JPS593691Y2 - トラクタ− - Google Patents
トラクタ−Info
- Publication number
- JPS593691Y2 JPS593691Y2 JP1978125954U JP12595478U JPS593691Y2 JP S593691 Y2 JPS593691 Y2 JP S593691Y2 JP 1978125954 U JP1978125954 U JP 1978125954U JP 12595478 U JP12595478 U JP 12595478U JP S593691 Y2 JPS593691 Y2 JP S593691Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torsion bar
- traction load
- arm
- tractor
- elastic member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トラクター、詳しくはそれに付設の牽引負荷
感知用弾性部材の改良に関する。
感知用弾性部材の改良に関する。
この種トラクターにおいては、例えばプラウあるいはロ
ータリー耕耘装置等を連結しての耕耘作業に際して、前
記装置にかかる牽引負荷に基いてその耕深を検出しなが
ら作業を行なえるように、装置にかかる引張抵抗に起因
して変形する弾性部材及びその弾性部材の変形に基く牽
引負荷検出機構が設けられているが、前記弾性部材とし
ては、従来一般に、コイルバネあるいは皿バネなどが用
いられていたが故に、泥土やゴミ等が弾性部材に付着す
ると正しい検出ができなくなり、このようなトラブルを
防止するために前記弾性部材を密閉ケースに収納すると
、どうしてもその構造が複雑になると共に製作及び修理
に手間を要するという欠点か゛あった。
ータリー耕耘装置等を連結しての耕耘作業に際して、前
記装置にかかる牽引負荷に基いてその耕深を検出しなが
ら作業を行なえるように、装置にかかる引張抵抗に起因
して変形する弾性部材及びその弾性部材の変形に基く牽
引負荷検出機構が設けられているが、前記弾性部材とし
ては、従来一般に、コイルバネあるいは皿バネなどが用
いられていたが故に、泥土やゴミ等が弾性部材に付着す
ると正しい検出ができなくなり、このようなトラブルを
防止するために前記弾性部材を密閉ケースに収納すると
、どうしてもその構造が複雑になると共に製作及び修理
に手間を要するという欠点か゛あった。
本考案は、上記実情に鑑みて、前記牽引負荷検出のため
の弾性部材を、厳しい作業環境下においても長期間にわ
たって十分にその機能を発揮できる耐久性に優れたもの
で、しかも防塵設備等を必要としない構造の簡単なもの
に改良することを目的とする。
の弾性部材を、厳しい作業環境下においても長期間にわ
たって十分にその機能を発揮できる耐久性に優れたもの
で、しかも防塵設備等を必要としない構造の簡単なもの
に改良することを目的とする。
次に、本考案の実施の態様を例示図に基づいて説明する
。
。
第１図に示すように、左右一対の操向用車輪１゜１及び
左右一対の駆動用車輪２，２を装備する走行車体の前部
に原動部３を、車体の中央部から後部にかけて操縦部４
、伝動部５、及びギアトランスミッション６等を夫々配
設し、かつ、車体の後端部に、複動型流体圧シリンダー
７により固定及び上下駆動揺動される左右一対のリフト
アーム８，８、前記ミッション６のケース後面に固着の
ブラケット９、ミッション６より後方に延出する連結装
置駆動軸１０、ミッション６ケース下面に固着の牽引負
荷感知用トーションバー１１．及び、牽引負荷検出機構
１２等よりなる′アタッチメント式作業装置に対する連
結駆動装置を付設して乗用型トラクターＡを構成すると
共に、前記トラクターＡの後方に、前記ブラケット９に
上下揺動自在に枢支連結された長さ調節可能なアッパー
リンク１３、一本がミッション６のケース片側面に上下
揺動自在に枢支連結されかつ一本が他側面下方の前記ト
ーションバー１１に連設の揺動アーム１４に揺動自在に
枢支連結された左右一対の連結部材１５，１５、及び前
記リフトアーム８及び連結部材１５に揺動自在に介装連
結された左右一対のリフトロッド１６，１６を介して、
アタッチメント作業装置の一例としてのプラウＢを前記
トラクターＡに対して固定及び上下駆動揺動自在に連結
してあり、もって、走行に伴って牽引荷重検出に基く耕
深検出を行ないながら対地耕耘作業を行なえるように構
成しである。
左右一対の駆動用車輪２，２を装備する走行車体の前部
に原動部３を、車体の中央部から後部にかけて操縦部４
、伝動部５、及びギアトランスミッション６等を夫々配
設し、かつ、車体の後端部に、複動型流体圧シリンダー
７により固定及び上下駆動揺動される左右一対のリフト
アーム８，８、前記ミッション６のケース後面に固着の
ブラケット９、ミッション６より後方に延出する連結装
置駆動軸１０、ミッション６ケース下面に固着の牽引負
荷感知用トーションバー１１．及び、牽引負荷検出機構
１２等よりなる′アタッチメント式作業装置に対する連
結駆動装置を付設して乗用型トラクターＡを構成すると
共に、前記トラクターＡの後方に、前記ブラケット９に
上下揺動自在に枢支連結された長さ調節可能なアッパー
リンク１３、一本がミッション６のケース片側面に上下
揺動自在に枢支連結されかつ一本が他側面下方の前記ト
ーションバー１１に連設の揺動アーム１４に揺動自在に
枢支連結された左右一対の連結部材１５，１５、及び前
記リフトアーム８及び連結部材１５に揺動自在に介装連
結された左右一対のリフトロッド１６，１６を介して、
アタッチメント作業装置の一例としてのプラウＢを前記
トラクターＡに対して固定及び上下駆動揺動自在に連結
してあり、もって、走行に伴って牽引荷重検出に基く耕
深検出を行ないながら対地耕耘作業を行なえるように構
成しである。
第２図に示すように、前記トーションバー１１を取付け
るに、その基端部において、前記ミッション６のケース
底面にボルト１７止めした支持部材１８に対し、回転不
能にスプライン嵌合のうえボルト１９止めし、その前端
部近くにおいて、ミッション６の横側面にボルト２０・
・・・・・及びピン２１止めしたブラケット２２により
シールリング２３を介して横軸芯４周りで回転自在に支
持してあり、また、その前端部には、前記連結部材１５
を連結するための揺動アーム１４を一体的にスプライン
嵌合しかつ止め具２４により抜は止めしてあり、もって
、連結部材１５にかかる牽引負荷とアーム１４長さに基
く捩りモーメントに応じて、前記基端部を固定点として
前記トーションバー１１を自在に捩れ変形させるべく構
成すると共に、そのトーションバー１１の捩れ変形に伴
って横軸芯４周りでアーム１４を揺動回転させるべく構
威しである。
るに、その基端部において、前記ミッション６のケース
底面にボルト１７止めした支持部材１８に対し、回転不
能にスプライン嵌合のうえボルト１９止めし、その前端
部近くにおいて、ミッション６の横側面にボルト２０・
・・・・・及びピン２１止めしたブラケット２２により
シールリング２３を介して横軸芯４周りで回転自在に支
持してあり、また、その前端部には、前記連結部材１５
を連結するための揺動アーム１４を一体的にスプライン
嵌合しかつ止め具２４により抜は止めしてあり、もって
、連結部材１５にかかる牽引負荷とアーム１４長さに基
く捩りモーメントに応じて、前記基端部を固定点として
前記トーションバー１１を自在に捩れ変形させるべく構
成すると共に、そのトーションバー１１の捩れ変形に伴
って横軸芯４周りでアーム１４を揺動回転させるべく構
威しである。
なお、２５はグリスニップル、２６はトーションバー１
１の前端側支持部に対するグリス供給孔である。
１の前端側支持部に対するグリス供給孔である。
第３図及び第４図に示すように、前記アーム１４のミッ
ション６側の上側面に長さ調節自在なロッド２７を横軸
芯０周りで揺動自在にかつアーム１４揺動に伴って前後
移動自在に枢支連結し、そのロッド２７先端に横軸芯Ｒ
周りで揺動自在に前記ブラケット２２に支持された揺動
部材２８を連動連結し、そして、差動トランス２９を、
その突出方向に付勢されているセンサーロッド２９ ａ
が前記揺動部材と常時接当する状態で、前記ブラケット
２２に固定してあり、もって、前記トーションバー１１
の捩れ変形に基くアーム１４の横軸芯４周りでの揺動回
転が、前記ロッド２７及び揺動部材２８よす成るノンク
機構を介して、前記差動１ヘランス２９のセンサーロッ
ド２９ ａに対する押圧作用に変換されることにより、
トーションバー１１の捩れ変形量つまるところ連結部材
１５にかかる牽引負荷を、差動トランス２９における電
圧変化として取出せるように構威しである。
ション６側の上側面に長さ調節自在なロッド２７を横軸
芯０周りで揺動自在にかつアーム１４揺動に伴って前後
移動自在に枢支連結し、そのロッド２７先端に横軸芯Ｒ
周りで揺動自在に前記ブラケット２２に支持された揺動
部材２８を連動連結し、そして、差動トランス２９を、
その突出方向に付勢されているセンサーロッド２９ ａ
が前記揺動部材と常時接当する状態で、前記ブラケット
２２に固定してあり、もって、前記トーションバー１１
の捩れ変形に基くアーム１４の横軸芯４周りでの揺動回
転が、前記ロッド２７及び揺動部材２８よす成るノンク
機構を介して、前記差動１ヘランス２９のセンサーロッ
ド２９ ａに対する押圧作用に変換されることにより、
トーションバー１１の捩れ変形量つまるところ連結部材
１５にかかる牽引負荷を、差動トランス２９における電
圧変化として取出せるように構威しである。
なお、３０は、アーム１４が不測に大きく揺動して差動
トランス２９が破損することを防止するために設けた安
全装置である。
トランス２９が破損することを防止するために設けた安
全装置である。
また、アーム１４、ロッド２７、揺動部材２８、及び、
差動トランス２９等をして牽引負荷検出機構１２と総称
する。
差動トランス２９等をして牽引負荷検出機構１２と総称
する。
以上要するに、本考案によるトラクターは、対地作業装
置を牽引させる連結部材１５を、１〜−ジョンバー１１
に取付けた揺動アーム１４に連設し、前記作業装置の牽
引負荷に起因する前記トーションバー１１の捩れ変形量
に基いて牽引負荷を検出する機構１２を設けである事を
特徴とする。
置を牽引させる連結部材１５を、１〜−ジョンバー１１
に取付けた揺動アーム１４に連設し、前記作業装置の牽
引負荷に起因する前記トーションバー１１の捩れ変形量
に基いて牽引負荷を検出する機構１２を設けである事を
特徴とする。
つまり、牽引負荷検出用弾性部材としてトーションバー
１１を用いたことにより、泥土付着等による検出不良を
防止するために密閉ケース等の防塵部材で弾性部材を保
護する必要がなくなり、たとえば機体外部の組付は簡単
な位置に弾性部材を取付ける事も可能になり、もって構
造が簡単で、かつ、製作面及び配置面で極めて有利な状
態で牽引負荷検出を行えるようになった。
１１を用いたことにより、泥土付着等による検出不良を
防止するために密閉ケース等の防塵部材で弾性部材を保
護する必要がなくなり、たとえば機体外部の組付は簡単
な位置に弾性部材を取付ける事も可能になり、もって構
造が簡単で、かつ、製作面及び配置面で極めて有利な状
態で牽引負荷検出を行えるようになった。
図面は本考案に係るトラクターの実施の態様を例示し、
第１図は全体側面図、第２図は要部の一部切欠概略後面
図、第３図は要部の平面図、第４図は要部の側面図であ
る。 １１・・・・・・トーションバー、１２・・・・・・牽
引負荷検出機構、１４・・・・・・揺動アーム、１５・
・・・・・連結部材。
第１図は全体側面図、第２図は要部の一部切欠概略後面
図、第３図は要部の平面図、第４図は要部の側面図であ
る。 １１・・・・・・トーションバー、１２・・・・・・牽
引負荷検出機構、１４・・・・・・揺動アーム、１５・
・・・・・連結部材。
Claims (1)
- 対地作業装置を牽引させる連結部材１５を、トーション
バー１１に取付けた揺動アーム１４に連設し、前記作業
装置の牽引負荷に起因する前記トーションバー１１の捩
れ変形量に基いて牽引負荷を検出する機構１２を設けで
ある事を特徴とするトラクター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978125954U JPS593691Y2 (ja) | 1978-09-12 | 1978-09-12 | トラクタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978125954U JPS593691Y2 (ja) | 1978-09-12 | 1978-09-12 | トラクタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5541095U JPS5541095U (ja) | 1980-03-17 |
| JPS593691Y2 true JPS593691Y2 (ja) | 1984-02-01 |
Family
ID=29087328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978125954U Expired JPS593691Y2 (ja) | 1978-09-12 | 1978-09-12 | トラクタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593691Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0521942Y2 (ja) * | 1988-03-16 | 1993-06-04 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5068804A (ja) * | 1973-10-19 | 1975-06-09 |
-
1978
- 1978-09-12 JP JP1978125954U patent/JPS593691Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5068804A (ja) * | 1973-10-19 | 1975-06-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5541095U (ja) | 1980-03-17 |
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