JP2721615B2 - ロータリのレイキ装置 - Google Patents

ロータリのレイキ装置

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JP2721615B2
JP2721615B2 JP4116285A JP11628592A JP2721615B2 JP 2721615 B2 JP2721615 B2 JP 2721615B2 JP 4116285 A JP4116285 A JP 4116285A JP 11628592 A JP11628592 A JP 11628592A JP 2721615 B2 JP2721615 B2 JP 2721615B2
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三木  博幸
光喜 平田
駿児 藤本
隆 菅原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耕耘と同時に整地する
ロータリのレイキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロータリは、耕耘部の上方を上部カバー
で覆い、後方を上部カバーの後端に枢支した後部カバー
で覆っており、この後部カバーの後下部に、挟雑物を埋
め込み且つ土を整えるレイキ装置を配置しており、この
レイキ装置は後部カバーの後下部の上面にレイキ部材を
ボルトを介して着脱自在に取り付けて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のレイキ
装置では、整地不要時にはボルトを緩めてレイキ部材を
後部カバーから外さなくてはならなく、その着脱作業は
非常に面倒で、重作業になっている。本発明は、後部カ
バーに取り付けたレイキ部材を、整地作用姿勢から上方
へ回動して退避させておけるようにしたロータリのレイ
キ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的手段は、耕耘部2の後方を覆う後部カバ
ー3の後下部にレイキ部材4を取り付けたロータリのレ
イキ装置において、前記レイキ部材4の左右両端に支持
腕5を張出状に固定し、後部カバー3の後下部上面に、
支持腕5と面接してレイキ部材4を整地作用姿勢Aに保
持する受け部材6と、支持腕5を受け部材6に弾圧する
弾圧部材7とを設け、前記支持腕5を受け部材6と弾圧
部材7との間で弾圧部材7に抗しながらレイキ部材4を
整地作用姿勢Aから上方へ回動可能とし、このレイキ部
材4を回動した位置で保持する退避保持手段8を設けて
おり、この退避保持手段8は前記支持腕5と受け部材6
と弾圧部材7とを有し、かつ上方へ回動した支持腕5を
弾圧部材7で受け部材6に弾圧して支持腕5を回り止め
状態に保持可能に構成していることである。
【0005】
【作用】レイキ部材4の左右両端の支持腕5は張出して
いて、後部カバー3の後下部上面に固定の受け部材6と
面接し、且つ弾圧部材7によって面接するように弾圧さ
れており、この状態でレイキ部材4は整地作用姿勢Aに
なっており、整地作用の抵抗だけでは回動しないように
保持されている。
【0006】前記支持腕5は人為的に上方へ回動する
と、受け部材6と弾圧部材7との間で弾圧部材7に抗し
ながら回動でき、整地作用姿勢Aから上方退避姿勢Bに
姿勢変更される。この上方退避姿勢Bでは退避保持手段
8が作用して、レイキ部材4の回動した位置を保持す
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜4において、11はトラクタに3点リンク
機構を介して装着されるロータリである。このロータリ
11は、ギヤケース12から左右にサポートアーム13
を突出し、このサポートアーム13の左右に伝動ケース
14とサイドフレーム15とを取り付けてロータリ機枠
16を構成している。
【0008】このロータリ機枠16の伝動ケース14と
サイドフレーム15との下端間には爪軸17が回転自在
に支持され、この爪軸17に多数本の耕耘爪18が取り
付けられ、耕耘部2を構成している。21は耕耘部2を
覆うロータリカバーで、ロータリ機枠16に取り付けら
れた上部カバー22と、上部カバー22の後端に枢支軸
23を介して枢支された後部カバー3と、左右側部カバ
ー24とを有し、後部カバー20の下部にはレイキ部材
4が整地作用姿勢Aと上方退避姿勢Bとに姿勢変更自在
に設けられ、レイキ装置1を構成している。
【0009】前記ギヤケース12には動力取り入れ軸が
突出していて、トラクタのPTO軸とユニバーサルジョ
イントを介して連動連結可能になっており、この動力取
り入れ軸からギヤケース12内のギヤ伝動機構、サポー
トアーム13内の伝動軸及び伝動ケース14内の動力伝
達手段を介して爪軸17に動力が伝達される。26はト
ップリンク27と連結されるトップマスト、28がトッ
プマスト26の後端と上部カバー22とを連結する補助
マスト、29は左右サポートアーム13に固着されたロ
アーリンクブラケット、30はロアーリンクブラケット
29の前端でロアーリンク31が連結可能なロアーリン
クピン、32は前ゲージ輪をそれぞれ示している。
【0010】前記後部カバー3の後下部は板金を丸く折
り曲げて筒状になっており、この後下部の上面にレイキ
装置1が取り付けられている。このレイキ装置1は左右
方向(耕幅方向)に1つ又は複数に分割されたレイキ部
材4を有しており、このレイキ部材4によって整地作用
を行う。レイキ部材4は断面略C字状に折曲した取り付
け台35と、1本の棒材を中央でV字状に折曲した多数
本のレイキ杆36とを有し、各レイキ杆36をその先端
側から取り付け台35の孔35aに挿通し、そのV字状
折曲部に下側から押さえ板37を当接し、この押さえ板
37をボルト38で取り付け台35に固定しており、レ
イキ杆36はボルト38によって抜け止めがなされ、押
さえ板37の立ち上がり部37aによって回り止めがな
されている。
【0011】前記取り付け台35の左右両端には角軸状
に形成された支持腕5が張出状に設けられ、この支持腕
5は後部カバー3の後下部上面に固着の受け部材6に受
持されている。この受け部材6はレイキ部材4の左右両
端を取り付けるためのものであり、上下方向にそれぞれ
開放された側面視コ字状部分を形成するように折曲され
ており、中央壁6aは支持腕5の一面と面接可能であ
り、面接することにより、レイキ部材4を整地作用姿勢
Aに位置させることができる。
【0012】受け部材6の前壁6bには頭付ピンで形成
された弾圧部材7が軸方向摺動自在に挿通されており、
この弾圧部材7はスプリング40によって中央壁6a側
に弾圧されており、整地作用姿勢Aのレイキ部材4の支
持腕5と当接してこれを中央壁6a側に弾圧している。
41は支持腕5の抜け止め板であり、前端が細くなって
いて受け部材6の前壁6bに形成した孔42に係合し、
後部がボルト43を介して受け部材6の後部に着脱自在
に取り付けられている。
【0013】前記レイキ部材4は図1、2に実線で示す
整地作用姿勢Aのとき、支持腕5が受け部材6の中央壁
6aと弾圧部材7とで弾力的に挟持されており、耕耘跡
を整えながら藁等の挟雑物を埋め込んで整地していく。
このときレイキ部材4に大きい抵抗が加わると、レイキ
部材4は上方に逃げるように回動するが、後端が後部カ
バー3の後下端より上方には移動しなく、その程度の回
動では弾圧部材7による弾圧力で元の整地作用姿勢Aに
戻る。即ち、レイキ部材4を一定圧の荷重で弾力的に支
える。
【0014】これに対し、レイキ部材4を弾圧部材7に
抗して人為的に回動して、図3に実線で示す位置まで移
動すると、レイキ杆36が前壁6bに当接し、支持腕5
の弾圧部材7に当接する一つの角は対角線上にある中央
壁6aに当接する角より下方となり、弾圧部材7の弾性
力が作用しても整地作用姿勢Aに戻らなくなり、その状
態で保持されことになる。
【0015】即ち、この状態のレイキ部材4の姿勢が上
方退避姿勢Bであり、支持腕5の角、受け部材6及び弾
圧部材7の当接面等によってレイキ部材4を上方退避姿
勢Bに保持する退避保持手段8が構成されており、上方
へ回動した支持腕5を弾圧部材7で受け部材6に弾圧し
て支持腕5を回り止め状態に保持可能になっている。
た、レイキ部材4は1枚の帯板の後部を櫛歯状に形成し
たものを用いて、その前部左右端に支持腕5を溶着して
構成しても良い。
【0016】図1、5、6において、上部カバー22と
後部カバー3の枢支構造を示している。上部カバー22
は上板22Aと耕耘部2に沿った下板22Bとを張り合
わせて、その間の後部に左右方向全幅に渡る補強材46
を介在し、それらの左右側端に側板47を固着して構成
されている。後部カバー3の前上部は丸く湾曲され、そ
の湾曲部3aに枢支軸23が固着されており、この枢支
軸23の長さは左右側板47間隔より長くなっており、
ブッシュ48を介して左右側板47に枢支されている。
49は後部カバー3にボルト固定されるロック金具であ
り、先端が湾曲していて湾曲部3aとブッシュ48との
間で枢支軸23に嵌合して、後部カバー3の左右方向の
位置を規制している。
【0017】即ち、ロック金具49を外しておくと、後
部カバー3はロック金具49の幅分だけ左右移動可能で
あり、これを利用して枢支軸23の両端を交互に側板4
7に挿入することができる。後部カバー3の湾曲部3a
は幅方向複数箇所又は中央1箇所に切欠があり、枢支軸
23が露出しており、それに対応して受け金具50が配
置されている。この受け金具50は補強材46の背面に
ボルトを介して着脱自在に取り付けられており、先端が
フック形状であって、枢支軸23と係合してこれを受け
持ち可能である。
【0018】前記後部カバー3はロック金具49と受け
金具50とを着脱すると、上部カバー22に対して簡単
に着脱できる。図6において、前記後部カバー3は側板
47よりも伝動ケース14の幅分だけ突出しており、ま
た、側部カバー24も伝動ケース14の幅分だけ外側方
に位置し、耕耘部2が飛散する耕起土を伝動ケース14
の後方にも供給できるようになっている。
【0019】側部カバー24の上部は側板47の内側に
入ってオーバラップしているが、それより下側では外側
方に折れ曲がっている。伝動ケース14には平面下部に
ドレンプラグ51があり、側部カバー24はこのドレン
プラグ51も覆っており、この側部カバー24を外さな
くともドレンプラグ51を操作できるように、側部カバ
ー24には開口52が形成され、この開口52から土が
飛散しないように蓋53が設けられている。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、レイキ部
材4はボルト等を外すことなく回動するだけで上方退避
姿勢Bにしておくことができ、使用及び不使用の変更作
業が簡単且つ軽作業ででき、退避保持手段8は後部カバ
ー3の後下部とレイキ部材4との間だけで構成でき、ロ
ータリの他部又は他部材と関係しなくともよく、コンパ
クトで、簡単且つ安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体断面側面図である。
【図2】同整地作用姿勢時のレイキ装置の断面側面図で
ある。
【図3】同上方退避姿勢時のレイキ装置の断面側面図で
ある。
【図4】同レイキ装置の一部断面平面図である。
【図5】後部カバーの枢支構造の断面側面図である。
【図6】後部カバーの枢支構造の一部断面平面図であ
る。
【符号の説明】
1 レイキ装置 2 耕耘部 3 後部カバー 4 レイキ部材 5 支持腕 6 受け部材 7 弾圧部材 8 退避保持手段 11 ロータ 22 上部カバー 23 枢支軸 A 整地作用姿勢 B 上方退避姿勢
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 隆 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭54−105005(JP,A) 実開 昭63−173007(JP,U) 実開 昭63−55801(JP,U) 実公 昭61−12732(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耕耘部(2)の後方を覆う後部カバー
    (3)の後下部にレイキ部材(4)を取り付けたロータ
    リのレイキ装置において、 前記レイキ部材(4)の左右両端に支持腕(5)を張出
    状に固定し、後部カバー(3)の後下部上面に、支持腕
    (5)と面接してレイキ部材(4)を整地作用姿勢
    (A)に保持する受け部材(6)と、支持腕(5)を受
    け部材(6)に弾圧する弾圧部材(7)とを設け、前記
    支持腕(5)を受け部材(6)と弾圧部材(7)との間
    で弾圧部材(7)に抗しながらレイキ部材(4)を整地
    作用姿勢(A)から上方へ回動可能とし、このレイキ部
    材(4)を回動した位置で保持する退避保持手段(8)
    を設けており、この退避保持手段(8)は前記支持腕
    (5)と受け部材(6)と弾圧部材(7)とを有し、か
    つ上方へ回動した支持腕(5)を弾圧部材(7)で受け
    部材(6)に弾圧して支持腕(5)を回り止め状態に保
    持可能に構成していることを特徴とするロータリのレイ
    キ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54105005A (en) * 1978-02-04 1979-08-17 Miyoshi Suzue Rake for tractor equipped with rotary tiller
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JPH0637606Y2 (ja) * 1987-05-01 1994-10-05 小橋工業株式会社 代掻均平装置

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