JPH064650Y2 - 耕耘機の整地カバ−装置 - Google Patents

耕耘機の整地カバ−装置

Info

Publication number
JPH064650Y2
JPH064650Y2 JP1986149355U JP14935586U JPH064650Y2 JP H064650 Y2 JPH064650 Y2 JP H064650Y2 JP 1986149355 U JP1986149355 U JP 1986149355U JP 14935586 U JP14935586 U JP 14935586U JP H064650 Y2 JPH064650 Y2 JP H064650Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
engaging
leveling
tiller
engaged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986149355U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6355801U (ja
Inventor
政司 出原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP1986149355U priority Critical patent/JPH064650Y2/ja
Publication of JPS6355801U publication Critical patent/JPS6355801U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH064650Y2 publication Critical patent/JPH064650Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタに牽引されて圃場を耕耘する耕耘機
の整地カバー装置に関する。
(従来の技術) トラクタに牽引された耕耘機により圃場を耕耘する場
合、単なる耕耘作業のみならず、畦立作業や整地作業、
または代掻作業を同時に行う場合がある。畦立作業の場
合は耕耘機の後方に畦立器を装着し、整地作業や代掻作
業の場合は、耕耘カバーの後部に整地カバーを装着して
行う。
この様な整地カバー装置として、例えば、実公昭56-320
07号公報に記載のものが公知である。この従来の整地カ
バー装置は、耕耘カバーの後部に整地カバー取付用ブラ
ケットを設け、一方、整地カバーにも取付ブラケットを
設け、両ブラケット間に取付ピンを挿通して、整地カバ
ーを耕耘カバーに着脱自在に装着するものであった。
前記従来の整地カバー装置は、取付ピンで整地カバーを
取付けるものであったから、該取付ピンに整地カバーの
重量がかかり、取付ピンの取付、取外しが困難であっ
た。また、取付ピンを挿入するために、耕耘カバーのブ
ラケットと整地カバーのブラケットのピン挿入孔を一致
させなければならないが、整地カバーは重量物である
為、その孔合せ作業は困難であった。
また取付ピンを挿入後、ピン抜止め具をセットしなけれ
ばならず、装着作業が面倒であると共に、整地カバーを
使用しない時は、取付ピンや抜止め具を別途保管しなけ
ればならず、紛失しやすかった。
そこで、このような問題点を解決するために、本願出願
人は、既に、実開昭61-100909号公報に記載のものを提
案している。
この従来のものは、耕耘部を上方から覆う耕耘カバー装
置が固定カバーとこれの後部に上下動自在に連結された
均平カバーとからなり、該均平カバーは、下端に均平部
を有して固定カバーに連結される第1カバーと、この第
1カバーに高さ方向位置変更固定自在として備えられ且
つ第1カバーの均平部より下方に均平部を有する第2カ
バーとからなり、前記第1カバーの耕耘部と面しない側
の背面上部に横軸を介してステーが上下動自在に取り付
けられており、該ステーは下方に延設されてその延設方
向に間隔を置いて複数個の第2カバーの取付孔が形成さ
れていると共に、第1カバーの背面には前記横軸より下
方において高さ方向の間隔をおいて複数個の係合部が設
けられ、更に、第2カバーの背面にはステーが固定され
ており、このステーの上部に、前記係合部に係脱自在と
される被係合部と前記取付孔のいずれかに挿脱自在な連
結ピンを介して取り付けられる取付部が形成されている
ことを特徴とするものであった。
(考案が解決しようとする課題) 前記実開昭61-100909号公報に記載のものは、連結ピン
を用いること無く、第1カバーの係合部と第2カバーの
被係合部とを係合させることにより、両カバーを取り付
けているが、取付孔と取付部に連結ピンを挿入して、両
カバーの離脱を防止しており、結局、連結ピンを用いる
結果になっている。
従って、第2カバーを第1カバーに係合させた後、連結
ピンで固定しなければならず、ワンタッチで取付操作で
きるものではなかった。
また、連結ピンを紛失した場合、両カバーを固定出来な
くなると言う問題があった。
更に、第1カバーにステーが枢支されているため、第2
カバーを取り付けないとき、該ステーが振動しないよう
に、該ステーを第1カバーに固定しなければならず、ス
テーの取扱が面倒であった。
そこで、本考案は、前記問題点を解決することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案は次の手段を講じ
た。
即ち、本考案の特徴とするところは、耕耘機の耕耘カバ
ーの後部に整地カバーが着脱自在に取着されたものにお
いて、前記耕耘カバーの後部上面側に、上下方向に等間
隔をおいて左右横方向の係合杆が複数配置され、前記整
地カバーには、前記複数の係合杆の内の一つに上方から
係脱自在に係合する逆U字形の係止部が設けられ、か
つ、前後方向揺動自在なロックレバーが枢着され、該ロ
ックレバーには、前記係止部が前記係合杆の一つに係合
したとき、他の係合杆にその後方から係脱自在に係合し
て、前記係合杆と係止部との係合解除を阻止するC字状
の係合部が設けられている点にある。
(作用) 本考案によれば、整地カバーを耕耘カバーに取付けるに
は、まず整地カバーを持ち上げて、整地カバーの逆U字
形係止部を耕耘カバーの係合杆に引掛ける。この状態で
整地カバーから手を離すと、整地カバーの重量は係止部
を介して係合杆で支承される。
次に、ロックレバーを倒して、ロックレバーの係合部を
係合杆に係合させる。係合部と係合杆の係合により整地
カバーの上方移動が防止され、係止部と係合杆との係合
解除が阻止される。
従って、この状態において整地カバーは耕耘カバーに完
全に装着され、離脱するおそれはない。
次に、前記装着状態から整地カバーを取外すには、ロッ
クレバーを回動させて係合部と係合杆の係合を解除し、
整地カバーを上方へ持ち上げることにより、係合杆と逆
U字形の係止部との係合が解除され、整地カバーは取外
される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第2図において示すものは、トラクタ(図示省略)に三
点リンク装置1を介して装着されるロータリ耕耘機2で
ある。該耕耘機2はその左右方向中央部に動力受入ギャ
ボックス3を有し、該ギャボックス3の前面から動力受
入軸4が突出し、該動力受入軸4とトラクタのPTO軸
(図示省略)とが自在継手軸5で連動連結されている。
前記動力受入ギャボックス3の左右両側にサポートアー
ム(図示省略)が延設され、そのサポートアームの両先
端部に側板6が固定されている。一方の側板6には動力
伝達装置7が取着されている。左右の側板6の下部に耕
耘爪軸8が回転自在に支持され、該耕耘爪軸8に耕耘爪
9が取付けられている。
前記トラクタの動力は、PTO軸→自在継手軸5→動力
受入軸4→サポートアーム内の伝動軸→動力伝達装置7
→耕耘爪軸8へ伝達され、耕耘爪9を回転させる。
前記両側板6間でかつ耕耘爪9の回転軌跡の上方及び後
方に、耕耘カバー10が設けられ、該耕耘カバー10は、前
部の主カバー11と後部の後部カバー12とから成る。後部
カバー12は主カバー11の後端に回動自在に枢支され、上
下調整装置13によってその回動位置が調整される。
前記後部カバー12の後端に代掻用整地カバー14が着脱自
在に着脱されている。
即ち、第3図に示すように、後部カバー12の後端部の左
右両側部に、夫々、左右一対のブラケット15が立設さ
れ、各一対のブラケット15間に係合杆16が上下方向に等
間隔をおいて、左右横方向に複数架設されている。
一方、第1図及び第4図に示す様に、整地カバー14の上
端縁には、前記左右一対の係合杆16に対応した位置に、
逆U字形の係止部17が設けられ、該係止部17は、上方か
ら前記係合杆16の1つに係脱自在に係合する。
更に、前記整地カバー14の上端縁には支軸18を介してロ
ックレバー19が前後方向回動自在に枢支されている。こ
のロックレバー19の上部に操作部20が設けられている。
また、ロックレバー19の前面には、スプリング鋼でC形
に形成された係合部21が設けられている。この係合部21
は、前記係止部17と係合した係合杆16より上方に位置す
る係合杆16に係脱自在に係合する。
即ち、第4図に示す状態から、係止部17を係合杆16に係
合させ、次に、第1図に示す様に、ロックレバー19の操
作部20を前方へ押し、係合部21と係合杆16とを係合させ
ることにより、係止部17の上方移動が拘束されて、係止
部17と係合杆16の離脱が防止される。
尚、整地カバー14の上面には補強リブ22が突設され、同
整地カバー14の下面にはクシ23が突設されている。この
クシ23は、代掻の時、草やわらを地面に押し込めるもの
である。
また、前記係合杆16を複数本設けたのは、整地カバー14
の取付け位置を調整可能とするためである。
本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、例え
ば代掻用整地カバーに代えて畑地用整地カバーを取付け
てもよい。更に、ロックレバー19の係合部21は、係止部
17が係合している係合杆16に係合する構造であってもよ
い。また、係合部21の形状は、係合部21が係合杆16に係
合した状態で係止部17の上方移動を防止できる構造であ
ればよい。更に、このロックレバー19を不安定切換スプ
リング等により付勢して、係合状態を維持するようにし
てもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、工具無しで、かつ、ワンタッチで整地
カバーを取付・取外しすることができ、着脱作業が容易
になるものである。
また、本考案によれば、全く連結ピンを使用しないの
で、従来のように連結ピンの紛失の問題が無くなる。
また、耕耘カバー側には、揺動する部材が存在しないの
で、整地カバーを取り付けない場合であっても、従来の
ように揺動ステーがガタつくことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す断面図、第2図は全体構成
を示す側面図、第3図は後部カバーの後面図、第4図は
耕耘カバーに整地カバーを取付ける前の状態を示す断面
図である。 2…耕耘機、10…耕耘カバー、14…整地カバー、16…係
合杆、17…係止部、19…ロックレバー、21…係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】耕耘機(2)の耕耘カバー(10)の後部に整地
    カバー(14)が着脱自在に取着されたものにおいて、 前記耕耘カバー(10)の後部上面側に、上下方向に等間隔
    をおいて左右横方向の係合杆(16)が複数配置され、前記
    整地カバー(14)には、前記複数の係合杆(16)の内の一つ
    に上方から係脱自在に係合する逆U字形の係止部(17)が
    設けられ、かつ、前後方向揺動自在なロックレバー(19)
    が枢着され、該ロックレバー(19)には、前記係止部(17)
    が前記係合杆(16)の一つに係合したとき、他の係合杆(1
    6)にその後方から係脱自在に係合して、前記係合杆(16)
    と係止部(17)との係合解除を阻止するC字状の係合部(2
    1)が設けられていることを特徴とする耕耘機の整地カバ
    ー装置。
JP1986149355U 1986-09-29 1986-09-29 耕耘機の整地カバ−装置 Expired - Lifetime JPH064650Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986149355U JPH064650Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 耕耘機の整地カバ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986149355U JPH064650Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 耕耘機の整地カバ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6355801U JPS6355801U (ja) 1988-04-14
JPH064650Y2 true JPH064650Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31064483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986149355U Expired - Lifetime JPH064650Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 耕耘機の整地カバ−装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064650Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2721615B2 (ja) * 1992-05-08 1998-03-04 株式会社クボタ ロータリのレイキ装置
JP4484754B2 (ja) * 2005-04-27 2010-06-16 株式会社クボタ 田植機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338961Y2 (ja) * 1984-12-07 1991-08-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6355801U (ja) 1988-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH064650Y2 (ja) 耕耘機の整地カバ−装置
JP3731689B2 (ja) ロータリ耕耘機のカバー構造
JPH0448642Y2 (ja)
JP4545075B2 (ja) 整地カバー
JPH0135602Y2 (ja)
JPH0451521Y2 (ja)
JP4185031B2 (ja) ロータリカバー
JPH055444B2 (ja)
JPH0448651Y2 (ja)
JP3950034B2 (ja) ロータリ耕耘作業機の整地板着脱機構
JPH0637605Y2 (ja) 耕耘作業機におけるリヤカバーと延長レベラーとの取付構造
JPS6314565Y2 (ja)
JPS6310651Y2 (ja)
JP3598047B2 (ja) 整地装置および農作業機
JP2579990Y2 (ja) ロータリ耕耘部のカバー構造
JPH0637602Y2 (ja) 正逆転ロ−タリ耕耘機のカバ−装置
JPH0429686Y2 (ja)
JP3559594B2 (ja) 歩行型作業車輛の作業機連結装置
JPH0338961Y2 (ja)
JPH052014Y2 (ja)
JPH0436568Y2 (ja)
JPS6211367Y2 (ja)
JPH0440406Y2 (ja)
JP3762045B2 (ja) ロータリ作業機の土付着防止板固定方法
JPH0337362Y2 (ja)