JPH052977Y2 - - Google Patents

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JPH052977Y2
JPH052977Y2 JP7452686U JP7452686U JPH052977Y2 JP H052977 Y2 JPH052977 Y2 JP H052977Y2 JP 7452686 U JP7452686 U JP 7452686U JP 7452686 U JP7452686 U JP 7452686U JP H052977 Y2 JPH052977 Y2 JP H052977Y2
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mobile agricultural
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、農用トラクタ等の移動農機に、作業
機を連結するようにした移動農機の作業機連結装
置に関するものである。
〔従来技術〕
この種の移動農機の作業機連結装置にあつて
は、第4図により説明するに、移動農機とロータ
リ耕耘機10とは、移動農機の油圧昇降機構(図
外)に連繋する機体後方の中継リンク3と、この
トラクタの後方に連結されたロータリ耕耘機10
の後方カバー15との間が、ボーデンワイヤ27
により連結されるようになつており、そして、後
方カバー15による耕深検出信号が移動農機の油
圧昇降機構にフイードバツク伝達されることによ
り、油圧昇降機構によるロータリ作業機10の耕
深を略一定に自動制御するようになつている。
そして、第5図に示す従来例のように、ボーデ
ンワイヤ27のアウタインナー28の一端28a
を固定する中継側アウタ受座40は、トツプリン
クブラケツト1に連結ピン6を介して連結された
特殊三点サポート5の側面に固定されていた。
つまり、トラクタに連結する作業機としてロー
タリ耕耘機10を専用する場合、トツプリンクの
支点が後方に移動することによつてロータリ耕耘
機10の上昇位置を高くすることができる特殊三
点サポート5を使用することを前提として、特殊
三点サポート5側にアウタ受け40が固定されて
いた。
しかしながら、特殊三点サポート5を使用する
ことなく、トツプリンクブラケツト1にトツプリ
ンク8を直接的に取付けてロータリ耕耘機10を
連結する場合には、新しく中継側アウタ受座を準
備する必要があり、部品の交換等が面倒であると
いう問題があつた。また、特殊三点サポート5
は、トツプリンク8との互換性を確保する必要が
あるため、連結ピン6によりトツプリンクブラケ
ツト1に連結されているので、この連結ピン6外
径と連結孔1aの内径との間にガタツキが耕深検
出センサとしての後方カバー15によるフイード
バツク信号の不感帯幅を大きくし、後方カバー1
5による耕深自動制御の感度不良を助長するとい
う問題があり、さらには、連結ピン6が機体の振
動、またはトツプリンク8の回動に伴い回転する
ので、トツプリンクブラケツト1の連結孔1aの
内径および連結ピン6の外径が磨耗するという問
題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述した従来の実情に鑑み、その問題
点を解消すべく創案されたものであつて、中継側
アウタ受座をトツプリンクブラケツトに固定する
ことにより、形式の異なる作業機の装置を簡単に
なすと共に、後方カバーによる中継リンクへのフ
イードバツク信号を確実に伝達し、同時に連結ピ
ンの回り止めをなすことができる移動農機の作業
機連結装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の構成〕
上記目的を達成する本考案による移動農機の作
業機連結装置は、移動農機に作業機を連結し、移
動農機の油圧昇降機構に連繋する中継リンクと、
作業機の後方カバーとの間を、ボーデンワイヤに
より連結するようになし、前記ボーデンワイヤの
中継側アウタ受座を、移動農機に設けたトツプリ
ンクブラケツトの外側に固定すると共に、このト
ツプリンクブラケツトの連結孔に嵌入する連結ピ
ンを、取付ピン頭部に設けた回止面が中継側アウ
タ受座の側面に接触して回り止めするよう構成し
てあることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案を一実施例として示す図面につい
て説明する。
第4図に示すように、農用トラクタの機体後端
に固定されたトツプリンクブラケツト1の側方に
は、上側の支点軸2を中心として所定角度にわた
つて揺動自在な中継リンク3が設けられ、この中
継リンク3の中間部に一端が枢支連結された連結
ロツド4の他端は機体内に延長され図示しない油
圧昇降装置を制御する油圧操作弁に連結されてい
る。
また、前記トツプリンクブラケツト1には、特
殊三点サポート5が上下二本の連結ピン6,6に
より着脱自在に連結されている。農用トラクタ機
体の後下方には左右一対のロアリンク7の前側が
枢支連結され、また特殊三点サポート5の後端に
はトツプリンク8の前端が枢支連結されており、
このトツプリンク8の後端と前記左右一対のロア
リンク7の後端とに、耕耘作業機としてのロータ
リ耕耘機10が枢支連結されている。
そして、農用トラクタには油圧昇降装置に連結
する左右一対のフトアーム9が設けられており、
この各リフトアーム9後端と、前記ロアリンク7
との間は、リフトロツド11によりそれぞれ枢支
連結されている。
前記ロータリ耕耘機10は、図示してないがト
ラクタに設けた前後方向に延びる動力取出軸に連
結され、この動力取出軸の駆動回転によりロータ
リ軸12が駆動回転され、このロータリ軸12に
固定された耕耘爪はロータリ軸12の軸芯を中心
とする回転軌跡13に沿つて回転するようになつ
ている。さらにロータリ耕耘部10には、耕耘爪
の回転軌跡13上方を覆うロータリカバー14が
設けられ、このロータリカバー14の後方には支
点軸16を中心にして揺動自在な後方カバー15
が斜め後方に垂下され、この後方カバー15に下
端が枢支連結された加圧ロツド17の上方は、後
述するツールバー20から後方に延長した連結杆
19に摺動自在に嵌挿され、後方カバー15はこ
の加圧ロツド17に嵌挿したスプリング18によ
り下方側に向けて附勢弾持されることにより、こ
の後方カバー15は、回転する耕耘爪により耕耘
土壌の多少(耕深の浅深)に起因し支点軸16を
中心に前後方向に揺動する耕深検出センサに構成
されている。
ロータリ耕耘機10の前上方にはトツプリンク
8の後端を枢支連結するための連結ブラケツト2
1が固定され、この連結ブラケツト21と、前方
の支点軸を中心にして後方側が上下動自在なツー
ルバー20との間には、ロータリ軸12位置に対
しツールバー20位置を上下調節する上下調節機
構23が設けられ、この上下調節機構23には調
節ハンドル22が設けられており、このツールバ
ー20の後方には尾輪24が取付けられている。
また、ロータリカバー14の上方には支点軸2
5が設けられ、この支点軸25には揺動リンク2
6が回動自在に枢支されており、この揺動リンク
26の下方と前記後方カバー15に固定した延長
杆27との間は、連結ロツド28により枢支連結
されると共に、揺動リンク26に上方に一端が連
結されたボーデンワイヤ27の他端は、トツプリ
ンクブラケツト1に設けた中継リンク3の下方に
設けた止着軸3aに連結固定されている。
そして、このボーデンワイヤ27のアフタイン
ナー28は、その一端28bが連結筒29に固定
されたアフタ受座31に固定される共に、その他
端28aがトツプリンクブラケツト1の側面に取
付ボルト等により固定された平面視L型の中継側
アウタ受座30に固定されている。
前記トツプリンクブラケツト1の連結孔1aに
嵌入する各連結ピン6は、その円形の連結ピン頭
部6aにピン6部の直径と略一致する位置で直線
状に切欠された回止面35が形成されており、こ
の連結ピン頭部6aの回止面35を、トツプリン
クブラケツト1の側面に固定されたアウタ受け3
0の幅員Bを利用しこのアウタ受け30の側面に
接触させることにより、連結ピン6の回り止めが
できるようになつている。この連結ピン頭部6a
の回止面35は第3図に示すように連結ピン頭部
6aの両側に設けてもよい。なおこの連結ピン6
は軸端の孔に嵌入するスナツプピン32により抜
止めされる。
しかして、耕耘爪による耕耘土壌の多少(耕深
の浅深)に起因し支点軸16を中心に前後方向に
揺動する後方カバー15は耕深検出センサに構成
され、この後方カバー15による耕深検出信号
を、移動農機の油圧昇降機構にフイードバツク伝
達することにより、油圧昇降機構によるロータリ
作業機10の耕深が略一定となるよう自動制御さ
れるようになつている。
そして、第1図〜第2図に示すようにトツプリ
ンクブラケツト1に、特殊三点サポート5を連結
ピン6によつて連結し、この特殊三点サポート5
の後端にトツプリンク8を枢支連結した特殊三点
サポート形式の場合は勿論のこと、トツプリンク
ブラケツオ1に、直接トツプリンク8を連結ピン
6により枢支連結したトツプリンク形式の場合で
も、トツプリンクブラケツト1に固定された中継
側アウタ受座30の幅員Bを利用し、この中継側
アウタ受座30の側面に接触する連結ピン頭部6
aの回止面35により、連結ピン6の回り止めを
行うことができ、これにより従来のようにトツプ
リンクブラケツト1の連結孔1aの内径および連
結ピン6外径の磨耗を確実に防止することができ
る。
また、アウタ受け30をトツプリンクブラケツ
ト1に固定することによつて、特殊三点サポート
形式によりロータリ作業機10を連結する場合、
または特殊三点サポート5を使用することなくト
ツプリンクブラケツト1に直接トツプリンク8を
取付ける形式によりロータリ作業機10を連結す
る場合でも、面倒な中継側アウタ受座30の装着
換えを行うことなくロータリ作業機10を極めて
簡単に連結することができると共に、特殊三点サ
ポート5を使用した場合でも、これとトツプリン
クブラケツト1とを連結する連結ピン6のガタツ
キが直接、トツプリンクブラケツト1に固定され
た中継アウタ受座30には関係することがないの
で、従来の特殊三点サポートに固定された中継側
アウタ受座40のように連結ピンのガタツキが耕
深検出センサとしての後方カバーによるフイード
バツク信号の不感帯幅を大きくし、後方カバーに
よる耕深自動制御の感度不良を助長するという問
題を同時に解消することができるものである。
〔考案の効果〕
これを要するに本考案による移動農機の作業機
連結装置は、移動農機に作業機を連結し、移動農
機の油圧昇降機構に連繋する中継リンクと、作業
機の後方カバーとの間を、ボーデンワイヤにより
連結するようになし、前記ボーデンワイヤの中継
側アウタ受座を、移動農機に設けたトツプリンク
ブラケツトの外側に固定すると共に、このトツプ
リンクブラケツトの連結孔に嵌入する連結ピン
を、取付ピン頭部に設けた回止面が中継側アウタ
受座の側面に接触して回り止めするよう構成して
あるが故に、中継側アウタ受座をトツプリンクブ
ラケツトに固定することにより、作業機連結形式
の差異による中継側アウタ受座の面倒な装着換え
を行うことなく作業機を簡単に連結することがで
きると共に、連結ピンのガタツキが直接、中継側
アウタ受座に関係することがなく後方カバーによ
る中継リンクへのフイードバツク信号を確実に伝
達することができる。
しかも、連結ピンを、トツプリンクブラケツト
に固定したアウタ受けの側面を利用しこれに、連
結ピン頭部の回止面を接触させることにより連結
ピン自体の回り止めを行うことができ、これによ
り従来のようにトツプリンクブラケツトの連結孔
および連結ピン外径の磨耗を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は連結部を示す平面図、第2図は連結部を
示す側面図、第3図は連結ピンとトツプリンクの
斜視図、第4図はロータリ耕耘機の側面図、第5
図は従来例を示す連結部の平面図である。 1……トツプリンクブラケツト、1a……連結
孔、4……中継リンク、6……連結ピン、6a…
…連結ピン頭部、10……作業機、15……後方
カバー、27……ボーデンワイヤ、30……中継
側アウタ受座、35……回止面、B……幅員。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動農機に作業機を連結し、移動農機の油圧昇
    降機構に連繋する中継リンクと作業機の後方カバ
    ーとの間をボーデンワイヤにより連結するように
    なし、前記ボーデンワイヤの中継側アウタ受座
    を、移動農機に設けたトツプリンクブラケツトの
    外側に固定すると共に、このトツプリンクブラケ
    ツトの連結孔に嵌入する連結ピンを、取付ピン頭
    部に設けた回止面が中継側アウタ受座の側面に接
    触して回り止めするよう構成してあることを特徴
    とする移動農機の作業機連結装置。
JP7452686U 1986-05-20 1986-05-20 Expired - Lifetime JPH052977Y2 (ja)

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JP7452686U JPH052977Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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JP7452686U JPH052977Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS62187505U JPS62187505U (ja) 1987-11-28
JPH052977Y2 true JPH052977Y2 (ja) 1993-01-25

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