JP2521148Y2 - 代かきロータリ作業機の延長エプロン - Google Patents

代かきロータリ作業機の延長エプロン

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JP2521148Y2
JP2521148Y2 JP1990044815U JP4481590U JP2521148Y2 JP 2521148 Y2 JP2521148 Y2 JP 2521148Y2 JP 1990044815 U JP1990044815 U JP 1990044815U JP 4481590 U JP4481590 U JP 4481590U JP 2521148 Y2 JP2521148 Y2 JP 2521148Y2
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apron
extended
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rotary working
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JPH043510U (ja
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敏行 安倉
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KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、代かきロータリ作業機のエプロンの両側部
に装備される起倒可能な延長エプロンに関する。
【従来の技術】
代かきロータリ作業機には、代かき面を鎮圧して均平
にするエプロンが装備されている。また、このエプロン
の両側部に延長エプロンを装備して畦際まで均平作業で
きるようにしたものも知られている。 ここで、延長エプロンとして従来一般的なものは鉄板
製であり、エプロンの両側部に対し幅方向に起倒自在に
取付けられている。また、材質的には鉄板に代えてゴム
板を使用したものもある。
【考案が解決しようとする課題】
ところで、延長エプロンは代かきロータリ作業機の幅
より突出しているため、作業中に杭やえん石、あるいは
畦に衝突し易い。このため、鉄板製の延長エプロンでは
衝突により破損する欠点があった。また、延長エプロン
の上面に土塊が溜まると、これが邪魔して延長エプロン
を不使用時に起立させるのが困難となっていた。 一方、ゴム板製の延長エプロンはその弾力により破損
の虞はないが、上方に撓み易いので代かき面を充分に鎮
圧できない欠点がある。 そこで本考案は、杭やえん石、あるいは畦などに衝突
しても破損せず、しかも作業中は充分な鎮圧力をもって
均平作用し、不使用時には簡単に起立させることができ
るようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この目的のため本考案は、代かきロータリ作業機1の
エプロン7の両側部に装着されて幅方向に起倒可能な延
長エプロン8において、 上記延長エプロン8は、倒伏した状態で、基端部に設
けた押え金9に一端を固定した複数の撓み抑制用の押え
バネ16を上面幅方向に備えて、下方に撓み可能なゴム板
製としたことを特徴としている。
【作用】
このような手段では、エプロン7の両側部から幅方向
に延長エプロン8を倒伏して代かき作業する際、延長エ
プロン8は撓み抑制用の押えバネ16により上方への撓み
が抑制され、充分な鎮圧力をもって代かき作用する。 また、作業中に延長エプロン8の上面に土塊が堆積し
ても、延長エプロン8を起立させる際には延長エプロン
8自体が下方に撓むので、土塊は簡単に払落とされる。 さらに、延長エプロン8はゴム板製であって容易に弾
性変形するので、杭やえん石、あるいは畦などに衝突し
ても破損しない。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付の図面を参照して具体
的に説明する。 第2図はトラクタに装着されて使用される代かきロー
タリ作業機1の概略構成を示し、図中符号2は図示省略
したトラクタの3点リンクヒッチ装置に装着されるマス
ト、3はトラクタのPTO軸により駆動される入力軸を備
えたトランスミッションケース、4はトランスミッショ
ンケース3に伝動軸ケース5を介して接続された伝導チ
ェーンケース、6は伝導チェーンケース4に支持されて
回転駆動される代かきロータ(図示省略)の上方を覆う
シールドカバーをそれぞれ示す。 ここでシールドカバー6の後端部には、代かき面を鎮
圧して均平にするエプロン7の上端部が枢着されてい
る。そしてこのエプロン7の左右の両側部には、幅方向
に起倒可能に延長エプロン8が装着されている。 ここで、第1図により一方の延長エプロン8を代表し
て説明すると、この延長エプロン8はゴム板製であり、
エプロン7側の側部には上下一対の押え金9,10がボルト
・ナット11,11を介して固定されている(第3図参
照)。そして、上側の押え金9には前後一対のアーム1
2,12が固定され、その先端部はピン13を介してエプロン
7側の前後一対のブラケット14,14に枢着されている。
また、アーム12の基端部とエプロン7との間にはトグル
作用するコイルバネ15が掛渡してあり、延長エプロン8
をエプロン7の側方に張出した使用位置とエプロン7上
に折畳まれた格納位置とに選択的に保持できるようにな
っている。 このようにエプロン7に枢着された延長エプロン8の
前端部は、若干上方に折れ曲がって代かき面を下方に押
え込めるようになっている。またこの延長エプロン8の
後端部は、代かき面の土壌の排出を良好にすべく切込み
8aにより波形に形成されている。 ここで延長エプロン8の上面には、その幅方向に延び
る前後一対の押えバネ16,16が装備される。この押えバ
ネ16,16は中間がコイル状に巻かれた巻きバネであり、
その一端部はそれぞれ前記ボルト・ナット11,11に挟持
して固定され、他端部は上方に屈曲している。そして、
この押えバネ16,16により、延長エプロン8は上方への
撓みが抑制されている。 以上の構成では、畦際まで均平にする場合、延長エプ
ロン8,8をエプロン7の両側に張出して代かき作業をす
る。その際、延長エプロン8は押えバネ16,16により上
方への撓みが抑制されているので、充分な鎮圧力をもっ
て代かき面を均平にすることができる。 また、作業中に延長エプロン8の上面に土塊Aが堆積
しても、延長エプロン8を起立させる際には、第4図の
ように延長エプロン8自体が下方に撓んで土塊Aは簡単
に払落とされる。 さらに、延長エプロン8はゴム板製であって容易に弾
性変形するので、作業中に杭やえん石、あるいは畦など
に衝突しても、破損することがない。
【考案の効果】
以上説明したとおり本考案によれば、エプロン7の両
側部から幅方向に延長エプロン8を倒伏して代かき作業
する際、延長エプロン8は撓み抑制用の押えバネ16,16
により上方への撓みが抑制されるので、充分な鎮圧力を
もって代かき作用できる。 また、作業中に延長エプロン8の上面に土塊が堆積し
ても、延長エプロン8を不使用時に起立させる際には、
延長エプロン8自体が下方に撓んで土塊を払落とすの
で、簡単に起立させることができる。 さらに、延長エプロン8はゴム板製であって容易に弾
性変形するので、杭やえん石、あるいは畦などに衝突し
ても破損することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は一実
施例が適用される代かきロータリ作業機の後部斜視図、
第3図は第1図のIII-III線断面図、第4図は一実施例
の作用説明図である。 1……代かきロータリ作業機、2……マスト、3……ト
ランスミッションケース、4……伝導チェーンケース、
5……伝動軸ケース、6……シールドカバー、7……エ
プロン、8……延長エプロン、8a……切込み、9,10……
押え金、11……ボルト・ナット、12……アーム、13……
ピン、14……ブラケット、15……コイルバネ、16……押
えバネ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】代かきロータリ作業機(1)のエプロン
    (7)の両側部に装着されて幅方向に起倒可能な延長エ
    プロン(8)において、 上記延長エプロン(8)は、倒伏した状態で、基端部に
    設けた押え金(9)に一端を固定した複数の撓み抑制用
    の押えバネ(16)を上面幅方向に備えて、下方に撓み可
    能なゴム板製としたことを特徴とする代かきロータリ作
    業機の延長エプロン。
JP1990044815U 1990-04-26 1990-04-26 代かきロータリ作業機の延長エプロン Expired - Fee Related JP2521148Y2 (ja)

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JP2004504857A (ja) * 2000-08-10 2004-02-19 キム,デホ トラクター用まぐわ

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