JPH0449846Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0449846Y2
JPH0449846Y2 JP15702987U JP15702987U JPH0449846Y2 JP H0449846 Y2 JPH0449846 Y2 JP H0449846Y2 JP 15702987 U JP15702987 U JP 15702987U JP 15702987 U JP15702987 U JP 15702987U JP H0449846 Y2 JPH0449846 Y2 JP H0449846Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilling
bracket
mounting base
tilling claw
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15702987U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0160612U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15702987U priority Critical patent/JPH0449846Y2/ja
Publication of JPH0160612U publication Critical patent/JPH0160612U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0449846Y2 publication Critical patent/JPH0449846Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、耕耘軸に設けたブラケツトに対し、
耕耘爪の取付け基部を、道具を用いることなく簡
単、容易に着脱できるようにした耕耘爪取付け装
置に関するものである。
【従来の技術】
耕耘軸に設けたブラケツトに対し耕耘爪の取付
け基部を着脱する耕耘爪取付け装置においては、
一般に、ブラケツトおよび取付け基部に回転方向
と直交する方向に挿通孔を穿設し、この挿通孔に
ボルトを挿通してナツトで締付けて固定するよう
にしている。ところが、耕耘爪は土中で使用され
るものであり、耕耘爪を交換する際には、ボル
ト、ナツトが錆びていたり、また、固く締つた状
態であるとその取外しが面倒であり、多くの労力
と時間を有する問題がある。このような問題を解
決するために、例えば実公昭41−3043号公報、実
公昭43−10327号公報に開示されているように、
耕耘爪を作業を行うときの回転方向と逆方向に回
転させるだけで、道具を用いることなく耕耘爪を
取外せるようにしたものがある。
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、上記先行技術のものでは、ブラケツト
から耕耘爪が外れ易く、耕耘作業中に外れると危
険であり、また、耕耘爪の取付け基部の加工も面
倒であり、コスト高になるなどの問題点があつ
た。
【問題点を解決するための手段】
本考案は上記の問題点を解決すべくなされたも
ので、耕耘軸に設けたブラケツトに、耕耘爪の取
付け基部を着脱可能とした耕耘爪取付け装置にお
いて、上記ブラケツトには、取付け基部に設けた
挿通孔がブラケツトの幅内で係合、離脱可能の係
合突起と、この係合突起が取付け基部の挿通孔に
係合した状態で取付け基部を耕耘軸の回転方向と
は反対方向へ回動させたときに、耕耘爪を耕耘可
能状態に係止するばね部材とを設けたことを特徴
とするものである。
【作用】
上記の構成によつて本考案の耕耘爪取付け装置
は、耕耘爪が作業状態になるとブラケツトから簡
単には外れることなく安全であり、ブラケツトか
ら耕耘爪を取外す際には道具を用いることなく簡
単に取外せ、耕耘爪の着脱操作が簡単に、短時間
で行える。
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。 第1図において、符号1はロータリ耕耘装置、
あるいはロータリ代掻装置の耕耘軸で、この耕耘
軸1には放射方向にブラケツト2が固設され、こ
のブラケツト2は、耕耘爪3の取付け基部4が着
脱可能に取付けられるようになつている。 ブラケツト2は、第2図ないし第4図に詳細に
示すように、左右対向する枠部材2a,2bを溶
接により連結して取付け基部挿入孔5を形成し、
この取付け基部挿入孔5内に、枠部2b側から突
出するようにして係合突起6が固着されている。
また、枠部材2aには、第5図および第6図に示
す板ばね7を取付けるためのねじ孔8が設けら
れ、ねじ9を介して板ばね7が取付けられるよう
になつている。 上記係合突起6には、第1図に示す耕耘爪3の
取付け基部4に設けた挿通孔3aが嵌合され、こ
の状態では耕耘爪3を係合突起6中心に耕耘軸1
の回転方向(第1図の矢印方向)と反対方向に回
転させると、取付け基部4のブラケツト2外端寄
り部分が板ばね7によつて係止されるようにして
ある。板ばね7は、第5図および第6図にみられ
るように、取付け孔7aをねじ9に挿通してねじ
孔8に固定され、そのときばね部分7bが耕耘爪
3の取付け基部4側面に圧接して、耕耘爪3は回
転方向に固定されるようになつている。 このように構成の耕耘爪取付け装置において
は、耕耘爪3をブラケツト2に取付けるときは、
取付け基部4を取付け基部挿入孔5内に挿入し、
その幅内で挿通孔3aを係合突起6に嵌合させ、
耕耘軸1の回転方向と反対方向にわずかに回転さ
せると、取付け基部4は、ばね板7のばね部分7
bに圧接され、枠部材2bの内側面との間に挾持
される。そして、耕耘軸1を第1図の矢印方向に
回転することで、耕耘爪3は耕耘、または代掻き
作業を行う。 耕耘爪3をブラケツト2から取外すときは、耕
耘爪3の峰側に適宜な手段で衝撃を与えると、耕
耘爪3は係合突起6を中心に第1図で反時計方向
にわずかに回動し、取付け基部4とばね板7との
圧接が解除され、挿通孔3aを係合突起6から取
外すことで極めて簡単に取外すことができる。 上記ばね板7は、ねじ孔8、取付け孔7a、ね
じ9等によることなく、第7図および第8図に示
すように溶接11によつてブラケツト2に固着す
るようにしてもよく、また、その他の手段によつ
て取付けるようにしてもよいものである。また、
ばね7は、上記実施例に限らず、第9図および第
10図に示すように、ブラケツト2の枠部材2a
に窓孔12をあけ、この窓孔12にばね部13a
を臨ませたばね板13を、ねじ9aによりブラケ
ツト2に取付けるようにしてもよいものである。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の耕耘爪取付け装
置によれば、耕耘爪をブラケツトに取付けるとき
は、係合突起に取付け基部に設けた挿通孔を係合
させて耕耘軸の回転方向とは反対方向にわずかに
回動させることでばね板により係止され、従来の
耕耘爪をそのまま用いて耕耘作業を行うことがで
きる。耕耘作業中は、取付け基部を板ばねより圧
接する方向に作用しているので、耕耘爪はブラケ
ツトから外れることはない。 ブラケツトから耕耘爪を取外すときには、耕耘
爪を、回転方向にわずかに回動させることで、取
付け基部のばね板による圧接が解除されて、挿通
孔と係合突起の係合を解除するだけで取外すこと
ができる。 従つて、ブラケツトに対する耕耘爪の着脱操作
が道具を用いることなく簡単、容易に、短時間に
行うことができ、また、耕耘作業状態では耕耘爪
がブラケツトから外れることがなく安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の耕耘爪取付け装置全体の側面
図、第2図はブラケツトの平面図、第3図は同側
面図、第4図は同正面図、第5図はばね板の平面
図、第6図は同正面図、第7図はばね板を別の取
付け手段でブラケツトに取付けた状態の側面図、
第8図は同正面図、第9図は板ばねの他の実施例
をブラケツトに取付けた状態で示す側面図、第1
0図は同正面図である。 1……耕耘軸、2……ブラケツト、2a,2b
……枠部材、3……耕耘爪、3a……挿通孔、4
……取付け基部、5……取付け基部挿入孔、6…
…係合突起、7,13……板ばね、7a……取付
け孔、7b,13a……ばね部分、8……ねじ
孔、9,9a……ねじ、11……溶接、12……
窓孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 耕耘軸に設けたブラケツトに、耕耘爪の取付け
    基部を着脱可能として耕耘爪取付け装置におい
    て、 上記ブラケツトには、取付け基部に設けた挿通
    孔がブラケツトの幅内で係合、離脱可能の係合突
    起と、この係合突起が取付け基部の挿通孔に係合
    した状態で取付け基部を耕耘軸の回転方向とは反
    対方向へ回動させたときに、耕耘爪を耕耘可能状
    態に係止するばね部材とを設けたことを特徴とす
    る耕耘爪取付け装置。
JP15702987U 1987-10-13 1987-10-13 Expired JPH0449846Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15702987U JPH0449846Y2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15702987U JPH0449846Y2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0160612U JPH0160612U (ja) 1989-04-18
JPH0449846Y2 true JPH0449846Y2 (ja) 1992-11-25

Family

ID=31436106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15702987U Expired JPH0449846Y2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0449846Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0160612U (ja) 1989-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0449846Y2 (ja)
JPH0727808Y2 (ja) 小形電動機
JPH0449848Y2 (ja)
JPH0449849Y2 (ja)
JPH0449847Y2 (ja)
JPH06335302A (ja) 耕耘爪取付装置
JP2645570B2 (ja) 耕耘爪取付け装置
JP2603854B2 (ja) 耕耘爪取付け装置
JPH0610725Y2 (ja) 耕耘爪取付装置
JP2694136B2 (ja) 耕耘爪取付け装置
JP3025244U (ja) 突起ビス
JP2717278B2 (ja) 耕耘爪取付け装置
JPS6224100Y2 (ja)
JPH06640Y2 (ja) 軸流ファンの取付装置
JP2549859Y2 (ja) 耕耘爪軸端部の保護装置
JP2631908B2 (ja) 耕耘爪取付け装置
JPS5926802Y2 (ja) 耕耘爪軸の取付け構造
JPH0441773Y2 (ja)
JPS5851683Y2 (ja) 農用トラクタ等ロ−タリ−の畦畔等残耕処理装置
JPH069842Y2 (ja) ホイールアタッチメントの装着用補助具
JP2793998B2 (ja) 耕耘爪取付け装置
JP3264730B2 (ja) 耕耘爪取付け装置
JP3076486B2 (ja) 耕耘軸
JPS5851684Y2 (ja) 耕耘機における耕耘爪取付構造
JPS622964Y2 (ja)