JPH0547523Y2 - - Google Patents

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JPH0547523Y2
JPH0547523Y2 JP6908787U JP6908787U JPH0547523Y2 JP H0547523 Y2 JPH0547523 Y2 JP H0547523Y2 JP 6908787 U JP6908787 U JP 6908787U JP 6908787 U JP6908787 U JP 6908787U JP H0547523 Y2 JPH0547523 Y2 JP H0547523Y2
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JP
Japan
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protector
side frame
cover
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side covers
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ロータリ装置のプロテクタ構造に関
するものである。
(従来の技術) サイドドライブ式のロータリ装置においては、
サイドフレームの下部に軸受ケース等を介して爪
軸の端部を回転自在に支持すると共に、耕耘爪に
よつて耕耘された耕耘土が外側に飛ばないよう
に、サイドフレームの前後にサイドカバーを設け
たものがある。
(考案が解決しようとする問題点) 従来は、サイドフレームの下部外側を保護する
プロテクタがなかつたので、コンクリート畦畔の
圃場で畦畔近傍を耕耘する場合、サイドフレー
ム、或いは軸受ケースの蓋等が畦畔と接触し、変
形、摩耗等が発生する問題があつた。またサイド
フレーム側は、耕耘中に雑草等が巻付きやすく、
これによつてサイドカバーが外側に変形すること
があつた。
本考案は、このような問題点に鑑み、サイドフ
レームの下部側を保護すると共に、サイドカバー
の外側への変形を防止することを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、そのための手段として、爪軸16の
端部を支持するサイドフレーム15の前後にサイ
ドカバー22,23を備えたロータリ装置におい
て、サイドフレーム15の外側近傍に、爪軸16
と略対応して前後方向のプロテクタ24を設け、
このプロテクタ24の前後両端部を、前後のサイ
ドカバー22,23の外側への広がりを阻止する
ように前後のサイドカバー22,23の外側に当
接させたものである。
(作用) サイドフレーム15の外側近傍に、爪軸16に
略対応する高さに前後方向のプロテクタ24があ
るので、コンクリート畦畔の際を耕耘する場合、
プロテクタ24が接触してもサイドフレーム15
が畦畔に接触することはない。また爪軸16のサ
イドフレーム15側に雑草等が巻付いた場合、サ
イドカバー22,23に外方への力が作用するこ
とがあるが、プロテクタ24で外方への変形を阻
止する。
(実施例) 以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図において、1はトラクタ車体、2はリ
フトアーム3を有する油圧装置である。4は三点
リンク機構で、トツプリンク5と左右一対のロア
リンク6とから成り、これを介してトラクタ車体
1の後方にロータリ装置7が装着されている。
ロータリ装置7はロータリ機枠8とロータリ耕
耘部9とロータリカバー10とゲージホイール1
1等を有する。ロータリ機枠8は入力ギヤーケー
ス12両側のサポートアーム13外端に、下方に
延びるチエーンケース14とサイドフレーム15
とを設けた門型に構成されている。ロータリ耕耘
部9は爪軸16と耕耘爪17とを有し、爪軸16
は軸受ケース18等を介してチエーンケース14
及びサイドフレーム15の下部側に支持され、ト
ラクタ車体1のPTO軸19から自在接手軸29、
入力軸21、入力ギヤーケース12、チエーンケ
ース14等を介して伝達される動力により駆動さ
れる。サイドフレーム15の外側面には軸受ケー
ス18と対応して蓋30が装着されている。
ロータリカバー10はロータリ耕耘部9の上方
側の主カバー20と、この主カバー20の後端に
枢支されたリヤカバー21と、チエーンケース1
4及びサイドフレーム15の前後のサイドカバー
22,23とを有する。
24は前後方向に長い帯板状のプロテクタであ
つて、第2図にも示すように、サイドフレーム1
5の外側近傍に、爪軸16と略対応する高さとな
るように配置されている。このプロテクタ24は
L字状の前後一対の取付ブラケツト27を介して
ボルト28によりサイドフレーム15に着脱自在
に取付けられると共に、前後のサイドカバー2
2,23に沿つて前後方向に延び、その前後両端
部がサイドカバー22,23の外側に当接してボ
ルト58,59により固定されている。従つて、
このプロテクタ24は前後のサイドカバー22,
23の外側への広がりを阻止可能である。
入力ギヤーケース12には入力軸21が前方突
出状に設けられ、この入力軸21に自在接手軸2
9のヨーク31がスプライン嵌合され、ロツクピ
ン32により抜止めされている。ギヤーケース1
2の前面には下方が開放する断面コ字状の安全カ
バー33が入力軸21をおおうように取付けられ
ている。安全カバー33は、第3図及び第4図に
示すように、ギヤーケース12に固定の本体カバ
ー34と、これに前後摺動自在に取付けられた摺
動カバー35とから成る。これらは本体カバー3
4及び摺動カバー35は左右両下部に外側に巻込
んだ巻込み部36,37を有し、この巻込み部3
6,37等に支持案内されて摺動カバー35が本
体カバー34に対して摺動自在である。本体カバ
ー34の上面前端部には指掛部38を有する弾性
係合片39が装着されており、この弾性係合片3
9は摺動カバー35を前方に突出させた時に係合
孔40に、摺動カバー35を本体カバー34内に
収納した時にその前端縁に夫々係合するようにな
つている。
トツプリンク5は、第5図及び第6図に示すよ
うに、前端のボール部41がトツプリンクサポー
ト42の後端に取付ピン43で着脱自在に枢着さ
れている。トツプリンクサポート42はトラクタ
車体1後端のトツプリンク取付台44に上下2本
の取付ピン45,46により着脱自在に取付けら
れている。トツプリンクサポート42は一対の側
板47を上下2本の筒体48,49で連結して成
り、その上部の筒体48にはカム部50を有する
レバー51が回動自在に套嵌されている。カム部
50は二又状であつて、その間で筒体48にラチ
エツト歯52がボルト53で固定されており、ま
たレバー51側にはラチエツト歯52に対して係
脱自在なラチエツト爪54を有するレバー55が
ピン56により枢着されている。なお、ラチエツ
ト爪54は図外のバネによりラチエツト歯52側
に付勢されている。カム部50はトツプリンク取
付台44の取付板57に接当可能であり、接当時
にトツプリンクサポート42のトツプリンク取付
台44に対するガタ付きを防止するようになつて
いる。
次に上記構成における作用を説明する。コンク
リート畦畔際を耕耘する際には、ロータリ装置7
のサイドフレーム15側が畦畔に近接する状態で
畦畔に沿つて走行する。この時、サイドフレーム
15の外側にはプロテクタ24があるので、畦畔
と接触してサイドフレーム15が変形したり、軸
受ケース18の蓋30が接触して破損または摩耗
することもない。また耕耘時に爪軸16のサイド
フレーム15側に雑草等が巻付きやすいが、その
ような巻付きがあつても、プロテクタ24を前後
のサイドカバー22,23の外側に延ばしている
ので、これによつてサイドカバー22,23の外
側への広がりを防止できる。
入力軸21に自在接手軸29を連結する時に
は、弾性係合片39の指掛部38に指を掛けて上
方に引上げた後、安全カバー33の摺動カバー3
5を後方に押し、本体カバー34側に第3図仮想
線の如く収めておく。このようにすれば、入力軸
21の周囲が開放状となるので、入力軸21に対
する自在接手軸29のヨーク31の套嵌が容易に
行なえる。連結後は、摺動カバー35を前方に引
出し、弾性係合片39を係合孔に40に係合させ
ておく。
トツプリンク取付台44に2本の取付ピン4
5,46でトツプリンクサポート42を取付ける
時には、その取付ピン45,46の挿入後、レバ
ー51を第5図a矢示方向に回動させ、カム部5
0をトツプリンク取付台44の取付板57に接当
させることにより、トツプリンクサポート42と
トツプリンク取付台44との間のガタ付きをなく
する。この時、レバー51をa矢示方向に操作す
れば、ラチエツト爪54がラチエツト歯52に係
合し、カム部50が取付板57に接当した状態に
ロツクできる。ラチエツト爪爪54を外す時に
は、レバー55を下方に操作すれば良い。
プロテクタ24の前後両端部は、ボルト58,
59でサイドカバー22,23に固定する他、第
7図に示すようにサイドカバー22,23の外側
面に当接させるだけでも良い。またプロテクタ2
4は棒材により構成しても良い。
トツプリンクサポート42のガタ付き防止の手
段としては、第8図に示すようにネジ構造にして
も良い。即ち、トツプリンクサポート42の基部
側にはブラケツト60を介して筒体61が設けら
れ、この筒体61に前後摺動自在でかつピン62
により回動不能とされた押圧体63が設けられて
いる。押圧体63はめねじ孔64を有し、そのめ
ねじ孔64に螺合するねじ軸65は、トツプリン
クサポート42に設けられた回動駒により回動の
み自在に支持され、またねじ軸65の後端には回
動用のハンドル67が設けられている。従つて、
ハンドル67によりねじ軸65を回動させれば、
押圧体63が前後に摺動し、これを取付板57に
当接させることによりガタ付きを防止できる。な
お、68はカバーである。
(考案の効果) 本考案によれば、プロテクタ24でサイドフレ
ーム15を外側から保護でき、従つて、コンクリ
ート畦畔等との接触によるサイドフレーム15の
変形、爪軸16用軸受ケース18の蓋30の変
形、摩耗等を防止できる。またプロテクタ24の
前後両端部をサイドカバー22,23の外側に当
接させ、これでサイドカバー22,23の外側へ
の広がりを阻止するようにしているので、爪軸1
6に対して雑草等の巻付きがあつても、これによ
つてサイドカバー22,23が外側へ変形するこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体の
側面図、第2図はプロテクタ部の断面平面図、第
3図は安全カバー部の断面側面図、第4図は第3
図の−矢視図、第5図はトツプリンクサポー
ト部の断面側面図、第6図は同平面図、第7図は
プロテクタ部の断面平面図、第8図はトツプリン
クサポート部の破断側面図である。 1……トラクタ車体、7……ロータリ装置、1
5……サイドフレーム、16……爪軸、18……
軸受ケース、22,23……サイドカバー、24
……プロテクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 爪軸16の端部を支持するサイドフレーム15
    の前後にサイドカバー22,23を備えたロータ
    リ装置において、サイドフレーム15の外側近傍
    に、爪軸16と略対応して前後方向のプロテクタ
    24を設け、このプロテクタ24の前後両端部
    を、前後のサイドカバー22,23の外側への広
    がりを阻止するように前後のサイドカバー22,
    23の外側に当接させたことを特徴とするロータ
    リ装置のプロテクタ構造。
JP6908787U 1987-05-08 1987-05-08 Expired - Lifetime JPH0547523Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6908787U JPH0547523Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JP6908787U JPH0547523Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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Publication Number Publication Date
JPS63177103U JPS63177103U (ja) 1988-11-16
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