JP2821820B2 - ロータリー耕耘装置 - Google Patents

ロータリー耕耘装置

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JP2821820B2
JP2821820B2 JP7885891A JP7885891A JP2821820B2 JP 2821820 B2 JP2821820 B2 JP 2821820B2 JP 7885891 A JP7885891 A JP 7885891A JP 7885891 A JP7885891 A JP 7885891A JP 2821820 B2 JP2821820 B2 JP 2821820B2
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智一 宮崎
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セイレイ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリー耕耘装置に
おいて、耕耘カバーやリアカバー及びデプスフレーム
を、耕耘作業に合わせて簡単にそしてその変更に連動し
て変えられるようにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からロータリー耕耘装置の耕耘カバ
ーを代掻きや深耕等の作業に応じて爪軸を中心に回動さ
せる技術は公知となっているのである。例えば、特開昭
62−134005号公報の技術である。また、耕深を
設定するのにリアカバーの回動をフィードバックして油
圧装置を制御して高さを変更する他に、デプスフレーム
にゲージ輪を装着して、該ゲージ輪の高さを変更するこ
とにより耕深を決める技術もあったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このリアカバーをセン
サーとしてその回動量を検知して油圧装置を制御して耕
深を一定する構成であると、リアカバーはフリーに回転
する構成としなければならず、リアカバーにより耕耘後
の上面を押さえ付けることができなかったのである。よ
って、ゲージ輪により耕深を設定して作業を行うことに
なるが、該ゲージ輪の高さの変更と耕耘カバー及びリア
カバーの変更は別々に行っていたので、設定が難しくな
り、操作が煩雑になっていたのである。また、ゲージ輪
により耕深を変更する場合、アジャスタハンドルを多く
回転しなければないので面倒となり、その設定位置もは
っきり判らなかったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のこのよ
うな不具合を解消すべく、次の如く構成したものであ
る。請求項1においては、メインビーム3より後方に突
設した支持ステー11に前フレーム12の前端をピン1
3にて枢支し、該前フレーム12の後端にデプスフレー
ム15の中途部をピン14により枢支し、該デプスフレ
ーム15の前部がピン14を中心に、前フレーム12に
対して上下回動可能とし、該デプスフレーム15の前端
を上下に回動調整した位置で、前フレーム12に穿設し
たピン孔12a・12b・12cにピン16により固定
し、支持ステー11に対するデプスフレーム15の角度
を調整可能に構成したものである。請求項2において
は、請求項1記載のロータリー耕耘装置において、メイ
ンビーム3よりハンガーロッド支持ステー22を後方へ
突設し、該ハンガーロッド支持ステー22に、ハンガー
ロッドステー23の中途部をピン26により枢支し、該
ハンガーロッドステー23の前端をハンガーロッド支持
ステー22に対して上下に調整可能とし、ハンガーロッ
ドステー23を上下調整した位置で、ハンガー ロッド支
持ステー22に対して係止するピン25を設けたもので
ある。
【0005】
【実施例】本発明が解決しようとする課題及び解決する
ための手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示し
た二点リンク式のロータリー耕耘装置の実施例の構成を
説明する。図1は本発明のロータリー耕耘装置側面図、
図2は同じく平面図、図3はデプスフレーム取付部平面
図、図4は同じく側面図、図5は浅耕の場合のデプスフ
レームとロータリーカバーの関係を示す側面断面図、図
6は同じく深耕の場合の側面断面図、図7は浅耕の場合
のリアカバー取付部側面断面図、図8は同じく深耕の場
合の側面断面図、図9はハンガーロッド支持ステー部平
面断面図である。尚、本実施例では二点リンク式の作業
機装着装置に装着されるロータリー耕耘装置を示してい
るが、三点リンク式のロータリー耕耘装置であっても構
わない。
【0006】図1、図2において、メインサポート1の
前端がトラクターの後部に枢支され、該メインサポート
1はギアケース2から前方に突設され、該ギアケース2
から両側方にメインビーム3・3が突出されている。該
メインビーム3・3の一端にはサイドプレート4が固設
され、他端にはチェーンケース5が固設され、該サイド
プレート4とチェーンケース5の間の下端に耕耘爪軸が
軸架されている。該耕耘爪軸は、前記ギアケース2から
メインビーム3内の伝動軸、チェーンケース5内のチェ
ーンを介して駆動されている。該耕耘爪軸に植設された
耕耘爪先端の回動軌跡Aの上部を覆う耕耘カバー6が、
前記サイドプレート4とチェーンケース5の間で耕耘爪
軸を中心に前後に摺動可能に支持され、該耕耘カバー6
の後辺にリアカバー9が枢支されている。
【0007】前記ギアケース2の両側のメインビーム3
・3より後上方に、アッパーアーム7・7が突出され、
該アッパーアーム7・7の上端に、アジャスタハンドル
10が支持されている。また、メインビーム3・3より
後方に、支持ステー11・11が突設され、図3、図4
に示すように、支持ステー11・11の後端に、前フレ
ーム12・12がピン13・13にて枢支されている。
該前フレーム12は菱形状に構成されて、後端にピン1
4にてデプスフレーム15の前部が枢支され、該デプス
フレーム15の前端がピン16にて前フレーム12の中
央に固定される。該前フレーム12の中央には上下方向
にピン孔12a・12b・12cが開口され、該デプス
フレーム15のピン14を挿入したピン孔とピン16の
ピン孔の間の長さを半径として、ピン14を中心に前フ
レーム12の上部と下部と中央のそれぞれにピン孔12
a・12b・12cが配設されている。該上下の孔にピ
ン16を挿入した時にデプスフレーム15を止めるため
に前フレーム12側面にストッパー12d・12eが固
設されている。但し、ピン孔12cを中心にして、前フ
レーム12を扇形に構成してデプスフレーム15の後部
を回動する構成としてもよいものである。
【0008】前記前フレーム12・12の間には連結杆
17が固設され、該連結杆17の中央に、前記アジャス
タハンドル10の下端が枢支されている。該アジャスタ
ハンドル10を回動することにより、デプスフレーム1
5を上下回動可能としている。該デプスフレーム15の
後部には、デプスビーム19が前後長さ調節可能に装着
され、該デプスビーム19の後端に横設した横杆19a
の両端にゲージ輪20・20が支持されている。尚、前
記デプスフレーム15の前部側面に突設したピン15a
は耕深制御を行うときに装着するセンサーを支持するた
めのものである。
【0009】また、図5に示すように、デプスフレーム
15の後部に、リンク21前端が枢支され、該リンク2
1の他端はロータリーカバー6の後部上面に枢支され、
浅耕や深耕等の作業に合わせてデプスフレーム15が上
下に回動されると、その回動に従ってロータリーカバー
6も前後に回動すべく構成している。つまり、代掻き等
の浅耕を行う場合には、図5に示すように、ピン16を
標準位置のピン孔12cからピン孔12aに、デプスフ
レーム15をピン14を中心に回動して固定し、アジャ
スタハンドル10を回動することなく一気に変更がで
き、微調整をアジャスタハンドル10で行えばよいので
ある。その回動と共に、リンク31がロータリーカバー
6を押して浅耕が行えるのである。深耕を行う場合に
は、ピン16をピン孔12bに差し込んでデプスフレー
ム15先端を固定し、同時にリンク21によりロータリ
ーカバー6が引っ張られてリアカバー9と耕耘爪先端の
回動軌跡Aの間に適当な空間を設けて馬力ロスをなくし
ているのである。
【0010】また、前記ロータリーカバー6の後辺に枢
支したリアカバー9も、浅耕や深耕等の作業に合わせて
回動できるようにしてあり、図7、図9に示すように、
前記メインビーム3・3から支持ステー11両側に、ハ
ンガーロッド支持ステー22・22が後方に突設され、
従来のようにロータリーカバー上にハンガーロッド支持
ステーを固設して強度不足を招きロータリーカバーの重
量アップとなるようなことをなくし、該ハンガーロッド
支持ステー22・22には前後方向にピン孔22a・2
2bが開口され、ハンガーロッドステー23をピン25
・26にて固定し、該ハンガーロッドステー23後部に
ハンガーロッド24を枢支している。該ハンガーロッド
24の下端はリアカバー9より上方に突設したプレート
9aに枢支され、該ハンガーロッド24の上部スプリン
グ28、下部にスプリング29を外嵌して、リアカバー
9を下方に付勢している。そして、図7の如く浅耕耘や
代掻き等の作業のときには、ハンガーロッドステー23
をストッパー27に当てて、ハンガーロッド支持ステー
22にピン25・26にてピン孔22a・22bに挿入
して固定し、深耕作業のときには、図8の如くピン25
を抜いてピン26を中心に、ハンガーロッドステー23
を回動してピン25をハンガーロッド支持ステー22下
部に当接して係止し、リアカバー9を持ち上げた状態と
して深耕作業に対応できるようにしている。
【0011】
【発明の効果】以上のように構成したので次のような効
果が得られるのである。請求項1の如く構成したので、
デプスフレームを簡単に上下に位置調整可能となり、浅
耕、深耕の切換が容易に行えるようになり、ユーザーも
間違いなく行えるようになったのである。また、浅耕や
深耕等に切り換えた場合でもアジャスタハンドルによる
調整量は少なくて済み、短時間で調整が行え、ゲージ輪
による耕深調整が容易に行えるようになったのである。
また、デプスフレームからゲージ輪の脱着が容易に行え
るようになったのである。
【0012】請求項2の如く、ハンガーロッド支持ステ
ーをメインビーム3に固定したハンガーロッド支持ステ
ー22により支持したので、従来の如く、ハンガーロッ
ド支持ステーをロータリーカバーに付設した場合の強度
不足が解消されるのである。 また、デプスフレーム15
の角度を支持ステー11に対して、前フレーム12の部
分で調整した場合に、ロータリーカバー6の回動姿勢
も、ハンガーロッド支持ステー22に対してハンガーロ
ッドステー23の位置を調整することにより、合致させ
る調整を行うことができ、デプスフレーム15とロータ
リーカバー6を追随して、ロータリー耕耘装置に対して
調整することが出来るのである。 以上のように構成する
ことにより、深耕作業ときにはハンガーロッドステーを
フリーにして土の押さえ込みをなくすことが容易に行え
るようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリー耕耘装置側面図である。
【図2】ロータリー耕耘装置平面図である。
【図3】デプスフレーム取付部平面図である。
【図4】デプスフレーム取付部側面図である。
【図5】浅耕の場合のデプスフレームとロータリーカバ
ーの関係を示す側面断面図である。
【図6】同じく深耕の場合の側面断面図である。
【図7】浅耕の場合のリアカバー取付部側面断面図であ
る。
【図8】同じく深耕の場合の側面断面図である。
【図9】ハンガーロッド支持ステー部平面断面図であ
る。
【符号の説明】
3 メインビーム 6 ロータリーカバー 11 支持ステー 12 前フレーム 15 デプスフレーム 21 リンク 22 ハンガーロッド支持ステー 23 ハンガーロッドステー 24 ハンガーロッド

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインビーム3より後方に突設した支持
    ステー11に前フレーム12の前端をピン13にて枢支
    し、該前フレーム12の後端にデプスフレーム15の中
    途部をピン14により枢支し、該デプスフレーム15の
    前部がピン14を中心に、前フレーム12に対して上下
    回動可能とし、該デプスフレーム15の前端を上下に回
    動調整した位置で、前フレーム12に穿設したピン孔1
    2a・12b・12cにピン16により固定し、支持ス
    テー11に対するデプスフレーム15の角度を調整可能
    に構成したことを特徴とするロータリー耕耘装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロータリー耕耘装置にお
    いて、メインビーム3よりハンガーロッド支持ステー2
    2を後方へ突設し、該ハンガーロッド支持ステー22
    に、ハンガーロッドステー23の中途部をピン26によ
    り枢支し、該ハンガーロッドステー23の前端をハンガ
    ーロッド支持ステー22に対して上下に調整可能とし、
    ハンガーロッドステー23を上下調整した位置で、ハン
    ガーロッド支持ステー22に対して係止するピン25を
    設けたことを特徴とするロータリー耕耘装置。
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