン係合方向に位置している。そして、耕耘軸1を
第1図の矢印方向に回転することで、耕耘爪3は耕耘、
または代掻き作業を行う。 耕耘爪3をホルダ2から取外すときは、ばね板5を適
宜な手段で枢支ピン6を中心に時計方向に回動させる
と、爪ピン4の係合凹部4cおよびピン本体4bからばね板
5のピン本体挿通部5dおよび係合縁5eが第1図の仮想線
のように外れて爪ピン4を抜脱し、耕耘爪3の取付け基
部を爪基部挿入孔2aから抜出せばよい。従って、短時間
に、かつ簡単,容易に取外すことができる。 なお、上記ばね板5の回動動作は、適宜な工具でばね
板5の端縁を叩くようにして行うことができるが、専用
の治具を用意して行うようにしてもよい。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の耕耘爪取付け装置によ
れば、ばね板部材の一端をホルダ側面に枢支したので、
ばね板部材がホルダから外れることがなく、紛失するお
それがないばかりでなくばね板部材の回動動作が容易と
なる。従って、爪ピンの抜止めを確実にし、安全な作業
が行え、また、ホルダに対する耕耘爪の着脱が容易に行
える。 また、ばね板部材は、爪ピンの係合凹部と係合縁が係
合,離脱するので、耕耘爪とホルダのガタつきに影響さ
れることなく爪ピンを確実に抜止めし、ひいては耕耘爪
の抜出しを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の耕耘爪取付け装置全体の側面図、第2
図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図はばね板部
材の側面図、第4図は同側面図、第5図は爪ピンの側面
図、第6図は同正面図である。 1……耕耘軸、2……ホルダ、2a……爪基部挿入孔、2b
……爪ピン挿通孔、3……耕耘爪、4……爪ピン、4a…
…六角頭部、4b……ピン本体、4c……係合凹部、5……
ばね板、5a……ピン挿通孔、5b……回動板部、5c……屈
曲部、5d……ピン本体挿通部、5e……係合縁、5f……段
部、6……枢支ピン。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耕耘軸に設けたホルダに耕耘爪の取付け基
    部を嵌挿し、ホルダおよび耕耘爪に穿設した挿通孔に爪
    ピンを挿通し、この爪ピンをばね板部材で抜止めするよ
    うにした耕耘爪取付け装置において、 上記ばね板部材は、一端をホルダ側面に枢支して他端側
    をばね板部材を枢支したホルダの同一側面に沿って所定
    の範囲で回動可能とし、 ばね板部材の他端側には、爪ピンの先端部に形成した係
    合凹部と係合,離脱可能の係合縁を形成してなる耕耘爪
    取付け装置。
  2. 【請求項2】上記ばね板部材の係合縁を、爪ピン先端部
    の全周に形成した係合凹部に対し両側から係合するよう
    に形成してなる耕耘爪取付け装置。
JP13355388A 1988-05-30 1988-05-30 耕耘爪取付け装置 Expired - Lifetime JP2603853B2 (ja)

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JPH01300806A JPH01300806A (ja) 1989-12-05
JP2603853B2 true JP2603853B2 (ja) 1997-04-23

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