JPS6327532Y2 - - Google Patents

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JPS6327532Y2
JPS6327532Y2 JP1981167264U JP16726481U JPS6327532Y2 JP S6327532 Y2 JPS6327532 Y2 JP S6327532Y2 JP 1981167264 U JP1981167264 U JP 1981167264U JP 16726481 U JP16726481 U JP 16726481U JP S6327532 Y2 JPS6327532 Y2 JP S6327532Y2
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JP
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wire
rear cover
arm
feedback
control
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JP1981167264U
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JPS5870710U (ja
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はデプスコントロール装置の耕深感知装
置をリアカバーに構成したものに関する。
(ロ) 従来技術 従来からリアカバーにて耕深を感知し、フイー
ドバツクワイヤーによりフイードバツクする技術
は公知とされているのである。
例えば特開昭54−4702号公報や、実開昭55−
10499号公報に記載の技術の如くである。
しかし、従来の技術においては、フイードバツ
クワイヤーの端部を、リアカバー側や油圧ケース
側の連結部に、ピンにより確実に枢結していたの
で、リアカバーが畦際の障害物に接触したり、ロ
ータリー耕耘装置が突然に溝に落ち込んで、リア
カバーがその中途部に引つ掛かつた場合等におい
て、制御の際に許容された回動幅以上に大きく回
動してしまい、リアカバー側と油圧ケース側とで
引つ張られた状態となり、インナーワイヤーの部
分が引き千切られるという不具合いが有つたもの
である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記の不具合いが解消することを目的
とするものであり、該リアカバーがデプスコント
ロールにおいて許容された以上の角度だけ回動す
る場合には、フイードバツクワイヤー9のインナ
ーワイヤーを連結部において外れるように構成
し、異常事態に対する安全装置を構成したもので
ある。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
リアカバー15の回動量をフイードバツク信号
とするデプスコントロール装置において、リアカ
バー15の上げ回動によりフイードバツクワイヤ
ー9を引く方向に作動させ、リアカバー15の下
げ回動に際しては戻しバネ41によりリンク及び
アームを戻すべく構成し、フイードバツクワイヤ
ー9のインナーワイヤーの端部にバネ挟持部23
を設けて、ワイヤー連結部に設けたワイヤー係合
ピン55を挟持すべく構成したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は農用トラクターの後部に装着したロー
タリー耕耘装置の側面図、第2図は同じく平面図
である。
ベベルギアボツクス16へ農用トラクターの
PTO軸から動力が伝達される。ベベルギアボツ
クス16及びメインビーム18L,18Rの中途
部より突設したロアーリンクブラケツト58L,
58Rからトツプリンクブラケツト1を突設し、
トツプリンクブラケツト1よりトツプリンクマス
ト3を突出し、該トツプリンクマスト3をトツプ
リンク2の後端に枢結している。
トツプリンク2の先端は、トツプリンクブラケ
ツト1に枢結している。トツプリンクブラケツト
1はドラフトコントロールの為に回動するトツプ
リンクヒンジ27に固定されている。
ベベルギアボツクス16の両側にメインビーム
18L,18Rを突設し、18Lの左端に伝動ケ
ース19を、18Rの右端にサイドフレームを固
設している。伝動ケース19とサイドフレームに
て側板及び耕耘カバー21を支持している。
耕耘カバー21の後縁にリアカバー15を蝶番
にて枢支し、土壌の凹凸に対し回動可能に構成し
ている。該リアカバーのハンガーロツド7にデプ
スコントロール装置のフイードバツクワイヤー9
の端部が連結されている。
又、リアカバー15とロータリー耕耘装置の前
部に斜設したハンガーロツド7の間を連結する為
に、リアカバー15の補強杆を兼ねる連結杆6を
設けて連結している。
連結杆6とハンガーロツド7との間はピン7a
にて枢結している。リアカバー15、連結杆6の
回動に対して、ハンガーロツド7も追随すべくハ
ンガーロツド7は、中央部をメインビーム18
L,18R上の枢支金具11にて前後摺動可能に
遊嵌し、上下回動可能とすべく枢支金具11をピ
ン22にて枢支している。
枢支金具11の上面、下面にリアカバー15を
土壌面に押しつける為の押えバネ8,10が介装
されている。押えバネ8,10の位置をハンガー
ロツド7上のピン孔の位置を変えて移動させるこ
とにより、リアカバーの土壌面に対する押え力を
調節することができる。
従来はリアカバー15のハンガーロツド7が尾
輪支持杆5に支持されており、尾輪支持杆5に枢
支金具11に該当するものが設けられていたの
で、耕深調節ハンドル4にて尾輪支持杆5、尾輪
縦端14、尾輪13を上下すると、ハンガーロツ
ド7も押えバネ8,10により上下し、リアカバ
ーの押え力が自動的に変化していたので、リアカ
バー15の回動幅をデプスコントロールのフイー
ドバツクセンサーとして利用すると、耕深調節に
よる影響がでてきてデプスコントロールが一定し
なかつたのである。
これに対して、本構成では押えバネ8,10を
一定位置においておく限り、耕深調節の影響はで
なくなつたのである。20は耕耘爪軸上の耕耘爪
の回動軌跡である。
また、ハンガーロツド7の先端にデプスコント
ロール装置用のフイードバツクワイヤー9のイン
ナーワイヤー端にバネ挟持部23を構成し、該バ
ネ挟持部23をハンガーロツド7に固設したワイ
ヤー係合ピン55の挟持部55aの部分に挟持す
ることにより連結しているのである。
またフイードバツクワイヤー9のアウターワイ
ヤーはアウターワイヤー受け12を介して取付け
たものである。
第10図はフイードバツクワイヤー9の側面
図、第11図はハンガーロツド7の前端に取付け
たワイヤー係合ピン55部分の図面、第12図、
第13図はインナーワイヤー端部の構造を示す図
面である。
インナーワイヤーの端部にワイヤー係合ピン5
5のバネ挟持部23を設けて、ワイヤー係合ピン
55の挟持部55aを挟持させており、ハンガー
ロツド7やリアカバー15を何かの拍子に大きく
回動させた場合に、インナーワイヤーが制御の為
に動く範囲を越えて、ワイヤーを切断したりする
ことのないように構成しているのである。
本構成においては、リアカバー15の上昇によ
りフイードバツクワイヤー9のインナーワイヤー
を引つ張り、第3図のデプスコントロールアーム
25が回動されるのであるが、リアカバー15の
下降により、戻しバネ41がデプスコントロール
アーム25を引き戻す方向に作動し、フイードバ
ツクワイヤー9のインナーワイヤーは元の位置ま
で引き戻されるのである。
第3図は油圧ケースB部の右側面図、第4図は
第3図のA−A矢視断面図、第5図は油圧ケース
B部の平面図、第6図は同じく前後方向断面図、
第7図は同じく左右方向2位置の断面図、第8図
はシリンダーヘツドC部の断面図、第9図は油圧
外部取出し装置の拡大断面図である。
農用トラクターのエンジンの側部に設けた高圧
ポンプより高圧パイプを介して、シリンダーヘツ
ドCの給油口60に圧油が送られる。
外部取出切換バルブ43を操作すると、外部取
出パイプ61,62より、油圧制御弁へ入る前の
圧油が取り出される。
外部付属作業機に油圧制御弁が設けられている
場合には、この外部取出しパイプ61,62が便
利である。外部取出しを行わない場合には切換バ
ルブ43を元に戻せば圧油は油圧制御弁Dへ至
る。
57はリリーフバルブである。油圧制御弁Dに
て制御された圧油はシリンダーヘツドCへ戻り、
スローリターンバルブ42、ストツプバルブ41
を経て油圧シリンダー46a内に入り、ピストン
46を押してコンロツド47、アーム47aにて
リフトアーム軸24aを回動し、リフトアーム2
4を上下動させる。
48はセイフテイーバルブであり、54はスト
ツプバルブ41を閉じて油圧制御弁で制御された
圧油を取り出す外部取出口である。
第3図において示される如く、本油圧装置はポ
ジシヨンコントロール装置、ドラフトコントロー
ル装置、デプスコントロール装置の3種のコント
ロール装置を併設している。
まずポジシヨンコントロール装置はリフトアー
ム24の基端の一部にリンク31が枢結され、ア
ーム32を介して第7図の軸53より油圧制御弁
Dのスプール端を動かす制御杆50の端部を前後
動させている。
リフトアーム24からのフイードバツクはこう
して行われるが、それに対してオペレーターによ
る指示量が、ポジシヨン油圧レバー34の回動に
よりアーム39、リンク38、アーム37、外筒
48を介して制御杆50の上部を前後動させる。
この制御杆50の上下をオペレーターの信号
と、リフトアームからのフイードバツク信号とを
重ね合わせて、指示位置にポジシヨンコントロー
ルが徐々に収束するのである。
ドラフトコントロール装置の場合には、ポジシ
ヨン油圧レバー34はドラフトコントロールの為
のドラフト油圧レバー33が関与しない位置に置
いて行われる。
ロータリー耕耘装置に対する土壌の抵抗の相違
によりトツプリンク2、トツプリンクブラケツト
1にかかる牽引力が変化し、この力でトツプリン
クヒンジ27を枢支ピン63を中心に前後回動さ
せる。
ロータリー耕耘装置の牽引力が直接に油圧制御
弁Dへ伝わることのないように第5図の如く、緩
衝装置45が油圧ケースBの左側面に設けられて
いる。
トツプリンクヒンジ27の回動量がピン64よ
り、リンク28、アーム25aを介してリンク2
9に伝えられる。リンク29の先端にアーム30
が枢結され、アーム30は外筒52より制御杆5
1を前後動させる。
一方、オペレーターよりの信号は油圧レバー3
3より、リンク35、アーム36を介して軸49
より制御杆51に伝えられ、両信号にて指示され
た位置にロータリー耕耘装置の位置が収束する。
ドラフトコントロール装置の場合アーム25b
をデプスコントロール装置と共用しているので、
ドラフトコントロール装置使用の際にはデプスコ
ントロール用の前述のフイードバツクワイヤー9
の先端のバネ挟持部を係合ピンより外しておくも
のとする。
デプスコントロール装置の場合には、フイード
バツクワイヤー9の先端がデプスコントロールア
ーム25の上端に連結されている。
本考案の要部を構成する戻しバネ41は、デプ
スコントロールアーム25の部分に付勢すべく配
置されており、デプスコントロールアーム25は
戻しバネ41にて常にリアカバー15を降ろす方
向に付勢している。
これに対して耕耘後の土壌面に凹凸があると無
理矢理にリアカバーが持ち上げられ、フイードバ
ツクワイヤー9を介してデプスコントロールアー
ム25が後方へ回動するのである。
デプスコントロールアーム25は枢支ピン25
aで枢支されており、先端のアーム25bの動き
はドラフトコントロールにおいて、ロータリー耕
耘装置が大きなドラフトを受けて押し上げられる
方向と一致させている。
デプスコントロールを行う場合には、ドラフト
コントロールストツパーレバー26にて、第6図
のストツパー26aを持ち上げ、トツプリンクヒ
ンジが回動しないように固定する。
そしてアーム28の長孔28aによりアーム2
8はデプスコントロールの為にアーム25bが回
動するのを妨げないように構成している。
デプスコントロールの為のリアカバーの回動は
アーム25bより、リンク29、アーム30、外
筒52を介して制御杆51に伝えられる。オペレ
ーターの信号は油圧レバー33にてリンク35、
アーム36、軸49より制御杆51の上端の前後
動として伝えられ、オペレーターの信号とリアカ
バーのフイードバツク信号との合流点でロータリ
ー耕耘装置の位置が収束する。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を発揮するものである。
第1に、土壌がリアカバーを押し上げる強い力
でワイヤーを引つぱるのでワイヤーの錆びをもろ
ともせず、又、リアカバーの下りる自重に加え戻
しバネを設けたのでスムースにリアカバーは下
り、リンクやアームも戻るので正確に制御ができ
るものである。
第2に、インナーワイヤーの端部にワイヤー係
合ピン55のバネ挟持部23を設けて、ワイヤー
係合ピン55の挟持部55aを挟持させたので、
ハンガーロツド7やリアカバー15を何かの拍子
で、制御許容範囲以上に大きく回動させた場合に
も、該バネ挟持部23の部分がワイヤー係合ピン
55から外れることにより、インナーワイヤーが
制御の為に動く範囲を越えて、ワイヤーを切断し
たりすることがないのである。
通常の制御の為のリアカバー15の回動力は、
バネ挟持部23とワイヤー係合ピン55との挟持
力により十分に伝達することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は農用トラクターの後部に装着したロー
タリー耕耘装置の側面図、第2図は同じく平面
図、第3図は油圧ケースB部の右側面図、第4図
は第3図のA−A矢視断面図、第5図は油圧ケー
スB部の平面図、第6図は同じく前後方向断面
図、第7図は同じく左右方向2位置の断面図、第
8図はシリンダーヘツド部の断面図、第9図は油
圧外部取出し装置の拡大断面図、第10図はフイ
ードバツクワイヤー9の側面図、第11図はハン
ガーロツド7の前端に取付けたワイヤー係合ピン
55部分の図面、第12図、第13図はインナー
ワイヤー端部の構造を示す図面である。 7……リアカバー、9……フイードバルブワイ
ヤー、15……リアカバー、23……バネ挟持
部、25……デプスコントロールアーム、29…
…リンク、41……戻しバネ、55……ワイヤー
係合ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リアカバー15の回動量をフイードバツク信号
    とするデプスコントロール装置において、リアカ
    バー15の上げ回動によりフイードバツクワイヤ
    ー9を引く方向に作動させ、リアカバー15の下
    げ回動に際しては戻しバネ41によりリンク及び
    アームを戻すべく構成し、フイードバツクワイヤ
    ー9のインナーワイヤーの端部にバネ挟持部23
    を設けて、ワイヤー連結部に設けたワイヤー係合
    ピン55を挟持すべく構成したことを特徴とする
    農用トラクターのデプスコントロール装置。
JP16726481U 1981-11-09 1981-11-09 農用トラクタ−のデプスコントロ−ル装置 Granted JPS5870710U (ja)

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JP16726481U JPS5870710U (ja) 1981-11-09 1981-11-09 農用トラクタ−のデプスコントロ−ル装置

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JP16726481U JPS5870710U (ja) 1981-11-09 1981-11-09 農用トラクタ−のデプスコントロ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS5870710U JPS5870710U (ja) 1983-05-13
JPS6327532Y2 true JPS6327532Y2 (ja) 1988-07-26

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ID=29959365

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06891Y2 (ja) * 1987-01-13 1994-01-12 ヤンマーディーゼル株式会社 トラクタ−の作業機装着装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544702A (en) * 1977-06-06 1979-01-13 Sato Zoki Co Ltd Automatic depth controller for farm tractor
JPS5510499B2 (ja) * 1975-05-23 1980-03-17

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510499U (ja) * 1978-12-08 1980-01-23

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