JPH0622634Y2 - トラクタの前部ウエイト取付け装置 - Google Patents

トラクタの前部ウエイト取付け装置

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JPH0622634Y2
JPH0622634Y2 JP4137287U JP4137287U JPH0622634Y2 JP H0622634 Y2 JPH0622634 Y2 JP H0622634Y2 JP 4137287 U JP4137287 U JP 4137287U JP 4137287 U JP4137287 U JP 4137287U JP H0622634 Y2 JPH0622634 Y2 JP H0622634Y2
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JP
Japan
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weight
vehicle body
tractor
pressing
presser
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JP4137287U
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JPS63148589U (ja
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光一 川口
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタの前部ウエイト取付け装置に関す
る。
(従来の技術) 周知の如く、トラクタの作業においては、車体の前部が
浮き上がるのを防止するために、前部ウエイトを取付け
て作業しなければならない場合がある。
複数個のウエイトをトラクタの前部で横方向に着脱自在
に取付けた構造のものが実開昭60-115181号公報に開示
されている。これは、第6図に示す如く、トラクター車
体45の前部には、前部ウエイト46が上方から係合される
係合部47と、ウエイト46の取付部48が下方から当接して
反転の規制される被取付部49とが形成されている。
この取付部48と被取付部49に互いに対応するボルト挿通
孔50,51が上下方向に形成され、このボルト挿通孔50,51
にボルト52を挿入して締付けることにより、ウエイト46
は車体45に固定されていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記のものにおいては、各ウエイト46は個々
のボルト52で車体45に締結固定されているので、ウエイ
ト46の着脱に際してはこのボルト52をウエイト46の個数
だけ緩めたり締めたりしなければならず、その作業が面
倒で迅速に行えないことから作業時間を要していた。
本考案は、前記問題点に鑑みて、複数個のウエイトを押
え付けてウエイトが車体から離脱するのを規制する押え
体を設け、この押え体を押え姿勢に固定すべく係止ピン
を車体に対して横方向外方から挿脱自在に設けること
で、ウエイトを車体に迅速且つ容易に着脱できるように
したことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術的手段は
次の通りである。
トラクタ車体1の前部のウエイト係合部2bに、横方向に
複数個のウエイト11が係脱自在且つ反転不能に係合され
たトラクタのウエイト取付け装置において、 ウエイト11を係合部2bから離脱不能に押えるための押え
部15を有した押え体13が、車体1に横方向軸心廻りに回
動自在に枢支され、押え部15でウエイト11を押え付けた
押え姿勢に押え体13を固定するための係止ピン20が、車
体1に対して横方向外方から挿脱自在に設けられた点に
ある。
(作用) ウエイト11を係合部2bに固定するには、係止ピン20が車
体1側から抜かれた状態で、押え体13の押え部15をウエ
イト11から離れる方向に回動する。この回動姿勢でウエ
イト11を係合部2bに係合し、再び押え部15でウエイト11
を押え付ける押え姿勢に押え体13を回動し、この姿勢で
ピン20を車体1側に挿入して、押え体13を固定する。
ウエイト11を取外すには、ピン20を抜けば、押え体13が
回動自在となり、押え部15がウエイト11から離れる方向
に押え体13を回動すればよい。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示し、1は農用
トラクタ車体で、前車軸フレーム2、エンジン3、ミッ
ションケース4等から構成されている。5はキャビン
で、ハンドル6、座席7を覆っている。8はボンネッ
ト、9は前輪、10は後輪である。11は車体1の前部が浮
き上がるのを防止するためのウエイトで、車体1の前部
に備えられている。
前記前車軸フレーム2は一対のフレーム本体2aとこの本
体2a前端を連結した前部フレーム2bとから平面視門型に
形成されている。この前部フレーム2bはバンパ機能を有
すると共にウエイト係合部とされている。
この係合部2bに横方向に複数個の前部ウエイト11が上方
から係脱自在に係合され、一方、フレーム本体1間には
この係合部2bより後方に位置してウエイト11が反転しな
いように、ウエイト11の当接部11aが下方から当接され
る当て板12が設けられている。
13は押え体でウエイト11を係合部2bから離脱不能に押え
るものであり、この押え体13は、一対の回動アーム14と
アーム14間に設けられた板状の押え部15とから平面視門
型に構成されている。16は一対のブラケットで、当て板
12の略上方位置でフレーム本体2aの上端面から上方向に
突設されている。
前記アーム14の中途部がこのブラケット16に横方向の枢
支軸17で回動自在に枢支され、押え体13は押え部15がウ
エイト11を上方から押える押え姿勢と、ウエイト係合部
2bに対するウエイト11の係脱を許す姿勢とに位置変更自
在とされている。アーム14には、枢支軸17に対し押え部
15と反対側に横方向のピン挿通孔18が形成されている。
一方、フレーム本体2aには押え体13の押え姿勢の際に前
記挿通孔18に対応する係止孔19が形成され、挿通孔18及
び係止孔19に押え姿勢でアーム14を回動不能に固定する
ための係止ピン20が車体1の横方向外方から挿抜自在に
挿入されている。
21はピン係止孔で、第1図に仮想線で示すように、押え
体13のウエイト11の係脱を許す姿勢の際に前記アーム14
の挿通孔18に対応してフレーム本体2aに形成されてい
る。
上記実施例において、ウエイト11を車体1に取付けるに
は、押え体13をウエイト11の係脱を許す姿勢に係止ピン
20等で固定しておき、この姿勢でウエイト11をウエイト
係合部2bに係合して、反転不能に装着する。その後に、
ピン20を抜いて、押え部15でウエイト11を上方から押
え、押え体13の押え姿勢でピン20を挿通孔18及び係止孔
19に車体外側方から挿通して、アーム14を回動不能に固
定する。
ウエイト11を固定するにあっては、押え部15が上方から
各ウエイト11を一度に押えつけ且つこのとき回動アーム
14の回動はピン20で規制されるので、従来のように各ウ
エイトにボルトを締結する必要がなく、作業を容易且つ
迅速に行なえる。
また、ウエイト11を取外すにあたっても、一対のピン20
を抜くだけで押え体13を回動自在にできるので、同様の
効果が得られる。
第4図及び第5図に本考案の第2実施例を示し、前車軸
フレーム2の前面にウエイト機能を有した鋳物からなる
バンパ25がボルト26で取付けられている。このバンパ25
の前端に横方向の凹部が形成され、この凹部はウエイト
係合部2bとされている。この係合部2bに前記実施例と同
様にウエイト11が係脱自在に係合され、バンパ25の下面
にウエイト11の当接部11aが当接されている。
押え体13は1体の回動アーム14と押え部15とから平面視
T字状に形成され、このアーム14の基部がバンパ25上面
の横方向中央部に設けられた一対のブラケット16を介し
て枢支軸17で枢支されている。
このアーム14には枢支軸17と押え部15との間に前記ピン
挿通孔18が形成され、ブラケット16には押え姿勢時に挿
通孔18に対応する係止孔19が形成されている。前記押え
体13をウエイト11の係脱を許す姿勢に固定するためのピ
ン係止孔21がブラケット16に形成されている。
尚本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、枢
支軸17を挿脱自在に設け、押え体13を車体1から取外し
自在としてもよく、また、押え部15の形状は板状のもの
に限定されず、例えば、丸棒を複数本平行に配置したも
のであってもよい。
(考案の効果) 本考案は、ウエイト11を係合部2bから離脱不能に押える
ための押え部15を有した押え体13が、車体1に対して横
方向軸心廻りに回動自在に枢支されているので、ウエイ
ト11を車体1に固定するにあたっては、押え部15が各ウ
エイト11を一度に押えつけることができ、その押え姿勢
に押え体13を固定するには係止ピン20の挿入でよく、従
来の如くボルト・ナットの締結に比べて簡単である。
また、ウエイト11を取外すには、係止ピン20を抜けばよ
く、ここにウエイト11の着脱作業が面倒でなくなり迅速
に行うことができる。更に、係止ピン20は車体1に対し
て横方向外方から挿脱自在に設けられているので、障害
物のない位置でこの係止ピン20の挿脱を容易に行うこと
ができる。
また、従来のように各ウエイト毎にウエイト固定用のボ
ルトが必要でなくなり、部品点数も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示し、第1図は
断面側面図、第2図は平面図、第3図はトラクタの全体
側面図、第4図及び第5図は本考案の第2実施例を示
し、第4図は断面側面図、第5図は平面図、第6図は従
来例を示す断面側面図である。 1……トラクタ車体、2b……係合部、11……ウエイト、
13……押え体、15……押え部、20……係止ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタ車体1の前部のウエイト係合部2b
    に、横方向に複数個のウエイト11が係脱自在且つ反転不
    能に係合されたトラクタのウエイト取付け装置におい
    て、 ウエイト11を係合部2bから離脱不能に押えるための押え
    部15を有した押え体13が、車体1に横方向軸心廻りに回
    動自在に枢支され、押え部15でウエイト11を押え付けた
    押え姿勢に押え体13を固定するための係止ピン20が、車
    体1に対して横方向外方から挿脱自在に設けられたこと
    を特徴とするトラクタのウエイト取付け装置。
JP4137287U 1987-03-20 1987-03-20 トラクタの前部ウエイト取付け装置 Expired - Lifetime JPH0622634Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4137287U JPH0622634Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 トラクタの前部ウエイト取付け装置

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JP4137287U JPH0622634Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 トラクタの前部ウエイト取付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63148589U JPS63148589U (ja) 1988-09-30
JPH0622634Y2 true JPH0622634Y2 (ja) 1994-06-15

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