JP2694136B2 - 耕耘爪取付け装置 - Google Patents

耕耘爪取付け装置

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JP2694136B2
JP2694136B2 JP63112780A JP11278088A JP2694136B2 JP 2694136 B2 JP2694136 B2 JP 2694136B2 JP 63112780 A JP63112780 A JP 63112780A JP 11278088 A JP11278088 A JP 11278088A JP 2694136 B2 JP2694136 B2 JP 2694136B2
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昇 藤原
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、耕耘軸に設けたホルダに対し、従来一般に
使用されている耕耘爪の取付け基部を、ボルト・ナット
を用いることなく簡単,容易に着脱できるようにした耕
耘爪取付け装置に関するものである。
【従来の技術】
耕耘軸に設けたホルダに対し耕耘爪の取付け基部を着
脱する耕耘爪取付け装置においては、一般に、ホルダお
よび取付け基部に回転方向と直交する方向に挿通孔を穿
設し、この挿通孔にボルトを挿通してナットで締付けて
固定するようにしている。ところが、耕耘爪は土中で使
用されるものであり、耕耘爪を交換する際には、ボル
ト,ナットが錆びていたり、また、固く締った状態であ
るとその取外しが面倒であり、多くの労力と時間を有す
る問題がある。このような問題を解決するために、例え
ば実公昭47−9603号公報に開示されているように、耕耘
軸に設けたホルダに耕耘爪の取付け基部を嵌挿し、ホル
ダおよび耕耘爪に穿設した挿通孔に爪ピンを挿通し、こ
の爪ピンをばね板部材で押圧して抜止めするようにした
ものが知られている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記先行技術のものでは、ばね板部材が平面
視U字状をしていて爪ピンの両端を押圧する形式のた
め、ばね板の弾持力が問題となり、爪とホルダのガタを
ばね板全体が吸収するようになるので、完全な固定状態
が維持できず、ばね板部材が外れ易く、ばね板部材が外
れると爪ピンが抜けて耕耘爪が抜け出るなどの問題点が
あった。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、 .耕耘軸1に設けたホルダ2に耕耘爪3の取付け基部
を嵌挿し、ホルダ2および耕耘爪3に穿設した挿通孔に
爪ピン4,9を挿通し、この爪ピン4,9をばね板部材7,8で
押圧して抜止めするようにした耕耘爪取付け装置におい
て、 上記ばね板部材7,8は、一端をホルダ2側部の耕耘軸
1側に設けたばね板支持筒5に枢支ピン6を介して枢支
して他端側をホルダ2の側面に沿って所定の範囲で回動
可能とし、 ばね板部材7,8の他端側には、爪ピン4,9の頭部に接し
て押圧する爪ピン押圧部7c,8cと、この爪ピン押圧部7c,
8cから屈曲してホルダ2の側面を押圧するホルダ側面押
圧部7d,8dとを形成したことを特徴としている。 .上記ばね板部材8の爪ピン押圧部8cに、爪ピン9頭
部に形成した係合部9aと係合する係合部8eを設けたこと
を特徴としている。
【作用】
上記の構成によって本発明の耕耘爪取付け装置は、従
来の耕耘爪3を用いてこの耕耘爪3をホルダ2に装着し
た状態では、ばね板部材7,8により爪ピン4,9の頭部を押
圧して爪ピン4,9がホルダ2から簡単には外れることな
く安全であり、また、ばね板部材7,8はホルダ2から外
れることがないので紛失することがなく、さらに、ホル
ダ2から耕耘爪3を取外す際にはばね板部材7,8を回動
させるだけで簡単に外せ、耕耘爪3の着脱操作が簡単
に、短時間で行える。
【実 施 例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。 第1図において、符号1はロータリ耕耘装置、あるい
はロータリ代掻装置の耕耘軸で、この耕耘軸1には放射
方向にホルダ2が固設され、このホルダ2は、耕耘爪3
の取付け基部が着脱可能に取付けられるようになってい
る。 ホルダ2は、第2図ないし第4図に詳細に示すよう
に、基端側を耕耘爪1に対し溶接により固着し、他端側
を開放して爪基部挿入孔2aを形成し、この爪基部挿入孔
2aを左右に貫通するようにして一側が六角形,他側がこ
れより小径の円形の爪ピン挿通孔2bが形成されている。
この爪ピン挿通孔2bには、爪基部挿入孔2aに耕耘爪3の
基部を挿入した状態で第8図(イ),(ロ)に詳細に示
す爪ピン4が挿通されるようになっている。 上記ホルダ2の回転方向(第1図参照)後側上部に
は、後述するばね板7の基端部を枢支するばね板支持筒
5が固設され、この支持筒5に、第5図に示す枢支ピン
6を介して第6図および第7図に示すばね板7の挿通孔
7aが挿通支持され、枢支ピン6は、そのピン孔6aと支持
筒5に設けたピン孔5aにピンを挿通して抜止めされてい
る。 ばね板7は、挿通孔7aを形成した基部側に上記爪ピン
4の頭部を押圧する爪ピン押圧部7cを設け、この押圧部
7cからコ字状に屈曲する屈曲部7bを形成して先端側に爪
ピン4の頭部と反対側のホルダ2側面を押圧するホルダ
側面押圧部7dを設けている。爪ピン押圧部7cとホルダ側
面押圧部7dとは、第1図および第6図に示すように、側
面視で相互にその全部が重複しないようにずれている。 このような構成の耕耘爪取付け装置においては、耕耘
爪3をホルダ2に取付けるときは、第1図の仮想線で示
すようにばね板7を枢支ピン6の中心Oを中心にして耕
耘軸1側に回動させ、耕耘爪3の取付け基部を爪基部挿
入孔2a内に挿入し、爪ピン挿通孔2bに爪ピン4を挿通さ
せ、ばね板7を第1図の実線で示すように回転させる
と、第2図に示す位置に爪ピン押圧部7cが爪ピン4の頭
部を押圧して抜止めし、ホルダ側面押圧部7dがホルダ2
の側面を押圧した状態となる。また、ばね板7は耕耘軸
1の回転方向に対し後側に位置している。そして、耕耘
軸1を第1図の矢印方向に回転することで、耕耘爪3は
耕耘、または代掻き作業を行う。 耕耘爪3をホルダ2から取外すときは、ばね板7の屈
曲部7bに適宜な手段で衝撃を与えてばね板7を耕耘軸1
側に回動させると、爪ピン4の頭部は露出して爪ピン挿
通孔2bから爪ピン4を抜脱し、耕耘爪3の取付け基部を
爪基部挿入孔2aから抜出せばよい。従って、短時間に、
かつ簡単,容易に取外すことができる。 第9図ないし第11図に示すように、ばね板8に挿通孔
8a,爪ピン押圧部8c,屈曲部8bのほか、爪ピン押圧部8cに
係合凸部8eを形成し、この係合凸部8eを、爪ピン9の頭
部に形成した係合凹部9aに係合するようにしてもよい。 この場合には、係合凸部8eと係合凹部9aの係合によっ
て、爪ピン押圧部8cにより爪ピン9頭部の押圧がより確
実に行われる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の耕耘爪取付け装置によ
れば、ばね板部材7,8は、一端をホルダ2側部の耕耘軸
1側に設けたばね板支持筒5に枢支ピン6を介して枢支
して他端側をホルダ2の側面に沿って所定の範囲で回動
可能としたので、ばね板部材7,8がばね板支持筒5およ
びホルダ2から外れることがなく、紛失するおそれがな
いばかりでなく、ばね板部材7,8の弾持効果を確実にす
る。従って、爪ピン4,9の抜止めを確実にし、安全な作
業が行え、また、ホルダ2に対する耕耘爪3の着脱が容
易に行える。 また、ばね板部材7,8の他端側には、爪ピン4,9の頭部
に接して押圧する爪ピン押圧部7c,8cと、この爪ピン押
圧部7c,8cから屈曲してホルダ2の側面を押圧するホル
ダ側面押圧部7d,8dとを形成したので、耕耘爪3とホル
ダ2のガタつきに影響されることなく爪ピン4,9を押圧
し、その抜止め、ひいては耕耘爪3の抜出しを確実に防
止できる。 さらに、ばね板部材8の爪ピン押圧部8cに、爪ピン9
頭部に形成した係合部9aと係合する係合部8eを設けたの
で、ばね板部材8の爪ピン9押圧,抜出し防止がより確
実に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の耕耘爪取付け装置全体の側面図、第2
図はホルダおよびばね板部材の平面図、第3図はホルダ
の部分切断側面図、第4図は同平面図、第5図は枢支ピ
ンの側面図、第6図はばね板部材の側面図、第7図は同
平面図、第8図は爪ピンの側面図(イ),同正面図
(ロ)、第9図はばね板部材の他の実施例の側面図、第
10図は同側面図、第11図は爪ピンの他の実施例の側面図
(イ),同正面図(ロ)である。 1……耕耘軸、2……ホルダ、2a……爪基部挿入孔、2b
……爪ピン挿通孔、3……耕耘爪、4,9……爪ピン、9a
……係合凹部、5……ばね板支持筒、5a……ピン孔、6
……枢支ピン、6a……ピン孔、7,8……ばね板、7a,8a…
…挿通孔、7b,8b……屈曲部、7c,8c……爪ピン押圧部、
7d,8d……ホルダ側面押圧部、8e……係合凸部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耕耘軸(1)に設けたホルダ(2)に耕耘
    爪(3)の取付け基部を嵌挿し、ホルダ(2)および耕
    耘爪(3)に穿設した挿通孔に爪ピン(4,9)を挿通
    し、この爪ピン(4,9)をばね板部材(7,8)で押圧して
    抜止めするようにした耕耘爪取付け装置において、 上記ばね板部材(7,8)は、一端をホルダ(2)側部の
    耕耘軸(1)側に設けたばね板支持筒(5)に枢支ピン
    (6)を介して枢支して他端側をホルダ(2)の側面に
    沿って所定の範囲で回動可能とし、 ばね板部材(7,8)の他端側には、爪ピン(4,9)の頭部
    に接して押圧する爪ピン押圧部(7c,8c)と、この爪ピ
    ン押圧部(7c,8c)から屈曲してホルダ(2)の側面を
    押圧するホルダ側面押圧部(7d,8d)とを形成してなる
    耕耘爪取付け装置。
  2. 【請求項2】上記ばね板部材(8)の爪ピン押圧部(8
    c)に、爪ピン(9)頭部に形成した係合部(9a)と係
    合する係合部(8e)を設けてなる請求項1記載の耕耘爪
    取付け装置。
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