JPS5930651Y2 - 農用トラクタの作業機取付装置 - Google Patents
農用トラクタの作業機取付装置Info
- Publication number
- JPS5930651Y2 JPS5930651Y2 JP15553778U JP15553778U JPS5930651Y2 JP S5930651 Y2 JPS5930651 Y2 JP S5930651Y2 JP 15553778 U JP15553778 U JP 15553778U JP 15553778 U JP15553778 U JP 15553778U JP S5930651 Y2 JPS5930651 Y2 JP S5930651Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- sensor
- bracket
- link bracket
- stopper
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- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Agricultural Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、農用トラクタの作業機取付装置、特にドラフ
トコントロール装置を有するものに関する。
トコントロール装置を有するものに関する。
一般に、農用トラクタのドラフトコントロール装置は、
油圧リフト等の後部に、トップリンクを支持する回動自
在なリンクブラケットを設け、このリンクブラケットを
負荷検出用のセンサースプリングに連結する一方、同じ
くリンクブラケットと油圧制御部との間に適宜のリンク
機構を設けて互いに連結せしめ、トップリンクに働く土
中の作業抵抗が、このセンサースプリングのバネ圧より
大きくなると、リンクブラケットがこのセンサースプリ
ングを圧縮しつつ回動して、前記のリンク機構を介して
油圧制御部を作動させ、もって作業機を引き上げるとと
もに、作業機が引き上げられると、該作業機の自重によ
りトップリンクには逆方向の力が働き、同時にセンサー
スプリングが伸びて再び作業機を下降させるよう構成さ
れている。
油圧リフト等の後部に、トップリンクを支持する回動自
在なリンクブラケットを設け、このリンクブラケットを
負荷検出用のセンサースプリングに連結する一方、同じ
くリンクブラケットと油圧制御部との間に適宜のリンク
機構を設けて互いに連結せしめ、トップリンクに働く土
中の作業抵抗が、このセンサースプリングのバネ圧より
大きくなると、リンクブラケットがこのセンサースプリ
ングを圧縮しつつ回動して、前記のリンク機構を介して
油圧制御部を作動させ、もって作業機を引き上げるとと
もに、作業機が引き上げられると、該作業機の自重によ
りトップリンクには逆方向の力が働き、同時にセンサー
スプリングが伸びて再び作業機を下降させるよう構成さ
れている。
しかしながら、このようなドラフトコントロール装置は
必ずしも強度的に充分なものではなく、油圧装置を有す
る油圧式トップリンクや、或いは比較的長尺の特別のブ
ラケットを使用する特殊3点リンク機構を取付けると、
作業機を引き上げた場合に、該作業機の自重がかかる点
からリンクブラケットの回動支点までの距離が長いため
、モーメントが非常に大きくなり、そのため、リンクブ
ラケットとセンサースプリングの連結部には強大な力が
加わり、鉄部が破損する。
必ずしも強度的に充分なものではなく、油圧装置を有す
る油圧式トップリンクや、或いは比較的長尺の特別のブ
ラケットを使用する特殊3点リンク機構を取付けると、
作業機を引き上げた場合に、該作業機の自重がかかる点
からリンクブラケットの回動支点までの距離が長いため
、モーメントが非常に大きくなり、そのため、リンクブ
ラケットとセンサースプリングの連結部には強大な力が
加わり、鉄部が破損する。
それ故、従来このようなリンク機構を取付ける場合には
、ドラフトコントロール装置を使用しないで作業する必
要があり、そのためには、圃場等において、逐一このド
ラフトコントロール装置を取外しては付は替えなければ
ならず、甚だ面倒であるという欠点があった。
、ドラフトコントロール装置を使用しないで作業する必
要があり、そのためには、圃場等において、逐一このド
ラフトコントロール装置を取外しては付は替えなければ
ならず、甚だ面倒であるという欠点があった。
このような問題を解決する手段として、従来、実開昭5
2−67815号の如く、トップリンクブラケットに固
定したストップピンを、トラクタの機体側に固着したス
トッパーの長孔へ挿通して、この長孔内において前記ス
トップピンが移動できるようにし、もってドラフトコン
トロール装置を使用可能としたもの、即ち、過大な力が
作用したときはこのストッパーによって支持するように
したものがある。
2−67815号の如く、トップリンクブラケットに固
定したストップピンを、トラクタの機体側に固着したス
トッパーの長孔へ挿通して、この長孔内において前記ス
トップピンが移動できるようにし、もってドラフトコン
トロール装置を使用可能としたもの、即ち、過大な力が
作用したときはこのストッパーによって支持するように
したものがある。
しかしながら、かかる従来構造のものにおいては、スト
ッパーの長孔へ挿通するストップピンは特別にリンクブ
ラケットへ固着しており、そのため、かかるストッパー
構造を有しない既存の装置へ装備するためには該リンク
ブラケットをも取替えることが必要となり、ひいては、
このリンクブラケットへ連結されるセンサ一部分をも交
換する必要を生じ、大幅なコスト高となる欠点がある。
ッパーの長孔へ挿通するストップピンは特別にリンクブ
ラケットへ固着しており、そのため、かかるストッパー
構造を有しない既存の装置へ装備するためには該リンク
ブラケットをも取替えることが必要となり、ひいては、
このリンクブラケットへ連結されるセンサ一部分をも交
換する必要を生じ、大幅なコスト高となる欠点がある。
更に、かかる従来のものでは、リンクブラケットとスト
ッパーが同じ取付台上に装備されているため、強大な力
が作用して前記ストッパーや取付台が壊れると、リンク
ブラケットやセンサ一部分をも一式取替えなければなら
ず、修理のためのコストが高価なものとなる欠点があっ
た。
ッパーが同じ取付台上に装備されているため、強大な力
が作用して前記ストッパーや取付台が壊れると、リンク
ブラケットやセンサ一部分をも一式取替えなければなら
ず、修理のためのコストが高価なものとなる欠点があっ
た。
本考案は、このような従来構造の欠点に鑑がみてなされ
たもので、上記の如くストッパーを取付けたままでドラ
フトコントロール装置を使用できるとともに、このよう
なストッパーを有しない既存の装置に対しても、比較的
低コストで取付けることができ、かつ、強大な力が作用
してストッパ一部分やその固定台部分等が破損した場合
でも、トップリングブラケットやそのセンサ一部分まで
交換する必要のないストッパー構造を提供することを目
的としている。
たもので、上記の如くストッパーを取付けたままでドラ
フトコントロール装置を使用できるとともに、このよう
なストッパーを有しない既存の装置に対しても、比較的
低コストで取付けることができ、かつ、強大な力が作用
してストッパ一部分やその固定台部分等が破損した場合
でも、トップリングブラケットやそのセンサ一部分まで
交換する必要のないストッパー構造を提供することを目
的としている。
上記の目的を達成するため、本考案の構成は、支点軸周
りで回動自在に取付けたリンクブラケットを負荷検出用
センサーに連動連結し、トップリンクを通じて伝わる土
中の作業抵抗が、このセンサーの設定圧よりも大きくな
ると、該センサーが圧縮されて作業機を引き上げるよう
にした作業機の取付構造、において、前記リンクブラケ
ットに取付けられるトップリンク或いは特殊3点リンク
用トップリンクブラケットの連結ピンを、前記支点軸の
支持部とは別体の固定部へ固定されるストッパーの取付
孔へ挿通し、該取付孔は、リンクブラケットがセンサー
を圧縮する方向には回動できるが、その逆方向には回動
できないような長孔に形成しであることを特徴としてい
る。
りで回動自在に取付けたリンクブラケットを負荷検出用
センサーに連動連結し、トップリンクを通じて伝わる土
中の作業抵抗が、このセンサーの設定圧よりも大きくな
ると、該センサーが圧縮されて作業機を引き上げるよう
にした作業機の取付構造、において、前記リンクブラケ
ットに取付けられるトップリンク或いは特殊3点リンク
用トップリンクブラケットの連結ピンを、前記支点軸の
支持部とは別体の固定部へ固定されるストッパーの取付
孔へ挿通し、該取付孔は、リンクブラケットがセンサー
を圧縮する方向には回動できるが、その逆方向には回動
できないような長孔に形成しであることを特徴としてい
る。
本考案の構、戎を一実施例を示す図面に基づいて説明す
ると、第1図は標準の3点リンク機構を介してロータリ
作業機を装着したトラクタの全体を示し、1はクラッチ
ハウジング、2は、該クラッチハウジング1の後部に連
結されるミッションケース、3は、該ミッションケース
2の上部に載置した油圧ケース、4は、該油圧ケース3
に取付けたリフトアームで、ロータリ作業機5は、1本
のトップリンク6と2本のロワーリンク7.7とからな
る3点リンク機構を介して、ミッションケース2の後部
に装着され、リフトアーム4とロワーリンク7間に連結
したリフトロッド8を介してこのロワーリンク7を回動
させ、もって作業機5を昇降させるよう構成されるとと
もに、ミッションケース2後部に突出したPTO軸9と
、該PTO軸9に自在継手を介して連結した伝動軸10
により、ロータリ11を駆動すべく構成される。
ると、第1図は標準の3点リンク機構を介してロータリ
作業機を装着したトラクタの全体を示し、1はクラッチ
ハウジング、2は、該クラッチハウジング1の後部に連
結されるミッションケース、3は、該ミッションケース
2の上部に載置した油圧ケース、4は、該油圧ケース3
に取付けたリフトアームで、ロータリ作業機5は、1本
のトップリンク6と2本のロワーリンク7.7とからな
る3点リンク機構を介して、ミッションケース2の後部
に装着され、リフトアーム4とロワーリンク7間に連結
したリフトロッド8を介してこのロワーリンク7を回動
させ、もって作業機5を昇降させるよう構成されるとと
もに、ミッションケース2後部に突出したPTO軸9と
、該PTO軸9に自在継手を介して連結した伝動軸10
により、ロータリ11を駆動すべく構成される。
第2図は、かかる構、*におけるドラフトコントロール
装置の構造を示し、図において、12は、油圧ケース3
の後部に上下方向移動自在に嵌挿したセンサーロッドで
あり、このセンサーロッド12の下端に取付けたバネ受
13と、油圧ケース3頂部壁14との間に負荷検出用の
センサースプリング15が設けられている。
装置の構造を示し、図において、12は、油圧ケース3
の後部に上下方向移動自在に嵌挿したセンサーロッドで
あり、このセンサーロッド12の下端に取付けたバネ受
13と、油圧ケース3頂部壁14との間に負荷検出用の
センサースプリング15が設けられている。
16は、センサースプリング15及びバネ受13の下方
への移動量を規制するため、センサーロッド12の上端
に螺合した調整ナツト、1Tは、同じく上方への移動量
を規制するためセンサーロッド12の中間に設けた規制
板を示す。
への移動量を規制するため、センサーロッド12の上端
に螺合した調整ナツト、1Tは、同じく上方への移動量
を規制するためセンサーロッド12の中間に設けた規制
板を示す。
一方、油圧ケース3の後方延設部には、トップリンク6
連結用の連結孔1B、19を上下に2個ずつ設けたリン
クブラケット20が、支点軸21によって回動自在に取
付けられ、このリンクブラケット20から前方に延設し
たセンサーアーム22は、前記のバネ受13に溶着した
筒軸23と、この筒軸23に挿入した回動軸24とによ
って、該バネ受13に連結される。
連結用の連結孔1B、19を上下に2個ずつ設けたリン
クブラケット20が、支点軸21によって回動自在に取
付けられ、このリンクブラケット20から前方に延設し
たセンサーアーム22は、前記のバネ受13に溶着した
筒軸23と、この筒軸23に挿入した回動軸24とによ
って、該バネ受13に連結される。
また、同じくこのリンクブラケット20は、適宜のリン
ク機構25を介して油圧ケース3の油圧制御部(図示せ
ず)に連結され、リンクブラケット20が図の時計方向
に回動すると、このリンク機構25を介して油圧制御部
を作動させ、リフトアーム4によって作業機5を引き上
げるべく構成される。
ク機構25を介して油圧ケース3の油圧制御部(図示せ
ず)に連結され、リンクブラケット20が図の時計方向
に回動すると、このリンク機構25を介して油圧制御部
を作動させ、リフトアーム4によって作業機5を引き上
げるべく構成される。
なお、前記のトップリンク連結孔1B、19は、作業機
によって適宜選歌して使用されるものであり、トップリ
ンク6を介して伝達される土中の作業抵抗が、リンクブ
ラケット20を介してセンサースプリング15を圧縮さ
せるよう働く位置、すなわち、プラウの場合は下側の連
結孔19を、ロータリの場合は上側の連結孔18という
ように選択して取付けるものである。
によって適宜選歌して使用されるものであり、トップリ
ンク6を介して伝達される土中の作業抵抗が、リンクブ
ラケット20を介してセンサースプリング15を圧縮さ
せるよう働く位置、すなわち、プラウの場合は下側の連
結孔19を、ロータリの場合は上側の連結孔18という
ように選択して取付けるものである。
次に、第3図、第4図は本考案に係るストッパーを用い
て、特殊3点リンク機構におけるトップリンクブラケッ
トを取付けた場合の実施例を示し、図において、26,
26は、前記リンクブラケット20,20のトップリン
ク連結孔18,19に対応して、上部側に大小2個の長
孔からなる取付孔27,2Bを、同じく下部側に大小2
個の長孔からなる取付孔29,30を形成した2枚のス
トッパーであり、このストッパー26,26は、上端間
に固着した横枠31によって概略門型に形成されている
。
て、特殊3点リンク機構におけるトップリンクブラケッ
トを取付けた場合の実施例を示し、図において、26,
26は、前記リンクブラケット20,20のトップリン
ク連結孔18,19に対応して、上部側に大小2個の長
孔からなる取付孔27,2Bを、同じく下部側に大小2
個の長孔からなる取付孔29,30を形成した2枚のス
トッパーであり、このストッパー26,26は、上端間
に固着した横枠31によって概略門型に形成されている
。
32.33は、上記の取付孔27゜28.29,30の
うち、最上部の小径取付孔21と最下部の小径取付孔3
0及び、これらに対応するリンクブラケット20,20
の連結孔18゜19に挿込んだ連結手段としての連結ピ
ンであり、このようにして、ストッパー26,26は、
リンクブラケット20,20の外側に取付けられている
が、その際、上記の取付孔27,30は、長孔に形成さ
れていることから、リンクブラケット20.20は、こ
の取付孔27,30の範囲内で回動し得るようになって
いる。
うち、最上部の小径取付孔21と最下部の小径取付孔3
0及び、これらに対応するリンクブラケット20,20
の連結孔18゜19に挿込んだ連結手段としての連結ピ
ンであり、このようにして、ストッパー26,26は、
リンクブラケット20,20の外側に取付けられている
が、その際、上記の取付孔27,30は、長孔に形成さ
れていることから、リンクブラケット20.20は、こ
の取付孔27,30の範囲内で回動し得るようになって
いる。
言い換えると、この取付孔27,30は、リンクブラケ
ット20゜20が回動し得るような曲率半径をもって傾
斜状に形成される。
ット20゜20が回動し得るような曲率半径をもって傾
斜状に形成される。
一方、34は、上部の横枠35と、左右の縦枠36,3
6、背面の左右に固着した取付は板37.37、及び両
縦枠36,36間の上部に固着した支持棒38とからな
るストッパーブラケットであって、両取付は板37.3
7に挿込んだボルト39によってミッションケース2の
後側面に取付けられるとともに、支持棒38には、前記
ストッパー26,26の下端が固着されている。
6、背面の左右に固着した取付は板37.37、及び両
縦枠36,36間の上部に固着した支持棒38とからな
るストッパーブラケットであって、両取付は板37.3
7に挿込んだボルト39によってミッションケース2の
後側面に取付けられるとともに、支持棒38には、前記
ストッパー26,26の下端が固着されている。
40は、ミッションケース2の後側面から突出するPT
O軸、41は該PTO軸40を取囲むPTO軸カバーで
ある。
O軸、41は該PTO軸40を取囲むPTO軸カバーで
ある。
さて、上記の取付構造において、特殊3点リンク機構に
おけるトップリンクブラケット42゜42は、その基端
が前記のリンクブラケット20゜20とストッパー26
.26の間に介在せしめられるとともに、該ストッパー
26.26の両大径取付孔28.29と、リンクブラケ
ット20゜20の連結孔18,19、及びトップリンク
ブラケット42,42の取付孔43,44に挿込んだボ
ルト形の連結ピン45,46によって、リンクブラケッ
ト20,20に締付は固定されている。
おけるトップリンクブラケット42゜42は、その基端
が前記のリンクブラケット20゜20とストッパー26
.26の間に介在せしめられるとともに、該ストッパー
26.26の両大径取付孔28.29と、リンクブラケ
ット20゜20の連結孔18,19、及びトップリンク
ブラケット42,42の取付孔43,44に挿込んだボ
ルト形の連結ピン45,46によって、リンクブラケッ
ト20,20に締付は固定されている。
47.48は、該ピン45,46の頭部49゜50及び
ナツト51,52と、トップリンクブラケット42,4
2との間に介在させたスペーサであって、該トップリン
クブラケット42,42は、このスペーサ47,48を
介してリンクブラケット20,20に締付は固定されて
いる。
ナツト51,52と、トップリンクブラケット42,4
2との間に介在させたスペーサであって、該トップリン
クブラケット42,42は、このスペーサ47,48を
介してリンクブラケット20,20に締付は固定されて
いる。
また、このスペーサ47,48は、前記大径の取付孔2
8゜29に嵌合しており、長孔に形成されたこの取付孔
2B、29は、前記小径の取付孔27,30と同じく、
リンクブラケット20,20及びトップリンクブラケッ
ト42,42が回動し得るような曲率半径をもって傾斜
状に形成されている。
8゜29に嵌合しており、長孔に形成されたこの取付孔
2B、29は、前記小径の取付孔27,30と同じく、
リンクブラケット20,20及びトップリンクブラケッ
ト42,42が回動し得るような曲率半径をもって傾斜
状に形成されている。
第4図に示す53は、上記トップリンクブラケツ1−4
2,42の先端に取付けられる、特殊3点リンク機構に
おけるトップリンクである。
2,42の先端に取付けられる、特殊3点リンク機構に
おけるトップリンクである。
上記の構成において、プラウ等標準の3点リンク機構を
介して使用する場合、該プラウ等の作業機を降して作業
を行なうと、土中の抵抗によって、前記リンクブラケツ
1−20,20を図の時計方向に回動させようとする力
が働くが、ストッパー26.26の取付孔27,28,
29,30は長孔に形成しであることから、リンクブラ
ケット20.20はその方向に回動してセンサースプリ
ング15を圧縮させることができ、したがってそのまま
の状態でドラフトコントロール装置を使用することが可
能となる。
介して使用する場合、該プラウ等の作業機を降して作業
を行なうと、土中の抵抗によって、前記リンクブラケツ
1−20,20を図の時計方向に回動させようとする力
が働くが、ストッパー26.26の取付孔27,28,
29,30は長孔に形成しであることから、リンクブラ
ケット20.20はその方向に回動してセンサースプリ
ング15を圧縮させることができ、したがってそのまま
の状態でドラフトコントロール装置を使用することが可
能となる。
一方、作業機を引き上げて、該リンクブラケツ)20.
20を反対方向に回動させようとする力が働くと、圧縮
されたセンサースプリング15が元の位置へ復帰する地
点まではリンクブラケット20,20が回動できるが、
それ以上になると、連続ピン32,33,45゜46が
、取付孔27,28,29,30の上辺に当って回動を
阻止されるとともに、作業機の自重によるこの力は、ス
トッパー26,26によって支持されることになる。
20を反対方向に回動させようとする力が働くと、圧縮
されたセンサースプリング15が元の位置へ復帰する地
点まではリンクブラケット20,20が回動できるが、
それ以上になると、連続ピン32,33,45゜46が
、取付孔27,28,29,30の上辺に当って回動を
阻止されるとともに、作業機の自重によるこの力は、ス
トッパー26,26によって支持されることになる。
この場合、リンクブラケツ)20,20の回動支点21
から支持棒38までの距離が長いことから、該支持棒3
8即ちストッパ−26取付部へ作用する力もそれだけ小
さくなり、相当強大な荷重であっても充分支えることが
できるのである。
から支持棒38までの距離が長いことから、該支持棒3
8即ちストッパ−26取付部へ作用する力もそれだけ小
さくなり、相当強大な荷重であっても充分支えることが
できるのである。
本考案は以上のような構成であり、このように本考案に
よれば、リンクブラケットの回動量を規制するストッパ
ーによってセンサ一連結部の破損を防止し得るから、モ
ーメントの大きい特殊3点リンク機構を用いる場合でも
、ドラフトコントロール装置を取外す必要がなく、しか
も、このようにストッパーを取付けた状態でもなおかつ
ドラフトコントロール装置を使用でき、したがって、こ
のストッパーさえ取付けておけば、何ら特別の操作を行
なうことなく標準の3点リンク機構と特殊3点リンク機
構の双方を交換使用できるという顕著な効果を得ること
ができたものである。
よれば、リンクブラケットの回動量を規制するストッパ
ーによってセンサ一連結部の破損を防止し得るから、モ
ーメントの大きい特殊3点リンク機構を用いる場合でも
、ドラフトコントロール装置を取外す必要がなく、しか
も、このようにストッパーを取付けた状態でもなおかつ
ドラフトコントロール装置を使用でき、したがって、こ
のストッパーさえ取付けておけば、何ら特別の操作を行
なうことなく標準の3点リンク機構と特殊3点リンク機
構の双方を交換使用できるという顕著な効果を得ること
ができたものである。
特に、本考案においては、ストッパーの長孔取付孔を、
トップリンク或いは特殊3点リンク用トップリンクブラ
ケットの連結ピンへ挿通するようにしているため、トッ
プリンクブラケツ、トに特別のストップピンを固着する
必要がなく、それ故、このトップリンクブラケットや該
トップリンクブラケットに連結されるセンサ一部分は例
等交換することなく、既存の装置にも低コストで装備で
きる効果があり、しかも、該ストッパーはトップリンク
ブラケットを支持する支点軸の支持部とは別体にして機
体側・\固定しであるから、仮に強大な力が作用してこ
の固定部分が破損した場合でも、トップリンクブラケッ
ト部分を一式交換する必要がなく、修理のためのコスト
も安価に済むという効果が得られる。
トップリンク或いは特殊3点リンク用トップリンクブラ
ケットの連結ピンへ挿通するようにしているため、トッ
プリンクブラケツ、トに特別のストップピンを固着する
必要がなく、それ故、このトップリンクブラケットや該
トップリンクブラケットに連結されるセンサ一部分は例
等交換することなく、既存の装置にも低コストで装備で
きる効果があり、しかも、該ストッパーはトップリンク
ブラケットを支持する支点軸の支持部とは別体にして機
体側・\固定しであるから、仮に強大な力が作用してこ
の固定部分が破損した場合でも、トップリンクブラケッ
ト部分を一式交換する必要がなく、修理のためのコスト
も安価に済むという効果が得られる。
第1図はトラクタの全体図、第2図はドラフトコントロ
ール装置部の縦断面図、第3図は本考案装置の取付は状
態を示す一部縦断面図、第4図は同□じくトラクタの後
面図である。 5・・・・・・作業機、6,53・・・・・・トップリ
ンク、15・・・・・・センサースプリング、20・・
・・・・リンクブラケット、21・・・・・・支点軸、
2γ、28,29゜30・・・・・・取付孔、32,3
3,45,46・・・・・・連結ピン、42・・・・・
・特殊3点リンク用トップリンクブラケット。
ール装置部の縦断面図、第3図は本考案装置の取付は状
態を示す一部縦断面図、第4図は同□じくトラクタの後
面図である。 5・・・・・・作業機、6,53・・・・・・トップリ
ンク、15・・・・・・センサースプリング、20・・
・・・・リンクブラケット、21・・・・・・支点軸、
2γ、28,29゜30・・・・・・取付孔、32,3
3,45,46・・・・・・連結ピン、42・・・・・
・特殊3点リンク用トップリンクブラケット。
Claims (1)
- 支点軸周りで回動自在に取付けたリンクブラケットを負
荷検出用センサーに連動連結し、トップリンクを通じて
伝わる土中の作業抵抗が、このセンサーの設定圧よりも
大きくなると、該センサーが圧縮されて作業機を引き上
げるようにした作業機の取付構造において、前記リンク
ブラケットに取付けられるトップリンク或いは特殊3点
リンク用トップリンクブラケットの連結ピンを、前記支
点軸の支持部とは別体の固定部へ固定されるストッパー
の取付孔へ挿通し、該取付孔は、リンクブラケットがセ
ンサーを圧縮する方向には回動できるが、その逆方向に
は回動できないような長孔に形成しであることを特徴と
する農用トラクタの作業機取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15553778U JPS5930651Y2 (ja) | 1978-11-11 | 1978-11-11 | 農用トラクタの作業機取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15553778U JPS5930651Y2 (ja) | 1978-11-11 | 1978-11-11 | 農用トラクタの作業機取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5572807U JPS5572807U (ja) | 1980-05-20 |
JPS5930651Y2 true JPS5930651Y2 (ja) | 1984-09-01 |
Family
ID=29144655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15553778U Expired JPS5930651Y2 (ja) | 1978-11-11 | 1978-11-11 | 農用トラクタの作業機取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930651Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6632460B2 (ja) * | 2016-04-27 | 2020-01-22 | 株式会社クボタ | トラクタ |
-
1978
- 1978-11-11 JP JP15553778U patent/JPS5930651Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5572807U (ja) | 1980-05-20 |
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