JPH064647Y2 - 管理機の耕耘カバ−スイング装置 - Google Patents
管理機の耕耘カバ−スイング装置Info
- Publication number
- JPH064647Y2 JPH064647Y2 JP1986000420U JP42086U JPH064647Y2 JP H064647 Y2 JPH064647 Y2 JP H064647Y2 JP 1986000420 U JP1986000420 U JP 1986000420U JP 42086 U JP42086 U JP 42086U JP H064647 Y2 JPH064647 Y2 JP H064647Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing bolt
- cover
- management machine
- column
- tillage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は管理機に付設した耕耘装置の耕耘カバーを、ス
イングさせて飛散方向を調節可能とする為のスイング機
構に関するものである。
イングさせて飛散方向を調節可能とする為のスイング機
構に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、畦立てや畦盛りや溝掘り作業等を行うため
に、管理機の耕耘カバーを上方へスイングさせて、固定
するための構成は公知となっているのである。例えば、
実開昭55−126702号公報や、実開昭58−26
803号公報に記載の技術の如くである。
に、管理機の耕耘カバーを上方へスイングさせて、固定
するための構成は公知となっているのである。例えば、
実開昭55−126702号公報や、実開昭58−26
803号公報に記載の技術の如くである。
また、従来は第6図に示す如く、ミッションケースより
後方に突設したビーム12上に支柱22を立設し、他
方、耕耘カバー14L・14R上面にスイングアーム2
0L・20Rを枢支し、該スイングアーム20L・20
Rに穿設した長孔20a・20aに、前記支柱22上端
に螺装する固定ボルト24を挿入し、スイングアーム2
0L・20Rの波形係止部20bを前記固定ボルト24
に係止し、固定した構成であったのである。
後方に突設したビーム12上に支柱22を立設し、他
方、耕耘カバー14L・14R上面にスイングアーム2
0L・20Rを枢支し、該スイングアーム20L・20
Rに穿設した長孔20a・20aに、前記支柱22上端
に螺装する固定ボルト24を挿入し、スイングアーム2
0L・20Rの波形係止部20bを前記固定ボルト24
に係止し、固定した構成であったのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 このような構成であると、耕耘カバーをスイングさせる
時には、片方ずつ上げなければならず、また、傾いた位
置での左右のスイング高さを設定する時においては左右
違った位置に設定し易く、左右の畝が異なったりしてい
たのである。
時には、片方ずつ上げなければならず、また、傾いた位
置での左右のスイング高さを設定する時においては左右
違った位置に設定し易く、左右の畝が異なったりしてい
たのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑み、次の如く構成したもの
である。
である。
左右の耕耘カバー14L・14Rをビーム12の部分に
設けた蝶番21を中心に上下に回動可能とした構成にお
いて、耕耘カバー14L・14Rの上面にスイングアー
ム20L・20Rの下部を枢支し、該スイングアーム2
0L・20Rに穿設した長孔20a・20aに、固定ボ
ルト24を嵌合し、更に該固定ボルト24を係止する支
柱22をビーム12より立設し、該固定ボルト24が嵌
合される支柱22の穴を長孔22aとし、該固定ボルト
24を、支柱22の長孔22a内で上下に摺動可能とし
たものである。
設けた蝶番21を中心に上下に回動可能とした構成にお
いて、耕耘カバー14L・14Rの上面にスイングアー
ム20L・20Rの下部を枢支し、該スイングアーム2
0L・20Rに穿設した長孔20a・20aに、固定ボ
ルト24を嵌合し、更に該固定ボルト24を係止する支
柱22をビーム12より立設し、該固定ボルト24が嵌
合される支柱22の穴を長孔22aとし、該固定ボルト
24を、支柱22の長孔22a内で上下に摺動可能とし
たものである。
(ホ)実施例と作用 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本考案の構成及び作用を説明
する。
実施例の構成に基づいて、本考案の構成及び作用を説明
する。
第1図はロータリー耕耘装置を付設した管理機の全体側
面図、第2図は同じく耕耘カバーを上方にスイングさせ
た状態の後面図、第3図は本考案のスイングアームを用
いて固定した耕耘カバーの固定部後面図、第4図は左右
の傾きを変えた場合の耕耘カバーの固定部後面図、第5
図はスイングアーム正面図、第7図は両スイングアーム
を「く」の字形に構成した実施例を示す耕耘カバー固定
部後面図、第8図は波形係止部を有する支柱にて固定し
た耕耘カバーの固定部後面図である。
面図、第2図は同じく耕耘カバーを上方にスイングさせ
た状態の後面図、第3図は本考案のスイングアームを用
いて固定した耕耘カバーの固定部後面図、第4図は左右
の傾きを変えた場合の耕耘カバーの固定部後面図、第5
図はスイングアーム正面図、第7図は両スイングアーム
を「く」の字形に構成した実施例を示す耕耘カバー固定
部後面図、第8図は波形係止部を有する支柱にて固定し
た耕耘カバーの固定部後面図である。
第1図にて全体構成から説明すると、1はエンジン、2
は走行輪、3はハンドルである。該ハンドル3の基部を
ミッションケース5の上部に前後回動可能に取り付け、
該ミッションケース5の後方下方にヒッチ6が設けら
れ、該ヒッチ6に耕耘装置7が固定されている。
は走行輪、3はハンドルである。該ハンドル3の基部を
ミッションケース5の上部に前後回動可能に取り付け、
該ミッションケース5の後方下方にヒッチ6が設けら
れ、該ヒッチ6に耕耘装置7が固定されている。
耕耘装置7は前中央部に耕耘ケース9が貫通され、上端
に伝動ケース10が連設され、下端に耕耘軸11が軸架
され耕耘軸11周囲に耕耘爪13が植設されている。
に伝動ケース10が連設され、下端に耕耘軸11が軸架
され耕耘軸11周囲に耕耘爪13が植設されている。
また、ヒッチより後方にビーム12が突設され、下側部
に耕耘カバー14を枢支し、後端に尾輪15を上下調節
可能に設けている。
に耕耘カバー14を枢支し、後端に尾輪15を上下調節
可能に設けている。
動力は、エンジン1からベルトケース4内のプーリー、
ベルトを介してミッションケース5に伝えられ、該ミッ
ションケース5からは走行ケースより走行輪2へ、そし
て、側部に突設したPTO軸より伝動ケース10、耕耘
ケース9と伝えられ耕耘爪13を駆動するのである。
ベルトを介してミッションケース5に伝えられ、該ミッ
ションケース5からは走行ケースより走行輪2へ、そし
て、側部に突設したPTO軸より伝動ケース10、耕耘
ケース9と伝えられ耕耘爪13を駆動するのである。
前記耕耘カバー14は、第2図に示す如く、ビーム12
の下側部に設けられた蝶番21により回動可能に枢支さ
れ、そして左右耕耘カバー14L・14Rの上面に固設
した枢支体23・23に、本考案のスイングアーム20
L・20Rが枢支されている。
の下側部に設けられた蝶番21により回動可能に枢支さ
れ、そして左右耕耘カバー14L・14Rの上面に固設
した枢支体23・23に、本考案のスイングアーム20
L・20Rが枢支されている。
両スイングアーム20L・20Rには長孔20a・20
aが穿設され、また、ビーム12に立設された支柱22
にも、第3図に示す如く長孔22aが穿設されている。
該長孔22aとスイングアーム20L・20Rの長孔2
0a・20aに固定ボルト24を挿入して、該スイング
アーム20・20と支柱22を共締めして、耕耘カバー
14の開度を任意に設定し、固定できるように構成して
いるのである。
aが穿設され、また、ビーム12に立設された支柱22
にも、第3図に示す如く長孔22aが穿設されている。
該長孔22aとスイングアーム20L・20Rの長孔2
0a・20aに固定ボルト24を挿入して、該スイング
アーム20・20と支柱22を共締めして、耕耘カバー
14の開度を任意に設定し、固定できるように構成して
いるのである。
即ち、スイングアーム20は、第5図の如く、少なくと
も一方の上端部の長孔20aを「く」の字形に開口し、
「く」の字形の開度αを90度以下としている。よっ
て、耕耘カバー14の開度を調節する時には、固定ボル
ト24を弛めて上方へ持ち上げれば固定ボルト24はス
イングアーム20の「く」の字部20cに係合して、左
右の耕耘カバー14が同時に同じ開度で持ち上げること
ができるのである。
も一方の上端部の長孔20aを「く」の字形に開口し、
「く」の字形の開度αを90度以下としている。よっ
て、耕耘カバー14の開度を調節する時には、固定ボル
ト24を弛めて上方へ持ち上げれば固定ボルト24はス
イングアーム20の「く」の字部20cに係合して、左
右の耕耘カバー14が同時に同じ開度で持ち上げること
ができるのである。
また、左右を別々の開度に調整するときには、第4図の
如く「く」の字部20cに沿って摺動させれば任意の位
置で固定できるのである。
如く「く」の字部20cに沿って摺動させれば任意の位
置で固定できるのである。
なお、第7図の如く両方の長孔に「く」の字部20cを
設けてもよく、第8図の如く長孔部を波形係止部22b
として、その任意位置に固定ボルトを係止して設定を容
易にすることもできるのである。
設けてもよく、第8図の如く長孔部を波形係止部22b
として、その任意位置に固定ボルトを係止して設定を容
易にすることもできるのである。
(ヘ)考案の効果 以上のように構成することにより、本考案は次のような
効果が得られるのである。
効果が得られるのである。
第1に、固定ボルト24が支柱22の長孔22a内を上
下に摺動できるので、スイングアーム20L・20Rの
長孔20a・20aの上端に固定ボルト24を係合させ
た状態で固定ボルト24を上下することにより、耕耘カ
バーを左右同じ角度でスイングさせることができるよう
になったのである。逆に、双方の耕耘カバーを任意の位
置に固定することもできるようになったのである。
下に摺動できるので、スイングアーム20L・20Rの
長孔20a・20aの上端に固定ボルト24を係合させ
た状態で固定ボルト24を上下することにより、耕耘カ
バーを左右同じ角度でスイングさせることができるよう
になったのである。逆に、双方の耕耘カバーを任意の位
置に固定することもできるようになったのである。
第2に、左右同じ角度で耕耘カバーをスイングさせると
きには、片方の手でハンドルを握り、他方の手で固定ボ
ルトを弛めて調整できるようになり、作業時であっても
片手で角度調整できるようになったのである。
きには、片方の手でハンドルを握り、他方の手で固定ボ
ルトを弛めて調整できるようになり、作業時であっても
片手で角度調整できるようになったのである。
第1図はロータリー耕耘装置を付設した管理機の全体側
面図、第2図は同じく耕耘カバーを上方にスイングさせ
た状態の後面図、第3図は本考案のスイングアームを用
いて固定した耕耘カバー固定部後面図、第4図は左右の
傾きを変えた場合の耕耘カバー固定部後面図、第5図は
スイングアーム正面図、第6図は従来のスイングアーム
を示す後面図、第7図は両スイングアームを「く」の字
形に構成した実施例を示す耕耘カバー固定部後面図、第
8図は波形係止部を有する支柱にて固定した耕耘カバー
固定部後面図である。 12…ビーム、14…耕耘カバー 20…スイングアーム、20a…長孔 22…支柱、22a…長孔
面図、第2図は同じく耕耘カバーを上方にスイングさせ
た状態の後面図、第3図は本考案のスイングアームを用
いて固定した耕耘カバー固定部後面図、第4図は左右の
傾きを変えた場合の耕耘カバー固定部後面図、第5図は
スイングアーム正面図、第6図は従来のスイングアーム
を示す後面図、第7図は両スイングアームを「く」の字
形に構成した実施例を示す耕耘カバー固定部後面図、第
8図は波形係止部を有する支柱にて固定した耕耘カバー
固定部後面図である。 12…ビーム、14…耕耘カバー 20…スイングアーム、20a…長孔 22…支柱、22a…長孔
Claims (1)
- 【請求項1】左右の耕耘カバー14L・14Rをビーム
12の部分に設けた蝶番21を中心に上下に回動可能と
した構成において、耕耘カバー14L・14Rの上面に
スイングアーム20L・20Rの下部を枢支し、該スイ
ングアーム20L・20Rに穿設した長孔20a・20
aに、固定ボルト24を嵌合し、更に該固定ボルト24
を係止する支柱22をビーム12より立設し、該固定ボ
ルト24が嵌合される支柱22の穴を長孔22aとし、
該固定ボルト24を、支柱22の長孔22a内で上下に
摺動可能としたことを特徴とする管理機の耕耘カバース
イング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986000420U JPH064647Y2 (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 | 管理機の耕耘カバ−スイング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986000420U JPH064647Y2 (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 | 管理機の耕耘カバ−スイング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62111302U JPS62111302U (ja) | 1987-07-15 |
JPH064647Y2 true JPH064647Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=30777378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986000420U Expired - Lifetime JPH064647Y2 (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 | 管理機の耕耘カバ−スイング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064647Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015057966A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | ヤンマー株式会社 | 耕耘カバー |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55126702U (ja) * | 1979-03-02 | 1980-09-08 | ||
JPS5826803U (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-21 | ヤンマー農機株式会社 | ロ−タリ−耕耘装置の耕耘カバ−上下回動装置 |
-
1986
- 1986-01-06 JP JP1986000420U patent/JPH064647Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015057966A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | ヤンマー株式会社 | 耕耘カバー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62111302U (ja) | 1987-07-15 |
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