JPS6124008Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6124008Y2 JPS6124008Y2 JP14987878U JP14987878U JPS6124008Y2 JP S6124008 Y2 JPS6124008 Y2 JP S6124008Y2 JP 14987878 U JP14987878 U JP 14987878U JP 14987878 U JP14987878 U JP 14987878U JP S6124008 Y2 JPS6124008 Y2 JP S6124008Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- link
- pto
- fixed
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、農用トラクタの作業機取付装置、特
にドラフトコントロール装置を有するものに関す
る。
にドラフトコントロール装置を有するものに関す
る。
一般に、農用トラクタのドラフトコントロール
装置は、油圧リフト等の後部に、トツプリンクを
支持する回動自在なリンクブラケツトを設け、こ
のリンクブラケツトを負荷検出用のセンサースプ
リングに連結する一方、同じくリンクブラケツト
と油圧制御部との間に適宜のリンク機構を設けて
互いに連結せしめ、トツプリンクに働く土中の作
業抵抗が、このセンサースプリングのバネ圧より
大きくなると、リンクブラケツトがこのセンサー
スプリングを圧縮しつつ回動して、前記のリンク
機構を介して油圧制御部を作動させ、もつて作業
機を引き上げるとともに、作業機が引き上げられ
ると、該作業機の自重によりトツプリンクには逆
方向の力が働き、同時にセンサースプリングが伸
びて再び作業機を下降させるよう構成されてい
る。
装置は、油圧リフト等の後部に、トツプリンクを
支持する回動自在なリンクブラケツトを設け、こ
のリンクブラケツトを負荷検出用のセンサースプ
リングに連結する一方、同じくリンクブラケツト
と油圧制御部との間に適宜のリンク機構を設けて
互いに連結せしめ、トツプリンクに働く土中の作
業抵抗が、このセンサースプリングのバネ圧より
大きくなると、リンクブラケツトがこのセンサー
スプリングを圧縮しつつ回動して、前記のリンク
機構を介して油圧制御部を作動させ、もつて作業
機を引き上げるとともに、作業機が引き上げられ
ると、該作業機の自重によりトツプリンクには逆
方向の力が働き、同時にセンサースプリングが伸
びて再び作業機を下降させるよう構成されてい
る。
しかしながら、このようなドラフトコントロー
ル装置は必ずしも強度的に充分なものではなく、
油圧装置を有する油圧式トツプリンクや、或いは
比較的長尺の特別のブラケツトを使用する特殊3
点リンク機構を取付けると、作業機を引き上げた
場合に、該作業機の自重がかかる点からリンクブ
ラケツトの回動支点までの距離が長いため、モー
メントが非常に大きくなり、そのため、リンクブ
ラケツトとセンサースプリングの連結部には強大
な力が加わり、該部が破損する。それ故、従来こ
のようなリンク機構を取付ける場合には、ドラフ
トコントロール装置を使用しないで作業する必要
があるが、そのためには、遂一ドラフトコントロ
ール装置部を取外しては付け替えなければなら
ず、甚だ面倒であつた。
ル装置は必ずしも強度的に充分なものではなく、
油圧装置を有する油圧式トツプリンクや、或いは
比較的長尺の特別のブラケツトを使用する特殊3
点リンク機構を取付けると、作業機を引き上げた
場合に、該作業機の自重がかかる点からリンクブ
ラケツトの回動支点までの距離が長いため、モー
メントが非常に大きくなり、そのため、リンクブ
ラケツトとセンサースプリングの連結部には強大
な力が加わり、該部が破損する。それ故、従来こ
のようなリンク機構を取付ける場合には、ドラフ
トコントロール装置を使用しないで作業する必要
があるが、そのためには、遂一ドラフトコントロ
ール装置部を取外しては付け替えなければなら
ず、甚だ面倒であつた。
本考案は以上の点に鑑みてなされたもので、ド
ラフトコントロール装置を取外すことなく、これ
ら油圧式トツプリンクや特殊3点リンク機構を取
付けることができ、しかも、このように取付けた
場合でも充分強度上の要請に応えることのできる
作業機の取付装置を提供せんとするものである。
ラフトコントロール装置を取外すことなく、これ
ら油圧式トツプリンクや特殊3点リンク機構を取
付けることができ、しかも、このように取付けた
場合でも充分強度上の要請に応えることのできる
作業機の取付装置を提供せんとするものである。
本考案の構成を一実施例を示す図面に基づいて
説明すると、第1図は標準の3点リンク機構を介
してロータリ作業機の装着したトラクタの全体を
示し、1はクラツチハウジング、2は、該クラツ
チハウジング1の後部に連結されるトラクタ機体
を構成するミツシヨンケース、3は、該ミツシヨ
ンケース2の上部に載置した油圧ケース、4は、
該油圧ケース3に取付けたリフトアームで、ロー
タリ作業機5は、1本のトツプリンク6と2本の
ロワーリンク7,7とからなる3点リンク機構を
介して、ミツシヨンケース2の後部に装着され、
リフトアーム4とロワーリンク7間に連結したリ
フトロツド8を介してこのロワーリンク7を回動
させ、もつて作業機5を昇降させるよう構成され
るとともに、ミツシヨンケース2後部に突出した
PTO軸9と、該PTO軸9に自在継手を介して連
結した伝動軸10により、ロータリ11を駆動す
べく構成される。
説明すると、第1図は標準の3点リンク機構を介
してロータリ作業機の装着したトラクタの全体を
示し、1はクラツチハウジング、2は、該クラツ
チハウジング1の後部に連結されるトラクタ機体
を構成するミツシヨンケース、3は、該ミツシヨ
ンケース2の上部に載置した油圧ケース、4は、
該油圧ケース3に取付けたリフトアームで、ロー
タリ作業機5は、1本のトツプリンク6と2本の
ロワーリンク7,7とからなる3点リンク機構を
介して、ミツシヨンケース2の後部に装着され、
リフトアーム4とロワーリンク7間に連結したリ
フトロツド8を介してこのロワーリンク7を回動
させ、もつて作業機5を昇降させるよう構成され
るとともに、ミツシヨンケース2後部に突出した
PTO軸9と、該PTO軸9に自在継手を介して連
結した伝動軸10により、ロータリ11を駆動す
べく構成される。
第2図は、かかる構成におけるドラフトコント
ロール装置の構造を示し、図において、12は、
油圧ケース3の後部に上下方向移動自在に嵌挿し
たセンサーロツドであり、このセンサーロツド1
2の下端に取付けたバネ受13と、油圧ケース3
頂部壁14との間に負荷検出用のセンサースプリ
ング15が設けられている。16は、センサース
プリング15及びバネ受13の下方への移動量を
規制するため、センサーロツド12の上端に螺合
した調整ナツト、17は、同じく上方への移動量
を規制するためセンサーロツド12の中間に設け
た規制板を示す。
ロール装置の構造を示し、図において、12は、
油圧ケース3の後部に上下方向移動自在に嵌挿し
たセンサーロツドであり、このセンサーロツド1
2の下端に取付けたバネ受13と、油圧ケース3
頂部壁14との間に負荷検出用のセンサースプリ
ング15が設けられている。16は、センサース
プリング15及びバネ受13の下方への移動量を
規制するため、センサーロツド12の上端に螺合
した調整ナツト、17は、同じく上方への移動量
を規制するためセンサーロツド12の中間に設け
た規制板を示す。
一方、油圧ケース3の後方延設部には、トツプ
リンク6連結用の連結孔18,19を上下に2個
ずつ設けたリンクブラケツト20が、支点軸21
によつて回動自在に取付けられ、このリンクブラ
ケツト20から前方に延設したセンサーアーム2
2は、前記のバネ受13に溶着した筒軸23と、
この筒軸23に挿入した回動軸24とによつて、
該バネ受13に連結される。また、同じくこのリ
ンクブラケツト20は、適宜のリンク機構25を
介して油圧ケース3の油圧制御部(図示せず)に
連結され、リンクブラケツト20が図の時計方向
に回動すると、このリンク機構25を介して油圧
制御部を作動させ、リフトアーム4によつて作業
機5を引き上げるべく構成される。なお、前記の
トツプリンク連結孔18,19は、作業機によつ
て適宜選択して使用されるものであり、トツプリ
ンク6を介して伝達される土中の作業抵抗が、リ
ンクブラケツト20を介してセンサースプリング
15を圧縮させるように働く位置、すなわち、プ
ラウの場合は下側の連結孔19を、ロータリの場
合は上側の連結孔18というように選択して取付
けるものである。
リンク6連結用の連結孔18,19を上下に2個
ずつ設けたリンクブラケツト20が、支点軸21
によつて回動自在に取付けられ、このリンクブラ
ケツト20から前方に延設したセンサーアーム2
2は、前記のバネ受13に溶着した筒軸23と、
この筒軸23に挿入した回動軸24とによつて、
該バネ受13に連結される。また、同じくこのリ
ンクブラケツト20は、適宜のリンク機構25を
介して油圧ケース3の油圧制御部(図示せず)に
連結され、リンクブラケツト20が図の時計方向
に回動すると、このリンク機構25を介して油圧
制御部を作動させ、リフトアーム4によつて作業
機5を引き上げるべく構成される。なお、前記の
トツプリンク連結孔18,19は、作業機によつ
て適宜選択して使用されるものであり、トツプリ
ンク6を介して伝達される土中の作業抵抗が、リ
ンクブラケツト20を介してセンサースプリング
15を圧縮させるように働く位置、すなわち、プ
ラウの場合は下側の連結孔19を、ロータリの場
合は上側の連結孔18というように選択して取付
けるものである。
次に、第3図における26は、第4図に示すよ
うに、前記リンクブラケツト20の上部側の連結
孔18,18のうちの1つに適合する取付孔27
と、下側の2個の連結孔19,19に夫々適合す
る取付孔28及びトツプリンク連結孔29と、更
に、前方傾斜状の下端において穿設した固定孔3
0とを有する2個のリンクブラケツトストツパー
であり、このストツパー26は、前記の取付孔2
7,28と、これらに適合するリンクブラケツト
20の連結孔18,19に挿込んだボルト31,
32によつて、該リンクブラケツト20の外側に
一体的に取付けられている。また、上記ストツパ
ー26のトツプリンク連結孔29と、これに適合
するリンクブラケツト20の連結孔19には、油
圧式トツプリンク33を連結する連結ピン34が
挿込まれている。35は、該連結ピン34の一端
に挿込んだ係止ピン、36は該係止ピン35の一
端に取付けた引き抜きリングである。
うに、前記リンクブラケツト20の上部側の連結
孔18,18のうちの1つに適合する取付孔27
と、下側の2個の連結孔19,19に夫々適合す
る取付孔28及びトツプリンク連結孔29と、更
に、前方傾斜状の下端において穿設した固定孔3
0とを有する2個のリンクブラケツトストツパー
であり、このストツパー26は、前記の取付孔2
7,28と、これらに適合するリンクブラケツト
20の連結孔18,19に挿込んだボルト31,
32によつて、該リンクブラケツト20の外側に
一体的に取付けられている。また、上記ストツパ
ー26のトツプリンク連結孔29と、これに適合
するリンクブラケツト20の連結孔19には、油
圧式トツプリンク33を連結する連結ピン34が
挿込まれている。35は、該連結ピン34の一端
に挿込んだ係止ピン、36は該係止ピン35の一
端に取付けた引き抜きリングである。
37は、上下の横枠38,39と、左右の縦枠
40,41とによつて方形枠状に組まれた固定ブ
ラケツトで、その上面には、固定孔42,42を
有する固定片43,43が相対向して設けられる
とともに、背面の左右に取付けた固定板44,4
4において、上下2個のボルト45,46によつ
てミツシヨンケース2後側壁に固定される。9
は、ミツシヨンケース2の後部に突設するPTO
軸、47は、このPTO軸9を取囲むPTO軸安全
カバー、48は、更に、このPTO軸9及びPTO
軸安全カバー47を取囲むフード形のPTOガー
ドであり、このPTOガード48は、上記固定ブ
ラケツト37の固定部である固定板44上へ重ね
るとともに、ボルト45,46によつて相互に共
締め固定され該固定ブラケツト37は、この
PTOガード48の周りを取り囲む状態で取付け
られている。
40,41とによつて方形枠状に組まれた固定ブ
ラケツトで、その上面には、固定孔42,42を
有する固定片43,43が相対向して設けられる
とともに、背面の左右に取付けた固定板44,4
4において、上下2個のボルト45,46によつ
てミツシヨンケース2後側壁に固定される。9
は、ミツシヨンケース2の後部に突設するPTO
軸、47は、このPTO軸9を取囲むPTO軸安全
カバー、48は、更に、このPTO軸9及びPTO
軸安全カバー47を取囲むフード形のPTOガー
ドであり、このPTOガード48は、上記固定ブ
ラケツト37の固定部である固定板44上へ重ね
るとともに、ボルト45,46によつて相互に共
締め固定され該固定ブラケツト37は、この
PTOガード48の周りを取り囲む状態で取付け
られている。
そして、前記リンクブラケツトストツパー2
6,26下端の固定孔30,30と、固定ブラケ
ツト37上部の固定孔42,42には、固定ピン
49が装脱自在に挿込まれて、このリンクブラケ
ツトストツパー26及びリンクブラケツト20の
回動を防止すべく固定され、このようにして、ド
ラフトコントロール装置を使用しない作業機の取
付装置が実現される。50は、固定ピン49の一
端に挿込んだ係止ピン、51は該係止ピン50の
一端に取付けた引き抜きリングである。
6,26下端の固定孔30,30と、固定ブラケ
ツト37上部の固定孔42,42には、固定ピン
49が装脱自在に挿込まれて、このリンクブラケ
ツトストツパー26及びリンクブラケツト20の
回動を防止すべく固定され、このようにして、ド
ラフトコントロール装置を使用しない作業機の取
付装置が実現される。50は、固定ピン49の一
端に挿込んだ係止ピン、51は該係止ピン50の
一端に取付けた引き抜きリングである。
上記第4図に示すのは、油圧式トツプリンク3
3を取付ける場合であり、特殊3点リンク機構に
おけるブラケツト52を取付ける場合は第5図の
ように構成される。
3を取付ける場合であり、特殊3点リンク機構に
おけるブラケツト52を取付ける場合は第5図の
ように構成される。
すなわち、この図で示すように、油圧リンク用
の連結ピン34を取外すとともに、左右2個の特
殊3点リンク用ブラケツト52,52を、リンク
ブラケツト20とストツパー26との間に介在せ
しめ、該ブラケツト55に穿設した取付孔53,
54と、前記リンクブラケツト20とストツパー
26の連結孔18,19及び取付孔27,28
に、前記のボルト31,32を挿通して固定され
るものである。
の連結ピン34を取外すとともに、左右2個の特
殊3点リンク用ブラケツト52,52を、リンク
ブラケツト20とストツパー26との間に介在せ
しめ、該ブラケツト55に穿設した取付孔53,
54と、前記リンクブラケツト20とストツパー
26の連結孔18,19及び取付孔27,28
に、前記のボルト31,32を挿通して固定され
るものである。
上記において、特殊3点リンク機構用のブラケ
ツト52を取付けたままで、油圧式トツプリンク
33を取付けるようにすることも可能であり、ま
た、これらのブラケツト52や連結ピン34を取
付けたままで、標準の3点リンク機構を取付ける
場合には、固定ピン49を抜きとれば、リンクブ
ラケツト20は自由に回動できるから、そのまま
でドラフトコントロール装置を使用することが可
能となる。
ツト52を取付けたままで、油圧式トツプリンク
33を取付けるようにすることも可能であり、ま
た、これらのブラケツト52や連結ピン34を取
付けたままで、標準の3点リンク機構を取付ける
場合には、固定ピン49を抜きとれば、リンクブ
ラケツト20は自由に回動できるから、そのまま
でドラフトコントロール装置を使用することが可
能となる。
以上要するに本考案は、リンクブラケツトに、
該リンクブラケツトと一体に回動するリンクブラ
ケツトストツパーを設ける一方、トラクターの機
体に、PTO軸を囲むPTOガードを更に囲む状態
で固定ブラケツトを設け、前記のストツパーをこ
の固定ブラケツトに装脱自在に固定し、もつてリ
ンクブラケツトの回動を防止すべく構成したもの
であるから、ドラフトコントロール装置を使用し
ない油圧式トツプリンクや特殊3点リンクのブラ
ケツトを取付ける場合には、前記のストツパーを
固定ブラケツトに固定させればよく、また、標準
の3点リンク機構を取付ける場合には、ストツパ
ーを固定ブラケツトより外せば、ドラフトコント
ロール装置を使用することが可能となり、遂一ド
ラフトコントロール装置を装脱する必要なく、こ
れら特殊3点リンク機構や油圧トツプリンクと、
標準3点リンク機構を使用することが可能とな
る。しかも、本考案においては、固定ブラケツト
をPTOガードを取囲むようにしてトラクタの機
体に取付けているから、固定ブラケツトは極めて
強固となり、作業機を引き上げた場合に、該作業
機の自重による大きなモーメントが加わつたとし
ても、この固定ブラケツトによつて充分受け止め
ることができ、更に、このように、トラクタの機
体に固定ブラケツトを設けると通常油圧ケースに
取付けられるリンクブラケツトの支点軸からスト
ツパー固定部までの距離が長くなるから、この部
分に働く力はそれだけ小さくなり、過大なモーメ
ントに充分対処し得るのである。更に、本考案で
は、前記固定ブラケツトを取付けるに際し、該固
定ブラケツトの固定部上へPTOガードを重ねて
これらを共締め固定していることから、固定ブラ
ケツトとPTOガードを別々に取付ける場合に比
較して構造が簡素でかつ安価に製作でき、しか
も、固定ブラケツトの固定部がPTOガードによ
つて補強されることとなつて、該固定部分をより
強固に構成できるという効果がある。
該リンクブラケツトと一体に回動するリンクブラ
ケツトストツパーを設ける一方、トラクターの機
体に、PTO軸を囲むPTOガードを更に囲む状態
で固定ブラケツトを設け、前記のストツパーをこ
の固定ブラケツトに装脱自在に固定し、もつてリ
ンクブラケツトの回動を防止すべく構成したもの
であるから、ドラフトコントロール装置を使用し
ない油圧式トツプリンクや特殊3点リンクのブラ
ケツトを取付ける場合には、前記のストツパーを
固定ブラケツトに固定させればよく、また、標準
の3点リンク機構を取付ける場合には、ストツパ
ーを固定ブラケツトより外せば、ドラフトコント
ロール装置を使用することが可能となり、遂一ド
ラフトコントロール装置を装脱する必要なく、こ
れら特殊3点リンク機構や油圧トツプリンクと、
標準3点リンク機構を使用することが可能とな
る。しかも、本考案においては、固定ブラケツト
をPTOガードを取囲むようにしてトラクタの機
体に取付けているから、固定ブラケツトは極めて
強固となり、作業機を引き上げた場合に、該作業
機の自重による大きなモーメントが加わつたとし
ても、この固定ブラケツトによつて充分受け止め
ることができ、更に、このように、トラクタの機
体に固定ブラケツトを設けると通常油圧ケースに
取付けられるリンクブラケツトの支点軸からスト
ツパー固定部までの距離が長くなるから、この部
分に働く力はそれだけ小さくなり、過大なモーメ
ントに充分対処し得るのである。更に、本考案で
は、前記固定ブラケツトを取付けるに際し、該固
定ブラケツトの固定部上へPTOガードを重ねて
これらを共締め固定していることから、固定ブラ
ケツトとPTOガードを別々に取付ける場合に比
較して構造が簡素でかつ安価に製作でき、しか
も、固定ブラケツトの固定部がPTOガードによ
つて補強されることとなつて、該固定部分をより
強固に構成できるという効果がある。
第1図はトラクタの全体図、第2図はドラフト
コントロール装置部の縦断面図、第3図は本考案
装置の取付状態を示す縦断面図、第4図はストツ
パーの正面図、第5図及び第6図は本考案装置の
取付状態を示すトラクタの後面図である。 2……ミツシヨンケース、5……ロータリ作業
機、6……トツプリンク、9……PTO軸、15
……センサースプリング、20……リンクブラケ
ツト、21……支点軸、26……リンクブラケツ
トストツパー、33……油圧式トツプリンク、3
7……固定ブラケツト、44……固定板、48…
…PTOガード。
コントロール装置部の縦断面図、第3図は本考案
装置の取付状態を示す縦断面図、第4図はストツ
パーの正面図、第5図及び第6図は本考案装置の
取付状態を示すトラクタの後面図である。 2……ミツシヨンケース、5……ロータリ作業
機、6……トツプリンク、9……PTO軸、15
……センサースプリング、20……リンクブラケ
ツト、21……支点軸、26……リンクブラケツ
トストツパー、33……油圧式トツプリンク、3
7……固定ブラケツト、44……固定板、48…
…PTOガード。
Claims (1)
- 支点軸回りで回動自在に取付けたリンクブラケ
ツトを負荷検出用センサーに連動連結し、トツプ
リンクを通じて伝わる作業抵抗が、このセンサー
の設定圧よりも大きくなると、該センサーが圧縮
されて作業機を引き上げるようにしたトラクタに
おける作業機の取付構造において、前記のリンク
ブラケツトに、該リンクブラケツトと一体に回動
するリンクブラケツトストツパーを設ける一方、
トラクタの機体の後端部に、固定ブラケツトの固
定部上にPTOガードを重ねて、これら固定ブラ
ケツトとPTOガードを共締めして取付け、前記
のストツパーをこの固定ブラケツトに装脱自在に
固定し、もつて前記リンクブラケツトの回動を防
止すべく構成した農用トラクタの作業機取付装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14987878U JPS6124008Y2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14987878U JPS6124008Y2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5565911U JPS5565911U (ja) | 1980-05-07 |
JPS6124008Y2 true JPS6124008Y2 (ja) | 1986-07-18 |
Family
ID=29133610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14987878U Expired JPS6124008Y2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124008Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-30 JP JP14987878U patent/JPS6124008Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5565911U (ja) | 1980-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6124008Y2 (ja) | ||
US3269464A (en) | Implement control means for tractor operated agricultural implements | |
JPS5930649Y2 (ja) | 農用トラクタの作業機取付装置 | |
GB2133963A (en) | Tractor-implement connections | |
JPS5930650Y2 (ja) | 農用トラクタの作業機取付装置 | |
JPS5930651Y2 (ja) | 農用トラクタの作業機取付装置 | |
JP3857620B2 (ja) | ロータリ耕耘機 | |
JPS622668Y2 (ja) | ||
JPH065688Y2 (ja) | 2軸ロ−タリ−装置の耕耘カバ− | |
JPH052016Y2 (ja) | ||
JPH0647205Y2 (ja) | 農作業機の角度制御装置 | |
JPH0441771Y2 (ja) | ||
JPH0238570Y2 (ja) | ||
JPH0742247Y2 (ja) | 農作業機 | |
JPS6327532Y2 (ja) | ||
JPS593691Y2 (ja) | トラクタ− | |
JPS6123295Y2 (ja) | ||
JPH0132497Y2 (ja) | ||
JPS6312203Y2 (ja) | ||
JPS6211369Y2 (ja) | ||
JPH114A (ja) | ロータリ作業機のゲージホイール上下調節装置 | |
JPS5858044B2 (ja) | 各種作業機用動力取出機枠つきトラクタ | |
JPH0436571Y2 (ja) | ||
JP3246886B2 (ja) | 畦塗り機 | |
JPS5828486Y2 (ja) | 農用トラクタ−におけるドラフトコントロ−ル装置 |